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2773 story

真空管式車載MP3プレーヤー 60

ストーリー by yourCat
やっぱりオーディオは真空管でしょ 部門より

Anonymous Coward曰く、 "Audio Visual Watchの記事より、カーオーディオ+真空管+MP3という、日常とレトロとハイテクの組み合わせが笑える、パナソニック渾身の新製品。ピュアオーディオの世界では真空管といえば高級品だが、「高級感にこだわる」などという宣伝文句もあって、アレゲ感満載。
ラジオ少年だったタレコミ屋としては、ぜひ組み立てキットも発売してほしい。"

車内という劣悪な音響空間で真空管にこだわるのも凄い。フロントパネルのアナログメーターは、光岡車あたりに積むと雰囲気があってよさそうだ。

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  • 自動車の中って過酷な環境という印象があるんですが、真空管というのはどの程度頑丈なものなんでしょうか?
    ショック、振動はもちろんのこと、ダッシュボード裏なんかホコリはすごいですし、温度・湿度にしても冬場は凍り付き夏場は蒸し風呂状態と幅広く変化しますよね。
    壊れないまでも調整が狂ったりとかしないのかなぁ。

    とはいえ、車内という劣悪な音響空間というのはちょっとどうかと思います。ごくふつうの乗用車でも 4 スピーカサラウンドを手軽に使えますし、なにより比較的音量を上げても周囲の迷惑になりにくく、オーディオマニアでない人種にとっては自宅よりよっぽど理想的なリスニング環境でありました (過去形なのがちょっと悲しい)。

    # 真空管にこだわるようなマニア的には劣悪、ということなんでしょうが。
    • by zeissmania (3689) on 2002年04月11日 14時07分 (#80896)
      >真空管というのはどの程度頑丈なものなんでしょうか?
      意外と丈夫ですよ。とはいえ、車載するならちゃんと耐衝撃性を高めた球を使わないと駄目ですが。
      そもそもトランジスタラジオが実用化される前は、車載用の真空管ラジオがありましたので、実績はあります。
      軍用の無線機なども、装甲車などに積まれてましたし。
      ちなみに、
      >温度・湿度にしても冬場は凍り付き夏場は蒸し風呂状態と幅広く変化しますよね
      の点については、半導体よりも真空管の方が遙かに強いです。

      >車内という劣悪な音響空間というのはちょっとどうか
      絶対的な容積が小さく、かつ反射と吸収特性がフラットではないので、室内の音響特性が非常に悪いんです。そういう中で、フラットな周波数特性を持った音響を再現するのは困難です。
      今のポップス系音楽では、元々スタジオでミックスダウンするときに、周波数特性にピーク・ディップを付けてガタガタにしてあるので、そういう劣悪な音響再生空間でもそれなりに聴けるのです。
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    • by goubu (3245) on 2002年04月11日 13時58分 (#80890)
      ミグに真空管が使われていたくらいですから壊れないんじゃないですか。
      それより車内での熱の方が心配。 気温が上がって来ると、目の前の真空管アンプの熱が伝わって来る。
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    • NHK電子立国でやってましたけど、当時真空管を使っていた対空
      ミサイル(エリコン?)の電子素子をトランジスタに置き換えた(
      空自のリクエスト?)ところ、熱と振動だか(?)であっさりくた
      ばってしまったようです。発射したミサイルが反転してこちら
      に落ちてきたのだそうで。

      # まぁ現在のトランジスタだったら負けないとは思いますが。
      # 参考までに。
      --
      READY P0
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    • by teltel (1423) on 2002年04月11日 15時00分 (#80915) 日記
      究極の真空管利用として太平洋戦争期のアメリカの対空砲"弾"に利用されていたようです。
      砲弾が航空機に近づくのを電波で感知して炸裂できるように、というものです。
      これのおかげで神風攻撃の成功率がさがったとか。
      # もともと低いような気もするが。
      ただ、ガラス管ではなかったような。
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      • VT信管ですね。
        発射時の強烈なGに耐えられるのは凄いかも。当時の日本では
        真空管自体の歩留まりが低かったそうです。

        当時は通信と暗号が弱くて徹底的に負けましたが、現在の日本も
        通信と暗号は米国製ばかりで、internet海戦でも敗退しているのかも。
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    • by es++ (5434) on 2002年04月11日 15時32分 (#80931) 日記
      真空管はムカシのソビエト連邦の軍事衛星にも使ってたハズです。
      カナダに墜落した原子炉式の衛星とか。(コスモス954号でしたっけ?)

