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日本人にノーベル化学賞 48

ストーリー by Oliver
アカデミック冥利 部門より

take0m 曰く,"msnニュースによると、名古屋大大学院理学研究科教授の野依良治博士が今年のノーベル化学賞を受賞されたそうです。化学賞受賞は昨年の白川英樹博士に続いて3人目。
受賞理由は「触媒反応による不斉合成の開発」。どうやら光学異性体の研究のようです。狂牛病の異常プリオンも似たようなもんなのかなぁ。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • サリドマイド (スコア:3, 参考になる)

    by cloudy (1160) on 2001年10月11日 2時05分 (#28327)
    光学異性体というと、サリドマイド事件を思いだす。

    睡眠薬サリドマイドには光学異性体があり、右旋性(R)と左旋性(S)に分かれる。R体のほうは鎮静・催眠作用をもつのだが、S体の方は催奇作用があった。眠れない妊婦にサリドマイドが処方され、その結果ドイツや日本で手足の短かい奇形の子供が生まれるという悲劇がおこった。当時は光学異性体を分離する技術がなかったのだ。

    「美味しんぼ」で目の敵にされているグルタミン酸も、S体には旨みがあるがR体は酸っぱい味になってしまうらしい。今の味の素は発酵によって作られているので、光学異性体の分離は必要ないみたいだが。

    なお、「分子の右と左」という題で、今回受賞者の野依氏が講演をしている(昨年のJAISTの入学式のときの記念講演らしい)。

  • ニュースステーションでは、冒頭に少しだけ報道していました。
    で、内容がよく理解できない、
    という様なコメントをキャスターが一言残して次のニュースへ。

    この扱いが、科学に対する最近の日本のマスコミを象徴していると感じました。
    とりあえず感想を述べただけ。
    何が重要なのかとか、一応定型的に説明はするけれど、
    政治ならすぐに呼ぶような「専門家」も呼ばず、
    理解しようという姿勢自体を放棄している雰囲気。

    ここ数年を振り返っただけでも、
    携帯やインターネットのように、
    科学技術が生活を大きく変えていっているのに、
    よく報道される選挙制度・為替・株式市場などより、
    社会により大きな影響をもたらしているかもしれない科学技術の変化について、
    重要性を意識していないと思われます。

    以前はNatureとかで興味深い発表があると、
    新聞報道されたりもしましたが、
    最近はそれもなくなってきました。
    科学報道が減っているのは、
    おそらく読者・視聴者からの反応が少ないからでしょう。
    将来を見越すための情報、ではなく、
    株式欄のような今すぐ儲けるための情報、にしか、
    報道する側も、される側も、
    興味がなくなってきているのかもしれません。
  • このへんとかよさげなんで読んでみたけど、異常プリオンは糖蛋白質の高次構造(要するに立体構造)の異常だそーで。光学異性なもんはそもそも生物の酵素とまともに反応しないんでないかな。たしか。

  • 賞金 (補足) (スコア:2, 興味深い)

    by kubota (64) on 2001年10月10日 20時04分 (#28272) ホームページ 日記
    上記 MSN ニュースによると「賞金は1000万スウェーデン・クローナ(約1億1700万円)」とのことですが、野依氏自身はその 1/4 を受け取ります。日本化学会のページからリンクされている pdf ファイル (www.nobel.se) に書いてありました。

  • そうなんだよね。分子式は同じなのに、3次元での構造が違うんですよね。異常プリオン。それでなんとなく、子どもの頃に習った光学異性体を連想したんですよ。

    毒性が生命活動を司る、高分子の反応のアルゴリズムによるってところで、なかなか興味深い分野な気がした訳です。
  • by kubota (64) on 2001年10月10日 21時17分 (#28281) ホームページ 日記

    上記 pdf ファイルによると、「Knowles 氏と野依氏で5百万クローネを折半し、残りの5百万クローネは Sharpless 氏が受けとる。」とあります。この表現、よく考えてみると微妙で、折半というのはちょうど半分ということを意味するのでしょうか?

