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1624 story

CSK、アスキー経営権放棄 45

ストーリー by koyhoge
大川神通力ももはや及ばず 部門より

Anonymous Coward曰く、"朝日新聞にて、 CSKがアスキーの経営権放棄との記事がでている。 年度内に全保有株式をアスキーに譲渡し、さらに アスキーはこの株式を消却し、新たに第三者割当増資を実施と いうことらしい。CSKの注力する分野では、アスキーには旨味が ないということか、単純に大川会長がいなくなったので 見切りをつけたということか…。アスキーにとっては真の正念場である。"

かつての勢いは衰えてるとはいえ、コンピュータ出版業界的には まだまだ独自の位置を占めているアスキー。 大きな後ろ盾がなくなったことを逆にチャンスとすることができるか、 今後の活動が注目される。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by yasiyasi (5450) on 2001年11月25日 1時01分 (#41021)
     タレコミの書き方だと「アスキーの引き受け先がない」という印象になるが、実際はユニゾン・キャピタル [unisoncap.com]という投資会社が引き受け先にほぼ固まっているんですね。
     まったく先行き不透明というわけではなさそう。

     このユニゾン・キャピタルのページに出ている他の投資先が、投資を受ける前後でどのように変わったかを調べて、アスキーが今後どうなるか推測するのが吉かも。(私はオリエント信販(株) [orient-shinpan.co.jp]も(株)マインマート [mine-mart.co.jp]も知らないので判断しようがないですが)

  • 結局? (スコア:2, フレームのもと)

    by acute!! (6872) on 2001年11月24日 14時48分 (#40932)
    一ヶ月くらい前の夕刊ゲンダイにこのうわさが、
    まことしやかに書かれていて、2chの例のスレで、
    西さんが"聞いたこと無い"とかって反論していたけど、
    規定路線だったてことだね。

    1ch.tvも立ち上げたし、また西さん復権待望論が
    あふれそうですが・・・
    • 9月末時点で76億円の債務超過だったんでしょ? フツーの会社なら潰れてるよね。以前も債務超過になって、 CSK の故・大川会長に救済してもらって、それでもまた債務超過になってる。ブラックホールのように金をジャンジャン吸い込むだけだね、アスキーって。利益なんか出せない。もうどうしようもないね。

      週刊ダイヤモンドの11月10日号の「倒産危険度ランキング」の上位に顔を出していなかったっけ? もう持たないでしょう。

      > 1ch.tvも立ち上げたし

      1ch.tv 立ち上げのゴタゴタを見ていると、本当に、救い様の無い人間になってしまったという事が誰の目にも明らかでは。 2ch に問題があるのは事実だが、 1ch.tv はもっと酷い。どうしようもないよ、あれは。アイドルタレントでしか集客できないんだから。よくあれで他人の悪口が言える物だ。呆れるよ。

      > 西さん復権待望論

      「2度とアスキーに復帰するな!」の意見の方で溢れるんじゃないの?
      親コメント
      • by brake-handle (5065) on 2001年11月24日 20時24分 (#40967)

        別件で調べものをしていた時に見つけたのですが、11月24日付の日経朝刊1面に「立ちすくむ企業 4」という記事があります。記事自体はマイカルを初めとする小売業問題を扱っているのですが、このなかに

        流通業界では、規模こそ力の源泉という拡張主義の呪縛が...

        とあります。実はアスキーもこの呪縛から抜け出せていないのではないでしょうか。アスキーが発売している商品を考えると、利益率を大きくとることができるものが全くありません。

        しかし、販売した商品数を上げれば単純に利益が出るほど問題は簡単ではありません。事業開始にともない、商品数とは関係なく一定額必要になる初期投資が必要となります。上述の呪縛から抜け出せずに無謀な拡張を増やし、初期投資を回収できずに倒れたのが、実はマイカルであり、ダイエーであり、アスキーなのです。

