WindRiverとFreeBSDが離婚 11
ストーリー by Oliver
不況の犠牲者 部門より
不況の犠牲者 部門より
WindRiverがFreeBSDの開発者16人中12人を解雇したのは先日伝えた通りなのだが、もっと詳しい事が明らかになっている。BSD Todayによると、残る4人およびWindRiverに設置されているFreeBSDの開発用マシンも今月中に予定されているFreeBSD 4.4のリリース後に同社を去るそうだ。マシンに関しては現在もウェブやメール、CVSサーバを運営しているYahoo!に行く可能性は高いが、開発者の運命は定かではない。また、WindRiverが保持している「FreeBSD」の登録商標に関しては「なるべく早く妥当な第三者機関に委譲」するそうだ。
WindRiverを去った開発者達はそれぞれ新しい港で開発を続けるだろうからFreeBSDの未来が暗いわけではないが、影響は避けられなさそうな感じ。
lay-offされた人たちは (スコア:2, 参考になる)
大体が営業さんのようですね。もっとも私にとっては営業さんが存在していたことの方が驚きだったのですが。
ちなみに、記事にある
は、
のことでしょうね。店頭に並ぶまでは最後の仕事が残っているわけです。
Re:結局, 買収前に Undo されたかな (スコア:2, すばらしい洞察)
> ただろうけど,Linuxの勢いに勝てなかったわけですし(あくまでも組込みと
> いう分野では)。そうするとWindRiverとしては従来の政策に合わないBSDを切
> り離すのは当然かと。
本家 /. にもアナウンスが出ているけど、どうやら WRS が欲しかったのは
FreeBSD ではなくて、BSD/OS だったみたい。実際、BSD/OS 関係者はレイオフ
されずに残っているらしいので、上の「BSD を切り離す」っていうのは誤解ですな。
あと、
> Linuxの勢いに勝てなかったわけですし(あくまでも組込みという分野では)
という部分にも疑問があるんだけど、本当に Linux って組み込み分野に適切
なんでしょうか?
もし Linux を組み込みに使うとすると、当然のことながら、その機器のエン
ドユーザーの手元に GPL のコピーが渡され、エンドユーザーに対してソース
コードをあらかじめ渡すか、あるいはソースコードの入手を 3 年以上保証す
るかしないといけないんだけど (さもなくば GPL に違反します)、それって、
ちゃんと履行できるのかな?
まさか、ライセンスに違反して組み込みに使っているなんてことはないよね?
PC持って出ないように... (スコア:1)
この記事みたいに
</a>
PCとかサーバ持って出ないように。。。。。
おっと、失礼 (スコア:1)
すみません。
Re:PC持って出ないように... (スコア:1)
元記事読んだら、もって帰るのもあるみたいですよ
とゆうか、FreeBSD Projectの所有だったら
そっちのほうがスジは通ってると思いますが
Re:マイクロソフトが (スコア:1)
#WindRiver が商標を MS に売らないとは言い切れない…
結局,買収前にUndoされたかな (スコア:1)
Linuxの勢いに勝てなかったわけですし(あくまでも組込みという分野では)。
そうするとWindRiverとしては従来の政策に合わないBSDを切り離すのは当然かと。
これは前に別のトピックでも言ったとおりです。
すると,切り離されたメンバーは.....。
意外と,Appleあたりと再婚するかもしれませんね。
そうすれば,AppleからすればOS-XのパワーUPにも繋がるから別に損ではないだろうし,
それによって新規ユーザの獲得に繋がるかもしれませんしね。
MSはありえないでしょう。MS-LinuxにならってMS-BSDですか?
それもちょっとやだなぁ
せめてVineBSDとかにしません?
Re:結局,買収前にUndoされたかな (スコア:1)
そこまでVxWorksはストーリーを描いていたんでしょうか? 目指しているものがある程度実装に手を加える必要がある(すなわち技術的な問題の解決が必要)ものでありながら、実はWindRiverからFreeBSDのcommitterになったという人がほとんどいないんですよ(BSDiの時は数名が現在でも活躍中)。
どちらかというと、戦略に一貫性がなかった、ないしはソースを扱う技術だけ持っていったぐらいの単純なことでは。
Re:結局, 買収前に Undo されたかな (スコア:1, 参考になる)
> したっけ?
はい。必ずしも渡す必要はないです。
ただし注意しなければいけないのは、その場合でも「3年以内ならソースコー
ドを無償でもらえる」という事実を、ユーザーに書面で伝える義務があるとい
う点です。GPL2 の 3. b) の「Accompany it with a written offer」を参照。
非商用なら c) もありかな。あと、当然 GPL のライセンス文のコピーも添付
する必要があります。3. の form under the terms of Sections 1 and 2
above ってあたりに書いてあります。
「要求すればソースを無償でもらえる」という事実さえ伝えないのでは、完全
に詐欺ですからね。
> 私の場合、 製品がGPLベースなことを知っていても悪いと 思って
> あえて要求してないのですけど
それはユーザーの自由ですけど、その製品には、ちゃんと「ソースが無償で要
求できる」旨を示した書面がついてきているんですよね?
製品マニュアルの片隅に、ライセンスに関する書面をつけておくこと自体は可
能だと思います。しかし、実際にソースコードを添付するとか、あるいは 3
年間配布する用意をしておくというのは、組み込み系だと、難しい場合が結構
沢山あるんじゃないかなと思うんですけど、皆さん、この辺をちゃんと実行し
ているんでしょうか。
インターフェース誌あたりにも、勘違いした記事が載ってたこともあるので心
配だなあ。(linux カーネルに static link されるモジュールであっても、自
分で作成した部分であれば、ソースを出さなくても良いと読める記事が、かつ
てありました。その記事は、明かに GPL2 と LGPLv2 を混同しているという…)
マイクロソフトが (スコア:0)
Re:結局, 買収前に Undo されたかな (スコア:0)
GPLって、要求されなければソースを渡さなくても よかったんじゃなかったでしたっけ? 私の場合、 製品がGPLベースなことを知っていても悪いと 思ってあえて要求してないのですけど。