本家/.の記事より。昨年/.Jでも既報の通り、原作者ダグラス・アダムズ亡き後アイルランドのベストセラー作家オーエン・コルファーが書き継ぐことになった「銀河ヒッチハイク・ガイド」の続編だが、10月に出版が予定されているその続編、「And Another Thing...」のレビューが出始めている(Keeping the Doorの記事)。出版社が前半部分を書評家や著名なファンに送ったためだが、それらによれば、残念ながら出来にはあまり期待出来ないようだ。

ダグラス・アダムスのファンサイトを運営するニコラス・ボッティ氏によれば、「『銀河ヒッチハイク・ガイド』に笑いを求める人にとっては、がっかりする結果となるだろう」とのこと。「おもしろいところもある(とくに出だし)。しかしコルファーのアイデアはアダムズほどオリジナルなものではないし、驚きも少ない。それに、彼はアダムズほど喜劇におけるタイミングを把握していないようだ」としている。ちなみにアダムズ自身は、「5よりも6で終わるほうがよい」と6作目の執筆を希望していたそうだ。