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3204 story

ギネス級の幸せ? 55

ストーリー by wakatono
4.5倍の幸せが 部門より

komatsut 曰く、 " 岩手日報によれば、岩手県の在野研究者が交配を重ね18枚葉のクローバーを作ったとのこと。四つ葉で幸せなら、18枚葉ならさてどんなもんでしょうねぇ。

 なお、研究の動機は多葉性クローバーの飼料的価値だそうです。"

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  • 残り14 (スコア:3, 参考になる)

    by y_tambe (8218) on 2002年06月15日 17時33分 (#108176) ホームページ 日記
    四葉のクローバーでは、葉っぱの1枚1枚にそれぞれ意味があるそうで
    1枚は信念、1枚は希望、1枚は愛情、そして最後の一枚が幸運 [fourleafclover.com]、だそうです.

    ……あと14枚、考えるだけでも大変そうだ.
  • インフレ (スコア:2, おもしろおかしい)

    by nijimasu (2879) on 2002年06月15日 17時24分 (#108174) ホームページ 日記
    小学生の時に7枚葉のクローバーを見つけた事があります。
    近所に原発は無かったですけど Σ:)

    それにしても18枚・・・。ありがたみが無いなぁ。
    波動砲が二門も!とかハカイダーが4人も!とか
    かわいい妹が12人!みたいなありがたみの無さというか。
    • >小学生の時に7枚葉のクローバーを見つけた事があります。

      私も母方の実家(けっこうな山奥)にあるクローバーの群生地で,5枚・6枚・7枚葉のクローバーを見つけた事があります。当時はチェルノブイリ事故の直後で,その影響だろうかと子供心に思いましたが,そんな訳はなく,単なる自然発生なんでしょうね。群生している所を探せば,4枚葉より多いクローバーは結構見つかるものなのかも。

      # 初めてZガンダムを見たときは「ガンダムが3機も! ありがたみがねえ~」とか子供心に思いました:-P
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      その12人がモーニング娘。だったらありがたくないか?
    • by Anonymous Coward
      三つの葉それぞれが三つに分化することが可能で、四つ葉は三つの葉のうちの
      一枚が二つに分かれたに過ぎない。という話を基に中学生が自由研究で四つ葉か
      ら九つ葉までを収集し、県の発表会で賞をとった、というよう
  • cloverの薀蓄 (スコア:2, 参考になる)

    by fut (9276) on 2002年06月15日 20時16分 (#108215) ホームページ 日記
    cloverを辞書でひくと「つめくさ」である。

    昔、荷物を運ぶ時、傷つかないように、今の
    発砲スチロールの替わりに、袋に詰めた草な
    のである。

    四葉のクローバーなんて言うとカッコいいが、
    実は、たかが詰め草なのである。この葉っぱ
    がたくさん増えると詰めがいがあって便利か
    もしれないね。

    ちなみに、この記事自体はスラドの埋め草で
    ある。(少年隊の埋め草は、植草なんだな。)
    • 今,本当に干したクローバーを緩衝剤にして荷物を出荷したら,
      きっとクレームの嵐だろうなぁ.
      ATケースとか,マザボとか....
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        ATケースやマザボはともかく、飼料やバイオマスに利用できるので
        ゼロ・エミッションとか環境会計的にはメリットあるかも。
        天然素材だしね。
        • 何年かまえに、緩衝材用の「ポップコーン」というの をテレビ番組で紹介していたような

          たしかにパーツの通販なんかで詰まってくる発泡材って なんかスナック菓子っぽいの多いよねぇ。

          そこで使うコーンは、食用とは違う、緩衝材用の品種との ことでした。

          --
          Iwatobi
          親コメント
    • by Anonymous Coward
      たしか、江戸時代にオランダから輸入されていたガラス瓶に
      緩衝材として詰められていた草ではなかったかしら。
  • by FireStorm (7429) on 2002年06月15日 15時47分 (#108138)
    多葉性によって得られる飼料的価値って何があるんでしょう。
    単位面積当たりの収穫量の引き上げですか?。

