kensama 曰く、 "朝日新聞の記事によると、前々から限界が近いと言われていた気象衛星ひまわりは、ついに引退への花道が用意される模様だ。待望の正当後継者はまだ打ち上げられないが、気象庁は米国の予備衛星「GOES」を中継ぎとしてレンタルする交渉に入るらしい。GOESをひまわりの位置まで移動させるには約3ヶ月かかるらしいので、交渉をモタモタしてると予報精度が落ちてしまうぞ。がんばれ気象庁!"
衛生打ち上げがコケてたのか。 (スコア:2)
これって、要はちょっと前まで後継機が遅れて、しょうがなく借りなきゃいけなくなったわけで。H2Aが上がってわーわー騒いでたけど、ここ一番にはやっぱり弱いのね。「あなたには功夫がたらないわっ。」とか言われそう(謎)
延期に次ぐ延期なのです (スコア:2, 参考になる)
さて、気象庁の話も正解なのです。衛星輸出のためには、アメリカのメーカーが免許更新しないといけないのですが、この規制が厳しくなったので、米国の免許更新手続きのせいで春から夏にのびてしまったのです。とほほ。国産を捨て「させられた」ツケを、こういうときに感じます。どうせアメリカ製なら、次期衛星にはアメリカンな名前を付けてください。
Re:延期に次ぐ延期なのです (スコア:2)
衛星打ち上げがコケてたの。 (スコア:1)
そんなわけで今困ってるのです(NASDAの発表 [nasda.go.jp])。
ですから「H-IIA」がここ一番に強い弱いとは関係ありません。
さらに追加 (スコア:2)
MTSAT-1Rは製造工程が遅れて平成15年夏の打ち上げ予定になったのです。
ネタ元のアサヒコム間違ってますね。
それとも違う衛星のことなのだろうか?
Re:衛星打ち上げがコケてたの。 (スコア:2)
NASDAの映像見ました。ルーキーは宇宙の塵と化したのかな。なにはともあれ、ご愁傷さまです。
Re:衛星打ち上げがコケてたのか。・・・GMSひまわり (スコア:1)
10年くらい前に、センサーをVISSRからCCDを検討していたことが、懐かしいです。
元 衛星受注業会社 のエンジニアで、受信機を売ってました(^_^);
H2Aは失敗してないですよ。 (スコア:0)
Re:H2Aは失敗してないですよ。 (スコア:0)
だいたい、H2のミッションは気象衛星を正式に
組み込んでなかったようだし。
記憶違いでなければ。
Re:衛生打ち上げがコケてたのか。 (スコア:1)
ジャッキー・チェンをNASDAに招待しましょう:-)
とりあえず (スコア:2, 参考になる)
>03年夏には赤道上から南北に2度ずつずれる計算だ。
>最悪の場合には送信画像が劣化し、国内外の59の民間気象会社
>などに送っている映像に、データの空白を示す白いラインが入る
>恐れもあるという。
ということで、2003年(平成15年)までは使えるということなん
でしょうか。
ともかく、気象状況が把握できないような状態にはならないよう
交渉を進めてほしいものですね。
もし台風時期に気象衛星からの情報がなかったら進路予測とかが
どうなるかが非常に不安です。
(気象レーダーである程度は把握できるのかな?)
アメダスとDOPPLERレーダーだけじゃ (スコア:2)
でも、ここのDOPPLERレーダー [dwp.co.jp]を使った予報のほうがテレビのバラエティ化した天気予報より、役に立つような気がする。
Re:アメダスとDOPPLERレーダーだけじゃ (スコア:2)
いっそ太陽イケス [srad.jp]に観測機器載せて太平洋上に分散配置すると衛星いらなくなる....とか(^^;
Re:アメダスとDOPPLERレーダーだけじゃ (スコア:2)
気象庁の長期予報って、100%外れているような気がする。気がするだけだよ。いっちゃたー。
Re:アメダスとDOPPLERレーダーだけじゃ (スコア:1)
農業計画や消費動向による製品生産計画、それに伴う経済や政策に関する計画にも長期予報は必要です。
余談ですが100%外れる予報があるならその裏を張れば100%あたるという意味でもあるのでそれはそれですごいです。
Re:アメダスとDOPPLERレーダーだけじゃ (スコア:1)
Re:アメダスとDOPPLERレーダーだけじ (スコア:1)
でも、天気予報ってほぼ3択ですよね?
(晴れ/曇り/雨)か(平年以上/平年並/平年以下)という。
3択>2択になるだけでも、結構でかい・・・って、
もう100%外れる事を前提に話をしてますが(笑)
<2択って・・・>
みの「インシュランスは消えました。・・・まだ、オーディエンスとテレホンが残ってますよ?」
</ミリオネアかよ!>
いけっ! (スコア:1, おもしろおかしい)
君の出番だ!!
Re:いけっ! (スコア:1)
Kiyotan
Re:いけっ! (スコア:1)
中越運送の諸君が助けてくれるから大丈夫
Re:いけっ! (スコア:1)
そういや、子孫 (10世だったっけ) のおつきの部隊は「ひまわり部隊」でしたね
Re:いけっ! (スコア:1)
彼は今、ご家庭の警護で忙しいんですから:)
SOKでしたっけ?
Re:いけっ! (スコア:2)
SSL サーバ証明書 [sok.co.jp]
あいかわらず (スコア:1)
ミもフタもない言い方ですが (スコア:2)
太平洋戦争以来の伝統として。
Re:ミもフタもない言い方ですが (スコア:3, すばらしい洞察)
日本の兵隊さんは、訓練の弾はなくても、事においては一発必中を要求されるのが伝統、と、自嘲気味に後藤隊長が言ってましたっけ。
リスク管理という発想ができないのは、責任の所在があいまいで、事がおきたときでも下っ端に責任押し付けて、尻尾切りで終わらせられるから?
