パスワードを忘れた? アカウント作成
2299 story

世界初のクローン猫「Cc:」誕生 64

ストーリー by Oliver
まさしくコピーキャット 部門より

wosamu曰く、"Texas A&M Universityのプレスリリースによると世界で初めて猫のクローンに成功したとのこと。映画なんかだと、クローン生物はそっくりなんだけどこの「cc」は遺伝子提供した猫と毛色が異なっている。(遺伝子提供した猫はRainbowという三毛猫)猫など複数の色を持つ動物の模様は発達時の要素に影響されるとのことなのだが、ちょっと意外だったので面白い。"

halym紹介の 写真付きなCNNの記事によれば名前は「Cc:」だとか。でも青色じゃないので安心を。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • どう読むんだ? (スコア:4, おもしろおかしい)

    by Transponder (6045) on 2002年02月15日 18時43分 (#63236) ホームページ 日記
    ”Cc:”という名前らしいが、これはどう発音するんだ?

    • コピーキャット

    • カーボンコピー

    • シーシーコロン

    • シーシー


    • 最後にコロンが付いているからボクなんかはつい「カーボンコピー」と呼んでしまうが・・・
    --

    # I will work seriously this year!

  • Bcc: (スコア:3, 興味深い)

    by tyamagch (672) on 2002年02月16日 6時33分 (#63444) 日記
    情緒的な反応と笑われそうだが。
    Cc:が生まれる前にどれだけのBcc:がいたかと考えると少し悲しい。
    --
    Don't ask me why!
  • テキサスA&M大学の記事 [tamu.edu]
    リンクには親猫の写真があります。 [tamu.edu]
    朝日 [asahi.com]でも紹介されてますね。

    これどうなんでしょうね。
    クローンは寿命が 半分 [yomiuri.co.jp]って研究結果が出てますが。

    勝手に作り出していいんでしょうかね
    • by Anonymous Coward on 2002年02月15日 20時01分 (#63281)
      「クローン技術によって発生したラットの寿命が短かった」という1例が出ただけで「クローン技術によって発生する動物の寿命はすべからく短い」と言えるのかどうか。 新聞ネタ的には断定した方が良いんでしょうけどね?
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        ドリーも...予想不可能な現象が多過ぎます。何か足りないのでしょう。臓器単体で作って置き換えるならクローンは許されるのでしょうけど…それ以上の大きなパーツ作ろうとするとなんかヤバくなるね。クローンっていつから出てきたんだろうか?アニメじゃルパンで出てきてるから発想としては相当前だね。
    • それはテロメアの問題っすか?
      もっと別の根拠が?
      半分だっていうんだもんなぁ・・・
      親コメント
      • 他のフォローでも少し書きましたが、寿命の短さはおそらく
        genomic imprintingミスのせいだと思われます。
        以前からクローンは脳が大きいなど、形態的にも元の個体との
        違いがあることが知られており、クローンはimprinting異常で
        殆どの個体が出産前に死亡するが、比較的正常なものが産まれ
        てくると考えた方が良いのかもしれません。

        genomic impriningについて多少補足すると、染色体は父親
        由来か母親由来かがDNAのメチル化によってマークされており、
        いくつかの遺伝子ではどちらかの親由来のものだけが発現する
        といったコントロールがされています。(ちょっとおもしろい
        話としては子供の面倒をみる性格の遺伝子は父親由来のものが
        使われているとかあります)
        imprintingは初期発生時にリセットがかかるのでクローンは
        元の個体とimprintingのパターンが異なってしまうはずなので
        遺伝子レベルでも元の個体と同じである確率は非常に低いと
        いえるでしょう。
        また元の個体でOFFだったallele(対立遺伝子)が発現して
        いたりその逆も考えられ、またimprintingを受ける遺伝子では
        発現量が正常個体と異なるというデータは既に報告されて
        います。

        こういう問題があるのでもともと哺乳類レベルではクローンは
        無理だろうと言われていたのでドリーが衝撃的だったわけです。
        --
        kaho
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2002年02月16日 0時48分 (#63386)
          とモデレートされる可能性を承知で書きます。

          >(ちょっとおもしろい 話としては子供の面倒をみる性格の
          >遺伝子は父親由来のものが 使われているとかあります)

