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1262 story

WindRiverとFreeBSDが離婚 11

ストーリー by Oliver
不況の犠牲者 部門より

WindRiverがFreeBSDの開発者16人中12人を解雇したのは先日伝えた通りなのだが、もっと詳しい事が明らかになっている。BSD Todayによると、残る4人およびWindRiverに設置されているFreeBSDの開発用マシンも今月中に予定されているFreeBSD 4.4のリリース後に同社を去るそうだ。マシンに関しては現在もウェブやメール、CVSサーバを運営しているYahoo!に行く可能性は高いが、開発者の運命は定かではない。また、WindRiverが保持している「FreeBSD」の登録商標に関しては「なるべく早く妥当な第三者機関に委譲」するそうだ。
WindRiverを去った開発者達はそれぞれ新しい港で開発を続けるだろうからFreeBSDの未来が暗いわけではないが、影響は避けられなさそうな感じ。

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  • by brake-handle (5065) on 2001年10月09日 18時44分 (#27990)

    大体が営業さんのようですね。もっとも私にとっては営業さんが存在していたことの方が驚きだったのですが。

    ちなみに、記事にある

    FreeBSD 4.4のリリース後

    は、

    that 4.4 will be sent to retail stores

    のことでしょうね。店頭に並ぶまでは最後の仕事が残っているわけです。

  • by Anonymous Coward on 2001年10月10日 17時28分 (#28241)
    > ライセンス料の高いVxWorksが異様に安いOS-9に対抗すべくBSDという手段もあっ
    > ただろうけど,Linuxの勢いに勝てなかったわけですし(あくまでも組込みと
    > いう分野では)。そうするとWindRiverとしては従来の政策に合わないBSDを切
    > り離すのは当然かと。


    本家 /. にもアナウンスが出ている
    けど、どうやら WRS が欲しかったのは
    FreeBSD ではなくて、BSD/OS だったみたい。実際、BSD/OS 関係者はレイオフ
    されずに残っているらしいので、上の「BSD を切り離す」っていうのは誤解ですな。

    あと、

    > Linuxの勢いに勝てなかったわけですし(あくまでも組込みという分野では)

    という部分にも疑問があるんだけど、本当に Linux って組み込み分野に適切
    なんでしょうか?

    もし Linux を組み込みに使うとすると、当然のことながら、その機器のエン
    ドユーザーの手元に GPL のコピーが渡され、エンドユーザーに対してソース
    コードをあらかじめ渡すか、あるいはソースコードの入手を 3 年以上保証す
    るかしないといけないんだけど (さもなくば GPL に違反します)、それって、
    ちゃんと履行できるのかな?

    まさか、ライセンスに違反して組み込みに使っているなんてことはないよね?
  • <a href="http://srad.jp/article.pl?sid=01/10/09/0142240&mode=thread&threshold=">
    この記事みたいに
    </a>
    PCとかサーバ持って出ないように。。。。。

  • おっとタグそのまま見えてました。
    すみません。
  • > この記事みたいに PCとかサーバ持って出ないように。。。。。

    元記事読んだら、もって帰るのもあるみたいですよ
    とゆうか、FreeBSD Projectの所有だったら
    そっちのほうがスジは通ってると思いますが
  • by nao-i (3197) on 2001年10月10日 0時58分 (#28079) 日記
    FreeBSD project は買えるものじゃなだろうし、その心配はないと思うけど、この先どうなるかちょっと心配。
    #WindRiver が商標を MS に売らないとは言い切れない…
  • ライセンス料の高いVxWorksが異様に安いOS-9に対抗すべくBSDという手段もあっただろうけど,
    Linuxの勢いに勝てなかったわけですし(あくまでも組込みという分野では)。
    そうするとWindRiverとしては従来の政策に合わないBSDを切り離すのは当然かと。
    これは前に別のトピックでも言ったとおりです。

    すると,切り離されたメンバーは.....。

    意外と,Appleあたりと再婚するかもしれませんね。
    そうすれば,AppleからすればOS-XのパワーUPにも繋がるから別に損ではないだろうし,
    それによって新規ユーザの獲得に繋がるかもしれませんしね。

    MSはありえないでしょう。MS-LinuxにならってMS-BSDですか?
    それもちょっとやだなぁ
    せめてVineBSDとかにしません?
  • そこまでVxWorksはストーリーを描いていたんでしょうか? 目指しているものがある程度実装に手を加える必要がある(すなわち技術的な問題の解決が必要)ものでありながら、実はWindRiverからFreeBSDのcommitterになったという人がほとんどいないんですよ(BSDiの時は数名が現在でも活躍中)。

    どちらかというと、戦略に一貫性がなかった、ないしはソースを扱う技術だけ持っていったぐらいの単純なことでは。

  • by Anonymous Coward on 2001年10月10日 22時06分 (#28284)
    > GPLって、要求されなければソースを渡さなくても よかったんじゃなかったで
    > したっけ?

    はい。必ずしも渡す必要はないです。

    ただし注意しなければいけないのは、その場合でも「3年以内ならソースコー
    ドを無償でもらえる」という事実を、ユーザーに書面で伝える義務があるとい
    う点です。GPL2 の 3. b) の「Accompany it with a written offer」を参照。
    非商用なら c) もありかな。あと、当然 GPL のライセンス文のコピーも添付
    する必要があります。3. の form under the terms of Sections 1 and 2
    above ってあたりに書いてあります。

    「要求すればソースを無償でもらえる」という事実さえ伝えないのでは、完全
    に詐欺ですからね。

    > 私の場合、 製品がGPLベースなことを知っていても悪いと 思って
    > あえて要求してないのですけど

    それはユーザーの自由ですけど、その製品には、ちゃんと「ソースが無償で要
    求できる」旨を示した書面がついてきているんですよね?

    製品マニュアルの片隅に、ライセンスに関する書面をつけておくこと自体は可
    能だと思います。しかし、実際にソースコードを添付するとか、あるいは 3
    年間配布する用意をしておくというのは、組み込み系だと、難しい場合が結構
    沢山あるんじゃないかなと思うんですけど、皆さん、この辺をちゃんと実行し
    ているんでしょうか。
    インターフェース誌あたりにも、勘違いした記事が載ってたこともあるので心
    配だなあ。(linux カーネルに static link されるモジュールであっても、自
    分で作成した部分であれば、ソースを出さなくても良いと読める記事が、かつ
    てありました。その記事は、明かに GPL2 と LGPLv2 を混同しているという…)
  • by Anonymous Coward on 2001年10月09日 18時06分 (#27973)
    買っちゃったらどないしよ
  • by Anonymous Coward on 2001年10月10日 21時00分 (#28277)

    GPLって、要求されなければソースを渡さなくても よかったんじゃなかったでしたっけ? 私の場合、 製品がGPLベースなことを知っていても悪いと 思ってあえて要求してないのですけど。

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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン

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