    多葉性にすることで、葉っぱ一枚当たりの大きさとか栄養価とかが犠
    牲になりそうな気もするのですが。
    • Re:飼料的価値って? (スコア:2, おもしろおかしい)

      by deleted user (3869) on 2002年06月15日 16時13分 (#108150)
      単にやってみたかっただけとは
      言えなかったのでは
      親コメント
      • Re:飼料的価値って? (スコア:1, すばらしい洞察)

        by Anonymous Coward on 2002年06月15日 20時48分 (#108221)
        「単にやってみたかっただけ」とかだったら、素敵だな。
        純粋に好奇心にあふれた科学者っていう感じで。
        そういう気持ちが原動力になっていい仕事ができたら、
        どんなにいいだろう、と。
        親コメント
    • by Stahl (7211) on 2002年06月15日 17時58分 (#108183)
      作付け面積(あるいは収穫重量)あたりの葉の量が増えるのでメリ
      ットは大きいですよ。
      飼料としての価値はまずもって葉っぱの部分に由来するところが
      大なわけでクローバーに限らずその他の飼料作物でも葉っぱの数
      を増やす努力というのは地味ではありますがなかなかに重要な点。
      親コメント
      • by Anonymous Coward

        作付け面積(あるいは収穫重量)あたりの葉の量が増えるのでメリ ットは大きいですよ。

        でも、植物が生産する有機物(つまり栄養分)は

        • 単位面積あたりの葉が受け取れる光量
        • 単位面積あたりの土地が提供できる無機栄養分

        によって制限が

        • by SteppingWind (2654) on 2002年06月16日 1時58分 (#108316)

          いや, クローバーは豆科の植物なので根粒細菌による窒素固定がかなり効いてきそうな感じがします. いずれにせよ, 効果の有る無しは実際に定量的な比較をしてみなければ分からないと思いますが.

          親コメント
    • >多葉性にすることで、葉っぱ一枚当たりの大きさとか栄養価とかが犠牲になりそうな気もするのですが。

      葉っぱ一枚のことまで考えたら多少のトレードオフはあるかもしれませんが、収穫するもの全体で考えたらメリットがあるのでしょう.というか、そういうメリットがあるものを作ることが品種「改良」なわけで.

      多葉性については飼料となる植物、青葉トウモロコシなどについて、農林試験場などがいくらか研究しているようです.多葉のものでは、刈り入れた部分のうち茎の部分よりも葉の部分が多くなることで消化性が上がるため、収穫重量当たりの栄養価も上がる、と主張してるようですね.

      もちろん「なぜクローバーなのか」という疑問はアリでしょうけど :-)
      親コメント
      • by Stahl (7211) on 2002年06月15日 18時06分 (#108187)
        >もちろん「なぜクローバーなのか」という疑問はアリでしょうけど :-)
        四つ葉どころかいっぱい葉のあるクローバーを見たい!!という
        極めて同意を得るところの多そうな研究動機(汗)からはじまっ
        たのかも…そういうのは大好きですが(笑

        とはいえ研究対象がクローバーであることにも意義はあると思
        いますよ。
        数ある飼料作物のなかでもマメ科の植物は休耕地利用という観
        点では極めて価値が高いですしね(純粋に飼料としての栄養的価
        値もですが)
        親コメント
        • by y_tambe (8218) on 2002年06月15日 18時24分 (#108190) ホームページ 日記
          >四つ葉どころかいっぱい葉のあるクローバーを見たい!!という
          >極めて同意を得るところの多そうな研究動機(汗)からはじまったのかも
          >…そういうのは大好きですが(笑

          全く同感.研究にもロマンがないと.

          不粋を承知で言えば、研究自体の価値としては多分もっと少ない数の葉でいいから安定した品種が出来た時点で、一区切りがついていたと思います.そういうわけで、すでに趣味の研究になっているのではないかと.
          #そういったのが却ってマスコミ受けがよかったり

          実際、元ネタの人は77歳、在野で研究してるようですから、よほど好きでやっているのでしょうね.最新の技術は必要ないとはいえ、自分自身の経験の蓄積と時間が必要な交配実験をやりつづける熱意には頭が下がります.
          親コメント
    • by Izayoi (6455) on 2002年06月15日 17時34分 (#108179) 日記
      多葉性にすることで、葉っぱ一枚当たりの大きさとか栄養価とかが犠 牲になりそうな気もするのですが

      食べさせようとしたら
      美味しくないと拒否されたりして
      親コメント
  • かなり、こいヒゲの持ち主は幸せなのでしょうねぇ。クローバーも刈れそう?
    --
    うすっぺらいコメントがあらわれた! ▼
  • 18枚葉のクローバー (スコア:0, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2002年06月15日 15時42分 (#108134)
    それは近くの原発の影響です。

