人類がAIに打ち勝つために 27
ストーリー by wakatono
最後にAIが勝つ? 部門より
最後にAIが勝つ? 部門より
kitaj 曰く,"ホーキング,宇宙を語るで有名なあのStephen Hawking博士がインタビューで次のように語ったそうだ.『人類がAI(人工知能)に打ち勝つには,遺伝工学を駆使して人類を改良しなければならないだろう.生物組織(biological systems)が電気的組織(electronic systems)に勝ち続けるにはこの道しかない.』
本当に人類は遺伝工学を駆使して自分自身を高めなければならないのだろうか?"
二項対立? (スコア:3, 興味深い)
・人類を改良する手段は、遺伝工学を利用して生物組織を改良することのみか?
という2つの点で異議があります。
もっとも、元記事によれば、Hawking博士も、
脳とコンピュータを直接接続する技術を開発して、
人工脳が人間の知性に貢献するようにすべき
と言っているようですので、後者は意識されていると思いますが。
生物の動作原理・電気的でない組織を利用したAI、
生物組織でないものを利用したサイボーグ、
どちらにも大きな可能性がありそうなので、
生物組織vs電気的組織、という見方では問題点を明らかにできないように思います。
かいかぶりすぎ? (色んな意味で) (スコア:3, 興味深い)
まさか、近代物理学の雄(最近は遅れをとりがちらしいが)ともあろうお方が、A.I.と聞いて某映画みたいなのを思い浮かべるの? などと考えてしまいました…そんな事ないよね?
#まあ実際は、ロボット作ってる暇があったら眼球の動きでカーソルを動かすデバイスや脳波で意思表示する装置の上等なのを早く作れやって言いたかっただけかもしれませんが…
Re:バカでも役に立つかも (スコア:3, すばらしい洞察)
本来「十人十色」で、それぞれ異なった長所特質がある筈ですから、それが画一化されるのではちょっといただけないなあ。
それと、多様性の損失によって、種としての環境適応性が著しく低下する可能性もありますね。これだと角を矯めて牛を殺す事になっちゃう。
AIって打ち勝つもの? (スコア:2, すばらしい洞察)
世界チャンピオンとチェスで対戦するプログラムも、ELIZA のようなエキスパートシステムも、「ガンパレードマーチ」というゲームで使われている個々のキャラクターを動かすプログラムも、みんなある意味「AI」と呼ぶことができると思いますが、「AIに打ち勝つ」ってのは、具体的には何を指しているのでしょうか。
どうも「AI」という言葉が、現実のソレと比べてあまりに飛躍して使われているような気が。
そういや、「ガンパレ」の主人公って、実は人為的に遺伝子設計されているって裏設定があるそうですね(←どうでもいい)
根源的に (スコア:2, 興味深い)
人類とするなら、両者の区別は非常に曖昧です。
(アルゴリズムの違いでしかない?)
私としては、両者は融合していくことになるのではないかと想像していますが…。
(結果として、生物としての「人類」は滅亡、ということになるのかな?)
Re:根源的に (スコア:2)
脳細胞のエミュレーションは可能ですね。
ただ、個数が多いので量子コンピュータなどが
必要だと思いますが。
私が学生時代に高分子のシミュレーションを
行っていたときも、せいぜい千~万の格子点の
立方体くらいでしたし。
遺伝子的改造よりも (スコア:2, すばらしい洞察)
人間は遺伝子より摸倣子により強い影響を受けるからね。
それに、勝ち負けだけで言えば、既に負けは決まったようなもの。
なんたって進化の速度が全然違う。
一方で人間は最近、停滞してるみたいだし。
Re:遺伝子的改造よりも (スコア:2, すばらしい洞察)
それは困る (スコア:2, すばらしい洞察)
#人間より賢い機械が、愚かな人間のニーズにあわせた仕事をしてくれるとも思えんけどな。
科学技術は人間を越えたいのだ (スコア:2, すばらしい洞察)
その意味で、AIが人間を越えていくのは自然な流れ だと思いますし、たとえ人間の思考力が人為的に 強化されたとしても、それを越えるAIが開発される んじゃないでしょうか。
# 思考力が強化された人間でAIをつくるとどうなるのでせう??
Re:それは困る (スコア:2, すばらしい洞察)
そうなると人間的な欲などは必要ないので、人とは全く別の行動パターンを示すかもしれませんね。
#人が人に近い本能を与えない限り
なんか、面白いです(^^)
バカでも役に立つかも (スコア:1)
>・人類を改良する手段は、遺伝工学を利用して生物組織を改良することのみか?
改良自体が必ず善かといわれると、よくわかりませんね。バかなヤツでも、コメディアンとして大ヒットする可能性は大いにありますから。
人間の境界 (スコア:1)
蛋白質等で構成された複雑系発展した高性能なAIと
区別する物はなんでしょうねぇ。
やはり脳にダイブすると、ゴースト境界のようなものが現れてくるものでしょうか。
# という事で攻殻機動隊を思い出してしまいますな。
後ろ向きな解決 (スコア:1, 余計なもの)
char *A;
モータースポーツ部 [slashdot.jp]
Re:バカでも役に立つかも (スコア:1)
まあ馬鹿と鋏は使いようとも言うけど。
Re:後ろ向きな解決 (スコア:1)
いつも頓珍漢な結果しか持ってこないエージェントも駄目になってしまう.
それは,とても味気ないことだと思います.
幾千万の私とあなたでAIに打ち勝とう (スコア:1)
Re:バカでも役に立つかも (スコア:1, おもしろおかしい)
ホーキングという人は (スコア:1)
そもそも、「機械と人間」の関係は「勝ち負け」じゃないでしょ。「ターミネーター」の世界じゃないんだから。
他力本願。
Re:遺伝子的改造よりも (スコア:1)
「ナカタ」や、「イチロー」を見るとそうでもなさそうですよ。
つってもAIにかつかまけるかだからオフトピですか?
道具って打ち勝つもの? (スコア:1)
一般に、道具は人間が楽をするためか、または、生身の人間の能力を超えたことをするためか、のどちらかだから、後者の道具の能力を人間が超えることができれば、それはその道具がスカだということになります。
たとえばスパナを使えば人間が締めるよりもずっとしっかりとねじを締めることができます。人間はそれに打ち勝とうと思うことはありません。単純な計算能力では人間はコンピュータの足元にも及びません。
たぶん、AI についてのみこんなことが話題になるのは、AI が目指しているもの、すなわち思考能力が、人間を人間たらしめている最重要・最終的な能力とみなされているからでしょう。ということはつまり、この話題を考えることはそのまま、人間を人間たらしめているのは何か、ということを考察することと等価ということです。
ということで、この質問はこう言い換えてもいいでしょう。「AI に打ち勝つって具体的にはどういうこと」→「人間を人間たらしめている根源的な能力はなに?」と。
Re:それは困る (スコア:1)
一言で言えば、生き延びるためにジタバタするということこそが「知性の存在目的」だということだけど。
裏返すと (スコア:1)
でも、そんな思想をAIが人間から引き継がなきゃ
ならない理由なんて無いと思いますが。
Re:それは困る (スコア:1)
AIに、怠け心、野次馬根性、すけべ心といった高次機能が備わってくると話は深刻になりますが。
Re:かいかぶりすぎ? (色んな意味で) (スコア:1)
IQ=6000だし。>ホリー
本家ネタ (スコア:0)
Re:根源的に (スコア:0)