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次期戦闘攻撃機、ロッキード社が受注 32

ストーリー by kazekiri
兵器産業デカスギ 部門より
von_yosukeyan 曰く,"日経によると、アメリカ国防総省は26日、次期統合戦闘攻撃機JSFにロッキード・マーティン社のX-35を選定したと発表した。JSFは、米軍とイギリス軍の現用戦闘攻撃機F-16、F/A-18、AV-8を代替する三軍共同プロジェクトで、当初の予定発注数は3000機、契約額は2000億ドルになるという。今後50年間に渡ってロッキード社が得る利益は1兆ドルと見られ、航空専門誌AviationWeekの試算によると1万機以上の生産が見込まれているという。
JSFの受注をめぐっては、受注したロッキード・マーティン社の他に、ボーイング社、ノースロップ・グラマン社の三社による競争受注が行われていたが、試作機受注前にノースロップ社が脱落、試作機を受注したボーイングも、トラブル続きで試験スケジュールが大幅に遅れていた。"
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 空より来たる (スコア:4, 参考になる)

    by argon (3541) on 2001年10月27日 20時53分 (#33125) 日記
    地上戦は避けたいという意向もあるのかもしれません。

    最初の地上攻撃は失敗、米英軍に衝撃 英紙が暴露

    空からの食料投下もなんだかなあという状況らしいですが。

    アフガンで活動18年、中村医師が語るタリバンの真実

  • 今後50年間にすること (スコア:3, すばらしい洞察)

    by nshibata (5616) on 2001年10月27日 20時01分 (#33113) ホームページ
    当初の予定発注数は3000機、契約額は2000億ドルになるという。今後50年間に渡ってロッキード
    社が得る利益は1兆ドルと見られ


    つまり、少なくともそれだけの規模の戦争をする、という宣言と受け取ればいいのかな?
  • by tickets (5221) on 2001年10月27日 20時12分 (#33117)
    3,000機で2,000億ドルの売り上げなので、仮に合計12,000機になったとしても単純計算で8,000億ドルなので・・・

    ちなみに1兆ドル=120兆円は平成13年度の日本の予算約82兆円を軽く上回る。数十年に渡っての売り上げとしてもすごい金額だ。
  • 細かいことですが・・・。

    >主力戦闘機(F22)がマグダネルダグラス

    F22はロッキードとボーイングのジョイントプロジェクトで、MDが受注したのは海軍向けの次期主力戦闘機のF-18E/Fです。なお、MDはボーイングに吸収されて消滅しました。

    >ノースロップのYF-23が技術的にはF22よりも優れていたとも言われていますが, すでにB2を大量に発注していたことからF22を採用したとか.

    これはちょっと違うと思います。B-2は80年代初頭に始められたプロジェクトですが、当初B-52の代替を計画し200機以上の発注が予定されていましたが、予算超過や技術的な問題(ステレス材料が飛行の度に破損するため、メンテナンスコストが超高額)から、90年代に入ってから発注数が削減され、結局40機ほどの発注で終了しています。同じようなプロジェクトとして、MDのC-17戦略輸送機(FBYソフトのバグ)や新型攻撃型原潜SSN-21シーウルフ(統合戦術システムの予算超過)のように、革新的な技術であるにもかかわらず予算が当初の倍以上かかってしまったプロジェクトがごろごろしています。アメリカの場合だと、開発が承認されても共和党・民主党共に金にうるさいので速攻で予算が切られてしまい、結局は赤字で終わってしまう企業も多いです。(実際、A-12プロジェクトのように訴訟に発展した例もあります)

    冷戦終結後に開始された兵器開発プロジェクトの多くは、個人的に見ればかなり保守的な選択を行う場合が散見されるのも、長期的な視野に立つべき防衛システム開発に「プロジェクトを止めない」という強固なDODの姿勢を見ることが出来ると思います。

