パスワードを忘れた? アカウント作成
2806 story

船橋市西図書館に焚書の疑い 113

ストーリー by Oliver
どっちも割り引いて考えるべし 部門より

mabu 曰く、 "産経新聞社の記事主張によると、千葉県船橋市西図書館が昨年8月に「新しい歴史教科書をつくる会」メンバーの西部邁氏や渡部昇一氏らの著書を大量に廃棄していたそうです。図書館側は「本の傷みが激しく貸し出し率が低かったからで、思想的なものではない」と説明していますが、産経新聞社側は「保守系著者の本に偏りすぎている。何らかの意図が働いた、と考えざるを得ない」としています。ちなみに、こちらの記事に廃棄された本のリストが載っています。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 素朴に… (スコア:4, すばらしい洞察)

    by oltio (3848) on 2002年04月16日 20時02分 (#82819) 日記

    貸し出し率が低いのに本の傷みが激しいのはどうしてだろう。

    • Re:素朴に… (スコア:2, フレームのもと)

      by limbo (6813) on 2002年04月16日 20時17分 (#82826) 日記
      >貸し出し率が低いのに本の傷みが激しいのはどうしてだろう。

      そりゃ、閲覧者が愛国心に燃えて読んでたからでしょ。

      別の種類の雑誌や本、漫画がアレな感じにくたびれるのと一緒。
      親コメント
    • by teltel (1423) on 2002年04月17日 1時23分 (#82997) 日記
      同様の疑問をもったので…、
      産経のもと記事では、
      > 蔵書整理として破損本や古くなった本、貸し出し回数の少ない本を処分している。
      となっているのでそれをまとめたのでは?
      || か && の違いということで。
      親コメント
  • by a Coward (5383) on 2002年04月16日 22時11分 (#82885) ホームページ
     記事には思想的な憤怒が感じられすぎて、共感できない
    のは私だけでしょうか。左翼的な物が同様に焚書されたと
    きに無視・下手をすれば賛美をするのが感じられます。
     新聞にはバランス感覚を求めたいです。
    • by limbo (6813) on 2002年04月16日 22時37分 (#82903) 日記
      それもそうだけど、街宣車が押し寄せるような事態になったときにこの新聞はどんな記事を書くのか興味あるな。

      極右の攻撃対象になるように「晒し」た責任もあるし。
      親コメント
    • どこにレス付けようか迷ったけど、ここに付けさせてもらいます。

      近年の有名どころでは朝日の「K.Y」がありました。
      これが産経の仕掛けた煽りではないと言い切れるのでしょうか?
       マスコミは好みの事実を広めようとします。
      市立図書館から「大量に」廃棄されたのが事実であるにせよ
      「すべて」捨てられたとは産経も報じていません。
      廃棄段階で図書館側に思想上のバイアスがかかったと主張していますが、
      過去の購入でかかったバイアスを補正しようとしたのが今回の行為かもしれません。
      (例えば扶桑社がらみの著者の本が廃棄されても石原慎太郎の著作は
      もっと充実しているかもしれません。例えばですよ)
      当然、産経の主張が正しいかもしれません。が少なくともこれだけの記事で、
      どちらが正しいかの判定はするべきではありません。

      なによりも、右か左かに関わらず、また個人・メディア・国家に関わらず
      声の大きい奴の主張は常に割り引いて聞くべきです。
      バランス感覚が求められているのは私たち自身なのです。
      --
      〜後悔先に立たず・後悔役に立たず・後悔後を絶たず〜
      親コメント
      • > 市立図書館から「大量に」廃棄されたのが事実であるにせよ
        > 「すべて」捨てられたとは産経も報じていません。

        そのとおりだけど、だからなんだと言いたいのでしょうか?
        すべてでなければいいとは言えないでしょう。

        > 過去の購入でかかったバイアスを補正しようとしたのが今回の行為かもしれません。

        ある著者(西部邁)の本の43/44を処分してしまう行為が、ですか?
        それは明らかにおかしいでしょう。
        バランスよく補正しようとしたのなら、
        そういう選択にはならないはず。

        それは西部がすごくマイナーな著者で、
        自費出版で無いと本も出せないし、
        出しても買う人も無く、誰も読まない、というのなら、
        そういう選択もありえるかもしれません。
        しかし事実はそうではありませんね。
        西部の本は、普通の書店で売っていますし、
        そう多くは無いかもしれませんが、売れています。

        > (例えば扶桑社がらみの著者の本が廃棄されても石原慎太郎の著作は
        > もっと充実しているかもしれません。例えばですよ)

        だから何だと?
        西部本が廃棄されていても、石原本が廃棄されてなければいい、
        なんて言えないでしょう?