          別にこの部分にケチを付けるわけではないんですけどね。

          あくまで個人的印象なんですが、このあたりの「(ヒトを含む)高等動物の(行動に関与しうる)遺伝現象」に関する研究では、研究者自身の
          ・願望
          ・先入観(=偏見)
          ・宗教的背景
          が見え隠れしている場合が多いです。

          要は、実験のデザインやデータの解釈に強引な場合が多い。

          なので、たとえ「Natureに論文が掲載された」と言っても、頭から信じない方が良いです。
          親コメント
          • > 要は、実験のデザインやデータの解釈に強引な場合が多い。

            それはその通りです。ですから私は「(お)話」と書いたわけで、学説でも
            なければ定説でもないということは文面から読み取っていただければ。

            ただ件の遺伝子(PEG3とかいったかな?)のないマウスは授乳もしようともしな
            かったし子供マウスをなめたりもしなかった、というのは観測事実なわけです。
            で、それを「子供の世話をする遺伝子」というところで解釈が入り、それを
            「父親の遺伝子が子供の世話を見る」とまでいうとヨタ/酒飲み/嘘話になると。

            まあ、実際にデータを扱っている人は重々承知で、大抵は新聞記者の仕業です
            ので、「研究者の」というところは訂正していただくと有り難くもあり。

            > 「Natureに論文が掲載された」

            あー、というか、Natureに載る論文はそういう「お話」系のものが多いので
            それでは全く科学的事実の裏付けにはならないというか。
            こんなこと言ったらまずいかな?
            でも少なくとも「Cellに載った」とは違うインパクトがあるはずだ(笑)
            --
            kaho
            親コメント
        • 遺伝子がプログラムで genomic impriningが初期設定にあたるわけか…
          発生段階でこれが重要なのね。
          じゃ

          卵子の方の遺伝子と精子側の遺伝子を初めにコピーしてそれを元に受精したした場合
          または、
          同じものを作るのではなく、同じものになるように遺伝子を書き換えた場合
          成功するのか?

          #逆にソフトの不正コピーに使えるんじゃないかって思ったのは私だけ?

          読み物
          父親、母親に由来するゲノムの機能的差異 [jst.go.jp] 科学技術振興事業団
          家畜DNA育種・用語解説 [hokkaido.jp]
          the designer of lives, Genome [thinkquest.org]
          ゲノムネットWWWサーバ [genome.ad.jp]

          今回はいろいろ考えさせられました。生物も工学、何ごとにも勉強しろって事ですね。
          親コメント
      • by messo (7339) on 2002年02月15日 21時02分 (#63309) ホームページ 日記
        詳細はまだって所
        ただ原因は免役関連が著しく弱いとの発表がある
        所を見ると、何かが違うのだろう。

        テロメアだと分裂回数でしょうしね。<長さなら調べれば分かるでしょうし…
        テロメアを補えば不老不死になるかってのもまだ不明。
        結局生き物が死ぬってことはミクロな視点みると分裂の際のエラの積み重ね
        によって機能不全で死ぬってのがあるが…遺伝以外にコピーが失敗する原因を
        突き止めた方がはやいのかも知れない。きっと免役系が鍵になるのでは?

        #生物は、遺伝子&テロメアって、4bitの塩基配列&回数ってデジタル的なな所で
         考えてはだめなのかもね。生き物はアナログコピーなのかもね。

        生物って元々コピーに限界があるから分裂回数が決まっているのかも知れない。
        オリジナルが1個だら価値があるようにも作られているのかも知れない。
        元々一世代しか使えないから相手を使って補う物なのかもなぁ
        命って深いね。

        元記事の目的はクローンペットを商業化する事を目的として
        始まっているのでこれがクリヤーしないと問題がでるでしょうね。
        元の実業家のおじさん生きてるうちにクリヤーできるでしょうか。

        まさかペットの寿命が半分では不味いでしょうしね。
        それは仕様です。<絶対に不味い。

        問題をクリヤーしてペット量産とかも不味いね。
        同じペットを何度もクローン化するって事も考えられるし…

         このペット何番目?
         3番目!<ネタとしても嫌すぎ‥
         とか
         前のペットはよくいう事を聴いたんだけど…
          こういうのも不味い