    あと関係ないですが本文の補足です。
    タレコミ本文ではくどいようで書きませんでしたが、実質的に代替されるシステムは、F-16ファイティングファルコン、F/A-18ホーネット、F-14スーパートムキャット、AV-8ハリアー(ハリアー++、英軍含む)、E-6イントルーダー、EA-6ブラウラー、F-15Eストライクイーグルと極めて多く、1万機以上の受注というのもかなり控えめな予測だと思います。

    あと、日経の記事の説明に「次期主力戦闘機」とありますが、JSFは「戦闘爆撃機」に該当する機種なので多分誤植だと思います。

    JSFの仕様要件には、「ステレス性能」「JADAMなどの先進統合兵器」「通常版では垂直離発着性能、海軍版では短距離離発着性能」「戦闘・攻撃など複数の任務をこなすことが出来るマルチロール性能」「将来のアップグレードを容易にする統合情報システムと光ファイバーバス」などが要求されています。
  • by hyoma (3185) on 2001年10月27日 20時02分 (#33114) ホームページ 日記
    ロッキード・マーティンのX-32ですね。

    ロッキード・マーティンの重役には、現副大統領チェイニー氏の夫人が重役として名を連ねていますし、そのチェイニー副大統領自身も現国防長官ラムズフェルドが、ニクソン政権時代に経済局長を努めていたときの補佐官だったそうです。
    嫌な見解ですが、縁故が動かした受注とも言えるかもしれません。

    もっとも、98年といささか古い情報ですが、ロッキード・マーティンは123.4億ドルという受注を受けているので、当然といえば当然なのかもしれませんが。
    --

    GOD'S IN HIS HEAVEN.
    ALL'S RIGHT WITH THE WORLD.
  • by hyoma (3185) on 2001年10月27日 20時05分 (#33116) ホームページ 日記
    自己Res

    X-32はボーイングでした。
    --

    GOD'S IN HIS HEAVEN.
    ALL'S RIGHT WITH THE WORLD.
  • by SteppingWind (2654) on 2001年10月27日 21時59分 (#33152)

    現在の軍用機の発注先を見てみると, 爆撃機(B2)がノースロップ, 主力戦闘機(F22)がマグダネルダグラス, 戦闘攻撃機(X35)がロッキード, これに加えて民間の大型旅客機がボーイングということでバランスを考慮したのではないでしょうか. どの会社が潰れても軍事技術的にも経済的にも影響が大きいでしょうから.

    このことは前回次期主力戦闘機の時に言われていたことで, この時にはノースロップのYF-23が技術的にはF22よりも優れていたとも言われていますが, すでにB2を大量に発注していたことからF22を採用したとか.

  • >実質的に代替されるシステムは、F-16ファイティングファルコン、
    >F/A-18ホーネット、F-14ス...(もろもろ.以下略)

    どれも全然方向性も用途も大きさも違う機体ですよねぇ.
    これをタッタの1機種で代替できるものなのか知らん?(素朴な疑問)
    ロッキードF-111やアブロCF-105や三菱・烈風の二の舞いにならないといいが....

    >仕様要件には、「ステレス性能」「JADAMなどの先進統合兵器」
    >「通常版では...(もろもろ.以下略)

    今まで,要求仕様が複雑多岐すぎたとき,出て来た機体は,おおよそ駄作
    だったように思うんですが....例外はP-51とかF-4ぐらいでは....

    #要求仕様が多すぎたせいでコケたプロダクトって,航空機に限らないよね.
    #ほら,ソフトウェアだって,そうゆぅの,あるでしょ?
  • >垂直離発着機能
    確か、この機能は海兵隊と海軍の一部にだけ要求されていて、他の機種はより安い短距離離発着機能の要求に留まっていた筈。
    ハイ・ローミックスが徹底しているのがいかにもアメリカ的なのですが、興味あるのは、
    確かロッキードはロシアのヤコブレフのYak-141 (制式化されていればYak-41になっていた筈)と言う、世界初の超音速垂直・短距離離発着(VSTOL)機の技術を大幅に採り入れた物を1993年頃からの先行試作でしていて(理由:ロシアの財政難や試験中の事故でロシアでのプロジェクトが中止になり、その技術をロッキードが半ば買い取った)、未だにYak-141の面影がロッキード版のJSFには残っています。(例えばテールのノズルとか、箱型に近い機体形状とか)