        > 当然、産経の主張が正しいかもしれません。が少なくともこれだけの記事で、
        > どちらが正しいかの判定はするべきではありません。

        もちろんそのとおり。
        でも、産経の記事が事実のすべてを伝えていないし、
        論調が偏っている可能性が高い、と言うのはおそらく事実ですが、
        bochi-bochiさんの提示した疑問は、妥当ではないと思います。
        親コメント
    • 左翼的な物が同様に焚書されたときに無視・下手をすれば賛美をするのが感じられます。
      その時は朝日新聞が騒げばいいのでは?
      新聞にはバランス感覚を求めたいです。
      各社毎に方向性があってもいいのでは? キリスト教系の新聞ならその思想にそったものになるし、 左翼誌なら左翼的論調を載せるでしょう。 次はマルクス全集でも焚書すればいい。 どうせ誰も読んでないだろうから。
      --
      --------------------
      /* SHADOWFIRE */
      親コメント
      • >各社毎に方向性があってもいいのでは?

        これは一般論としては正しいでしょう。
        ですが、件の記事は各社の方向性というレベルではない、
        もっと低い次元の感情が露骨に出ていてうんざりだと
        言っているのです。
        批判には理知的な文が求められます。
        親コメント
  • by messo (7339) on 2002年04月16日 22時20分 (#82892) ホームページ 日記
    図書館はフロアーの一室を使って構成している場合が多いが窓の多い図書館では
    日ざしが差し込む所の本の痛みが激しい。
    理由は紫外線の影響で、本が劣化してバラバラになる場合がある。

    もし、偏りがあるならそれは場所と関係していはいないだろうか?

    ま、本を大事にするなら窓に紫外線をカットする予算くらい入れましょう
    こういう対策している所って以外と少ないと思いますがどう?
  •  廃棄総数541冊で雑誌も込みで、書籍の廃棄冊数がどれぐらいになるのかわからないし蔵書総数自体もわからない。おまけにこのリストは分館のものらしいから、例えば本館の蔵書と重複してるので廃棄したということもあり得るだろうから、即座に「偏向した廃棄」だとは、ひとまずは言えない………ま、そこらを押さえた上でも、やはり“偏向してるんじゃねーか?”と文句言われてもやむを得ない部分もある。
     例えば、いくら読まれていないとはいえ“昨年三月の購入からわずか五カ月しかたっていない”本の廃棄は、同じ図書館勤務の人間から見ても早すぎる。せめて買った以上1年ぐらいは置けよ、選書したんだろうからちゃんと♪ おまけに西部邁の本44冊中「センチメンタルジャーニー」以外全部廃棄というのは、いかにもバランスを欠いているべさ。氏の社会科学系の論文やそれこそ教科書問題系の本も(例え読まれてなくとも)代表的なものを残すべきだろう。脱線すると福田恆存「日本への遺言」は残しておけよ市立図書館なんだから。福田恆存「超」入門本としてさぁ♪
     図書廃棄は蔵書という本の森のバランスを整え豊かにする伐採作業みたいなもので、ただ単純に読まれないから廃棄する(そして単純に利用者のリクエストに応えただけの購入)というなら、専門的知識を有する司書なんてのは何よりも不要だぞ。
     という訳で、ちょっとばかり偏向したセンスによる廃棄じゃないのかしらん? という気がします。
     しかし、産経もたかだ市立図書館(しかも分館)の廃棄リストなんか、目ざとく見つけて来たよなぁ…誰がたれ込んだんだか(笑)。
    --

    >>after all, it is most fortunate...
    >>to read a book in a bed one person...hirofmix
  • 数字的には (スコア:2, 参考になる)

    by LightSpeed-J (4514) on 2002年04月16日 20時26分 (#82830) ホームページ
    >こちらの記事

    には、ざっくりと、
    541冊中の「主なもの30タイトル程」が…

    とのことでした。
    書くタイトル1冊づつでは無いでしょうが、
    5~10%程度の様子。

    出版物のカテゴリ分けの方法にもよるのでしょうが、
    この数字は明らかに「恣意的に」と言い切れるのでしょうか?