        #やっぱりペットであっても「クローン」は倫理的に不味いのかもね。
        親コメント
    • by Zepto (5428) on 2002年02月16日 0時03分 (#63373)
      >クローンは寿命が 半分

      クローン第 1 世代は元の半分の寿命。
      すると、第 1 世代のクローンである第 2 世代はさらにその半分。

      …以下略とすると、級数の総和は 1 に収束する。即ち元と同じ。

      くだらんツッコミでした。
      親コメント
  • by ncube2 (2864) on 2002年02月15日 18時53分 (#63246)
    朝日新聞にも解説 [asahi.com]がありますが、元ネコとは毛の模様が違いますね。どうもクローンで全く同じモノとはいかないこともあるんですね。
    そうなると、死んだ愛猫・愛犬をそっくり再生って商売も結構難しいってことかな?
    • by mkr (7423) on 2002年02月15日 19時37分 (#63271) 日記
      たくさん作って一番似た模様を選ぶ、ということもやりかねない気がします。
      商売なら・・・
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2002年02月15日 20時52分 (#63304)
        ペットの再生とか本気で考えている人たちが存在すると思うと吐き気がします。
        どうしても、”ミイラにしておくとそのうち生き返る”ってのと
        同じ波長のデムパを感じてしまう。って言うか同じ?

        > たくさん作って一番似た模様を選ぶ、ということもやりかねない気がします。
        > 商売なら・・・

        あと、前と性格が違う(育て方のせいで、ですけど。)
        というだけで、やり直せとか言い出したり。
        もちろんいらなくなったのは最悪廃棄処分。

        死別するのがそんなにいやなら一緒に逝ってくださったほうが、
        いくらか世のためになるでしょうね。

        研究としては、倫理を別にして興味深くも思いますが、
        商売に直結しているのが如何せんたちが悪い。
        親コメント
        • by eukare (2230) on 2002年02月15日 22時06分 (#63342) 日記
          子供に「ゲームと違って生き物はリセットが出来ないんだよ」と言ったら
          「えー、出来るようになったんだよー」とか言う返事が返ってくる世の中はいやですねえ…
          親コメント
        • 実際のところ、「死んだペット」になるべく近いものがほしい、という需要はあるわけだ。今でも。
          だから犬が死んだときにまた同じ種類の犬を飼ったりする。あるいは血縁から似てる仔犬をもらう。いずれも「似てる犬」ではあるけれども「そのもの」ではない。ってのはまあ考えればわかるわな。

          じゃあクローンならどうなのか。遺伝的に近似でも「そのもの」ではない。まあこれも考えればわかること。
          でもそれってこれまでにおこなわれてきた「似てる犬」を求める行為と何が違うのだろう。せいぜい、精度が向上するってだけじゃないのか。

          ここで疑問なのは、極めて高価につくクローンという手段をもちいてまで「似てる犬」を求める顧客がそんな単純で明白な事情を(知識として)理解していないなんてことがあるのか、という点。
          そんなことはちょっと調べればすぐわかることだし、商売としてこれを受ける側も「100%そのものではなかった!金返せ!」とか訴えられたくないだろうからその程度のこと説明していないわけがないんちゃうんかいってこと。

          つまり顧客がよっぽどの理知から遠い人でなければ「やり直せ」とかそーゆーむちゃくちゃは言わないし、そんなことで「やり直せ」とか言う人ならクローンであろうが親戚の犬であろうがやり直しを要求するんじゃないのかね。

          まあ出たばっかりの技術なので過剰な期待が寄せられていてトラブルになりかねんというところはあるものの、普及してあたりまえの技術になって現実に即した認識が広がればればそういったすれ違いは減少していくと考えたいところ。それでもすれちがうような人なら新技術があろうがなかろうがすれ違うわけで。
          親コメント
  • by Fortune (6210) on 2002年02月15日 19時00分 (#63251) 日記

    猫など複数の色を持つ動物の模様は発達時の要素に影響されるとのことなのだが、ちょっと意外だったので面白い。

    模様に限らず性格とかも同じ事な気がする。
    もし「遺伝子が一緒なら全てが同じ」であるなら、双子はどうなる?
    すでに一卵性双生児という現実があるわけだし。

    こういう報道って
    「クローンした生物が遺伝子採取元の生物と全く同じにできる」
    と言う考えが根底にある気がしてならないけど、それって間違ってない?
    • > こういう報道って
      > 「クローンした生物が遺伝子採取元の生物と全く同じにできる」
      > と言う考えが根底にある気がしてならないけど、それって間違ってない?

