欧州理事会の採決、cookieは結局OK 10
ストーリー by wakatono
但し明記が必要 部門より
但し明記が必要 部門より
brake-handle曰く、"以前、欧州理事会がcookie禁止法案を採決しようとしていることが伝えられたが、その結果が報告されている。結論からいうと、cookieはそれを使用していることを明記すれば使用可能となった。
この採決では、ほかにも以下に示す2つの法案が対象となった。
- 不特定多数へのspamは禁止。商品を購入した顧客のみを対象とし、かついつでも無償でopt outできなければならない。
- 顧客データはすべて保存し、EUが求める時はいつでも開示すること。
後者に関しては、既存の法律(30日以内の削除、破棄を義務づけ)との対立があり、かなりもめた模様。
なお、以前の記事では議会が採決したように書かれているが、これはあくまで理事会(The European Council)の決定である。議会(The European Parliament)を通過し発効するのは来年始めになる見通し。"
まぁ、実情を鑑みたところ、妥当な結論になったかな、という感じがする。SPAM禁止は/.-Jでもいろんな形で取り沙汰されているが、禁止と明快にうたっているところが評価できるな。
顧客データの保存 (スコア:1)
と書かれていますが、元記事では: 電子的な(顧客)データの保存期間を、7年を上限として各国政府が個別に決めてよい、ということですよね。開示に関しては記事中のどこでも触れられていないように思います(読み落としがあったら指摘してください)。従来はEU加盟国はこのようなデータを全て30日以内に廃棄しなければならなかったところを、UKの主張により変更する決定を下した、ということのようです。…まあ、確かに30日はちょっと厳しいかもしれませんが、7年では廃棄しないのとほとんど同義ではないかと…。
# 媒体やその読み取り装置が陳腐化するほうが早そう…。
プライバシと国家の安全とどっちを優先するか、難しいところですね。
Re:顧客データの保存 (スコア:3, 興味深い)
それよりも、その個人情報を収集した企業(や団体)が7年間も倒産したりどこかに吸収合併されたりしないで営業しつづけているのかって方が疑問。
そうしたケースでは保存情報がどう扱われる事になるのか、詳細が知りたいですね。
存続していたって(was Re:顧客データの保存) (スコア:2)
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cookieは食べてみないと味が分からない (スコア:1)
でも、cookieって、そのWebページにアクセスしたら、既に設定されているものですよね。で、アクセスしてから、「このサイトではCookieを使用しています」と言われてもねえ、という気がします。やはりユーザー側でコントロールする(つまりCookieをブロックできる、あるいはそもそもCookieを食べないようなブラウザを使う)しかないと思います。
あ、もしかしてそのためのP3Pなんですか?
# ボケてみました :-)
Re:cookieは食べてみないと味が分からない (スコア:1)
アクセスしただけで発行できるクッキーの内容なんて、クッキーを横取りする人にはたいした利用価値はないでしょうし。
Re:cookieは食べてみないと味が分からない (スコア:1)
そもそもcookieて何? という人が多いと思う。cookieというのがどういうものかをj ユーザに十分説明することが必要でしょうね。
Re:cookieは食べてみないと味が分からない (スコア:1)
Re:cookieは食べてみないと味が分からない (スコア:1)
ユーザーが任意でクッキーを簡易に破棄できる機能を用意しておくと、親切なサイトになるかな?
利用できるか? (スコア:1)
char *A;
モータースポーツ部 [slashdot.jp]
Re:利用できるか? (スコア:0)
e-mailアドレスがEUなら良いのか、それとも国籍(あるいは実際に居住していること)が必要なのか?
日本政府が同様に国民の権利を保護する法律を制