    ウソです。
    • チェルノブイリやスリーマイルの事故では実際に植物の突然変異が多数見出せたようですから、あながち邪説でもあるまい。

      もしそんなのが実際に生えていて、近くに原発があったら・・・逃げるしか。
      --
      他力本願。
      親コメント
      • by mexon (9705) on 2002年06月15日 22時53分 (#108253)
        >チェルノブイリやスリーマイルの事故では実際に植物の突然変異が多数見出せたようですから

        チェルノブイリはともかく,スリーマイルの事故で環境に放出された放射線程度で突然変異が多くなるなんてこたぁ無いでしょ.
        もしそれがホントだったら,自然放射線量の高いブラジルでは突然変異が多発するはずですよ.

        >近くに原発があったら・・・逃げるしか。

        逃げるのはご自由ですが・・・逃げて事故るリスクもありますよ.
        冷静に判断しましょうね.
        親コメント
      • by SteppingWind (2654) on 2002年06月16日 1時49分 (#108313)

        放射線で突然変異を人為的に誘発する施設と言えば, 茨城県大宮町に有るガンマ・フィールド [affrc.go.jp]が有名ですね. ここでは放射能ではなく, Co60からの放射線を使っているんで, レントゲンと同じで浴びすぎなければ特に危険は無いですよ.

        親コメント
      • 匿に名は秘しますが、某大学の放射線関連の施設周辺では、
        異様に大きいタンポポが観察されるという噂を聞いたことがあります。
        • > 匿に名は秘しますが、某大学の放射線関連の施設周辺では、
          > 異様に大きいタンポポが観察されるという噂を聞いたことがあります。

          こういう話って無数にあるんですが、結局のところ冷房設備などから
          出される排気や排水のせいで温度が上がってるだけだったりするんです
          よね。原研の近くでは大きなエビが獲れるんでしたっけ?
          まあそれでも環境原理主義者にとっては生態系に対する深刻なダメージ、
          となるのでしょうが。

          ただ、本当にあるのは、あ、いや、あると聞いているのは生物学や農学
          研究室で変異剤や細胞核の染色液の処理が面倒なのでそのまま周辺の土
          壌にまいて植生が変になっているという話。つまり、化学的な変異。
          --
          kaho
          親コメント
          • 出典失念なのですが,放射線による生物の突然変異は,大半は矮化傾向にあって,
            大型化するケースは殆ど見られない.という話を聞いたことがありゃぁす.
            やはり,温度上昇による過剰成長の線が強いように思うのですが,
            識者の意見や如何に?
            親コメント
            • 放射線による生物の突然変異は,大半は矮化傾向にあって, 大型化するケースは殆ど見られない.

              放射能で生物が巨大化するのは怪獣映画の常識です。 怪獣映画の常識が現実に通用するなら, 自衛隊は世界を征服できますな :-)

              でも,いっぺんでいいから現物のメーサー砲を見てみたいと思う私。

              親コメント
              • 放射能で矮化するのなら、体長15センチくらいのゴジラが出て来たりして....
                これはこれで「可愛い」とか言って大評判になりそうな気もしますが....。

                > いっぺんでいいから現物のメーサー砲を見てみたい

                メーサー砲車を作るには、まずAサイクル砲車を作らないといけないので....
                親コメント
          • 原発に限らず、火力発電所の冷却水排水口付近の海域では、クラゲが大量発生するのは有名ですよね。で、そのクラゲが冷却用海水の取り入れ口に入り込むため、取り除く作業が大変だとか。
            都会の裏路地には残飯が豊富なため、巨大化したネズミがおり、猫がネズミに襲われているとか。
            親コメント
        • by crayfish (9255) on 2002年06月17日 19時26分 (#108864)
          札幌駅裏にある環境サポートセンターで、巨大タンポポの写真を見ました。大学の放射線関連施設の他、交通量の多い国道のそばにもあるとか。
          「要するに、そういうところでしか探さなかったんじゃないの?」と思った。田舎でも見たことあるもん。
          親コメント
  • by Anonymous Coward on 2002年06月15日 16時19分 (#108152)
    素人を代表しての愚直な質問で恐縮です。
    • かいつまんでいうと
      「交配による品種改良」は違うものをブレンドするための技術.性質の異なるものを掛け合わせる(交配する)ことで、その両方の性質を持つ(可能性のある)子孫を得るもの.

