萌え系フリーウェアの国際的盗用事件 36
ストーリー by Oliver
free-as-in-free-beer 部門より
free-as-in-free-beer 部門より
Dunna 曰く,"WindowsCE用のフリーウェア「
ミニッツマスコット」のソースコードを盗用したシェアウェアが配布された、とのことで、同ソフトの作者初め画像データを作成しているユーザ達の間にも話題が広まっている。
同ソフトは小さなキャラクターがタスクバーの上に鎮座して色々なメッセージを伝える、というもので、萌え系絵師によるキャラクターデータが数多く作成されている。 MS肝煎りのWindowsCEソフトウエアコンテスト2001でも受賞歴を持つなど、CE用フリーウェアの中でも有名なもの。"...
商用利用やソースの改変を禁止しているのでオープンソースソフトウェアではないミニッツマスコット。日本の「フリーウェア」に多い曖昧なライセンスを改めて、これを機会にオープンソース化して作者の権利を守る、よく知られるライセンス(GPL等)にしてはいかがか。
"このシェアウェアについては、以前その作者から「機能拡張やバグフィクスの
情報等を提供するからシェアウェア化して利益を折半しよう」と言う趣旨の
メールでアプローチがあったそうだが、ミニッツマスコット作者がプログラマー
としてのポリシーからこれを断ったとのこと。
すでにホームページ上で抗議文が掲載されると共にシェアウェア作者に対する抗議のメールなども送付されている様子だが、相手は抵抗の姿勢を見せているとのこと。この辺りはミニッツマスコットのユーザ集団の協力の下に行われており国際的な著作権問題に関して、フリーウェア作者がどのような形で対処してゆくのか、この先の成り行きが注目される。"
真のオープンソース (スコア:5, 興味深い)
過度にオープンソースとプロプライエタリの対立を煽っているような気がして…。
もっと『自由』がいいなぁ。
私は、どんな縛りも入れないPDSの方が好きです。
自分のヘボいソースでも、利用者からのお礼メールが来たりするととても嬉しい。
私にはそれで十分です。
(今回のような問題は、そもそも起きようがないし)
# 賛同者は少ないのかなぁ…。
Re:真のオープンソース (スコア:3, 興味深い)
> すげー不毛なのと、労力使うのでむなしそうなんだけど。
monoなんてその最たるものって気がします。使えそうな技術をMSの独占的支配下におかせないというのが彼らの主張ですが、やられる方はたまったもんじゃないかなと。別にMSの味方をするわけではないですが、あまり露骨だと良い気はしないですね。
「オープンソース=商用ソフトの無料化=商用ソフトの後追い」みたいな印象を与えてないかちょっと心配になります。
「GPLにしたら?」じゃ問題は解決しない (スコア:2, 参考になる)
今回は、「商用利用禁止」に対して 「シェアウェアとして盗用、配布」という違反だけど、 「GPLで配布」に対して「ソース公開せずに盗用、 配布」ってことだってありうる。 良く知られたライセンスだったら防げたとは ちょっと考えにくいな。
問題は一個人にすぎない作者が、どうやったら 自分の著作権を守れるか、ということ。 侵害に対応していくだけでもすごい エネルギーが必要だと思うし、そういった心配から 「ソース見せるのもやめよ」って考える人が 増えたら不幸なことだよね。
/. 効果に期待 (スコア:2)
共闘してくれる人を得やすいとは思います。
英語による抗議のページもあるので、本家に submit してみませんか。
Re:「GPLにしたら?」じゃ問題は解決しない (スコア:2, 参考になる)
賛同してくれる人はいっぱいいるかも知れないけど、残念ながら私の場合そうじゃなかった。で、結局自分で頑張るしかないだけど、個人で頑張るには、(少なくとも私には)暇も金も知識も足りなさすぎるんだよねえ。
はふ
かくいう私も、これからはGPLやめようかとか考えたり、、、どうせ守ってもらえない条件つけるより、よりこっちに利益のありそうな、まだ守ってもらえそうな奴を使ったほうが遥かにマシ…
-- Takehiro TOMINAGA // may the source be with you!
