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621 story

光学信号を送るエイリアンを捜せ 28

ストーリー by Oliver
惑星間モールス信号 部門より
nidak 曰く,"本家発。BBC Newsが、電波ではなく光を利用し我々にコンタクトしようとしているET(っていうかエイリアン)を探す、SETIの新しい試みを報じているぞ。
ところで昔、自分のかよっていた大学の教授が言っていたのだけれど、「エイリアンが我々と同じスピードで生活しているとは限らない、彼等が『こんにちは』をいうのに3時間必要だとしたら、我々はそれを言われていることに気付かないかもしれない。」といった事態をSETIは考慮しているのかな?"

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  • 宇宙人も (スコア:3, 興味深い)

    by nidak (2008) on 2001年07月26日 1時42分 (#9534) ホームページ 日記
    はじめは人気者の顔でやってくる。
    --

    There is no spoon.
  • 生命はすべて化学反応と化学結合を使う、と仮定すれば、化学結合の強さなんてだいたいどれも似たようなものだから、動作速度と動作温度はだいたい対応する(アレニウスの式)。しかし一方で、温度は安定性と多様性とのバランスをも支配しているから(ボルツマン分布)、あまり低温だといくら時間をかけても最安定な物質しかできないしあまり高温だとぐちゃぐちゃになる。というわけで、生物の動作温度の分布はそれほど広くはないはず。したがって、生物の動作速度の分布もそれほど広くないはず。

    化学反応の代わりに核力のような強い力や重力のように弱い力を用いた生命って、あるのだろうか。ただ、それらはそれ固有の動作温度や動作速度を持ってるのだろうけど。

  • Re:それはそうと (スコア:2, 参考になる)

    by von_yosukeyan (3718) on 2001年07月25日 23時55分 (#9516) ホームページ 日記

    >それはそうと、地球からエイリアンに向かって信号を発信する試みってあるんですか

    1974年と1984年の二度に渡ってエイリアンに向けて通信を行っています

    このリンクの下のほう参照

    SETIは基本的にはエイリアンが、彼ら以外の知的生命体(彼らにとってはエイリアン)に対して発した通信を拾うっていうよりも、広く彼らの星間通信を拾うってところがメインっぽい気がするです

    #違ってたらごめんなさい

  • by aloe plant (80) on 2001年07月26日 0時12分 (#9519)
    地球の生物だと神経中の電気信号の伝達スピードは シナプス接合のせいか音速程度も出ていないけど、 原理的には光速近くまでいけるはず。 そんな生物がいたら頭脳でも運動能力の面でも 我々を圧倒するだろう。
    いろんなパラメータをできるだけ精密に測定する時、 時間軸だけ突出して精度良く測定できるのは、 裏返すと我々が超スローだという事を示唆している。
  • by T.Sawamoto (4142) on 2001年07月26日 0時23分 (#9522)
    懐かしいですね、竜の卵。
    逆のパターンで、ロジャー・ゼラズニイの短編「超緩慢な国王たち」(「伝説の書に捧げる薔薇」収録)ってのもありました。
  • Re:それはそうと (スコア:2, 参考になる)

    by T.Sawamoto (4142) on 2001年07月26日 0時32分 (#9524)
    オズマ計画は確か受信だけだったと思いますが、アレシボ・メッセージって奴がおっしゃってるものだと思いますです。
    アレシボ天文台から、球状星団M13に向けて発信されたものですね。
    (ドナルド・モフィットの「創世伝説」を思い出す…)
  • by G7 (3009) on 2001年07月26日 0時54分 (#9528)
    素晴らしい洞察だと思うんだけど、
    一方で、それだけじゃ我々より遅いヤツラが居ない
    と言える理由には、ならないっすね。
    現に地球にも我々よりかなり遅い神経システムの
    生物が一杯いるわけで。

    ま、神経なんて概念がどんだけ異性人(人なのか?)に
    意味があるのか謎ですし、考え出したら多分
    想定しないとならない定義域は広がることは有っても
    狭まることはないでしょう。
    なにせ相手がいかなるものなのかは
    (地球の)誰も知らないのだから。

    そういや新井素子「星から来た船」に、相手が
    目の前に存在するのに意思疎通手段が全く判らぬまま
    2つの生命体群(一方は所謂地球人たち)が
    膠着状態に陥る、っていう話があったな(^^;
    なにせ相手が敵(意が有る)か否かすら
    測定手段が無いという…