    全体を10~20カテゴリにわける、
    だけでも、相当微妙な作業になりそうです。

    個人的には、恣意的でも、そうでなくても、
    あまり興味がないのですが、気になります。
    --
    -- LightSpeed-J
    • by wosamu (4952) on 2002年04月16日 20時48分 (#82841) 日記
      541冊ってのは雑誌込みですよね。
      それも含めて10%とかいうのはもしかして数字のマジック?
      親コメント
    • by imksoo (3910) on 2002年04月16日 20時49分 (#82843)
      相当に恣意的な物を感じてしまうのは僕だけでしょうかねぇ。

      もちろん、新品同様と思われる本をばっさり捨てたり、貸出率が低いとか言う理由だけで廃棄処分してしまう図書館側が変なことは明白なのですが、でもそれだけのことに敏感になっている産経新聞も変なような気がします。

      だって、僕の住んでいるところの図書館にはそういう右翼な本があまりにも少ないし、逆にリベラルな感じの本はぼろぼろになりながらも開架されてますし。まず、入れてあっただけでもましで、結構そういう本を入れもしない図書館ってのも多いと思いますけど。
      親コメント
      • >もそれだけのことに敏感になっている産経新聞も変なような
        >気がします。

         新しい歴史教科書をつくる会の教科書は扶桑社
        が出しています。
         扶桑社が右翼的であるが故に、右翼的なものに
        否定的なことがあると敏感なのは当然です。
        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2002年04月17日 2時28分 (#83024)
        しい【×恣意】
        自分の思うまま。思いついたままの考え。気まかせな心。「―的な解釈」
        [岩波国語辞典]

        しい#【〈恣意】
        その時どきの思いつき。
        「―が入る/―的#〔=#気まま。 #思いつき任せ〕」
        [株式会社三省堂 新明解国語辞典]

        任意[にんい]/随意[ずいい]/恣意[しい]【関連語】ランダム/無作為[むさくい]
        【共通する意味】自分の心にまかせ、勝手なさま。
        【使い方の例】
        〔任意〕(名・形動)/『任意』で取り調べる/『任意』団体/『任意』保険/
        〔随意〕(名・形動)/『随意』契約(=入札などの方法をとらず、適当と思われる相手方と契約すること)/
        〔恣意〕/『恣意』的な判断/
        [小学館類語例解辞典]
        親コメント
    • by kawamura (4373) on 2002年04月16日 21時17分 (#82856)
      図書館での出版物のカテゴリ分けは、主に日本十進法分類で分けられてるのではないでしょうか。
      今回問題になってるのは、(図書館側の主張では)「社会科学」を中心とした蔵書整理の際に破棄されたものらしいですが。。。

      そんな事はさておき、
      雑誌は蓄積されるものですので541冊中、大半は雑誌と思われます。
      それと、「30タイトル」と書かれてますが、記事中でリストアップされてるのは編著者です。
      それぞれの著書に関しては「など」と書かれてるので勘違いされぬよう。
      親コメント
  • そのまえに (スコア:2, 興味深い)

    by y_tambe (8218) on 2002年04月16日 22時02分 (#82879) ホームページ 日記
    これらの本を最初から入れないことに決めてた公の図書館に対して、抗議(表面に出ない圧力も含む)ってのはおこっていたんだろうか?
    また一方で、これらの本を入れることにした公の図書館に対して、別のグループからの抗議ってのはおこっていたんだろうか?

