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517 story

SCSI復調の兆し 30

ストーリー by wakatono
スカGではありません(実話) 部門より

MisakiTRA. 曰く,"矢野経済研究所のプレスリリースより、2001年の3.5インチSCSIハードディスクの出荷台数は、サーバ周辺のストレージ市場拡大により、前年比28.1%増の2600万台となる見込み。一方で、3.5インチIDEはほぼ横ばいで、HDD全体では前年比5.6%増にとどまる見込みとしている。PCのみならずエントリーサーバでも安価なIDEに押されていたSCSI HDDだが、まだまだ生き残ってゆけるのだろうか。SCSIとIDEのメリット・デメリットも含めて、将来を占いたい。"

SCSIデバイスの価格は決して安くはないが、それに見合った長所もある。IDEが普及してSCSIの持つ長所を再確認できたというところもあるだろう。さて、/.Jのみんなはどう見てるのかな?

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Mc.N (3705) on 2001年07月14日 5時01分 (#7105) 日記
    SCSI と比べて IDE はその場しのぎの仕様が目に付きます。その度 BIOS や IDE の仕様に気をつけなければいけないのが痛いと思います。

    ・528 MB の壁→Enhanced IDE へ仕様変更
    ・8.4 GB の壁→INT 13 Extensions で対策
    ・137 GB の壁→[Big Drives Technology] へ仕様変更

    #実はこの方が需要が伸びていたりして、、、:-P
    --
    Mc.N
  • 一昨年CD-R/RWドライブを買ったときは、面倒くさくなさそう、
    安定していそうという理由で、SCSIタイプを買いました。
    今は、もうATAPIでいいんでしょうかね?
    皆さんどうしてますか?
  • by nidak (2008) on 2001年07月14日 10時04分 (#7135) ホームページ 日記
    Macユーザーの自分としてはSCSIよりもFireWireにもっと発達してもらいたいと思う。転送速度も速いし、Plug&Playも快適なので。老若男女問わずに簡単に使えるのも魅力だと思うのだけど。
    --

    There is no spoon.
  • by Asagi (333) on 2001年07月14日 2時03分 (#7092) 日記
    FireWireもFibreChannelもSCSI規格に含まれるのですが、この統計にも含まれてるんでしょっか?

    そーゆー意味では特にサーバ分野では当面SCSIが主流ではないかと。

    #インタフェース・レベルでの出荷台数の比較自体、あんまり意味がないような気もしますが。
  • by yuki (76) on 2001年07月14日 7時16分 (#7115)
    >・8.4 GB の壁→INT 13 Extensions で対策

    これはひとえにBIOSのAPIの問題なので、SCSIでも同じです。

    >・528 MB の壁→Enhanced IDE へ仕様変更

    これもよく誤解されていますが、ドライブ側は何も変更はありません。BIOSの仕様の問題です。
    (IDE固有の問題ではあるが)

    IDE自体は、昔から137GB(128GB)のアドレス能力をもっています。

  • ATAPI にしてます.

    Linux の場合,IDE SCSI エミュレーションで,仮想的な SCSI ホストアダプタにぷら下った SCSI デバイスとして認識されます. もちろん,cdrecord で CD-R/RW を焼くこともできます.

    ちなみに,SCSI は,MO ドライブを接続するのに使っています. たまたま手持ちが SCSI ドライブだ,という理由からですが. こちらも今買うなら ATAPI ドライブにしてしまうかもしれません.
    # あと,SCSI 接続の 100M Zip も持ってるけど,今は使ってないな.

  • by ray (3998) on 2001年07月14日 7時57分 (#7117)
    > FireWireもFibreChannelもSCSI規格に含まれるのでが、この統計にも含まれてるんでしょっか? 「SCSIコマンドを解釈可能なインターフェースを持った ハードディスク」を数えてるんでしょうね。 ホストへどんな物理層でつながっているかはとりあえず無視か。
  • ソフトが対応してれば何ら問題ないでしょう。
    今はATAPI CDドライブもUltraDMAの時代ですし。
    (W2kだとデフォルトではPIO設定なので注意)

    昔はCDをつなぐのでさえSCSIしかなかったですが、
    今はCD/MO/zip...とたいていのものはATAPIやUSBでありますから、
    SCSIの必要性はどんどん下がっています(特にノート)。
    個人ユースでは、少々の性能の差などより、
    追加コストやドライバ供給の心配なしに気軽に使えることが
    重要だと思います。

    かつてSCSIコマンドをがりがり叩いていた者としては
    ここ数年のSCSIの退潮はさびしくもありますが。
  • by youkan (3208) on 2001年07月14日 8時07分 (#7119) 日記
    低価格NASはIDEですね。160/240GBはコストが安い。
    一度使ってみたいです。ミラーリングしている時、1台壊れた時に、オンラインのまま交換して、使い続けるのでしょうかね。
     FireWireも、個人で使うレベルはIDEですね。というか、勉強不足でSCSIを使っているのを見たことがないです。
  • by WindKnight (1253) on 2001年07月14日 8時18分 (#7120) 日記
    現時点では、IDEを変換して使っているような雰囲気なので、入ってないんじゃないかな。