    英語だと、

    Prize amount:
    SEK 10 million, Knowles and Noyori share one half and Sharpless receives the other half.
    とあるので、Knowles 氏と野依氏の取り分は、合計が500万クローネという以上は明らかになっていないことになります。

    各紙の報道を見てみると、

    • 朝日: 1/4 と明記しています。
    • 読売毎日: Knowles と合計で 500 万クローネになっています。
    • 日経: 賞金についての記述はありません。
    • 産経: そもそも野依氏以外の受賞者についての記述すらありません。
    というわけで、朝日は不正確、産経は厳密には不正確ではないが誤解を招く表現、その他は問題なし、です。ぼくは朝日と同じ間違いを犯したことになります。

    ただ、朝日の不正確な表現は賞金の配分という比較的瑣末な問題に関するものであるのに対し、産経の記事は野依氏の単独受賞と誤解させるものであるので、産経のほうが重大だと言えると思います。

  • とはいっても、基礎系の工学以外では取るのは難しいかもしれませんね。都市計画とかじゃあ・・・

    昨年の白川博士も物質工学系ですね。
  • by nshibata (5616) on 2001年10月11日 1時13分 (#28318) ホームページ
    同じ京大出身の利根川さんの時は、
    確かに、京大の方が・・・という話もありましたが、
    それよりもアメリカで研究していたので、
    やっぱり日本では・・・という話が出ていました。
    (実際、当時利根川さん自身は、
    京大のことをあまり話していなかったと思います)

    で、出身大学でなく、研究環境という点では、
    日経で今年の春に特集された記事によると、

    ----- 引用ここから -----

    仮に、母校の京大に残っていたならどうなっていただろうかと考えることもありますが、名大ほど大きな自由を得られずに、大した成果を出せなかったのではないかと思います。

    ----- 引用ここまで -----

    となっているので、
    東大も京大もダメなのでは?
    とはいえ、名大のある名古屋については、
    この文章の続きではこうなっていますが。

    ----- 引用ここから -----

    しかし、名古屋は学者に冷たい。西沢先生(潤一、前東北大学長)と仙台の街を、中西先生(重忠、京大教授)と京都の街を歩いてみると、研究者の存在が認められているなと感じる。名古屋はその点、現実的なところで、少し残念に思いますね。

    ----- 引用ここまで -----
  • 東大出身は

    川端康成(1968年文学賞)
    江崎玲於奈(1973年物理学賞)
    佐藤栄作(1974年平和賞)
    大江健三郎(1994年文学賞)

    の4名ですな。
  • 正常なタンパク質(普通の脳の主成分ですな)は分解酵素で分解されてしまう(従って天才の才能を支える部分は分解される)のに対し、異常プリオンは分解されにくく、増加していくため発病に至る、ということだと思います。
  • 紙媒体の朝刊(3面)には賞金のハナシが載ってます。
    肝心の部分は「残り半分を折半する」という表記。

    それはさておき、
    野依語録の解説として、
    「論文の引用回数などで研究者の順位をつける風潮には、
    格の違う研究者を見分けるのに、そんなものは不要と言い切る。」
    と書きながら、
    社説にはしっかりと「1万6千回引用され」なぞと書くあたりがなんとも。
  • 江崎さんは三高の出だから、半分京大みたいなもの。
  • by naka64 (4590) on 2001年10月10日 22時20分 (#28287) 日記
    NHKだってWeb上の文章ではぼろぼろ。(映像ではきっちり言っていましたが。)

    7時のニュースの時点で聞いたとき(そのときは「アメリカの…とともに」を聞き落としていた)も、昨年度の例からして複数受賞だろうとは思っていました。
    大体今時自然探求で成果の独り占めは無理でしょう。
  • サブジェクト通りなんですが、
    ノーベル賞って工学は対象外なんでしたっけ?

    昔、大学院の授業で、教授が、水理学の分野にて
    アインシュタイン(最初の奥さんとの息子の方)の
    のなんちゃら方程式は、ノーベル賞ものだが
    工学は対象外だからと語っておられたのも思い出した
    だけなんですが。
    --
    ---moto
  • by Anonymous Coward on 2001年10月10日 23時28分 (#28300)
    >ノーベル賞って工学は対象外なんでしたっけ?