    そう考えると、ロシアの悲願が「敵国」アメリカで結実したとも言える訳で、私は歴史の皮肉を感じます。
    Yak-141自体、技術として1980年代末にほぼ完成していた物であり、それを採用したロッキードタイプの方が信頼性から言ってボーイングのタイプよりも高い。と言う評価が出たのかも知れません。(未だDoDのプレスリリースを見ていないので憶測モード)

    # ボーイングの方だったかも(^^;
  • >この機能は海兵隊と海軍の一部にだけ要求されていて、他の機種はより安い短距離離発着機能の要求に留まっていた筈

    ありゃ、逆でした。すんません

    >ヤコブレフのYak-141 (制式化されていればYak-41になっていた筈)と言う、世界初の超音速垂直・短距離離発着(VSTOL)機の技術を大幅に採り入れた物を1993年頃からの先行試作でしていて

    アレ? ボクの記憶がおかしいのかもしれないですが、Yak-141って確かリフトエンジンを使用した技術だったと思いますが、JSFの初期段階で確かノースロップ・グラマンが提案してたような・・・。

    ちなみに、ヤコブレフはYak-141のプロジェクトを現在も継続中で、空母装備の強化を行っている中国やインド、それにロシア軍にも提案を行っており、試作機もあるはずです。
  • >、F/A-35でもVTOL機にはリフトエンジンが積まれていたと思いますけど

    確か
    ロッキード案 リフトファン方式
    ボーイング案 推力変更方式
    NG案 リフトエンジン方式(紆余曲折があったが最終的には)
    だったと思います。

    ロッキード案のリフトファン方式は、単発のエンジンの排気を離陸時に大型のリフトファンに回して垂直離陸・短距離離陸の上昇推力に利用するタイプだったと思います。

    ヤコブレフの技術を利用したかどうかはわからないです。
  • 売上額よりも粗利がどの程度なのか興味あります。
    それに、あーいった商品は月々の保守料とかもある
    のでしょうか、まさか、リースじゃないでしょうし。^^;
    --
    # 人生のキャリーオーバー継続中
  • by LAMBADA (4619) on 2001年10月27日 23時08分 (#33168)
    ATF(先進戦術戦闘機)の時の採用機YF-22Aもロッキード(&他2社)です。コンペに破れたYF-23Aの方がマクダネルダグラス(&ノースロップ)だったんで、これでマクダネルダグラスは連戦連敗ってことに…
    今回のX-35ですが、写真を見る限りでは確かにF-22に似てますね。
    http://www.af.mil/news/n20011026_1537.shtml

    昔は確かにメーカーのバランスで決めてたのかも知れませんが(それはそれで一理あるかと)、今回の結果からみるとそうではなさそうですね。
    同じメーカーに揃えると共通コンポーネントが増えて価格が抑えられる(ハズ)のでしょうが、その代わり潰れるメーカーも出てくるわけで…とは言っても冷戦時代と同じだけの軍需メーカーを維持し続けるってのも不可能な話ですが。

    ちなみにATFの時はステルス性能重視のF-23に対して格闘性能重視のF-22が評価されたってのが一般的な評価だった気がします。
  • by LAMBADA (4619) on 2001年10月27日 23時11分 (#33169)
    すでにコメントされてる通り、マクダネルダグラスは消滅してましたね…
    大変失礼しました。
  • ソフトウェアの開発は余り比較対象にならないような…
    どちらかというと、メンテナンス性の面から考えると、何でこんな事をしたのか読めてくると思いますが。

