今度こそ復活しそうなイリジウム 17
ストーリー by Oliver
ほしー 部門より
ほしー 部門より
Fortune曰く、"日経新聞の記事によると、あのイリジウムが防衛や海運などのニッチ市場向けで復活していたようです。モトローラがこの衛星ネットワークに投じた資金はなんと50億ドル余り。でも、現在のオーナーが買い取った金額は2500万ドルと約1/200の価格。そのおかげで無借金&低価格なサービスが可能な新生イリジウムとして生まれ変われたようです。既に米軍と2万契約を交わしているようで、なかなか頑張っている様子。でも、この先衛星が持たなくなってきたらどうするんだろう?"
初代イリジウムもターゲットとしている層にとっては通話料も基本料金は許容範囲内だったと思う。いざという時のために契約しておきたかった人も少なくなかったと思う。ただ、電話機が高すぎた。同じ間違いを犯かして、再び世界で最も高価な花火(候補)にしてしまわない事を祈る。
落ちたんじゃなかったっけ? (スコア:3, すばらしい洞察)
日本のマスコミは、イリジウムが破産した際、維持できないから大気圏に突入させるかも、という(アメリカからリークされた)報道を過剰に行いましたが、その後、安価に買い取られた、ということはほとんど報道しませんでした。
日本の大メーカーを含む多くの会社が、イリジウムに出資し大損を出しましたが、モトローラ等はまったく問題なく生き残っています。
晴れて外資去って安価に軍の御用達衛星軍団となった模様で、やっぱり、最初の「世界中で使える携帯電話」は仮面で、比較的低高度で世界中を飛び回る衛星を、各国の反発なく飛ばさせるための壮大な陰謀だったんじゃないかと勘ぐりたくなります。
海上や砂漠でもつながるけれど (スコア:2, 参考になる)
都会や山間部などではまともに使えないという欠点を持っていました。
低高度の軌道を描く衛星であったため地平線までまったく障害物が無い状態で
衛星電話機が捕らえられる衛星は1つその衛星が地平線に沈む寸前に次の衛星
が昇ってきて衛星間のハンドオーバーがおこなわれ通話が維持される仕組みで
都心で使用しようとしても衛星がすぐにビルの陰に入ってしまいつながらない
すぐ切れるの連続でした。
山間部でも山頂や尾根にいれば通話が確保できたようですが谷にいるとまっ
たく通話できないなどということが有ったようです。
Re:海上や砂漠でもつながるけれど (スコア:2, おもしろおかしい)
今年の目標考え中
↑おもしろおかしい:+1 (スコア:1)
本気にしてしまった人も居たとか居ないとか。
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Re:海上や砂漠でもつながるけれど (スコア:1, すばらしい洞察)
いつぞやの事件で、無線積むよりも携帯を持つと 統計が出ていたような…
ライフラインとしてのイリジウム。 (スコア:2, 参考になる)
地震対策か何かの番組で見たような・・・
イリジウムを災害対策用に持っておく一番の利点は、
ほとんどの携帯電話やPHSのシステムはNTTの回線に依存していますし、
電気もおそらく、電力会社から受電していると思います。
それ即ち、NTTの回線や交換機が地震によって機能しなくなった場合や、
送電用の鉄塔or電柱が倒れたり、火災で電力線が切断された場合
通信が途絶えてしまうという弱点が有ります。
# 電力についてはバックアップ電源があると思うので
# その可能性は低いと思いますが、限りがあるしなぁ・・・
しかし、イリジウムは衛星を利用しているため、不通になった地域からでも、
遠いところに有る対策本部とおそらく相互に連絡を取れます。
アマチュア無線という手もあるかと思いますが、
免許や特別な知識がなくても使え、呼び出して連絡を取れるメリットは大きいかと。
# ただし、上空が見えればの話ですが。。。
さらに、もし端末が壊れてもSIMカードさえ生きていれば、
(有るかどうかは別として)別のイリジウム端末で番号が変わらずに話せますしね。
心配なのは電源ですが、12Vの外部電源から充電できるオプション有ったと思います
# 多分車で充電する為のオプションだったと思いますが、
# 改造すれば車用バッテリーで充電して長時間動かせると思う。
そういえば、昔単3電池で動くPHS端末がありましたね・・・
あれはあれで、結構緊急時に良さげかも・・・