        実は、アスキーにはマイカルやダイエーには決して切れない切り札がありました。アスキーの事業自体をCSK化してしまい、利益率をとにかく上げることに専念する方法です。この選択肢をとらなかった理由ですが、西さんは雲の上を知らない人ですから、大量の金と責任が飛ぶような仕事を好まなかったのでしょう。結果として、今やマイカルやダイエーよりもひどい状況になってしまいました。食料品は手に入れないと我々は死んでしまいます。それに比べれば書籍はなくても生きていけます。

        1chを立ち上げる当たり、西さんは、人間を観察することは得意なのでしょう。ですが、観察力と人間を自分の思いどおりに動かす技術は別物です(というコメントが1chの記事にもあったような)。

        親コメント
    • by Anonymous Coward
      >>また西さん復権待望論があふれそうですが・・・

      って、どこの誰が?
      正直、西さんに何かを期待してる人がまだいるのでしょうか?
      懲りないなあ……

  • アスキー発行のファミ通のレビューは、問屋さんの仕入れに多大な影響力を持っています。その点数に従って仕入れを決めているところも少なくありません。
    しかし、アスキーという会社としては、それだけじゃダメだったのですね。
  • アスキーから出ている書籍を購入していません。私の本棚のコンピュータ関連書籍の割合はオライリーとピアソンが主体でした。アスキーの強みといえば、GNU 関連(最近 MAKE 本が出た)ぐらいでしょうか。あのシリーズは質は良いのですが、読んでいてちょっとカタクルシイのも事実。心機一転して良質の書籍を出版してくれることを望みます。
  • by seraph (40) on 2001年11月24日 17時31分 (#40953) ホームページ
    Unix Magazine を忘れてないか?
    あと BSD Magazine も(笑)
    --
    -- みずき
    • by sodium (1155) on 2001年11月24日 19時11分 (#40962) ホームページ 日記
      Linux Magazineは...
      # どうでもいい?

      BSD MagazineとUNIX Magazineは残ってほしいですね。
      親コメント
      • Re:うにまが (スコア:3, 参考になる)

        by yasiyasi (5450) on 2001年11月24日 21時13分 (#40971)
         Linux Magazineは、他に似たような雑誌がいっぱいありますから、なくなってもかまわないでしょう。

         BSD Magazineのようなニッチ市場をまかなっているものや、UNIX Magazineのような正調のものなどを出しつづけないと、ASCIIの特色が消えて、そこらのポッと出のPC雑誌出版社と違いがなくなってしまう。

        # 同じく老舗のソフトバンクには「いつまでたっても、ポッと出の雑誌を発行しつづけている」
        # という印象があるが、ASCIIはそれとは何か一味違う印象がある。

        親コメント
      • by Anonymous Coward
        Unix Magazineはもうだめでしょ

        内容がのパソコン雑誌レベルまで落ちていますもん

        BSD Magazineは..FreeBSD Pressの方が好きだな

        • by Anonymous Coward
          書き手不足の為か Unix Mag. に妙な記事が増えているは事実。
          しかし良質な記事を書ける執筆者はまだ残っていて、新しい書き手達が洗練される可能性もある。Bit 亡き後ほぼ唯一の教条くさい商業誌なので、生き残って欲しいところ。

          一方 BSD Mag. については、ダメ記事にお金を払わないというポリシーも大事だと思ったりする。なぜか売れているようですが……。
  • by hideha-m (2116) on 2001年11月24日 21時34分 (#40975)
    pTeXは残ってほしいぞ。最悪impressのWindows版と一緒になるのかなぁ。
    • by KENN (3839) on 2001年11月24日 21時57分 (#40979) 日記
      最悪impressのWindows版と一緒になるのかなぁ

      ここ [impress.co.jp]を見ると、あれ、もう5年もバージョンアップしてないじゃないですか。

      #つーか、バージョンアップしてたんだ、という感じだけど。

      「電子化による日本語組版技術の保存」という観点からも、pTeXにはがんばってほしい。で、pTeX存続のためには、やっぱりASCIIに生き残ってもらわないと。

      TeX for Windowsを「放置プレイ」し続けている今のインプレスがpTeXを引き取ってくれるとは思えん。

      親コメント
      • by G7 (3009) on 2001年11月25日 0時29分 (#41005)
        そういう類のものも「フリー化よりマイクロペイメント化」なんでしょうか?(^^;

