Linux World@サンフランシスコ終了 1
次はNYでお会いしましょう 部門より
8月26日から30日にかけて、Linux World Conference and Expo(以後LW)が San Francisco にて開催された。最初の2日間はTutorialが、後半3日間は展示、Keynote/Feature PresentationやConferenceが実施された。概要はびぎねっとの宮原氏が日刊アスキーLinuxへレポートを寄稿している。(1日目、2日目、3日目)。また、本家ではこちらの記事をはじめとして、トピック的な記事がごろごろしている(ちょっと追いきれていない)。
全体的な所感としては、densukeのタレコミに集約されているところも多い。.org Pavilion については、ukaiのコメントがそのおもしろさを表しているが、.org Pavilion 以外の部分は、Linux のビジネスサイドが頭打ちになっているのではないか、という危惧さえ感じさせる部分も大きい(すでに感じてる人々も多いかと思うが)。が、OSとしてのLinuxが成熟し、その上位で動くものにビジネスのターゲットが移りつつあるという見方もできる。
ただ、LWというイベントについて言及するならば、個人的にはセッションの細分化とそれにともなう参加費の高騰がつらい。例えば LinuxWorld Conference/Tutorial と WorldWide Developer Conference/Tutorial と分割した意味はどこにあるのだろうか?なお、すべてのセッションに参加できるSuperPassの購入に必要な額は1500ドルである。
次にNYで行われるLWの前に、何らかの新たなるブレークスルーは見えてくるのだろうか。そしてビジネスのターゲットの推移はどのようになるのだろうか。興味は尽きない…
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