画期的なCCDを開発 15
ストーリー by koyhoge
肉眼に肉薄するテクノロジー 部門より
肉眼に肉薄するテクノロジー 部門より
messo 曰く、 "従来のCCDはカラーフィルターや
プリズム+単色CCD3枚で構成してたが
Foveon社が開発した技術『X3』は
3層の透過するイメージセンサーを使うことで簡素かつ高い画素数が得られる。
しかも画質はシャープでまるで
銀塩写真
のようだ。この革新的な新技術により小型のハイエンドデジタルカメラが簡単に安くできるのは間違いないだろう。
今後の予想を視野に入れれば
ハニカム配列を採用したものもや、スーパーダイナミックII(異なる絞りで得られた画像を処理し輝度差が激しい映像でも人の目に近い感覚の画像が得られる)を採用したビデオカメラも表れるかもしれない。
一方、
ソニー木原研究所では
リアルタイム3次元計測 イメージセンサーを開発している。
こちらは、カラー画像と距離情報を同時に出力できるため人物や物の画像だけを抽出する処理が簡単にでき、テレビ電話やロボット
(近頃開催され話題を呼んだROBO-ONEの記事
その1
、その2)、認知科学等に限らず幅広い分野で利用されるだろう。"
うん。画期的なのはイメージセンサー (スコア:2, 興味深い)
イメージセンサーとしてCMOSが使われた製品も存在する。
画期的なのは、
「従来のセンサーは光の強弱、つまり「白黒」でしか情報を扱えないことから、RGBまたはCMYのフィルターを通して、個々のドットが分解された情報を扱っていたため、とあるドットの色は複数ドット(の周辺情報)から合成して作られていた」のに対し、「1ドットの情報を1ドットの情報として得られる」事にある。
つまり、とあるドットの色情報に関して嘘が少なくなると言うことだ。
同様の事を今までのイメージセンサーで行おうとすると、プリズムで光を分解して、3枚の別々のイメージセンサーを使うことになる。
これでは、安く小型なデジカメを作る事は困難なのだ。
そういうわけで、このイメージセンサーは、画期的。
ただ、それぞれの RGB層が扱う情報がどれだけ正確か、というのは今後の話だろう。
例えば、入力された色の情報が0~255まであるとして、それらが均等に(直線的なデータとして)得られるとは限らない。
ハードウェア的には、それができるかぎり均等に入るように、ソフトウェア的には、得られた情報が元の色にできるかぎり忠実に再現できるようにしなければならない。
そういう話では、このイメージセンサー、(およびそれを使った製品)まだまだこれからだと思う。
技術的にも、値段的にもこなれてくれる事を祈る。
masashi
さて、各社の反応は? (スコア:1)
多くのデジタルカメラが単色のCCDとカラーフィルタを使用しているため、各社の補正の仕方で大きく違って、価格の割りに・・・、今回のような(たぶん)素晴らしいイメージセンサが各社のデジタルカメラなどに搭載されると、イメージセンサと補正の性能差はあまり違いがでず、各社はいったいナニをウリにしてくるんだろう。
Re:さて、各社の反応は? (スコア:1)
シグマの外観 [impress.co.jp]を見ると、800gくらいか。
1.1kgって、持つと重てー。ニコン D1X
まだでない、でている? キヤノン1Dは1250g。
Re:さて、各社の反応は? (スコア:1)
いや、でもホールド感があっていいかも。
このセンサの価格がどれくらいするのか知らないけど、きっと低価格なところにもくるんだろうな。そして画質がよくて低価格で軽くて。
製品出荷 (スコア:1)
Re: 製品出荷 (スコア:1)
一年ぐらいしたら、ミドルクラスにも採用される、とか。
あまいかなー
シグマが (スコア:1)
シグマのデジカメ(レンズ交換式1眼レフ)のセンサーは1000万画素という噂で、なんじゃそりゃ??と思ってたんですが、納得。
こんなものが出た日にゃ、CONTAX N-Digitalはおろかキヤノンやニコンの1眼レフデジカメは終わりやン (^^;;;;
Re:シグマが (スコア:1)
って、あのー、お名前から写真あるいはカメラの好きな方とお見受けしますが、別に正常に進化していっているだけだし、カメラって一番に出したところが制圧してしまう、と言うものではない業界だと思うんですが。
ま、またまた高額な特許料紛争になってしまったり、とか妙な契約がなされていて他社は(これはゲスの勘ぐり)…とかいうこともあるかもしれませんけどねぇ。
Re:シグマが (スコア:1)
N-Digitalは開発に時間が掛かり過ぎてるので、今からまたこのセンサー搭載となると....。
キヤノンやニコンはセンサーを作っているところが関係会社だから、簡単に乗り換える訳にはいかないんじゃないかと。
Re:シグマが (スコア:1)
AFのセンサーでやってきたのと同じことだと思いますよ。
それに、結局は体感のものですから、
「当社は(CCDは普通のものだが)その後段のハードウェア○○回路とソフトウェア××処理で△△~」
「いやなにしろ Nikkor です(意味不明)」
とかいう手もあるわけで、それにあえて騙されるのもまた楽しいものですよ :-)
問題はマウント (スコア:1, 参考になる)
「すでにあるレンズ資産が活かせる」
ことが大きな魅力だと思います。
その点、シグママウントだけ、だとしたらどうでしょう?
シグママウント使ってる人なんてほとんどいませんよね。
現在使用している(ニコンやキヤノンの)銀塩一眼レフから
どれだけ乗り換えるでしょうか…。
超音波モーターレンズや外爪可能など、メカニカルな部分では
良い素質を持っていますが、コーティングのpoorさ(=逆光に
対する弱さ)をなんとかしないと…。
少なくともレンズの描写性能ではCONTAXとは勝負になりません。
Re:問題はマウント (スコア:1)
>コーティングのpoorさ(=逆光に対する弱さ)をなんとかしないと
>少なくともレンズの描写性能ではCONTAXとは勝負になりません
Nのレンズはシグマ製という噂ですけど (^^;;;
ライカなどにOEMしてるのに、何でコーティングが駄目なんでしょうね。逆光でなければかなりのものなんですが。
>現在使用している(ニコンやキヤノンの)銀塩一眼レフから
>どれだけ乗り換えるでしょうか…。
キヤノン、ニコンのユーザーは乗り換えは進まない可能性大ですね。ボディの値段がキヤノン、ニコンに対して、非常に安ければ乗り換える人も出る可能性はありますけど。
安いのが欲しい人だと、ボディはキヤノンやニコンでも、レンズはシグマなんかだったりするでしょうしね。
CONTAXユーザーはNに行くのと、シグマに行くのとどちらの方に将来性を見いだすでしょうね?
私はCONTAXユーザーですけど、AF1眼を買うとするなら、Nには行く気にはならないです。
発表されてました (スコア:1)
これは CMOS (スコア:1)
ちなみにもう既に foveon の CMOS を使ったデジカメをハッセルがだしてます。ここにあるサンプル画像 [hasselblad.se]をみて驚け!
hasselblad (スコア:0)
画像は確かに綺麗なんですが、本体のデザインがカッコ悪いです。
デザインもそうですが、今までの豊富なオプションが使えるように、HasselBlad 50x(20x)のフィルムパックとして出してくれると良かったのですが...
その点がとても残念です。