        うーん。いずれ(^^;にせよ、ごく一部のニッチ商品だけに
        存続を期待する、っていう感じだなあ、あの会社には。
        親コメント
        • by KENN (3839) on 2001年11月25日 1時22分 (#41024) 日記

          「Windowsで動くようにした」という程度ではあまりユーザーの興味を引かなかったのはTeX for Windowsの例で証明済みなので、例え1円とかいわれてもねぇ。

          Windowsでも角藤さんとこ [kindai.ac.jp]でTeX本体のバイナリを手に入れて、dviout for Windows [u-tokyo.ac.jp]を入れれば、フリーでTeX環境構築出来るし、そもそも大抵のLinuxディストリビューションなんかじゃデフォルトで入ってるので、セットアップする必要すらなかったりします。

          元々定番スタイル集 [cbook24.com]などで「ソフトウェアとしてのTeX」を商売にし始めたのはインプレスが最初。それが悪いとは言わないけど、そういう企業が今のASCIIと同じような姿勢でpTeXをサポートしつづけてくれるとはとても思えません。

          pTeX関係や、こないだ出したGNU makeの本 [ascii.co.jp]も、例によってanonymous ftpで手に入る [ascii.co.jp]ってあたりが、私がASCIIに生き残ってほしい理由だったりするんですが、どっちも儲かりそうもない話だなぁ(笑)

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  • by Wildcat (2067) on 2001年11月25日 6時13分 (#41061) 日記
    年間 Ah! SKI を何年も見ていないなあ。
    (なんていうことを書くと歳がばれる?)
    --
    (´д`;)
    • by jintaro (5009) on 2001年11月25日 11時18分 (#41088)
      月刊誌の方は保管していないけど、Ah! SKIだけは保管している。

      薄くて場所をとらないからと言うのも大きな理由かもしれないが。
      親コメント
      • 現物は引越しやらなんやらで紛失してしまいましたが、
        ASCII 二十周年のときに月刊 ASCII 本誌についてきた CD-ROM 版はまだ残してたと思います。
        1 ページごとに巨大な jpeg の一枚絵で、当時使っていた環境だと表示させるだけでかなり重かったのですが、今使ってる端末なら楽勝だろうな。
        親コメント
    • パロディ版BSD Magazineは、でたね。 南新宿アドベンチャーのダンプリストを見たら昔しこしこダンプリストを打ち込んだことを思い出した。 しかし、老眼が進んで、ダンプリスト読むのもつらくなった。アスキーも郷愁の一つとなるのかな。ああ、そういえば、1977年9月号の付録の”FLOPPY ROM”の6800 4KBASICをまだ保存してあるよ。
  • by w_stone (3724) on 2001年11月26日 10時04分 (#41277) ホームページ
    インプレスが買い取って、インプレスがアスキーにリネームすると面白い。
  • by Anonymous Coward on 2001年11月25日 0時35分 (#41010)
    西がつまらない意地をはらないでスクウェアの個人で筆頭株主の人
    (今も)にファミ通ごと高く売りつけておけば、CSKにも大川さん
    にも迷惑かけずに済んだのにな。

    そういや、そのときアスキー内部で便乗クーデター起こして失敗して
    独立したやつらの会社の話最近聞かないけどどうなってるんだ?
    • by Anonymous Coward
      内部事情は知りませんが。
      アクセラの話でしたら、もうずいぶん前に潰れて敗戦処理をデジキューブがやってたような。
  • by Anonymous Coward on 2001年11月25日 0時43分 (#41019)
    全体売上で前年比20%から30%の落ち込み。
    イ●プレスは40%の落ち込み。
    アスキーは。。。。

    でも中には数%だけど、ちょっと上がっているところもあるんだよね。

    アスキーに限らず、コンピュータ書籍の業界の再編、書籍の業界全体の再編は必至です。

    そういう意味ではアスキーは一例に過ぎません。
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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs

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