    実質的には, 工学も対象になってます.
    # 規則がどうなってるかは知りませんが

    実際, 昨年の物理学賞のひとつの題目は
    > "for basic work on information and
    > communication technology"
    でした.
    # もはや物理とはいえないと思う...
    cf. http://www.nobel.se/physics/laureates/2000/index.html

    それに, 化学は工学も含んでいるのでは? 福井さんは
    工学部の方だったはず.

  • by Zommai (5495) on 2001年10月11日 0時16分 (#28310)
    ミンティアフリスクの半額なのも
    やっぱり野依先生の功績なのだろうか?
  • 都市計画なら、内容によっては経済学の方で何とか・・・ならないかな?
    応用ミクロ経済学の分野でこういうことやっているのですが。
  • by naka64 (4590) on 2001年10月11日 0時24分 (#28312) 日記
    しかし、省略された受賞者を「全くいない」と簡単に信ずるというのも、信じた当の本人のその思想以前に「研究という仕事に対する理解がない」という問題を抱えていると思いますよ。

    「研究という仕事に対する理解がない」ことでは、報道機関の側が他の受賞者から切り離して報道したこと自体が思想の左右以前の問題でもあるが。
    これで受賞者を国民間で持ち上げたらひいきの引き倒しになってしまいますね。
  • 光学異性体の作用で極端な例だとサリドマイドなんかが片方は優秀な悪阻の薬で、催奇形性があるのはもう一方なんだそうだ。
    最近では抗癌剤としても使われているらしいんだけど。

    他にはトリプトファンの光学異性体が...
    光学異性体は毒っぽいというか、酵素的には全く別の物質なのでしょう。
    # 玄関用の鍵を上下?逆に複製しても使えないようなもんですな。で
  • by Anonymous Coward on 2001年10月11日 2時35分 (#28336)
    #9 を書いた AC です. 物理やってる立場の意見です.

    最近の物理学賞をみてると, 賞の対象が, だんだん, 工学的,
    というか技術的なことに移ってきてます. 個人的には,
    納得できないです. というのも, 受賞した仕事の多くには,
    (物理として大事な)概念的に新しいことを見いだせないからです.
    # 今年のやつは, 物理の研究の道具としては有効だと思うのですが.

    一方で, 当然受賞すべき人たちが認められずにいます.
    例えば, Bohm や, Bell はもう亡くなられてしまったし,
    そのために, Bohm の仕事を実験的に実証した関係で
    受賞できそうな, 日立の外村さんの受賞も難しい気がします.

    結局, Novel賞を選考する側が逝ってしまってるんじゃない?
    と思っているきょうこのごろです.

    そこまで言わなくても, すくなくとも, 科学を生業としないひとが
    素朴に思うほど, Novel賞がうまく選ばれてるとは思わないです.

    # 化学賞の選考についての感想希望
  • Re:サリドマイド (スコア:1, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2001年10月11日 8時27分 (#28364)
    RS表記は旋光性とは根本的に関係ありません。分子の不斉場におけるトポロジカルな状態を記述する方法です。

    旋光性を記述する方法はD-Lか、(±)を使います。Dはラテン語のdextro(右)、Lはlevo(左)の頭文字です。
    ちなみに、天然に存在するアミノ酸(当然グルタミン酸も含む)はすべてL体です(-体、ということになります)。 ただし、バクテリアは一部D体も使用していますが。
  • by okusa (5692) on 2001年10月11日 8時35分 (#28365)
    東大出身のノーベル賞受賞者は4人ほどいたはずです。 今回ので京大出身が5人になった・・のかな。
  • 薬は毒っていいますけど、何だって毒にもなるし薬にもなる。塩は体内にとって重要ですけど、 摂りすぎれば毒ですよね。酸素だって、空気中のある割合を越えると酸素中毒を 催します。また、シアン(青酸カリ)なんて毒としては有名ですけど、化学進化の 見地から見れば有用なプリン骨格のソースです。要は生体分子における反応性が 高いか低いかで、希望する作用をするかしないかということではないでしょうか?

