本家より:医療用機器を想定用途外で有効活用した人がいる:チタニウムPowerBook G4のX線透過写真でナイスな壁紙を作成したのだ。いやぁ、最近のノートは中身ギッシリ。でも、空港の荷物検査とは比べものにならないほど強力なX線にさらされたハードディスクが心配だ。
AIBOも (スコア:5, 興味深い)
なんてこった (スコア:4, すばらしい洞察)
There is no spoon.
Re:X線 (スコア:4, 興味深い)
まあ、弱いモノなら実質的に影響はでないけど、半導体の製造工場では組立後の内部検査でのX線照射時間に制限加えてたり…(当てすぎると歩留まり落ちます)
X線 (スコア:3, 参考になる)
> X線にさらされたハードディスクが心配だ
本家に幾つか意見が載っているが、X線はHDに被害を与える物ではないらしい。いわゆる都市伝説的なデマとか。それが証拠に飛行機に乗って旅行する際に、何度もコンピュータにX線浴びせられているけど平気でしょ?
ただ、写真用フィルム等はX線にとても弱いみたいだ(参照)。
There is no spoon.
もしもX線対策を施したノートPCを作ったら... (スコア:2, おもしろおかしい)
以上のニュースは、フィクションであることを願います。
Re:X線 (スコア:1)
Re:X線 (スコア:1)
α線は (スコア:1)
まあ、チップ表面をポリイミド樹脂で覆うことで対策してますから最近のチップならほとんど問題なし。
また、α線のもたらす問題が一時的な誤動作なのに対してX線のもたらすモノは破壊ですから、X線のほうがユーザーとしては怖いです。
Re:X線 (スコア:1)
SFOから出発するとき、係員がデジカメをフィルムカメラと誤認識して、
X線検査ではなく、何かの反応紙でしきりに擦っていましたです。
ちなみに私の友人は、フィルム専用バッグ(鉛入り)でX線検査を突破してしまいました。
Re:X線 (スコア:1)
これを使うと(中が見えないので)、更に強力なX線をあてられてしまって却って危険。という話も。
おもしろい (スコア:1)
じぶんは持っていないし、分解なんてできないからこういうのはいいねえ。
医療用の放射線装置でみたのかな。
Co60(1.3MeV) or Cs137(0.67MeV)だったら、チップが1mm厚のシリコンでできてても数%も止まらないから
確かに絵になりそうだ。
鉛と放射性同位元素と最近のチップ (スコア:1)
微量の放射性元素(ウラン、トリウム系)の影響では?
ウランが放射能活性を完全に失ったら変化するのが鉛ですし。
そのため、特別な精製をしない限りは自然界の鉛は必ず極微量の放射性元素を含みます。
#パッケージで言ったらBGAやFC系パッケージが、はんだとチップが近いので怖いですね。
#パッケージ樹脂に放射性金属元素が含まれてるなんて、
#樹脂作ってるメーカからしたら言いがかりに聞こえてしまいますよ。
#有機金属高分子なんて、廃棄処理に困るから普通はもっと慎重に、
#必要不可欠な場面でのみ使われますし・・・。
#それがIR活性元素ならよりいっそう、管理は厳しいので、あり得ないです。
それに最近のチップ、特にCPUなどはチップ上に直接はんだバンプを形成するFC構造が多いから、
ポリイミドで表面を覆っているからといっても、バンプ形成部だけは素通しなので、意味ないです。
#IntelのCeleron/Pentium3のFCPGAパッケージとか。
#でも、放射線の多寡によりますが誤動作するのはSRAMくらいなので、
#論理回路ばかりのCPUじゃそれほど気にする必要ないですけどね。
重ねて言えば、ポリイミドなどの構成原子の原子量が小さい高分子膜程度では、
はっきりいって遮蔽の役になんて立ちません。厚さ数~数十umの膜ですよ?
ポリイミド膜はチップ表面に傷がつかないよう保護する役割しかありません。
せめて銅ぐらいの原子量と密度がないと、放射線の遮蔽膜にはなりませんよ。
それも数十umくらいの厚みがないとね。
#放射線の影響を逃れるためには、原子量の大きな物質での遮蔽か、放射線源から
#物理的に大きく距離をおく(この場合は空気が遮蔽材)かしか、有効な対策はないです。
---- redbrick