k3c 曰く、 "独立行政法人の物質・材料研究機構がナノサイズの温度計の開発に成功した(プレスリリース)。直径85ナノメートルのカーボンナノチューブに金属ガリウムを注入したもので、温度上昇と金属ガリウムの膨張長さが良好に比例し、温度の下降に対しても可逆的に変化、電子顕微鏡により摂氏30度から1000度まで0.25度刻みで測定可能とのこと。これにより微小空間の温度変化が測定可能となった。すばらしい。"
ミクロの決死隊員なら必須? (スコア:1)
まさしくネイチャー行きの仕事だな ;-)
ところで、応用例としてリンク先のプレリリースにあるような、「ナノ電子回路の
温度測定」って、ホントに必要なんですかね? 現存の測定器じゃ無理なんですかね。
それから測定するには電顕が必要というのもつらいところか…
さらに測定範囲が摂氏30~1000度っていうのと、ナノスケールっていうところが、微妙な所。
なんとなく相容れないような…
この技術を必要とするような実験などされているような方の意見希望。
#ちなみにミクロの決死隊の人達がこれを持ってる姿を想像した。
Re:ミクロの決死隊員なら必須? (スコア:2, 興味深い)
死ぬに決まってるなら温度計なんてものは要るまいに、とか一瞬思った…
ところでこれの比熱(ってんだっけ?)はどうなってるんだろう?
ナノなサイズの場所に温度計を挿入したら、温度計自体の温度で状況が激変しました、なんてなことは
問題になるんじゃないの?
周辺一帯の温度をマクロ(だよね)に測定したいならば、温度計自体がナノサイズ
である必要はあんまり無いだろうから、ナノ単位で近い複数の場所の温度を
測定比較するとかっていう状況をまず想像したんだけども、
そんな小さい場所に温度計を何本も挿入しちゃって、冷めたり暖まったり
してしまわないのかな?と…
室温から1000度まで試したですか。
うーん。これでナノサイズとなると、個人的には微細部分の結晶の成長とかの状況を
想像するんだけど、そんな状況で温度計なんか挿入したら、その場所に結晶構造に
「欠陥」が生じてしまうんじゃないのかなあ?とか。
オフトピ:
最初記事タイトルをみた瞬間に、温度を「ナノ度(?)」の精度で計る温度計、
という話題なのかと思った。1度の10億分の1(だっけ)の精度。
で、0.25度精度と書いてあったんで、がっくり(笑)
ミクロの決死圏 (スコア:1)
彼らのサイズでも、これは小さすぎるので、ちょっと不便かな?
確か、船内に普通の温度計はあったような気はするけど。
Re:ミクロの決死圏 (スコア:1)
あ、たぶんそれ。
あーはずかし…
というわけでgoogle遊び。僕と同じく勘違いしてた(?)人 [google.com] :-D
Re:ミクロの決死圏 (スコア:1)
一人だけ決死隊員の制服着ていないで、ターバン巻いている「ミスター念力」ってのがいたのがやたらと印象に残っています。
決死隊員がピンチになると、
「やってみよう。ネンリキー!」
とか言う謎のかけ声と共に何でも解決してしまうという、もうご都合主義の権化のようなキャラでした。
kaokun