    で、第3の選択肢として、USBってのも、これから出てきそうやね。
  • by youkan (3208) on 2001年07月14日 8時21分 (#7121) 日記
     最初の予測にまちがいがあって、DBサーバーのSCSIドライブのディスクを増やしました。RAID5だったので、2台追加しましたが、止めずにすみました。
     ホットスワップドライブを用意できるので、運用上、1台止まった時に、気にせず運用できると言う意味で、SCSIはgoodですね。
  • やっぱり SCSI 外付けでしょう。安定度、寿命、安心感(これが一番大きいが)が ATAPI のものとは違います。私も含めて私の周辺では、内蔵ドライブの場合の寿命はあまりよくありません。常時ONの内蔵はそのあたりが、、、

    ATAPIだと内蔵しか選べないことになり、最近の熱いケース内に耐えられないことが多いんじゃないでしょうか。(もっとも、ATAPIでもガシガシ外付けにしちゃる、という方もいるとは思いますが、、、)

  • 自分の内臓 ATAPI CD-ROM ドライブは先日
    壊れました。バルクを購入して 1 年と半年。
    Linux に慣れない頃は何度もインストール
    しなおしましたから、その間 30 分から 1 時間ほど
    回りっぱなしだったわけです。
    実のところ私はまだ SCSI を使ったことがありません。
    単にお金が無かっただけのことなんですが。
    SCSI にしても回りっぱなしだったら
    いずれは壊れるような気がするんですけど?
    うーん、でも 10 年以上問題無く動き続けている
    自宅の TV を見ると何とまあと思わなくもないですね。
  • ブートパーティションを同じインターフェイスのSCSI上に置くと問題が起こるかもしれませんが、別途カードがあれば、

    1. ドライブの電源オン
    2. SCSIのmoduleをinsmod
    3. ドライブを使う
    4. SCSIのmoduleをrmmod
    5. ドライブの電源オフ

    とかいう方法で必要なときだけ安全に電源を入れて使えると思います。もっとも、以前そうやっていたのはうるさいMOにたいしてですけど、、、 今でも同じ方法でCDRWなどに使えるのではないかと

  • 私の場合は

    • 高速のHDD系とは信号を分離したい
    • CD-RとDVD-ROMで最低2台は接続する
    • 基本的にFreeBSD, Windows2000といったマルチタスクOSでしか使わない

    という要件があるので, ドライバの実績のあるSCSIにしました. マルチタスクOSでATAPI接続だと, 速度の遅さが逆にあだになって他の所の足を引っ張りそうな気がするのですが, 最近はそうでもないんですかね?

  • by masashi (569) on 2001年07月14日 11時02分 (#7148) 日記
    以前使っていた理由は
    ・スキャナ,SyQestのリムーバブルHDD,MO,CD-RなどSCSIでしかつながらないデバイスがある
    ・IDEを使うと処理速度が落ちる(PIOのSCSIだと意味無いけど)
    ・X68030やPC9801に流用できる
    ・IDEだと機器が4台までしか接続できない
    などでした.

    現在は,
    ・スキャナなどはUSBがある
    ・IDEでもDMA転送を使える
    ・X68030やPC9801を使わなくなった
    ・IDEでもコントローラを追加すればよい
    ・サーバ機がうるさいのでHDDの回転を止めたい
    ・なによりHDDの値段が安い
    などの理由からIDEに移行中です.

    個人でSCSIを使う機会は確実に減って来たと思います.
    --
    masashi
  • EIDE の LBA(Linerar Block Addressing) 規格は 528MB の壁を突破するために後から制定された規格のはずです。実際、WD の 240MB の harddisk 辺りは CHS のみのサポートだったような記憶があります。

    SCSI の INT 13 Extensions はかなり前からサポートされてましたよね?私の記憶では AHA-1524 ですでにサポートされていました。当時、8GB を超える規格の必要性なんぞ思いもよりませんでした。需要の違いなんでしょうね。