そういえばy2k問題の後に、「全然問題がなかったじゃないか。y2k対策のためにいくらかかったと思っているのだ。騒いだ奴は責任をとれ。」と、ニュース解説者がテレビ朝日で言ってましたっけ(わらい
一番騒いだのは誰じゃーーー
対策なしで何かあったら、それこそあんた責任とれるんかーーーー
とTVにツッコミを入れた、y2kの正月の穏やかだったことよ。
もうあれから2年になるのか。
年末年始もなく対策に追われた、世界中の名もなきSEさん、管理者さんたちの努力に感謝。
まことしやかに。 (スコア:1)
お金がない→限られた予算で目一杯仕事する→えらい人が「費用対効果が上がった」という→成果は一定でいいから予算が減る→お金がない→以下ループ
……てな話をNHKだかどこだかでやってましたなあ。
Re:まことしやかに。 (スコア:0)
いかに少ない仕事を多く見せるか、去年と同じ見積もりを通させるかが鍵です。
未だに戦前から同じ手法で作業してる業種なんて、うちだけじゃなかろうか。
Re:あいかわらず (スコア:1)
ProjectXというTV番組で煽るのも、日本人はだいすきです。
どんなに「そんな危なっかしい手段を採るなよ!」と思っても、
「すでに成果をあげてるんだから文句いうな」という無言の圧力が
ひしひしと伝わってきます。
ああいうのを、権威主義っていうんだろうな。
悲しいです。いろいろと。
ぷろじぇくとぺけ (スコア:1)
Re:ぷろじぇくとぺけ (スコア:0)
そういえば (スコア:1)
Re:そういえば:大手であっても (スコア:0)
Re:そういえば:大手であっても (スコア:0)
一発必中かPlan Bか (スコア:0)
Reスピードがないのよね。 (スコア:0)
一回無くなってみないと (スコア:1)
物のありがたみは殆どの人には理解されませんからね. 無くなったことによる経済損失が具体的になれば, 日本が宇宙開発にかけて良い/かけるべき金額が明確になりますから, かえって災い転じて福となるかもしれません.
ただ, すでに台風観測の主役であった富士山レーダーは無くなっていますから, 残りは航空機と極軌道衛星のみ. 年間数千億円程度の損失ですめば良いのですが...
Re:一回無くなってみないと (スコア:3, すばらしい洞察)
Re:一回無くなってみないと (スコア:1)
延命してる衛星があった気がします。
通信衛星なんかでは一度引退したのを
またひっぱってきて使ったこともあったような。
だから、本当にアメリカにも断られて
「宇宙からの気象データが全然無い!」
って状況にならんと懲りないと思いますよ。
しかし、衛星は飛ばないわ、カミオカは壊れるわで、
泣ける話ばっかりですね。>某科学技術立国
Kiyotan
人工衛星の再生 (スコア:1)
そういえば、
で思い出したんですけど、笹本祐一の「星のパイロット」で民間の会社が、静止軌道上の人工衛星に燃料を入れて延命処置をするミッションの話があったような気がします。NASA なんかでは、スペースシャトルでハッブルの燃料を入れ替えたり光学系の調整したりってことやってますけど、そういうのって頼めないんでしょうかねぇ?
#まぁ今からじゃぁ、スペースシャトルはスケジュールが混んでるし無理なんだろうけど。
Re:人工衛星の再生 (スコア:1)
Re:人工衛星の再生 (スコア:1)
追記:
日本のSFU(Space Flyer Unit) [isas.ac.jp]を回収したというミッションはあったようです。
調べきれなかったのですが、大きめのブースターをかませば静止軌道(36000km)まで載せられなくはないと思いますが、静止軌道に突入するためには数倍の燃料が必要らしいので、基本的に低軌道(200~1000km)を回ることを前提に作られたスペースシャトルでは(コスト・技術面などで)現実的ではないです(^^;;。失礼しました。スペースシャトルから、静止軌道に人工衛星を載せたミッションはたくさんあるみたいですけどね(^^;
Re:人工衛星の再生: アトムの出番 (スコア:0)
周回軌道の衛星から投入するアイデアもあるのでは?
人間を投入するのは危険だから<やらずにすむ>
のなら、現実味がある。
Re:人工衛星の再生: アトムの出番 (スコア:2)
衛星自体の機能は正しく動いてるのに燃料無くなったって事多いし、故障修理となると症状によってやらなきゃいけない作業が多岐に渡って、どれでもこなせるぐらいのロボット作るぐらいなら、もう一度打ち上げなおした方が安く上がるかもしれない。
宇宙空間で燃料を補給できるという前提があれば、打ち上げ時に積載する燃料が少なくて済むので、その重量分他の機器を搭載する事もできるor機能は同じでも軽くなるので打ち上げコストが下がる(=失敗した時のコスト面でのダメージが少ない)
燃料補給衛星自体は、静止軌道とスペースシャトルなどが飛べる低軌道の間を回るようにしておけば、スペースシャトルを使って燃料の注ぎ足しもできるし。
って実はもう計画されてたりする?>誰か
ETS-7はこれですけど (Re:人工衛星の再生) (スコア:0)
http://oss1.tksc.nasda.go.jp/ets-7/
ロボット実験衛星です
・衛星同士のランデブドッキング
・ロボットアームでの浮遊物(別の衛星)の把持
・燃料の補給実験
・タスクボード操作(トラス構造の組み立て等)
Re:一回無くなってみないと (スコア:0)
いよいよ天気予報も有料の時代になるのか…。