The prosecution of the Russian software engineer should worry security researchers, said Robert Graham, chief scientist for security company Internet Security Systems.
"All security people in this industry are in danger of falling afoul of laws," he said, adding that the choice of who gets prosecuted by the FBI is typically a matter of bad luck. "There is so much stuff going on right now; if the FBI doesn't like you--if you are not squeaky clean--they can get on your case.
closedな「囲いこみ」を正当化するのがDMCA (スコア:3, 参考になる)
デジタルミレニアム著作権法(DMCA)は 著作権管理メカニズムを「迂回」できる仕掛けの配布を禁止してます。 暗号技術は、著作権管理メカニズムの実装として出てきているだけです。
著作権管理技術、とくに DVDのCSSとか、この記事で紹介しているような コピーを直接防止するようなものは、 結局のところエンドユーザにブラックボックスを持たせることになるわけで、オープンソースだとか セキュリティからの観点でのいわゆるfull disclosure principle とかとはえらく相性が悪いことになります (なぜなら、オープンだったら、ユーザが 「生データ」へアクセスできる可能性が生じる)。 closed な技術で、 エンドユーザのコンテンツ享受の仕方を 徹底的にコントロールして、 そこにビジネスの種を見出す、というのが この手の著作権管理技術の「ウリ」ですね。 ここで、「企業の囲い込みは正しいんだ。 それをくつがえす『オープン』な取り組みは悪だ」 というのが、DMCAのありかただし、 また同時期に改訂された日本の著作権法の メッセージです。
アメリカだけでなく日本でも同じ問題があるし、 また政府のいまの「IT戦略」というのは、 基本的にそれを後押しするものだ、ということは 「IT戦略本部」の議事録等からもうかがえます。 IT戦略本部で語られる「競争重視」政策は、 あくまで事業者間の「オープンな自由競争」に 力点があるのであって、 エンドユーザ、とくに日々おうちでコードと戯れて make world してるような/.な人達の求める 「オープン」な世界とは違う方向を向いている、 ということは把握しておいて損はないでしょう。
PDFも著作権管理機能はついてたり (スコア:3, 参考になる)
PDFでも、著作権管理機能はついてますね。 これはファイルのコピーは禁止できないんで、 印刷禁止とか、copy&pasteの制限とか、 そんな感じですが、財務省印刷局のPDF官報でも 愛用されている仕組みです。
これについては、Ghostscriptとかxpdfのソースを いじくると簡単に回避できちゃったりする程度の advisory protection でしかなかったりしますけど、 でもやっぱりおおっぴらにやったら問題にされるはずで 要はAdobeはそーゆーのが好きってことではないかと。
ZDNETの怪しい省略 (スコア:3, 興味深い)
ウィスコンシン大学のVaidhyanathan教授のコメントと、
という一節の間にこの部分があったのですが、これが抜けているために日本語版の記事では「私が知っているセキュリティ研究者は,ほとんどが清廉潔白ではない」という発言がVaidhyanathan教授のコメントのように読めます。実際は「さらに同氏はこう付け加えた。」の同氏とはRobert Graham氏のことなのに。さらに、『さらに同氏はこう付け加えた。「私が知っているセキュリティ研究者は,ほとんどが清廉潔白ではない」』というコメントが上に訳したコメントから切り離されたことによって、あたかもセキュリティ研究者は皆怪しい海賊版製作者であるかのような印象を日本版は与えています。本当は、抜けている一説とあわせて読めば、Graham氏がいいたいのはどちらかといえば、「完全に聖人君主でなければFBIはだれでもパクれるんだよ」ということなんですが。
単に翻訳者が間抜けなだけだとは思いますが、訳が間違った印象を与えているので報告させていただきました。
本家でも話題になっているね (スコア:2)
There is no spoon.
キラストレータの件は (スコア:2, 興味深い)
キラストレータの一件はアドビに非は無いと思いますよ。
ドイツでは商標及び著作権利者以外の第三者も違反者、を提訴する事が可能なので勝手に訴えて高額の「手数料」を被疑者に請求する法律ゴロの類が最近増えているそうです。
今回の件はその向きの法律家がアドビに連絡も無いまま勝手に行った事と聞きました。むしろアドビ自身驚いてたようですし。
どっかのMLで聞いたと思ったんですけどソース失念しました。すんません
法で暗号を強化 (スコア:1)
正しいアプローチとは思えない。
Re:法で暗号を強化 (スコア:1)
同感.
「ソース非公開のソフトは,内部を解析されづらいので安全」というのと同じ理屈ですな. 危険を隠蔽する役目はあるのかもしれないが,それでは「象が踏んでも壊れない」プログラムには成長しないでしょう.
Adobe なんてつぶれちゃえ (スコア:1)
Re:Adobe なんてつぶれちゃえ (スコア:1)
象が踏んでも壊れないコメントを作るためには
ぜひ頑張って続けてください(^^;
>Adobe の製品は絶対に買わない
しかし、フォントだのプリンタだの
PSだのPDFだの…
やたらと色々と有るなあ…(T_T)
#「買わなきゃ」いい、という卑近な話じゃないんですよね?
Re:Adobe なんてつぶれちゃえ (スコア:1)
あげあし(すんません) (スコア:1)
弁護士団ですな。
でも本当に一個師団くらいいそうで怖いな :) > Adobe の弁護士団
Re:Adobe なんてつぶれちゃえ (スコア:1)
はーい.ワタシもそうしてます.
....というか,高くて買えない....
#だから,ウチのIllustlator は5.5,
#Photoshop は3.0のまま....
#5年前から時間が止まってる.
#でも,今のマシンで使うと,すごく早くて軽くて快適(笑)
Re:ZDNETの怪しい省略 (スコア:1)
Re:Adobe なんてつぶれちゃえ (スコア:1)
は?あたりまえでしょ?
あんな奴らのセイヒンなんぞを、不正
(それを不正だと誰が何故定めたかはどうでもよくて、単に
実行する際に立ちはだかる障害の1つという意味)をしてまで
getしたいなどと思ってしまった自分を、恥じますね俺なら。
店頭で1パッケージも売れずに埃にまみれて風化しちまえ。
Re:ZDNETの怪しい省略 (スコア:1)
期待してないっすよ俺は。
自分用設定では、表示スレッショルドを-1にしてるもん。
ランク付けってのが長い目で見て旨くいくなんてのは幻想じゃないかな。
それこそこの手の話題と同じで(笑)、やっぱりFREEがいいんだよきっと。
訴え取り下げだとさ (スコア:1)
ZDnetの記事。検事当局はまだ釈放してないとも。
勉強になりました。 (スコア:0)
Re:ZDNETの怪しい省略 (スコア:0)
なんでこれが スコア:1 なんだ、「モデレーション」は機能してねぇんじゃねーの?