      「遺伝子組み換えによる品種改良」は「違うもの」そのものを作る技術の一つ.その個体が持っている遺伝子の一部を潰したり、外から任意の遺伝子を入れてやることで、性質の異なるものを作ること.

      ずっと以前は、自然に存在する変種同士のかけ合わせだけで品種改良をしてたけど、それだとバラエティに乏しかった.
      そこで次には、薬剤処理などのいろんな方法で変異を誘発して交配する方法が開発されたけど、それでもできることには限界があった.
      それがいわゆる遺伝子組み換え技術の発達で任意の遺伝子を潰したり発現させたりがほとんど自由自在ともいえるくらいになった.
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2002年06月16日 8時27分 (#108343)

      一応、遺伝子いじくるのを(手段として)仕事にしているものです。

      お米の品種改良を例にだしましょうか。

      たとえば、「粘りの強い米」と「甘みの強い米」という2つの品種があるとします。
      「粘りの強い米の花粉」を「甘みの強い米のめしべ」に受粉させて、両方の特性のある米を作る。
      これは『交配』。昔から行われてきたことですね。

      一方、遺伝子組み替えの場合だと、「粘りのある米」から「粘りの強さの元」となる遺伝子を取り出し、「甘みの強い米」に導入してやる。

      こんな感じです。もちろん、植物だけでなく、動物でも同様。
      親コメント
      • それと、遺伝子組替えのキモは異種生物間での形質の移動ですね。
        たとえば、微生物由来のタンパク質を植物に作らせるとかです。
        Bacillus thuringiensis(BT菌)の殺虫タンパク質遺伝子をダイズに発現させて、
        虫がつきにくいダイズを作ったり。

        あとは、病原菌の抗原タンパク質を食用の穀物に組み込んで、「食べるワクチン」
        なんていうパテントもあったような。たしか。
        (本職引退後数年経過につきソース失念スマソ)

        以下、私が現役のときの話なので、チト古い知識ですが…。

        方法論的には、代表的なのがAgrobacteriumのT1プラスミドベクターを使って
        組み込む方法ですね。
        (他に、particle gun法.なんかがありますが、自分で調べてね。)

        Agrobacterium tumefaciensはいわゆる「大豆根粒菌」で、T1プラスミドって
        遺伝子を持っています。こいつがダイズの根に寄生したら、自分の遺伝子を
        ダイズの細胞に挿入してガン(crown gall)化させ、自分の食い物になる
        タンパク質を作らせます。

        人間が遺伝子組替えに用いるときは、T1プラスミドのベクターに目的の遺伝子を
        組み込んで植物に寄生させれば、植物に目的の遺伝子を組み込むことができる、
        という寸法です。

        「遺伝子組替え」は人間サマの専売特許じゃないということで。

        # ただ、「自由自在に発現」ってほど自由でもないのよね、これが…。
        親コメント
        • まぁ、こまかい点ですが、誤解されるのも困るもので...

          >方法論的には、代表的なのがAgrobacteriumのT1プラスミドベクターを使って
          >組み込む方法ですね。

          => 「T1」ではなくて「Ti」プラスミド。
          もともとは「クラウンゴール」と呼ばれる腫瘍(tumor)を誘導することの
          できる性質がある(inducible)ところから名づけられたようです。

          それと、毎度のことですが、

          ×「遺伝子組替え」
          ○「遺伝子組換え」

          付け加えるならば、上記のAgrobacterium を使う方法は植物においてのみ
          有効な方法です。

          「導入したい」or「潰したい」遺伝子と「なくなってもらっては困る」
          遺伝子が隣り合っていて、通常の交配で後代での分離が期待できない
          場合、特に有効な方法です。
          --
          Eureka !
          親コメント
        • もうひとつ勘違いがあるようですが、、、、

          >Agrobacterium tumefaciensはいわゆる「大豆根粒菌」で、

          Agrobacterium は、いろいろな植物に根頭がん腫病を引き起こす細菌で、
          Bradyrhizobium がダイズの根粒菌です。
          親コメント
    • by Anonymous Coward on 2002年06月15日 16時36分 (#108156)
      人間の場合ならわかるんだけどね~
      親コメント
typodupeerror

犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー

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