    今の米軍では機種が複数過ぎて、補給や整備などの兵站面で複雑になり過ぎているのをすっきりとさせる必要が出たので、今回のような選択に至ったのです。(これは公式情報としても出ている)。
    つまりは、今の戦闘機体系をF-22と言う「高価だけど極めて?高性能な機種」(数と価格から見て、どの程度の費用対効果があるのか疑問だが)とF/A-35と言う「*比較的*安価な機種」(こちらは数的にも質的にも費用対効果がありそう)の二系統にして、兵站を可能な限り簡略化してしまおうと言う大胆な試み(これは、旧ソ連の方が数歩先を行っていたと思うが)が実現しつつあるという事です。

    # でも、A-10のような簡略で頑強な機種も必要性があると思うのだが…
    但し、F/A-35も二種類(VTOL/STOL)に細分化される事や、ステルス性を維持する為には兵器を一新しないといけない(上に一回にたくさんは積めないので、出撃数も多くなる)事から、DoDの目論見ほど維持コストは安くできないと考えてはいますが。

  • あれはタリバンホイホイですよ。(^^;)
    --
    ゆーへん
  • >Yak-141はリフトエンジンを使用した技術
    確かに、そうです。
    ただし、F/A-35でもVTOL機にはリフトエンジンが積まれていたと思いますけど。

    >ヤコブレフの技術はノースロップ・グラマンが(以下略)
    確かに、そうですね。
    確か、その後で色々なやりとりがあってロッキードに技術が吸収されたと記憶されていますが、勘違いだったでしょうか?

    >未だにヤコブレフは開発を続けていて中国やインドに売り込みを続けている
    確かに、ここは私の勘違い(って言うか最近陸軍や情報戦の方に関心が移っているので最近の空軍情勢には疎くなっていた)ですね。
    しかし、事故以降、殆んど開発が進捗してないと言う話を1998年末くらいに耳にしたのですが、現状でスポンサーが付いたのでしょうか…?

  • フレームの元ですか・・・

    どんな設備でも同じことだと思うのですが、
    新たに投資する場合は、
    その金額に見合った必要性があるということでしょう。
    金額の大きさは、想定されている行動の裏返しのはずです。
    軍事設備が新たにそれだけの投資を必要とする、
    ということは、
    新たにそれに見合った軍事行動がある、
    という捉え方を出来ると思います。
    これだけ大規模の投資をしようという場面で、
    戦争の規模・発生確率を考えずに投資しているとは想像出来ません。

    投資金額の裏に想定されている場面が何であるのか考えることは重要なことだと思います。

  • by awajiya (2498) on 2001年10月28日 1時39分 (#33210) ホームページ
    あー.やっぱりソフト開発とソックリぃ ;-)

    #以下のストーリーには大いに誇張が含まれています

    ○機種や用途毎に最適化しちゃうと,メインテナンスがタイヘンだし,
    コストも高価いから,汎用性の高い仮想プラットフォームを作って,
    標準化されたライブラリを組み合わせて書いた方がいいよん.

    ★おぉ,それってオシャレ!そうしよう!....っておぃ,性能が出ませ~ん.
    おまけに,せっかくの標準ライブラリも,気がつけば誰も使ってないじゃんー.

    ○性能が出ないんじゃしょうがない.ちょっとだけ最適化しよっか.ライブラリは....
    ....きっと使うようになるさ.だって便利に決まってるもん.
    世界中いつでもどこでも同じように動くんだからさ.絶対に便利だってば(断言).

    ★最適化し出したら部門別の性能要求にトメドがなくなって,元とはベツモノに
    なっちゃったよぉ.おまけにちっとも軽くなってないしぃ,サイズは大きくなる
    一方だし....やっぱフルスクラッチから書き直した方がよかったかも....

    ○まぁしょうがないよ,納期も来ちゃったし.なんとかダマシて納めさせてもらうよ.
    基幹システムには当面無理だけど,特定部門のサブシステムとしてなら使えるっしょ.
    金は....こっちも赤字だけど,客にも出して貰えるだけ追加で取るからさっ.