Re:ライセンス条項 (スコア:2, 興味深い)
既に公開されているプログラムソースやドキュ メントを再利用して、 新たに 別個のアプリケーション を作成・配布・頒布・公開することは自由です
と書かれているのに対して、 ミニッツマスコットのreadme.txt では、
改変および商用目的の使用は禁止いたします。
と書くのみで、いわゆる部品取り的な利用に ついては規定していないように私は読みました。 「readmeに書いていないことについては、 サイトの規定で」と考えるのは、自然かと思います。 メールでのやりとりの中でシェアウェアに対しては 再利用禁止であると伝えたようですが、 確認が必要だったということは、曖昧さが あったと思うのですがどうでしょうか。
厳密な利用規定等に莫大な時間をかける ことは現実的でもないと思うので、 GPLのように法律家が目を通した汎用ライセンスが もう2,3種類あったらいいのに、と思います。
Re:ライセンス条項 (スコア:2, 参考になる)
自分はGPL信者じゃない、というのをまず。自分で書いているもののほとんどはちゃんと考えた上でBSDだったりする。意図的にGPLなのも、ある。
今回のケースでは、「既知のオープンライセンスライセンスを採用すべし」というのが主旨。opensource.orgのリストに載っているライセンスをかなり乱暴に分けると3系統ある。
オープンソースにしろ、と提案した時点で現時点での作者の意向である改変と商用利用(会社による使用)の禁止がなくなるのは必然だが、上の3系統からもっとも今の作者の希望に近いものを選ぶとGPL系になる。BSD系や3種目だと意図的に今回の様なシェアウェアを認めることになる。
だから、(推測される)作者の希望にもっとも近いオープンソースライセンスの例としてGPLと書いただけの事だ。
GPL狂信者もアンチGPL狂信者もステ。
Re:/. 効果に期待 (スコア:2, 参考になる)
Re:真のオープンソース (スコア:2, 興味深い)
>彼らの主張ですが、やられる方はたまったもんじゃないかなと。別にMSの味方をするわけではないですが
>、あまり露骨だと良い気はしないですね。
「良い気はしない」を突き詰めたら、たしか往年のJW-CAD事件になるんですよね?(笑)
#経緯は違うと思いますが。
たまったもんじゃなかろうがどうしようが、商売ってのはそもそも
「金を払ってでも使いたい」と*その時その場の状況(たとえば競合するFreeソフトが出現する
ってのも状況に含まれる)において*人々に思って頂けるようなソフトを作らない限り、
生きる道が無くても誰も責められなかろう、としか思いませんでした。
その技術を「使う」ことが出来る人が世の中に多数居る(プロプラ有料ソフトならば
「まぁ妥当な対価でその技術の応用製品を買える」という意味かなと)一方で、
その技術を「弄る」ことが出来る人が多くない、という状況は、
「使う」人にとっても結構「たまったもんじゃない」状況だろうと思われます。
だからカウンターアタック食らうのはしばしば当然のことだと思うし、
さらに企業側がカウンターのカウンターをかますと、
「技術で"みんなが"幸せになりましょう」という幸せーな公共の福祉な世界が
ジワジワと遠のいていくという皮肉が生じるわけで、なんとも…
>「オープンソース=商用ソフトの無料化=商用ソフトの後追い」みたいな印象を与えてないか
まぁ確かに、せっかくウザイ親方が居ないんだから、既存のモノ(駄洒落か?)の雰囲気に
縛られないユニークなものを作りたい、という衝動には駆られるかもですね。
ウィルス性 (スコア:1)
基づくソフトウェアは、「ウィルス性」とされているそうな
のでGPLは使わないほうが良いでしょう。
だからと言って某社がフリーウェア製作者の権利まで
守ってくれるわけではないので、某社OSを開発プラッ
トホームとする以上、諦めざるを得ないか?
Don't ask me why!
なんで? (スコア:1)
プログラム利用者(というよりはユーザーコミュニティーですかね?)にとっては,GPLってすごいありがたいライセンスだと思うんですけど?