      このあたりにあまり詳しくないけどもボクも性格は後天的な要因で決まると思ってます。
      ただ、そういうことが目で見えるわかりやすい例として「おもしろい結果」なんじゃないのかな?
      # 記事中じゃ、あたかも「色柄は同じになると思ってた」みたいに書かれているけどネ
      --

      # I will work seriously this year!

      親コメント
    • こういう報道って

      「クローンした生物が遺伝子採取元の生物と全く同じにできる」

      と言う考えが根底にある気がしてならないけど、それって間違ってない?

      間違ってない、も何も、「全く同じ」が「行動」や「考え方」などを 含むのであれば、明らかな間違い。

      遺伝子の同一性についても、リンパ球で発生過程中に免疫グロブリン 遺伝子が再配列される例もあり、厳密には同一でない。

      …というのは「常識」だと思っているのですが、未だにそう考えない 人がいるのは困ったものです。

      数年前にもTIME誌だったかでヒットラーとマリリンモンローのコピー が隊列を組んで歩く絵が表紙になったことがありますが、大衆誌では この手のネタは根強い支持者がいるのかもしれません。

      --
      Eureka !
      親コメント

      • >「クローンした生物が遺伝子採取元の生物と全く同じにできる」
        >と言う考えが根底にある気がしてならないけど、それって間違ってない?

        間違ってない、も何も、「全く同じ」が「行動」や「考え方」などを 含むのであれば、明らかな間違い。


        べつにそういう限定も必要ないです。

        いくら遺伝子が同じでも食べてるものや運動してるかどうかで体格などが違ってくるのは
        たいした知識がなくても一般常識の範囲で理解できるはず。

        こういう単純な事実を見落としている人が多いのが気になります。
        --
        うじゃうじゃ
        親コメント
    • 猫など複数の色を持つ動物の模様は発達時の要素に影響されるとのことなのだが、ちょっと意外だったので面白い。
       そんな限定しなくても、普通に、一卵性双生児でも指紋が違う [hotwired.co.jp]し、ほくろの有無だって違うんだから、同じ外見になると思う方がアレな気がする。
       遺伝子が同じなら、全ての細胞の分裂がまったく同じ条件で進むとでも思っているのだろうか?
      親コメント
  • by cloudy (1160) on 2002年02月16日 2時44分 (#63414)
    しかしこの 子宮を提供した親猫 [tamu.edu]の毛刈りの跡が痛々しい。

    漆原教授がやったのか?

  • 生活に直接関わるペットのクローンってどうかと思います。
    ペットって育てて可愛がって死ぬまで面倒見るのが飼う人の義務なのに、
    簡単にリセット出来てしまうのは、言葉が不適当かもしれないけど「変」です。

    死んでしまったペットの再生を商売になんて、もってのほかだと思います。
    子供なら可愛がっていたペットが死ぬということから「悲しい」という
    感情を学ぶだろうし、動物を飼うということがどういうことなのかを
    学ぶと思います。
    私は難しいことは分かりませんが、人間が愛情をそそがないものしか
    人工的に創ってはいけないんじゃないかと思います。
    少なくてもペットを子供のように可愛がる人もいるのですから、
    人間のクローンを創っているのと同じだと思います。

    #こんな考えは古いと言われる時代になるのでしょうか・・・・
    • ペットはだめだけど,ウシやブタやヒツジはいいってのは私は「変」だと思うなあ.
      ヒツジを子供のように可愛がる人もいるのですから
      ,っていわれたらどうします?
      倫理的な理由でのベジタリアンにとっては植物はどうでもいいのか,というのと同じ疑問を感じる.
      親コメント
      • う~ん、牛や豚等ならいいとは書いていないのですが・・・
        ペット(牛や豚を含めて)のクローンはダメでは?と書いたつもりでした。
        ヒツジだけではなく、ペットで一時期ブームになったミニブタとか
        人間が愛情を注ぐもののクローンが簡単に創れて、まるで再生紙のように
        リサイクルされてしまうのはイカンと思うのですよ。
        死んでしまったペットをお金を支払って蘇らせるというのは、
        まさにリサイクルのイメージではないでしょうか?