    ....ってな経緯で,ロッキードF-111はコケたんでしたよね.
    計画段階では,海空軍共用の最強汎用ファイターになるはずだった期待の星.
    基本プラットフォームの策定までは順調だったものの,いざ実用段階へと進んだら,
    海空軍とも,運用方法が違いすぎ,追加機能のリクエストが山盛りで,盛り込み過ぎか,
    どえらく重くなって,海軍の採用は取り消し <重くて空母の甲板がへこんじゃう.
    見込み生産機数は半減しちゃうわ,パイロットからは使い勝手が悪くて不評だわ,
    性能も思ったほど出ないわ,さらに値段も凄いモノになっちゃって,
    おかげでソレを買わされた空軍は大迷惑....と.
  • デザイン的にはF-22の子供と言った風情ですな。

    X-32はもっとかっこわるいぞ。垂直離着陸時に
    機首の下にあるエアインテークが、顎が外れるごとく
    パカッと開くのだ。(爆

    http://www.boeing.com/defense-space/military/jsf/images/6-jsf_ctol_3vu.jpg

    もっとも、F-22も競争試作段階では恐ろしく
    かっこわるかったので、量産試作の段階で設計が
    見直されて、デザインも変わる可能性があるかも。

  • >最初の地上攻撃は失敗
    やはり、そうですか…戦争慣れしている人達にはプロと言えども最初から勝てる訳がない。
    となると、あの「タリバンが逃走した後の軍事施設の映像」ですが、あれって、何処で撮ったのでしょうね?
    作家の大石英司氏が日記で「あの、わざわざ武器を持ち込んできて写したような映像はアメリカ国民を勇気づける為のプロパガンダだ」と分析していましたが、
    ひょっとして、ハリウッドのどっかで撮られた映像だったりして。

    厭戦気分のアフガン市民から消極的な支持を受けている(らしい)タリバンの実態と今流されているイメージが乖離している事は、建前と本音が日本以上にずれているイスラム世界では大いにありうるし、あの映像や炭疽菌騒動を含め、情報戦に踊らされているのは、実は我々「西側」国民なんではないか。と思う事がよくありますね。

  • 仮にJSF以外の戦闘機がなくても仮想敵国に対応できるのであれば、計画に参加している米英にとっては大きなメリットになります。
    V/STOL空母だけですむ(?)ので、原子力空母や大規模な基地の必要性は大幅に減ります。当然、それらを支援するための大規模システムも。
    そう考えれば、それだけの大規模投資も意味があると思われます。
    ロシアもSu27の発展型でとどまっているようですし、中国の技術はまだまだ。ヨーロッパや日本はたいしたことをできるわけもなし。
    JSFが21世紀前半の空を制しても全然不思議ではないなあ。
  • by G7 (3009) on 2001年10月30日 16時15分 (#34067)
    >戦争の「恐れが有る」ことを案ずる(そしてそれを公言する)ことがフレームの元だというなら、
    >我々は何時どこで戦争というものを嫌がる機会があるってんでしょう?

    と書いたコメントが「フレームの元」つけられてるんじゃ、
    どこのどなたか知りませんが、終わってますな。

    職業に貴賎はない、なんてのはマヤカシであって、
    「死の商人は、捨て!」ってのも結構悪くない考え方だと思うのだが、
    モデレーションの問題はモデレーションアノニマス君が死の商人(orそのシンパ)で
    あるかどうかすら判らない、という点だな(笑)。
  • ここにもまた「フレームの元」が・・・
    モデレーターに「フレームの元」を与えたい気分。

    それどころか、安く済むならば「使いやすく」なりますしね(笑)。

    確かにそれがあるんですよね。
    大半のものはコストが安くなると社会的に大きなメリットがあるのですが、
    事実上、攻撃的用途にしか利用できないものについては、
    コストが安くなって普及してしまうと、
    デメリットが大きくなります。

    戦国時代の鉄砲のように、
    銃が非常に高価な製品なら、
    現在のような数の銃犯罪は発生しないでしょう。
    軍備として利用できるから普及によってデメリットが発生する、
    ということも問題ではありますが、
    軍備としてしか事実上利用できないからメリット部分がほとんど発生しない、
    ということが一番の問題なのだと思います。