Re:ライセンス条項 (スコア:1, 興味深い)
むやみにGPLを推奨する人ってのは、単に「自分がすでに知ってるライセンスにしてもらえれば、自分が使うときにいちいち確認しなくていいから便利」ってことしか考えてないんじゃないかと思う今日このごろです。
Re:ライセンス条項 (スコア:1)
プログラムの改変が禁止されていても、ソースコードの一部を使って別のプログラムを作る場合の規定とかないしね。
強いていうならば、作者の希望が明確に定義されていない。日本発のフリーウェアにはそういうのが多くて、作者の希望だとオープンソースだけど、ライセンス(もどき)が明確じゃないので、Debian等への収録で苦労する、というケースが少なくない。
Re:真のオープンソース (スコア:1, 興味深い)
ふと思ったのだけど、相手の全機能をこっちに搭載して、相手のソフトを有料ソフトとして無力化するってのはありなのかな?
すげー不毛なのと、労力使うのでむなしそうなんだけど。
GPL以外でも問題は解決しない…? (スコア:1)
「守ってもらえそうなライセンス」って、そもそも有るんでしょうか?
たとえばソース公開(OSDに適ってないものも含めてとにかく公開)してるソフトって、
そのソースが盗用される危険性は、ライセンスがどうであろうがどれにでも同じように有るように思えるんですけど、違う?
ソース公開してあるものを(ライセンス違反な形で)盗用しといて、それが見つかっていない、ってことも、
我々にわからないだけで、実は結構有ったりするんじゃないか?という、
いわば検挙率のことが、ちょっと気になっています。
#でも、だからっつーてソース引っ込めるのは、なんか違うつーか、残念すぎ >Uva
Re:真のオープンソース (スコア:1)
つーか言葉遊びなのですがm(__)m、
「オープンソース」というからには、オープンであることを支援したり、
時としてオープンから逸れることを妨げたり、するような
機能を持っているライセンスのほうが、よりOpen的だ、と
言えるんじゃないでしょうか?
つまりGPLはOpenの中のOpenだ、と言えるように思います。
># 賛同者は少ないのかなぁ…。
なんだろうなあ。なんてーのかなあ。
どっかのゲームのCMに「ただじゃ教えられないなぁー」ってのが有りますが(笑)、
お金じゃなくてソース広めること「が」支払いである、という感覚っつーか。
だから「滞納」は駄目よ、という感じじゃないっすかね、GPLは?
有料なソフト=優秀 (スコア:1)
>相手のソフトを有料ソフトとして無力化するってのはありなのかな?
それは、有料なアプリは、そのソース盗用にあったアプリよりも
多機能であるという前提にたっていますよね~
はたしてそんなソース盗用してアプリを作るような人のものが
多機能になったり、改善されているものなんでしょうか?
また、無料ソフトの方が多機能になったとしても
有料ソフトとして無力化できるとは思いません。
MSWordは有料ソフトだし多機能だけど
競合するものやほぼ同じ機能をもったFreeのソフトウェアは結構ありますが
それほどシェアに影響があったとは思えません。
そんなFreeなソフトウェアを知らないで
有料ソフトにお金を払ってしまう人は出てくると思います。
-- nokun
Re:ライセンス条項 (スコア:1)
ミニッツマスコットではちゃんと readme-e.txt に英文が用意されていたようなので、今回の件には当てはまらない話ですが、一般論として。
knok
Re:有料なソフト=優秀 (スコア:1)
「どこの馬の骨ともつかないソフト」よりは、「○○という会社が出しているソフト」の方が信用は得やすい。
たとえばGimpがどんなに頑張っても、まだまだPhotoshopのブランドとしての偉光は崩せない。
もっとも、MSWordなんかはプリインストール(=ホントは有料なんだけど、一見無料っぽい)の効果が大きかったんんでしょーけどね。
Re:有料なソフト=優秀 (スコア:1)
人のソースぱくってまでショーバイがしたい連中なら、機能の追加くらいはするんじゃないかと思うのですが。フリー版そのまんまじゃ、 全く同じことができる無料or自由ソフトがあるぜ! という情報を垂れ流されたら何かと大変だと普通は考えるでしょうから、「ウチのほうが優れている!」という強みを作らないとマズいと思うのが普通ではないでしょうか。俺ならそうする。やらないけど。
この件の場合は以下のような対策が取れるのではないかと。
裁判沙汰になったらソース盗用を主張すればいいんだし。
Wordの場合はブランドイメージが強いですから、この場合は例として適当ではないような気がしますけど。私は全く無名かつ同程度の機能・性能だったらシェアウェアより無料ウェアを選ぶと思います。(経済的な問題より送金の面倒くささが先にたって)お金払いたくないもの。世間一般ではどうだかわかりませんが。
本家でも取り扱ってもらっては? (スコア:1)
Re:真のオープンソース (スコア:1)
> つーか言葉遊びなのですがm(__)m、
いえいえ、参考になります。
> 「オープンソース」というからには、オープンであることを支援したり、
> 時としてオープンから逸れることを妨げたり、するような
> 機能を持っているライセンスのほうが、よりOpen的だ、と
> 言えるんじゃないでしょうか?