    蔵書の「処分」をめぐってのいざこざではあるが、新規購入図書の決定の段階でも、さまざまな思惑が絡んでいた可能性はあろうかと.
    「焚書」だと騒ぐのも結構だろうが、あまりに火種になりやすいと図書館側も入れることをためらうようになるのではなかろうかとも思う.
  • 月並みですが (スコア:2, 参考になる)

    by Linkey (4575) on 2002年04月17日 0時47分 (#82973) ホームページ 日記
    「本を焼く者はやがて人を焼くようになる」
    まずこのフレーズが頭に浮かんだ。

    もったいなくて雑誌すらなかなか捨てられないです...
  • by kai (5115) on 2002年04月16日 20時34分 (#82834) ホームページ

    真偽はともかく貸出率が低いから本を廃棄っていう理由はひどくないかな。情報源としての図書館の意義のかなりの部分を否定している。みんなが読む本なら本屋で買えばいいけど、マイナー本はそういうわけにもいかないのだ。

    • Re:貸出率? (スコア:3, 興味深い)

      by Joga (8113) on 2002年04月16日 21時42分 (#82870)
      >情報源としての図書館の意義のかなりの部分を否定している。
      >みんなが読む本なら本屋で買えばいいけど、
      >マイナー本はそういうわけにもいかないのだ。

      市立図書館くらいだと仕方ないんじゃないかな?
      そのくらいのレベルだと、どちらかというと市民の文化生活の充実、ということに力点をおくべきで、
      網羅的に情報を集めるようなことをしてもなあ、と思う。

      図書館はそれぞれに設立目的があるはずで、
      国会図書館ならあらゆる出版物を集めることで、
      大学図書館なら学術資料をそろえることで、
      市立図書館なら市民に読まれる書籍をそろえることじゃないかなあ。
      マイナー本が多くなって、市民の要望にこたえられないようなことになったら、
      それは市立図書館の設立目的にかなってないと思うよ。

      #ところで、うちの近くの図書館だと、不要になった本は誰か持ってって、
      #ということになっていて、それらは区民が勝手に持って帰っていいんだけど、
      #船橋市ではそういうことをしてないのかな?
      #処分費用もかからなくていいと思うんだけど。
      親コメント
      • Re:貸出率? (スコア:2, 興味深い)

        by kai (5115) on 2002年04月16日 23時27分 (#82925) ホームページ
        市立図書館なら市民に読まれる書籍をそろえることじゃないかなあ。 マイナー本が多くなって、市民の要望にこたえられないようなことになったら、 それは市立図書館の設立目的にかなってないと思うよ。

        市民に読まれる本をそろえるならどこでもやってるように利用者アンケートを使えば良いのでは。本を捨てる言い訳に使うことじゃない。

        俺は今回の記事の思想的な背景に興味はないし、図書館に無限に本がおけるわけじゃないことも分かってる。どうしても買えない本もあるだろうし、捨てる本も出るだろう。

        でもその言い訳としてマイナーだからなんてことを言ってほしくない。少なくとも図書館の言うことじゃない。図書館は珍しい本に出会える場でもあるんだから。無料なだけのキオスクじゃないはずだ。

        なんだか自分が図書館に幻想を抱き過ぎなような気もしてきたが。

        親コメント
        • by CanOne (7558) on 2002年04月17日 9時10分 (#83077) ホームページ
          >市民に読まれる本をそろえるならどこでもやってるように利用者アンケートを使えば良いのでは。本を捨てる言い訳に使うことじゃない。

          アンケート(というより投書かな。読みたい本があればお知らせください)というのは、だいたいどこの図書館でもやってますよ。

          ただ、アンケートで買ったものが、必ずしも多くの市民に読まれる訳ではないというのが図書館にとって辛い所ではないかと思うのですが、
          親コメント
        • by Joga (8113) on 2002年04月17日 11時24分 (#83137)
          >でもその言い訳としてマイナーだからなんてことを言ってほしくない。少なくとも図書館の言うことじゃない。
          >図書館は珍しい本に出会える場でもあるんだから。無料なだけのキオスクじゃないはずだ。

          そうかなあ。「無料なだけのキオスクじゃない」ということには同意だが、
          珍本を集めることは地方自治体が運営する図書館の役割ではないと思う。
          そういうのを集める施設は別にあるわけだから。