    閑話休題、私が中学生のころ、学研の科学だったかな?で、天才の脳を食べれば 頭がよくなれるかって問題があって、その答は NO でした。理由としては、ただ 消化されるだけで、影響はないということでした。もし、そうであれば、今回の 異常プリオンを摂取したところで、影響はないんじゃないかと思うのですが、 ペプチドレベルでの影響は全く否定できないということなんでしょうね。という ことは、天才の脳を食べれば頭がよくなれる可能性があるのかもしれません。^_^

  • by pocopen (5684) on 2001年10月11日 12時01分 (#28425)
    ちなみに、サリドマイドを(少なくとも)経口投与する場合は、D型のみを用いても問題があるようです。
    これは、比較的最近になって知られたことのようですが、 胃液などの強酸によって、
    D型サリドマイドは徐々にラセミ化(D,L型の混合物になること)してしまうそうです。はい。
  • by mark (4383) on 2001年10月11日 15時02分 (#28458)
    複製人間ミスタースポック

    ってのがありしたな。
    転送のビームが反射してできた複製が逆巻きだった、
    という。
    食事をしなかったために、本物に見破られてたような。

    * TOS のノベライズを担当したジェイムズブリッシュ
    のオリジナル作品。TV版ではありません。
  • by rev-9 (4419) on 2001年10月11日 17時01分 (#28502) ホームページ 日記
     エサキ・ダイオードって、もう歴史の中に埋もれちゃったのかな?
  • by SteppingWind (2654) on 2001年10月11日 17時29分 (#28511)

    量子的なエネルギー障壁を量子が一定の確率ですり抜けるのが丁度トンネルを通る様にみえることからつけられた名前ですが, 最近ではトンネル効果がいろいろな局面で広範に使われるようになったので逆に目立たなくなったのではないでしょうか.

    今日買ってきたトラ技を見ていたら, 次世代ハードディスクのヘッドにもトンネル効果が応用されるそうで, これもnmサイズの世界ならではの話ですね. 日常生活に量子論とはすごい時代だ.

  • by Anonymous Coward on 2001年10月10日 20時13分 (#28274)
    リンクされた記事は見られても,
    それ以降,身動きがとれないのであった.
    なるほど MSN だなあ.エラーメッセージを初めて見たよ.
  • by Anonymous Coward on 2001年10月11日 0時13分 (#28307)
    新聞ではなくTVの方だけど
    ニュースステーションはそもそも報道してた?
    報道してなかったように思うんだけど…

    見逃したのかな?
  • by Anonymous Coward on 2001年10月11日 0時53分 (#28313)
    京大だそうですね。
    やはり東大からノーベル賞は出ないのか。
  • by Anonymous Coward on 2001年10月11日 1時37分 (#28324)
    糖や、タンパク質を構成するアミノ酸も光学活性な物質です。そのために、酵素は光学異性を認識します。 従って、生物がある物質の光学異性体の両方(俗によく右手と左手にたとえられますが・・・)を同様に扱っていることはまずありません。
  • by Anonymous Coward on 2001年10月11日 2時13分 (#28330)
    森重文教授は名大教授だったが、受賞直前に京大にかっさらわれたという話もありました。
  • by Anonymous Coward on 2001年10月11日 2時14分 (#28331)
    あの人は今でも名古屋から新幹線通勤してるんでしょうかねえ。
  • by Anonymous Coward on 2001年10月11日 4時01分 (#28350)
    ノーランディアの謎
  • by Anonymous Coward on 2001年10月11日 8時43分 (#28366)
    >最近の物理学賞をみてると, 賞の対象が, だんだん, 工学的,
    >というか技術的なことに移ってきてます. 個人的には,
    >納得できないです. というのも, 受賞した仕事の多くには,
    >(物理として大事な)概念的に新しいことを見いだせないからです.