「オープンソース」を謳うと、こういった『思想』も含めた意味にならざるを得ないんでしょうか?
素朴な意味での「ソースを公開すること」は、オープンソースたり得ないのかな?
> どっかのゲームのCMに「ただじゃ教えられないなぁー」ってのが有りますが(笑)、
やっぱり、価値観の違いに行き着いてしまうのかもしれません。
「ただでもいい」って考える人間は少数派ですね(^^;)
プログラムを作ることそのものに満足を感じる私としては、その後の「どれだけ使ってもらえるか」にはあまり関心がないというか…。
(もちろん、使ってもらえるなら嬉しいんですが)
# 「共産主義」でなく、「無政府主義」なのかも…(笑)
Re:ライセンス条項 (スコア:1, 興味深い)
>> オープンソースにしろ、と提案した時点で現時点での作者の意向である改変と商用利用(会社による使用)の禁止がなくなるのは必然だが
という辺りで、作者の意向を軽視するような傾向はいかがなものでしょうか?ってことです。つまり、
>> 上の3系統からもっとも今の作者の希望に近いものを選ぶと
っていう前提の段階でおかしくないかい?ってこと。なんで既存のもの使わなくちゃいけないの?
>> 「既知のオープンライセンスライセンスを採用すべし」
って、既知のライセンスだったら、今回のような事件は起きないわけ?全然状況は変わらない気がするんですけど。たしかLAMEだったかな?GPL違反で使われた、って事件ありましたよね?(その後どうなったのか知らんけど)
>> GPL狂信者もアンチGPL狂信者もステ。
ま、この意見には激しく同意しますけどね。私は``アンチGPL''狂信者ってことはないですけど、アンチ``GPL狂信者''ではありますね。
Re:真のオープンソース (スコア:1)
のっとられてもいいならPDSでいいでしょうけど。
Re:「GPLにしたら?」じゃ問題は解決しない (スコア:1)
の
Re:有料なソフト=優秀 (スコア:1)
版権ものキャラクターつき
というところにあるんじゃないかいなー。その場合ぱくり返すわけにはいかんよね。
Re:ライセンス条項 (スコア:1)
それって利点なんですかね。
英文のライセンスの中身を完璧に把握して、英語圏の弁護士と対等に戦える人ならともかく、和訳(しかも参考訳扱い)を読んだ程度の人間が使うものじゃないような。
# まあ日本語で書いても負け確定な文章しか書けないような人にとっては便利かもしれない
Re:「GPLにしたら?」じゃ問題は解決しない (スコア:1)
>この製品にはカリフォルニア大学バークレイ校と, その寄与者によって開発されたソフトウェアが含まれています
ってのを書いてもらえないと言う可能性はいいんでしょうか。って、まあ、GPL に比べれば100倍(当社比)軽い条件なのでなんとかなりそうな気もしますが。
と言う事で、まあBSDライセンスにしようかなぁとか思いつつも、GPL なソフトを元に作っている部分とかもあるとそうも言えず、なかなか厳しい今日この頃です。
-- Takehiro TOMINAGA // may the source be with you!
Re:真のオープンソース (スコア:1)
ここでいう思想ってなんだろう?と半日悩んだんですが、もしかすると、
そのライセンスをつけて配布される該当ソースそのもの「のほか」のもの(人)にも
影響を与える(ようにする)、ってな意味でしょうか。なるほど…
>「ただでもいい」って考える人間は少数派ですね(^^;)
少なくとも自分については、一人で抱えていても大したメリットを醸し出せそうに
ないですんで(笑)、ただでもいいですね。
というかどちらかといえば「悩み相談室」の感じかな?