          ちなみに、大田区立図書館「非公式ウェブサイト」 [nifty.com]に資料集方針 [nifty.com]や廃棄基準 [nifty.com]が載ってる。
          大田区の話だが、こんな感じで収集・廃棄を行うようだ。
          他の地方自治体図書館も似たような方針だろう。
          なお、このサイトには図書館員として思うこと [nifty.com]というページもあって、面白い。
          親コメント
      • はい。市立図書館に JIS 規格票を求めたぼくが間違っていました。というか、JIS ハンドブックくらいはあってもよさそうなものだと思っていたのですが、それも裏切られました。
        親コメント
    • Re:貸出率? (スコア:2, すばらしい洞察)

      by rsato (1724) on 2002年04月16日 23時15分 (#82919) 日記
      おっしゃる通りですね。どうも最近の地方公共団体立の図書館は「貸出数==業績」 と考えているのではないかという感じがしてなりません。やたらにベストセラーを 複本で入れてみたり、、、。

      それを全面的に否定するつもりはありませんが、集書・蔵書機関としての役割 も忘れないで欲しいですね。

      --
      佐藤亮一 in Frankfurt Germany
      親コメント
      • by albireo (7374) on 2002年04月17日 4時24分 (#83045) 日記
        おっしゃる通りですね。どうも最近の地方公共団体立の図書館は「貸出数==業績」 と考えているのではないかという 感じがしてなりません。やたらにベストセラーを 複本で入れてみたり、、、。

        稼働率の低い資産が多い==税金の無駄遣い
        としか考えていない人が多いのでしょう。
        --
        うじゃうじゃ
        親コメント
  • 同情 (スコア:1, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2002年04月16日 21時03分 (#82852)
    これは図書館に同情するけどなぁ。
    思想がらみのものに出物腫れ物を扱うかのような注意をしなければならなかったり、
    興味本位でセンセーショナリズム先行なマスコミ(/.J のことね)に取り上げられたりね。
  • 捨てるぐらいなら,図書館の出入り口のところにでも,
    “ご自由にお持ちください”と書いて積んでおいてくれると嬉しいな.
    ワタシの借りる本って,いつも貸し出し率は低そうだし.
    • 売ればいいのでは?

      アメリカの話ですが近所でよく使う郡運営の図書館では古くなった本などをかなり安い値段で一般に販売していますね。

      もちろん、なかなか欲しい本がでなかったりするのですがこの売上金で新しい本を入れることができるわけですから、いい循環が生まれると思うのですが。
      親コメント
    • 東京の豊島区では古い本が除籍本として「お持ち帰り下さい」となっていました。
      除籍の理由(?)は良く判らないのですが、「古い」「痛んでる」みたいです。
      ベストセラーでも除籍になっています。(「白い巨塔」とか「清貧の食卓」とか)
      親コメント
      • >除籍の理由(?)は良く判らないのですが、「古い」「痛んでる」みたいです。

        「図書館読本」(別冊・本の雑誌13)に公共図書館へのアンケート結果がまとまっているのですが、それによると「除籍」の対象となる本は「汚損の激しいもの、十~十五年を経過した娯楽書、後世に残すほど価値のないもの」「利用されない本。古い本。社会関係の過去になった本」が主だそうです。また「保存期間」を定めている館もあれば「職員の目きき」という館もある、ということで、各館それぞれのルールに任されているようです。

        ちなみに除籍後の本の処分は「捨てる」「燃やす」「リサイクルする(お持ち帰りください等)」の3パターンなんだそうで。
        親コメント
      • 私がいた高校の図書館では、
        本の痛み具合で除籍するしないと決めていたように思います。
        雑誌は数年で機械的に除籍でした。
        (今日のソ連邦なんてのもあったなぁ)
        学園祭の時に「ご自由に~」になって、
        校長先生が何冊か持って行ったと
        校誌か何かに書いてました。

        #痛んじゃったけど資料的な価値のある本は
        #僕が大事に製本してました 8-)
        --
        ちどりの「ち」きっての「き」…
        親コメント
  • 読んだら、捨ててください。 [hase-seisyu.com]の実践ですかね。