    爆薬売りのノーベルの作ったノーベル賞なんだから、
    いいんじゃないでしょうか。
    ノーベル賞の初期には、技術的な結構人もいます。
    近年は理論に重点を置きすぎたと反省したんじゃないですか?

    世の中に直接役に立たない研究をやっているほど偉い
    とかいう風潮は、ちょっと好きじゃないなぁ・・・
  • by Anonymous Coward on 2001年10月11日 9時36分 (#28373)
     名前がわからないので、挙げていただけますか。
  • by Anonymous Coward on 2001年10月11日 9時48分 (#28379)
     野依先生は、これまでも候補として何度もあがっていたそうですので、ついに、という印象です。白川先生を驚いた人の数の方が多いのではと思います。
     いずれ業績も論文数も問題はなくて、あとは、時期だけでした。

    # もちろん、うれしいですし励みになります。

     なお、ノーベル化学賞は取得までの平均年数が異常に長いです。30代後半に書いた論文について、60代あたりに受賞するという例も珍しくありません。こうなると才能に与える賞というよりは、永年勤続表彰に近いです。

     死なないように気をつけないとだ。
  • by Anonymous Coward on 2001年10月11日 10時10分 (#28386)
    にも同様のネタがありましたな。

    JAMの作った人間もどきのアミノ酸配列がこれだったとか。
  • by Anonymous Coward on 2001年10月11日 11時49分 (#28421)
    今回の 異常プリオンを摂取したところで、影響はないんじゃないかと思うのですが、

    とすると、異常プリオン入り肉骨粉を牛に食わせても問題無い、ってことなんですか?

  • by Anonymous Coward on 2001年10月11日 13時27分 (#28438)
     あ、江崎先生がいましたか。

     でも、受賞業績はアメリカでのものですから、実質0ですね<自然科学分野
  • by Anonymous Coward on 2001年10月11日 14時29分 (#28452)
    > 一方で, 当然受賞すべき人たちが認められずにいます.

    ここのモデレーションを見ても分かると思うが、現実なんてそんなもんさ。
  • by Anonymous Coward on 2001年10月11日 16時54分 (#28500)
    江崎博士はいったいなにを発見したんですか?
  • by Anonymous Coward on 2001年10月12日 9時21分 (#28682)

    でも、合成食料 (Tiger Batter) の中のアミノ酸が... とか。

  • by Anonymous Coward on 2001年10月12日 9時52分 (#28691)

    平和賞と文学賞はともかく、物理、化学、医学・生理学の各賞は application を重視したものです。人類の平和と幸福への貢献ってことで。だから数学賞は無いし。

    だから技術 (テクノロジ) 的方面での受賞が多いわりに、工学 (エンジニアリング) 的な方面での受賞が少ないとは言えるかも。

    前世紀初頭の、科学者がアイドルだった時代 (昨今の Gates や Linus がもてはやされるような) に「受賞者により名声が付いた」賞でしかないのに、一般人はともかく、日本科学未来館の『開会式典で尾身幸次科学技術政策担当大臣が「ここで展示を見たことがきっかけとなって、何十年か先にノーベル賞を受賞する子供たちが出てきてくれれば」と述べていた』(http://ascii24.com/news/i/topi/article/2001/07/10/print/627754.html より引用) とかいう、なんで馬鹿のひとつ覚えのようにノーベル賞しか知らないの、フィールズ賞やチューリング賞は全然有名になんないの ? ってのが、問題。

    (余談。アインシュタインの受賞が相対論ではなく光電効果に関する理論に対してであることは有名 ?)

  • by Anonymous Coward on 2001年10月12日 10時00分 (#28694)

    もとの話題に戻しますが、江崎博士のトンネル効果ダイオードはソニーにいたころの発見 (ソニーがやっていたバイポーラトランジスタの中間層を薄くする研究開発の途上で確認された未知の挙動を追跡した結果) がもとになったものです。

  • by Anonymous Coward on 2001年10月12日 14時18分 (#28744)
     それが社長にめっかって、アメリカにけとばされたんでしたっけ。
     ソニーってすごい会社だったんですねえ。<なぜ過去形だ(笑
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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