    IDE の場合、市場にせっつかされてから反応しているので後手後手になりがちです。問題があるのが分かっているくせに先送りばかりしているから、、、
    --
    Mc.N
  • 他の workstation でも流用可能というのも SCSI の良い所だと思っています。

    x68k Expart だったので SASI Interfase で SCSI 機器が使用できる Driver を組み込んで無理やり動作させてました。なんか懐かしいな。
    --
    Mc.N
  • 確かにプライマリー/セカンダリーのマスター/スレーブに4台すべて繋げるとツライですね。
    ただ私はDMAカードをつけてすべてマスターに繋げているので、一応大丈夫。
    --
    脳味噌腐乱中…
  • by haru (2039) on 2001年07月14日 19時10分 (#7186) ホームページ 日記
    というより、私はHotPlugに対応しているのが良いですね。 USBやFireWireが魅力に感じるところってそこじゃないかと思います。 FireWire接続のHD(中身がIDE変換装置噛ましていない製品)が出たら、HotSwapにHD自身が対応しているのでサーバー関係にそれなりの需要がある気がするんですが。
    --
    脳味噌腐乱中…
  • ただ最近はIDE接続のホットスワップ製品も出てきています。
    --
    脳味噌腐乱中…
  • by youkan (3208) on 2001年07月14日 23時10分 (#7203) 日記
    でもね、五台増設したいっていうとき、できなかったりするけど、SCSIだと、ぜんぜん気にならないものね。
  • EIDEのLBAが後づけなのはおっしゃる通りですが、容量上限の拡大とは無関係です。
    CHSの場合、EIDE以前から、Cが16ビット、Hが4ビット、Sが8ビットで、最大で512x2^(16+4+8)=128GBです。
    LBAはCHSの各レジスタを連結してリニアな28ビットレジスタとして使うというだけで、容量上限はほとんど変わっていません。

    http://come.to/eide
    Contrary to common myth, LBA proper has nothing to do with breaking the famous 504MB (528 million bytes) barrier. In fact, even in the old ATA/IDE standard the capacity limit is well over 100GB.

    Enhanced IDEという名前とともにいろんな拡張が導入されたので混乱しやすいのですが、HDD自体に関しては容量にかかわる拡張はありません。
  • by yuki (76) on 2001年07月15日 3時50分 (#7240)
    >「SCSIコマンドを解釈可能なインターフェースを持った ハードディスク」を数えてるんでしょうね。
    >ホストへどんな物理層でつながっているかはとりあえず無視か。

    じゃあUSB HDDも。

    SCSIバスはだいぶ使わなくなりましたが、
    対照的にSCSIコマンドセットはstorage系の標準としてますます広がる勢いですね。
    ATAPIだって基本的にはSCSIコマンドだし。
  • 私の場合も似たような理由故に SCSI を中心に選んでいます。
        1) 中身が飛んでも良いものは IDE
        2) IDE/SCSI とも HDD とその他の接続を分離
    というのが基本で
        SCSI HDD 系は 2ch
                  より並列性を高めるため
        SCSI の HDD 以外は SCSI HDD とドライバが同一にならないようにする。
                  (例:ホストアダプタを異なるメーカーのチップのものに)
                  CD/MO 等が例えコケても HDD の内容への影響を最小限に留めるため。
                  最近はかなりまともになったけど HDD 以外の SCSI 機器の電気特性が悪くてアクセス中に固まる結果になるという経験を多々しているのも理由。

        SCSI にみたいに代替セクタ機能のない IDE HDD だと MBR が飛んだら同じドライブを用意して移して...なんてやらない限り中身を正常に取り出せないし、容量がでかすぎて必要最小限しかバックアップなんて取れない現状では、バックアップも必要最小限取るけど飛びにくい状態を作るのをどう工夫するか, 速度と財布とで相談した結果がこれ。RAID 5 にするにはちと財布が寂しい。
        勿論 HDD には個別と全体とでファンを付けて冷却するよう工夫してます。
        あと一度使ったフラットケーブルは再利用しない(SCSI/IDE)とか安定性向上には気を使っています。

  • by SAY (54) on 2001年07月15日 8時16分 (#7251) 日記
    単にだれもそれを利用したドライバを書いていないだけです。
    その昔 Adaptec が単体で発売していた頃の EZ-SCSI をそれが目的で購入したこともあった。

  • AHA-1542。
     それはともかく、モータは日本電産、GMRヘッドはTDK、コントロール基板上のチップの多くは日本製、
     プラッタのガラス板はどこだろう?
     プラッタの磁性体を塗るスパッタリング装置はアネルバ?
     ケースのダイキャスト用金型は日本製?

     規格をきめるところには日本は登場しませんね。
     コントローラのプログラミングも日本は?

     多くは関わっているが、重要な位置にはいない?
  • by Mc.N (3705) on 2001年07月16日 0時05分 (#7341) 日記
    確かに CHS の限界値は 128GB ですね。覚え違いしてました。

    フォローありがとう。
    --
    Mc.N
  • HDD の部品だけ見ると日本製が殆どでしょうね。以前 TV で上記の特集をやっていた時に「これこそ技術大国日本」とか言ってました。品質の良い物を黙々と作っている証拠でしょうね。

    ただなんか違和感があるんですよ>技術大国日本。米国ベンダーの下請け感が否めないんですよ。

    キャッシュアルゴリズムの殆どは米国の特許で縛られているというのを聞いたことがあります。実際どうかについては不明ですが、日本と米国の技術力の違いはここかな?と思いました。

    #技術奴隷日本に一票 :-P。
    --
    Mc.N
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