    ま、取り敢えずは、直感的(=狭い)にコレと思った定義域を
    観測してみる、それで飽きたら(笑)次の定義域、ってな
    とこじゃないですかね。何万年かかるか不明だけど、
    まぁ気長にやってくれや。俺たちゃその元年を目撃した
    という栄誉(?)くらいで満足しとくからさ。

    余談:
    同じく「星へ行く船」で、秘密と秘密を運ぶ自分の身とを
    同時に「守る」ための最高の手段として、
    その秘密を大衆に暴露しちまう(あれはTV局乗っ取りだったな)
    ってのが有ったね。
    俺、あれを読んだときに、FREEって概念を知った気がする。
    今(?)風に言えばInformationWants2bFree。
    もう10年以上も前。
  • by novastyli (3559) on 2001年07月26日 1時52分 (#9535)
    金属板を載せたのはパイオニア10号ですね。

    ボイジャーに載せたのは金メッキした銅製のアナログレコードで、自然音各種音楽55ヶ国語での挨拶日本語)、アナログエンコードされた115の画像が記録されていました。針とカートリッジも載せたようです。

  • by Ryo.F (3896) on 2001年07月26日 11時01分 (#9583) 日記
    > ま、神経なんて概念がどんだけ異性人(人なのか?)に
    > 意味があるのか謎ですし

    意味があるらしいっす。
    私はよく「あなたって、っっっんとに無神経!」、
    って、異*性*人に言われるっす。
  • あんまり極端に動作が遅い生命形態だと、惑星系の一生のあいだに進化しきれないので、少なくとも「高等」生命で極端に遅い(たとえば人間の10^10倍遅いとか)のは考えにくいんじゃないかな。

    え?宇宙生命? 宇宙も始まってたかが数百億年くらいだしなあ。

  • by masamic (1186) on 2001年07月26日 20時16分 (#9702) ホームページ 日記
    されているとつらいねえ。

    あと、重力波通信とか。

    これはまだ実現されていないけど、超弦理論のよっ
    て予言されている、コンパクト化された6次元時
    (?)空間を伝播する素粒子を利用した通信とか。

    これだと、通常空間と比べると相当な超光速通信が
    実現できる。
    もちろん、コンパクト化された6次元時空間内でも
    光速を超えることはできないかも知れないが、それ
    でも閉じていれば最大でも直径数センチの大きさし
    かないとされる空間では光が移動するのは一瞬といっ
    てもよい。

    もっとも、

    どうやってこの空間にアクセスするかが一番の問題
    だが…。
    --
    masamic
  • 光と電波 (スコア:1, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2001年07月25日 21時46分 (#9479)

    光と電波って、波長の違いだけだったような気が....

    地球外の生物だと、どっていもでどーでもよかったりする、ってこたぁないかい?

  • まぁ要するにだ、光の帯域まで探索の幅を広げてみたってところだぁね。
  • > 「エイリアンが我々と同じスピードで生活しているとは限らない

    あぁロバート・L・フォワードの「竜の卵」を思い出した。
  • by kiyotan (3912) on 2001年07月25日 23時05分 (#9505) 日記
    それはそうと、地球からエイリアンに向かって信号を発信する試みってあるんですか? 僕はボイジャー(USSに非ず)に乗っけた金属板しか知らないんですが。
    --
    Kiyotan
  • 宇宙タクシーが来るとか。
  • by argon (3541) on 2001年07月25日 23時49分 (#9513) 日記
    13x11=143のように素数の積で画素を表し、
    そのオンオフで二値平面画像を伝送する試みというのが あったはずです。

    宇宙人はいるだろうかの1974年の実験がそれかもしれません。
  • by kiyotan (3912) on 2001年07月25日 23時50分 (#9515) 日記
    まぁ、それはそうなんですけど、もっと指向性の強いのでビシッと送ってたりしないのかな?と。意外とK2K実験で飛んでったニュートリノがどっかでキャッチされてたりして。昔オズ(マ?)計画とか言う響きのものを聞いたことがあるんですけど、あれは受信だけでしたかね?巨人の星と混乱してるかな?
    --
    Kiyotan
  • してたら電波でも光でも SETI@homeみたいなやり方じゃ探知できないんじゃないかと、ふと...