    例えば、スペースシャトルは軍事的に多く用いられていますが、
    民間利用への期待も非常に高いため、
    スペースシャトルの稼働に大きな反対が起きるとは思えません。

    社会へ与えるメリット部分が見えにくい巨大投資が行われる、
    という話を聞けば、
    なぜそういう投資を行うのか、
    という議論を行うのは非常に自然なことに感じます。
    • by G7 (3009) on 2001年10月31日 2時50分 (#34300)
      >モデレーターに「フレームの元」を与えたい気分。

      全くです。
      「オフトピック」ならまだしも構造的に理解可能(賛同ではなく)ですが、
      どこがどうフレームなんだか謎すぎです。

      >攻撃的用途にしか利用できないものについては

      全くです。
      鉄砲に端を発する近代武器兵器(てのかな)は
      専ら攻撃専用なんですよね。殺すためだけの道具。
      対武器のための防御道具ですら無く
      誰かを殺すことの副作用でしか誰かを守れない
      という因果過ぎる代物ですね。

      >銃が非常に高価な製品なら

      何度かNHKでもネタにしていましたが、
      貧乏かつ内紛しがちな諸国に流入した超安価な銃(や地雷)は
      安価なくせに(笑)50年くらいも使い物になり、
      その間延々、かの地の人々を殺し続ける、そうですね。

      おぞましい。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2001年10月27日 20時02分 (#33115)
    かっこよくない、どうせなら格好いい機体にして欲しかった。どうせドッグファイトなんかしないんだから。。。
  • by Anonymous Coward on 2001年10月27日 20時54分 (#33127)
    まあ本気ではないと思うが、くだらないこというなよ。
  • by Anonymous Coward on 2001年10月27日 22時22分 (#33163)
    今後五十年に渡る調達コストの変動。 調達コストよりもよほど額のでかい保守、改良コスト。 改良発展型の開発、受注見込みなどなど… なにより受注が米英だけにとどまるわけがないこと(現時点ですでに10カ国近くが導入確実と言われている) あわせて考えると利益1兆ドルはあまりに控え目な数値とも思える。
  • by Anonymous Coward on 2001年10月28日 2時21分 (#33225)
    実績からいうと、4年に一度以上はドンパチやってる国ですから、当然という意味でくだらないことですか。
  • by Anonymous Coward on 2001年10月28日 2時22分 (#33226)
    「その事象によって最も利益を得るもの」の候補ですか?

  • by Anonymous Coward on 2001年10月28日 4時30分 (#33252)
    ロシアのSu-27とか良いよね。。。。
    この際だから機体とエンジンはロシア製でアビオニクスはアメリカ製てどうかな?
    だめだろうな。。。。。
  • by G7 (3009) on 2001年10月28日 16時45分 (#33341)
    >フレームの元ですか・・・

    心中お察しいたします。困ったモデですね。

    戦争の「恐れが有る」ことを案ずる(そしてそれを公言する)ことがフレームの元だというなら、
    我々は何時どこで戦争というものを嫌がる機会があるってんでしょう?

    最新式のカッコイイ(笑)戦闘機に乗せられて(←"乗せ"は両方の意味です)、
    飛ばされて一定の確率(最近は低いのかも知れないが)で落とされて、
    死んで護国の神様となる道こそが前向きな人生だ、とでも
    言いたいんでしょうかね?(笑)
    いや、さすがにそこまで酷くはなかろうと期待するが。

    ダウンサイズだろうがなんだろうが、全く戦闘機を作らないよりは、使うべき(?)モノがそこに存在するようになるのは確かなわけだから。
    どうせ戦闘機がボロ化してもあの国は戦争のペースを落とさないだろうし。

    それどころか、安く済むならば「使いやすく」なりますしね(笑)。

    暗いニュースの1つであることは変わりは有りません。

    オフトピですがEricRaymondの鉄砲肯定論は読んでて吐き気がします。
    人を殺す攻撃の副作用としてしかディフェンスが出来ない偏った道具と、
    色んな柔軟性があるソフトとを、同じ「自由」という括りで語らないで欲しい。
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

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