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パーキンソン病の仕組みが解明される 6

ストーリー by Oliver
科学は止まらない 部門より

hyoma 曰く,"読売新聞の報道によると、理化学研究所と順天堂大学の研究チームがパーキンソン病の仕組みを解明したと伝えている。
記事によると、脳内に不要なたんぱく質が蓄積され神経細胞を死に追い込むためだとしている。また、アルツハイマー病などの他の神経の病気とも共通点が多く、発症の仕組みの一端が解明されたことで、病気の予防や根本的な治療に役立つのではないかと期待されている。 日本国民の千人に一人がかかるとされているパーキンソン病発症の仕組みが解明されたことで、他の神経の病への新しい研究の筋道が開けたと言えるのかもしれない。"

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  • by halhal (2180) on 2001年07月17日 9時30分 (#7562) 日記
    ヒトのかかる病気では、「クロイツフェルト・ヤコブ病」がそれだったと思います。(いま調べたら、「ゲルストマン・ストロイスラー・シャインカー症候群」と「致死性家族性不眠症」もそうらしい)

    行動異常、性格変化や痴呆、視覚異常、歩行障害などで発症します。数カ月以内に痴呆が急速に進行し、ミオクローヌスと呼ばれるけいれん発作が起こります。発病より半年以内に自発運動はほとんどなくなり寝たきりの状態となります。そして、発病後1ー2年以内に全身衰弱、呼吸麻痺、肺炎などで死亡します。

    日本国内では脳外科の手術に使われるヒト乾燥硬膜などを経路に、54人以上の感染者があり、「薬害」(?)病として訴訟もあるらしいです。
  • by takasan (3581) on 2001年07月17日 14時28分 (#7622)
    亡くなった祖母がパーキンソン病でした。 本人は普通に歩いているつもりでも突然、足が 止まって転ぶ。肉体への命令系統が突然遮断される ようです。 歩行障害で転んでケガをしたり、骨折したりで とても気の毒でした。
    --
    Taka-san
  • by furuse (564) on 2001年07月16日 23時52分 (#7530)
    >脳内に不要なたんぱく質が蓄積され
    >神経細胞を死に追い込むため
    というところが狂牛病と似てるように思えます。
    テレビで見ただけの、あやふやな知識ですが。
  • もうちょっと詳しくコメントした方がいいのかもしれませんが
    (ユビキチン化とは何かとか),今回の話のパーキンソン病の
    タンパク質分解経路である

    ユビキチン化→プロテアソームでの分解

    という分解系はは狂牛病の原因であるプリオンの分解とは直接的な
    関連はないとされています.
    またプリオンのような感染性のあるタンパク質による疾患は
    人では他に見つかっていません(ちょっと自信ないですが).

    顕微鏡下で見ると異常な沈殿物とか顆粒が見られる,という
    共通点はありますが,生体内での形成メカニズムは違う,
    ということです.
    --
    kaho
  • マイケル・J・フォックス かんばーっくっ!
  • by Anonymous Coward on 2001年07月17日 1時25分 (#7543)
    が莫大な金を注ぎ込むかもね。
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