    ET: え?まさか、アンタら使ってなかったとは思わなかったぜ!
    --
    // kraymor
  • by Mc.N (3705) on 2001年07月26日 1時15分 (#9532) 日記
    カーボン生命とは進化の過程が違うとか。

    #宇宙刑事にしたって蒸着以外、そんなに速いわけではないようですし =)。
    --
    Mc.N
  • by jean (3538) on 2001年07月26日 9時35分 (#9563)
    これは的確な返答ではないかもしれんが
    体感時間っていうのかな?あるじゃない

    ねずみから見れば象は究極にノロイ生物だし
    象から見ればねずみは早すぎて手におえないだろうし

    ま、そんな感じってことで
  • by giuko (3578) on 2001年07月26日 9時49分 (#9566)
    人間vsハエ・蚊でもいいですな。

    ハエや蚊にしてみれば、人間が自分を叩こうとしてもすげーゆっくりと手を下ろしているようにしか見えないというのをNHK教育でやってたBBCのサイエンスドキュメンタリーで見た事がある。
    --

    --
    10 beep
    20 goto 10
  • 例えば(SFちっくですが),
    ある有機体が進化の過程で何らかの理由によって,コミュニケーション手段として俗に言う"第6感"を選択していた場合,我々との会話手段がありません.(会えれば文字とゆう手段がありますが)
    もし"彼ら"の技術レベルが高ければ,我々の電波を翻訳できる可能性があります.
    結局,少なくとも我々の知能レベルや,科学技術レベルと同等でないと,コミュニケーションは難しいし,そのような有機体でないと存在確認は難しいと思います.

    運良く"彼ら"の電波を拾ったとしても,返信してそれが届く頃には"彼ら"は滅亡していたという可能性大と踏んでます.(逆の可能性の方が高いかも?!)
    --
    Good Day Sir !
  • ついでに、その異*性*人が、もし同時に異*星*人であったならば
    是非報告してください。
    その異*性*人の信頼と引き換えに
    他の人類から賞賛されるかも知れません。

    和訳:パッチ歓迎しますm(_)m(ぉ
  • てゆーか、技術「レベル」って考え方がまず変なんじゃないかなあ。
    技術はやっぱり、ベクトルっすよ。方向性を加味しなきゃ。
    高い低いなんて考えが出来るとは限らないようなものっすよ。

    というか、それを変だと思ってしまったが最後、
    前述の「定義域」が(人間にとって(笑))収拾つかないくらいに
    広がってしまうんで、敢えて考えないことにしてる、
    っていう人間が多いんじゃないかと邪推してるんだけど、
    スラドみたいなところでこれといった拘束もなく喋る場合には
    そういう光速問題は抜きにして考えたいなあ。

    「技術」なんか持っていない鷹は、
    飛ぶこと(の器用さ)と視力に関しては
    人間の想像(^^;を絶する能力(技術と呼ぶかな)を
    既に持っているんだし。
    きっとその高い視力で夜空を見上げて
    とっくの昔に木星の輪とかに気付いていたかも知れない。

    あ。普通の鷹は夜目は利かないなあ(笑)

    あ。上のほうで「素晴らしい洞察」を頂いたみたいですが、
    その栄誉は全部俺の母に委譲します。
    こういう「発想のひっくり返し方」は母に教わったので。
    というか宇宙人ネタは丸々受売りです。
    半世紀も前からこんなことを夢想(笑)してたらしい母に感謝。
  • どっかのSFに、物質で出来ていない「生命」
    なんてなネタがあったそうですね。

    それを生命と呼んでいいかどうかと、
    それが成す「文明」を文明と呼んでいいかどうか、とは
    別問題かも。

    あ。忘れてた。信号の類が、なにも「文明」から発せられる
    とは限らないよなあ。
    クジラの雄たけびは海中を数千キロ(!)も伝わるそうですが、
    同様に、生まれながらにヒネリなしに宇宙に雄たけびを
    伝える能力がある「生命」もいるかも知れないし。
    地球風に考えるなら例えば長波で叫ぶ生命とかさ。

    あと、化学を前提とするとしても、
    上記説明って所謂(俺も詳しくないですが)「進化論」を
    前提としてる説明ですよね?
    生命の現れ方はあれしか無いんだろうか?という疑問も。

    勿論これも定義域問題なんですけど(^^;

    てゆーかアレかな?「化学」ってことは絶対零度よりずっと高く
    プラズマよりずっと低いタカの知れた温度範囲だ、という話ですか?
    確かにそれは随分狭いなあ(^^;
  • by Anonymous Coward on 2001年07月25日 22時41分 (#9495)
    スタートレック・ヴォイジャーでも、ちょっと前にそんなお話がありました。

    「竜の卵」+「スタークエイク」ー「チーラ」
    ・・・という感じのお話でした。
  • by Anonymous Coward on 2001年07月25日 23時41分 (#9509)

    あるある。

    いまや地球自身が「IT」とかなんとかで巨大なノイズの塊ですから、いちいちしなくってもいいんじゃないか?

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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン

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