フリーソフトを無償にするのは後でお金を取りたいから 21
ストーリー by kazekiri
まずここから聖域なき構造改革 部門より
まずここから聖域なき構造改革 部門より
wakatono 曰く,"社団法人著作権情報センター の、フリーソフトウェアに関するQ&Aの1つにこんなのがある。相当前にこの文章を見た覚えがあるが、いまだにまんまの形で残ってるとは驚きだ。
著作権についての記述はまだしも、フリーソフトが「後の費用回収を見込んで無償にしている」とかかれているのはどうかと思う。
この団体は文化庁管轄であり、その歴史も長いことから、多くの企業がここの見解を社内のガイドラインに使用している現状もある。そういったところがこのようなコトを「いまだに」声高に言ってるのはなぜだろう。"
著作権についての記述はまだしも、フリーソフトが「後の費用回収を見込んで無償にしている」とかかれているのはどうかと思う。
この団体は文化庁管轄であり、その歴史も長いことから、多くの企業がここの見解を社内のガイドラインに使用している現状もある。そういったところがこのようなコトを「いまだに」声高に言ってるのはなぜだろう。"
"
一説にはその筋の権威である大学教授の意見が反映されたとも言われているこの文章、はたして現状にあってるのか?と見直されたことはないのだろうか?
ここで、現在の経済財政政策担当大臣であるところの竹中平蔵氏の発言中に、「オープンソースムーブメント」という言葉が使われているのがわかる。こういった言葉が政治家から出てくる中、そして「変化と革新」が叫ばれている中で、著作権情報センターよ、己の位置に安穏としてるだけでいいのか?"
ここで、現在の経済財政政策担当大臣であるところの竹中平蔵氏の発言中に、「オープンソースムーブメント」という言葉が使われているのがわかる。こういった言葉が政治家から出てくる中、そして「変化と革新」が叫ばれている中で、著作権情報センターよ、己の位置に安穏としてるだけでいいのか?"
彼らにとっては、フリーソフトウェア/オープンソースソフトウェアはおもちゃで しかないのだろう。とりあえず意見/暴言募集。
著作権団体のパトロンは誰かを考えれば当然 (スコア:4, 興味深い)
著作権情報センターのような著作権に関する団体というのは、 著作権ビジネスで収益を上げるビジネスモデルを採用している 企業をパトロンとしているわけで、 フリーソフトウェアの普及というのは 彼らにしてみれば首を締められる思いなのではないかと推察します。
それは基本的に MicrosoftのMundie氏の発言 (ZDNETの報道のこれ とか これ とかも参照。 ここSlashdotだとこのへんも)や、 あるいは休刊したbitの末期にあった ACCSの 久保田専務理事の連載での、 フリーソフトェアの普及が 「知的所有物にお金を払う習慣をつけさせなくする」ことへの 危惧の表明と、同質のものでしょう。 単なる無知から来るものではないので、 あの抗議運動にも反応がないのではないかと推測してます。
それは"free"が理解できないから (スコア:2, すばらしい洞察)
ままごと (スコア:2, 興味深い)
けっきょく、言いたいことは、「ままごと」も必要だってこと。
Re:それは"free"が理解できないから (スコア:2, 参考になる)
よくあちこちで話するんだけど...