    「西部氏らの著書の置かれた社会科学系書架の環境が悪く傷みが激しかったことと 貸し出し率が低かったのが理由 [sankei.co.jp]で、思想的なものではない」(船橋市教委)

    ちょっと違ったみたいですね…

  • by hmr (4234) on 2002年04月16日 23時25分 (#82924) 日記
     脳内革命とかまあそういった類のニューエイジ本を廃棄してもこうはいわれないだろうに(藁
    • by albireo (7374) on 2002年04月17日 4時37分 (#83046) 日記
      > 脳内革命とかまあそういった類のニューエイジ本を廃棄してもこうはいわれないだろうに(藁
      んで、新たに「マイナスイオン…」とか「波動エネルギー…」とかを購入するわけですね。
      --
      うじゃうじゃ
      親コメント
  • by tyamagch (672) on 2002年04月17日 1時35分 (#82999) 日記
    「昨年八月に廃棄された書籍・雑誌五百四十一冊のうち、主な書籍は表の通り。」という一文が廃棄対象リストを示した記事中に見出せるが、この記事にリストアップされたのが産経新聞が考える「主な書籍」なのであろう。リストアップされた書籍が偏っているかどうかは、残りの廃棄書籍の署名リストを見ないと何ともいえないが。
    「こういった書籍を購入すること自体偏っている」いう主張もあるかもしれない。
    --
    Don't ask me why!
  • 焚書なんて本が貴重品だった頃の発想。今や本はどんどん生産されている。そして書庫のスペースは限られているのだから古本・古雑誌を捨てるのは当たり前。それを言ったら「○×図書館は昨年4月に「月刊ASCIIを初めPC関係の雑誌大量に廃棄した! PCの本に偏りすぎている。何らかのITに反対する意図が働いた」とでも大騒ぎして記事にしなければいけなくなる。

    > 本の傷みが激しく貸し出し率が低かった

    製本が雑だと買ってすぐバラバラになるけど(笑)、それはどうだかわからない。もっとも貸出率なんかはPCで管理してれば判るだろうから、古い and 借りる人が少ない、とあれば、廃棄されるのは当たりまえ。国立国会図書館じゃあるまいし、永久に蔵書を溜め続けるなど公立図書館では不可能。

    > 産経新聞社側は「保守系著者、と考えざるを得ない」

    偏っているのは産経新聞と思われ。保守系の著作だけは永久保存されるべきだと思い込んでいるのかな。

    • > 月刊ASCIIを初めPC関係の雑誌大量に廃棄した!
      > PCの本に偏りすぎている。何らかのITに反対する意図が働いた

      例として適切ではありませんね。PC本は、数年前の知識はほとんど陳腐化してるから問題にされないだけ。あと、雑誌は量が多すぎるので廃棄せざるを得ないと言う事情もあります。

      > もっとも貸出率なんかはPCで管理してれば判るだろうから、

      その簡単にわかるであろう情報は、件の図書館によれば、「年度が替わったので簡単には取り出せない」らしいですよ。おかしいとは思いませんでしたか?

      > 偏っているのは産経新聞と思われ。

      まぁ、産経だから、というか、どういうマスコミだって偏っていることは間違いないけど、ちゃんと記事を読んでから批判しましょう。
      親コメント
      • > PC本は、数年前の知識はほとんど陳腐化してるから

        Windows関係の本はおっしゃる通りです。UNIX系の雑誌はそうでもありませんが。(80年代の雑誌も参考になる場合あり)いずれにせよ、PC雑誌のたとえはおっしゃる通り、イマイチでした。一過的なブームになっては忘れ去られる「季節物」の流行本にでもたとえるべきでしたか。もっとも、捨てられた本を見た所、ブームになりそうもない、つまんなそうな本ばかりでしたが、、、

        > ちゃんと記事を読んでから批判しましょう。

        おっしゃる通りでした。図書館側の反論が無い(産経が編集して載せた一部しかない)事もあり、「どうせ右翼の産経の報道だけ読んだ所で客観的な評価にはなりはしない」という考えではなく、ちゃんと調べてコメントすべきでした。以後、反省します。

        親コメント
typodupeerror

目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

読み込み中...