      # 真空管は電気喰うから当時の太陽電池じゃ出力足りなくて原子炉採用したそうで。
       で、真空管を採用したのは核攻撃時の電磁波対策だったそうです。
       (函館に亡命してきたミグも真空管使ってたのは同じ理由だそうで)
       …それでいて原子炉つかうのは本末転倒のような…。
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      • ソ連が核戦争対応のため真空管を搭載していたとマジで信じていた様ですが, 調査が完了するころにはトランジスタを生産する技術力が乏しいだけと最終判断したと記憶しております. 因みに, そのときミグはボディーが一部サビていたという噂も... 電子機器は真空管, ボディは鋼鉄であることから超重量級しかし, エンジン出力がバケモノだったので機動力だけは抜群だったそうです. (と, 言う事は, ミグのエンジンをファントムに付けるとどうなるのかね?)
        --
        ★田舎に生息する時代遅れのFortran&COBOLガイなオタク★
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        • >機動力だけは抜群だったそうです.

          加速力や上昇力は抜群、最高速度もトップクラスだったそうですが、機動性(要するに小回りが効くとかそういう奴)は、当時の基準でも並かそれ以下だとか。
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          • by QwertyZZZ (8195) on 2002年04月11日 17時41分 (#81011) 日記
            >>機動力だけは抜群だったそうです. > >加速力や上昇力は抜群、最高速度もトップクラスだったそうですが、機動性 (要するに小回りが効くとかそういう奴)は、当時の基準でも並かそれ以下だと か。

            いや、別に間違ってはいないかと。機動性ってのは速度と移動可能距離だから。
            件の機体で無いのは、機動性ではなく運動性でしょう。

            ま、XB?70相手の機体だから、運動性はもともと意味が無いっていや無いけど。

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            • ごもっともです。
              私は、「機動性」と言う言葉を戦術レベルでしか捕らえていませんでした。
              たとえて言うなら、前線の下っ端兵士視点。

              上級指揮官にとっての「機動性」っていうのは、まさにおっしゃる通りですね。

              考えを改めさせていただきます。
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          • by 11c (6985) on 2002年04月11日 21時25分 (#81088)
            XB-70がXのまま終わった後は高空偵察にも使ってたそうですが、最大速度を発揮させる度にエンジン交換が必須だったとか。
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        • >エンジン出力がバケモノだった
          その代わりに燃費がめちゃ悪で、函館まで飛んで来れたのも奇跡に近かったそうな。普通に飛んだら北海道に着く前に燃料切れで落ちるらしい。
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    • by fukudam (1318) on 2002年04月11日 17時03分 (#80983)
      そうそう簡単には壊れないんじゃないんですか。

      以前テレビでジャズに凝ったタクシーの運転手が自分の車を改造して、客が最上質のジャズを聞けるようにした、てのを見た事がありますよ。

      ジャズ好きの常連客が良く使うらしいです。
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  • by __hage (7886) on 2002年04月11日 14時39分 (#80907)
    ということはモノラルなんですか。 それとも飾
  • by albireo (7374) on 2002年04月11日 14時43分 (#80908) 日記
    フィラメントが赤く光っているのが見えていいですね。

    写真を見ると真空管は1つしか見えないのに「4chパワーアンプ」とはいかに。
    4つも積むスペースはなさそうだけど…
    わかる人がいたら教えてください。
    --
    うじゃうじゃ
  • by joshkata (4660) on 2002年04月11日 15時03分 (#80919)
    あったまるまで音が出ないのかな?
  • by dove (4947) on 2002年04月11日 15時13分 (#80922)
    こんなのも出てますね
    0-V-2 [unidevice.jp]
    • by Izayoi (6455) on 2002年04月11日 20時03分 (#81066) 日記
      昔新聞で真空管を利用したアナログモデムという記事を読んだ覚えがあります
      アナログ回線からISDNにしようか迷っていたころなので
      これを待てばISDNに代える必要ないじゃんと発売を心待ちにしていたのですが
      ADSLに役割を奪われたため、もう世に出ることもないでしょうねぇ、、、、

      確かそれもロシア製だったような、、、、、
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  • by kawamura (4373) on 2002年04月11日 15時18分 (#80926)
    走行中のドライバーに音の違いが判るとは思えないですね。
    っていうか違いが判らなくて良いから、運転に集中してくれ。

    それにしても、エンジンが暖まるのを待つのと同時に、真空管が暖まるのも待たねばならんのか。。。
  • 真空管式ポータブルコンピュータを......
  • ちょっと出展が確認できていないのですが, 6BM8(3極・5極複合MT管)2本でDIN規格に入る車載アンプを作った人がいましたが, この場合も半ば洒落みたいなものだったらしいです.(その割にまともな音だったとか). 真空管の固定とB電源の確保に苦労したそうです.