        でも、私はこういう研究を否定するわけではなく、食料問題の解決や病巣の臓器を
        再生するとか無機質な用途であればいいと思うのですが・・・・
        私は肉好きなので、うまいステーキが半額で食べれれば大歓迎です。(^^

        # でも、表示は「黒毛和牛(兵庫/クローン)」ってしてほしいかも。。。
        親コメント
        • 子供の(大人を含めてもいいけど)教育的観点から愛玩用途の動物のクローンが簡単につくれるのはよくないけど,
          食肉用途としてのウシではかまわないととっていいんですよね?
          そういう考えもありだとは思います(私も半分くらい納得してます)が,そういう安易な線引き(と思う人もいるだろう)でいいの?,という問題提起のつもりです.
          私自身は技術的にはヒト以外のクローンはOKで,あとは飼い主の責任とか社会的(必要なら法律的)に解決すべきだと思います.
          親コメント
          • > 子供の(大人を含めてもいいけど)教育的観点から愛玩用途の動物のクローンが簡単につくれるのはよくないけど,
            > 食肉用途としてのウシではかまわないととっていいんですよね?

            そうです。
            これは確かに安易かもしてませんね。・・・でも、飼い主の責任や法的な規制は
            この場合すごく複雑で曖昧なように思えます。
            ルールが複雑で曖昧なものであれば、裏技的な抜け道も出来るわけです。
            だからこそ、クローン技術では生命を創らないという「安易」で「簡潔」な線引きこそが
            必要なのかなと思っています。
            よって私は一般消費者に届く時に牛ではなく牛肉になっていればOKだし、
            人間ではなく、人間の胃というパーツであれば創ってもいいと思っています。
            親コメント
  • by Anonymous Coward on 2002年02月15日 18時50分 (#63243)
    >動物の模様は発達時の要素に影響されるとのことなのだが、
    >ちょっと意外だったので面白い。
    三毛猫の模様は、毛の色素を作る遺伝子がトランスポゾン
    (ランダムに動きまわる/スイッチが入ったり切れたりする遺伝子)
    に乗っているので個体の発生時にランダムで決まるという事でしょう。
    まだら模様の朝顔の花みたいなもんです。

    色素を作る遺伝子がトランスポゾンに乗っていない場合は、
    模様はだいたい一緒になると思います。
    (現に世の中のすずめ君達はみーんな同じ模様です。
    彼らはクローンじゃないけど)

    と知ったかぶり。詳しい人フォローお願い。
    • > 三毛猫の模様は、毛の色素を作る遺伝子がトランスポゾン
      > (ランダムに動きまわる/スイッチが入ったり切れたりする遺伝子)
      > に乗っているので個体の発生時にランダムで決まるという事でしょう。

      それはないでしょう。というか、毛色は親、じゃなくこの場合クローン元
      と同じなのだし。
      クローンに限らずノックアウトマウスやトランスジェニックマウスをつくる
      ときも、わざと毛色のちがうネズミに産ませるというのはあることで、
      それはなにより毛色が遺伝だから。
      今回のニュースでは単にパターンがちがうということで、ニュースでは
      パターンは発生の過程での影響によると言われていましたが、私はそれ
      以外にも遺伝的刷り込み(genetic imprinting)の影響があるのかも、と
      思ったりしました。
      生物の様々なパターン(蝶の羽とか牛やヒョウの柄とか)を数理的に
      計算する学問分野もありますが、基本的なモデルは普遍でもちょっとした
      パラメタの変化で様々な模様が得られることが示されていますが、一方
      そういうパラメタが遺伝的素因によって決められる例はこれまたいろいろ
      な生物で報告されています。
      ネコの模様の原因遺伝子は特定されているのかどうか知りませんが、
      クローンでは遺伝的刷り込みが正常に行われないということを視覚的に
      見せた例かも?という点でちょっと興味のあるところです。
      --
      kaho
      親コメント
      • >遺伝的刷り込み(genetic imprinting)

        genomic imprintingの誤りでした。恥
        --
        kaho
        親コメント
typodupeerror

日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン

読み込み中...