Cubeの日記: libjpeg.dylib のコンパイル方法 2
日記 by
Cube
オープンソースのグラフィックソフトを MacOSX でコンパイルするときに引っかかること.
それは
- libjpeg
- libtiff
- libpng
といった,画像処理用ライブラリが(gcc が探せる場所に)
インストールされていないということ.
特に libjpeg は普通にコンパイルしてしまうと,
本当は シェアドライブラリである libjpeg.dylib のほうがが欲しいのに
スタティックライブラリである libjpeg.a しか出来ない.
さらに--enable-shared のオプションを明示的につけて configure
しても, make 時に "libtool 云々"といわれてエラーになる
そんなこんなでかなり鬼門.
(Fink に頼ると言う手段もあるけど,個人的に Fink は嫌い).
今日,やっとのことで,libjpeg をコンパイルする際の
スマートな解決策を見出したのでメモ.
(スマートといいながら,実はかなり泥臭い.ということでバッドノウハウ認定)
- JPEGグループから jpegsrc.v6b.tar.gz をダウンロード
- ダウンロードした tar.gz ファイルを展開(→ jpeg-6b ディレクトリができる)
- jpeg-6b フォルダ下で,以下のコマンドを実行
./configure --prefix=/usr/local --enable-static --enable-shared
- config.status ファイルが作成されるので
s%@LIBTOOL@%./libtool%g
この行を探し出して( libtool で検索をかけるべし)
s%@LIBTOOL@%/usr/bin/glibtool%g
と改変
- 改変したファイルもシェルスクリプトなので,
./config.status
で実行(→ Makefile が書き換えられる)
- make を実行 → make install でインストール
原因は ソースがメンテされていなくて,古すぎってことだな.
当然 autoconf のバージョンも古すぎ,という事なんだよな.
それって・・・ (スコア:0)
#AC!
Re:それって・・・ (スコア:1)
でもなんか「きれいじゃない」ことも確かかと8-P
Cube