    今回の製品の様にDAコンバータのアナログ部分に直線性の良い真空管を使うという例は高級オーディオでは最近良く見られる構成ですが, 車載で使うというのは全体とのバランスを考えたら「変な物」部門に送っても良かったのではないかと思います.

  • by parsley (5772) on 2002年04月11日 16時30分 (#80963) 日記
    オーディオも車も分かりませんが(なら発言しないように)

    運転してる最中、音楽味わってる余裕あるんでしょうか?

    免許ないので、言ってみました。

    --
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  • by fluffy_nns (4030) on 2002年04月12日 1時07分 (#81167) ホームページ
    デザインにスチームパンクっぽいニュアンスがありますね。
    ところでPCの5インチベイに入る真空管アンプって無いのかなぁ?
    やっぱ、自作?
  • by HiroBaud (7056) on 2002年04月12日 10時37分 (#81268)
    トランジスタを使う以前は、エンジンを止めてラジオをかけるとすぐにバッテリーがあがってしまったものだ、と昔聞いたことがあります。トランジスタラジオの草創期、日本ではエンジンを止めてカーラジオを聞いているというのでアメリカ人が腰を抜かしたそうです。

    カーステレオを聴いていて、エンストするとバッテリーもあがる、では安全上どうなんでしょ?もちろんバッテリーの性能は格段に進歩してはいるのでしょうが。
  • 真空管アンプって、普通のアンプと音がどう違うんでしょ?
    オーディオマニアじゃないので、そのあたりがよくわからんのだが。

    だれか教えてプリーズ。
    • ストレートじゃない音になると言われてますね。
      真空管の特性によってイコライザーを通したみたいな感じに。
      原音忠実と言うのからは逆方向らしいですが、それが良いと言う意見を良く聴きます。
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    • 真空管アンプと言っても, 聞き倒すぐらい聞いたのはMT管アンプだけなので一般的な意見ではないのですが, 半導体アンプみたいに人間の可聴限界に挑戦!なんてことはできませんが, うまい具合に広域や低域のゲインが落ちていってるせいか, 小規模なスピーカなどと組み合わせると聞きやすいイージーリスニングに適した音が出ます. ポータブルCDプレーヤ等の低音が効きすぎた音が好みじゃなければ, 試してみる価値はあるかもしれません.

      ただ, 私の個人的な意見としては, アンプをうんぬんするよりも前に, スピーカやヘッドホンをちょっとだけ良い物に変える方が値段の割には効果が大きいと思います.

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  • by Anonymous Coward on 2002年04月11日 17時10分 (#80990)
    1.たとえば、ダッシュボードのディスプレイはCRT(これも要するに真空管)にする。
    2.操作盤はでかいトグルスイッチ(知ってる?)にする。
    3.MP3再生のロジックはソフトウエアではなく真空管を使ったハードロジックで行う。

    ここまでやったら誉めてあげよう。
    もっとも、「3.」はやれといわれてもやりたくないですが。
    • Re:こだわるなら (スコア:2, おもしろおかしい)

      by nekurai (6253) on 2002年04月12日 11時49分 (#81294) 日記

      もしかしてトグルスイッチが横にずらっと並んでて起動時にファーム部分をパチパチと打ち込んでDMA転送しないと立ち上がらないんでしょうか? :-) うん。そのぐらいの仕組みにしておけばその間にオーディオ用の真空管も温まりそうだ ^^)

      親コメント
    • トグルスイッチは車内の安全上採用不可となってしまうはずです。
      # 衝突したときに吹っ飛んだ体にトグルスイッチが刺さると痛いでしょ?ということらしいです。
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  • by Anonymous Coward on 2002年04月11日 17時19分 (#80994)
    真空管が保守部品になるから、けっこう大変かも。真空管って一定時期ごとにちょっと火を入れてやらないと劣化が激しいし、真空管そのもののトラブルよりも真空管ソケットとかのトラブルがけっこう多い。あと、特性のバラツキも大きいから、4chそれぞれで多少音質が違う、とかにも悩むかも。

    あと製品の説明にギターアンプといっしょにしている説明があったが、オーディオのアンプとギターのアンプをいっしょにせんでほしい。なるべくかっこよく歪ませるのが目的のアンプと、なるべく歪みを少なくするのが目的のアンプじゃ、ぜんぜん違うもの。
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