商用ソフトってのは、「あー今日も仕事だダリーなぁ」とか言いながら、無名なサラリーマンプログラマが書いてるわけでしょ。フリーソフトウェアってのは、自分の名誉と技術の粋を尽して、名前聞けば多くの人が「ああ」ってわかる著名プログラマが書いてるわけでしょ。冷静に考えれば、どっちが良いものが出来るか、それを考えれば「ままごと」とは言えんと思うのだが。
それと、これはソフトに限らないけど、「ボランティア」ってもんに妙な偏見があるんだよね。仕事が出来ない(金儲けの出来ない)奴とか暇な学生がやってるもんだとかって。現実には、本業じゃあ力を発揮しきれなくて、欲求不満になってる奴がやってることの方が多いのに。
あー金か。私は喧嘩を商なってるから B)
他にも (スコア:2, 参考になる)
無料で公開して後から有料化したって金を払ってまで使いたいと思えるほどのものか判らないしそうではないものもいっぱいあるし。
役所的組織は事実調べずに、主観でモノを言う (スコア:2, 興味深い)
☆(彼らはいかにしてビジネススタンダードになったか)
☆http://bizit.nikkeibp.co.jp/it/linux/opensource/
事実をちゃんと調べてないわけですね。めんどくさいから。
あるいは、語彙をねじ曲げて、自分と違う思想の存在を認めないという立場だともいえます。
そのどちらかでも許されるのは、役所くらいなもんであり、”公僕”といいながら、市民の自由と税金と生産性を奪っているわけだ。
フリーで公開されている、日本語ドキュメントは重要だ。フリーに関する文献は、当然英語でかかれているモノが原点だが、それを咀嚼する第一歩が日本語化だと思う。
--- akirax ★☆☆
Re:それは"free"が理解できないから (スコア:2, 興味深い)
--- akirax ★☆☆
Re:それは"free"が理解できないから (スコア:1)
Re:著作権団体のパトロンは誰かを考えれば当然 (スコア:1)
もしもそのような事情がある団体だとすれば、WWWサーバも商用ソフトで固めるのがスジというものですね。
#まあ、サーバ運営は業者に委託してるんでしょうけど。
他人のモノは自分のモノ、自分のモノは断固として自分 (スコア:1)
自分の利益にならない知識なんて、これっぽっちも知る必要がないと思ってますから、道理を説いても無駄ですし。
世の中にはプライドがお金に優先する人と、何が何でもお金が優先する人の2つが居ます。あ、それ以外の人は普通の人ですのでご心配なく。(笑)
--- akirax ★☆☆
Re:他人のモノは自分のモノ、自分のモノは断固として (スコア:1)
失礼しました。(^^;
Re:著作権団体のパトロンは誰かを考えれば当然 (スコア:1)
そういえば、あの抗議文が、インプレスとか日経BizとかZDNetとかで紹介された ことって、ないような気がする…
"Quidquid latine dictum sit, altum videtur."
Re:著作権団体のパトロンは誰かを考えれば当然 (スコア:1)
Re:そこまで叩かなければならないの? (スコア:1)
大体 free ware と言えど使用条件がほぼ確実に明記してあって著作権者の権利を行使しているのにそういったものに触れずに金の話しを持ち出して殆どの者が下心あってのものだよと言う展開の何処が酷くないのでしょうか。
Re:それは"free"が理解できないから (スコア:1)
無名かもしれませんが、職業プログラマにも社名に自分の技術とプライドを懸けてプログラミングしている人もいますよ。
Re:役所的組織は事実調べずに、主観でモノを言う (スコア:1)
実際にそういう相談に多数乗っている人ですから。
そして、彼の周りではああいう事例が多数だったのではないでしょうか。
考え方を変えさせるには、抗議なりで地道に訴えていくしかないでしょうね。
すでに大量の抗議文は届いているはずですが(笑
そこまで叩かなければならないの? (スコア:0)
「フリーウェア」を「フリーソフトウェア」と勝手に読 替えての議論は問題ありです。フリーウェアの危険な ライセンスに対して注意を払うようユーザーに啓蒙する 事は大切なことです。
さらに、世の中には、「フリーウェア」「シェアウェア」 の他に free software と呼ばれるものが存在して GPLのように、利用者の自由を保障し、自由を守る目的に のみ著作権者の権利を行使を行う事を宣言したライセンス で配布されている事実を付け加えておけば、結構まともな 解答になっていたと思います。
Re:そこまで叩かなければならないの? (スコア:0)
Re:著作権団体のパトロンは誰かを考えれば当然 (スコア:0)
みんな記憶から消したい、「ステ」なのでは。
これを最初に読んだとき (スコア:0)
私だけではないだろうなぁ。
Re:役所的組織は事実調べずに、主観でモノを言う (スコア:0)
Linus自伝と、「リナックスの革命」を
立て続けに読みました。
どちらも自由に楽しんでHackすることの素晴らしさを
きっちり説いている良い本だと思いました。
特に後者は面白かったです。神(キリスト教の)は
初代のHackerなんだそうです。6日徹夜して
この地球を作るという偉大なHackをしたんだそうです(^^;
あの頁を書いた偉いさんに、読んで欲しい本です(笑)