先生!ぼくのソース、hogehogeで困ってるんですけど…看て頂けませんか?…
あれかな。英語のNetNewsとかMailとかを始めてちらっと見たときに
あの感覚が新鮮だったってのはあります。あのってのは、
「Does Anyone know ....?」て書いてあるアレです。
解る人なら誰でもいいから答えてちょ、という。
Re:ライセンス条項 (スコア:1)
(もちろんこの時の翻訳はあくまで参考扱いで、正式なライセンスは original のみです)
まあniratamaさんのおっしゃるように「負け確定の文章しか書けない人にとっては便利」、ということだけなのかもしれませんが...
実際に裁判にさらされた(っていっていいのかな) BSD style や弁護士のレビューを受けている GPL はそれなりに法的根拠もあるといっていいような気はします。それに加えて well known なライセンスの特徴と合わせて自分の要求に合ったものを選択するのはそれなりにリーズナブルではないかと。
(「英語圏の弁護士と対等に戦える」人っていうのはそうそういないような)
knok
Re:本家でも取り扱ってもらっては? (スコア:1)
ワタクシの書ける外国語は漢文だけなので、
却って誤った情報を与えかねないと考える次第。
四六駢儷文でも書けるのに…。
それ以前に英語がむちゃくちゃで判読できず
ボツになるものと予想しまする。無力でゴメンナサイ。
No foolery,No life.
高城"Dunna"戎太郎
「がんばれ!!ゲイツ君」も言及 (スコア:1)
どんな理由であっても、正当化はできないですね。
rm -rf /bin/laden
ライセンス条項 (スコア:0)
Re:ライセンス条項 (スコア:0)
の保護は受けられますしね
曖昧だったり書いてなければ著作者に問い合わせるべき
だし、今回のように断られたのに売り出したのなら確信
犯ですね
これでは、どんなライセンス条件だって無力です
(結果として刑事責任や損害賠償を要求するしかない)
ただし、GPLにすれば物理的、精神的応援が得られやすい
のは大きなメリットですね
個人で民事訴訟は負担だし、経済的メリットも得にくいし
刑事訴訟のほうは取り上げてくれるかなぁ
動向はチェックしたいですね
Re:ライセンス条項 (スコア:0)
本当にそう言い切れます?
作者が何に怒ってるのかというのは上の講義ページからじゃわからないんですけど、おおまかにいって次の二つの理由のどちらか一方、あるいは両方だと思うんですな:
1. ヲレのソースで金儲けされたのが悔しい
2. ヲレの付けたライセンスが守られなかったのが悔しい
1 だったら、クローズソースにするか GPL で防御するしかないんですが、2 だったらもっとメタな問題よね。実際には、(作者にも Web と添付ドキュメントでライセンスが inconsist してたっていうミスはあるものの)本質的にはライセンス違反問題だし、それは GPL だろうが起こりうる。
短絡的に GPL を持ち出すから、やんややんや言われるわけで、配慮が足りんね。
私個人は、1 を気にしだしたら GPL だって不十分だと思ってるし、なんかケツの穴が小さい感じで好かない。趣味の上では著作権より著作人格権の方を尊重してもらうのが嬉しいので、まあ一言 thanks でも書いてくれればそれでいい。それが真にハッカー的だと思ってるんだがねぇ。
Re:ライセンス条項 (スコア:0)
「金儲けをされたのが悔しい」じゃなくて、「金儲けをされたのが面白くない」ならありえるかもしれませんが。
たぶん、GPLの内容をちゃんと読むのがめんどくさかった(英語だし)&まさかそんなことをする奴がでてくるとは思わなかった、というあたりじゃないかと思いますが。
本人も書いている通り、趣味で金儲けをしようなどという人物ではないです。
昔のUNIXな世界の発想で、「物好きな人は移植なり改善なりしてね」って感じでソース公開(というより提供)してただけだと思います。
まあ、gccもcygnusとかが売ってたり、linuxもサポートの建前で売り物になってたりするんで、ちょっと時代錯誤なのかもしれませんね。