基地局死んでも、近くなら(登録しないといけませんが)トランシーバーとして機能するし・・・
携帯電話と違ってバッテリー持ちますしね・・・
以上、駄文&長文失礼しました。(汗)
p.s.そういえば、登山家等の冒険家は緊急用に結構イリジウムを持ってたらしいですね
やっぱり、携帯ぐらいじゃ電波の届かないところに行くからなんでしょうか?(汗)
Re:ライフラインとしてのイリジウム。 (スコア:1)
「特別な知識」が必要なのはどうしようもないですが。
Re:ライフラインとしてのイリジウム。 (スコア:1)
日本イリジウムの免許が失効しているので、イリジウムを普段使うことは違法なはず。新たに免許を所得しようとしている会社もいくつか有るようですが、なかなか難しいでしょうね。前回はIDOがバックだったのでスムーズに行きましたが、いまとなっては怖くてどこも手を出せないのではないでしょうか。
てか、このニュースじたい数ヶ月前のものですよね・・・
Re:ライフラインとしてのイリジウム。 (スコア:1)
Re:ライフラインとしてのイリジウム。 (スコア:1)
なぜこのタイミングで記事になったのか? (スコア:1)
つまり、復活したのはもう一年も前の話。新イリジウムのディーラーが来日して日本でもサービスを、ってぶち上げたのも10日以上前の話なわけですね。
そもそも/.jpでは一回「新イリジウムが稼動している」ストーリーが去年出てたはず。
なのになぜこのタイミングで日経産業がこれを取り上げたのか、ってのは意味不明だな、と思うわけです。/.jpにしても、このタイミングで取り上げるのなら日本再参入の話が出ている3/7のZDNet-Japanを見て取り上げるべきだったという気がする。
一個前のコメントを入れたときは3/7の話が何かの展開に結びついて日経産業の記事になったのかと思ったのですが、そうではなさそうで、なんと言うか、日経産業の記者氏が単に という一言を書きたかっただけだったりするのかなあ、と思ったりするわけです。
まあ、「経営が順調に軌道にのった」っていうのがニュースなのでしょうけどね…。
Re:なぜこのタイミングで記事になったのか? (スコア:1)
まず私がこの事を知ったのが、タレコみに示してある日経の記事でして、それから3/7に発表会があったというニュースもつかんでました。
3/7なんでちょっと古いかなと思いつつも、ストーリーを検索すると
「イリジウムが新サービス開始! しかし早くも時代遅れ! [srad.jp]」
しかイリジウムに関するストーリーがなく、2500万ドルで叩き売りされた話は/.-Jでは上がってないなと思ってタレコみました。
それに、/.的にも古い記事を扱っちゃまずいって言う話はなかったように思うので、タレコんだんですが…
やっぱりまずかったですか?
Re:ライフラインとしてのイリジウム。 (スコア:1)
>電気もおそらく、電力会社から受電していると思います。
電力に関しては、NTTの交換局にはバックアップ発電機が殆んど常備して
電力系が回復するまでの、交換機維持分は賄えるだけの体制は取れてるそうで。
それに、耐震化工事も進んでいるから、意外に地震で交換局自体が潰れる事は
少ないそうで…
#現に、阪神大震災の際に、すぐに携帯電話が復活してたそうで。
それに、ブローロバンド化されてしまえば、VoIPによる通信手段も結構有用的では…
特にiDCの災害対策でしっかりしている処は、電力も複数の発電所の系列から引寄せてるし
耐震対策されてる(はずの)余剰の地下のダークファイバーも開放するでしょう。
>そういえば、昔単3電池で動くPHS端末がありましたね・・・
今は乾電池使える携帯はなかなか見かけないけど、コンビニへ行けば乾電池を
その様に使うアダプターも売ってますからねぇ…
イリジウムは携帯電話の中継局を設置しても利用性の少ない海上や砂漠などに割切らせた方が…
/* Kachou Utumi
I'm Not Rich... */
Re:ライフラインとしてのイリジウム。 (スコア:1)
問題は電柱が倒れてしまう事です。
なので、災害時の街灯公衆電話(?)みたいなのは
大丈夫なのですが、各戸の電話を使うのは難しいと
いう話です。
Re:ライフラインとしてのイリジウム。 (スコア:0)
孫に自慢できる…か? (スコア:0)
ただ、ロケーションが谷(川筋)だったので、ぶつぶつ切れまくっていたのを憶えています。
本体は安かったのだが。 (スコア:0)