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FreeBSDにもGUIのインストーラーを 116

ストーリー by Oliver
まっしろけ 部門より

tyamagch曰く、"Daemonnewsの記事から Linuxでは当たり前?となりつつあるGUIベースのインストールをFreeBSDでも実現しようという試みがあるようです。 スクリーンショットも掲載されているので見たら、中国語? isoイメージのダウンロードも可能なようなので、挑戦しようという猛者の出現を待つ!"

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  • by tag (10007) on 2002年06月28日 2時46分 (#115047) 日記
    結局慣れの問題だと思います。今の/stand/sysinstallに
    慣れてしまっているから、あれで十分だと僕自身は思うの
    です。インストール後も起動できるし、操作に伴いどこの
    何ファイルのどの部分が修正されるか分かってしまってい
    るし、安心して使えます。(LINUXの場合、インストール後
    にインストーラーは起動できないんですよね。出来るなら
    教えてください。)

    昔、コンソールタイプライターから十六進数でブートを打
    ち込んで磁気テープから読ませた4.2BSDに比べたら、ずっ
    と楽です。と言っても、十六進数も二、三十回打ち込んだ
    ら覚えてしまって、インストールは楽になりました。慣れ
    ですね。

    結局、問題はどれだけの自由度を認めるかだと思います。
    自由度の多いインストーラは、利用者に考えることを要求
    します。選択するために知識を要求します。すると、イン
    ストールが難しくなるのだと思います。

    ずぶの初心者に本当に必要なのは、CDを入れたら、完全に
    自動的に(適当に)インストールしてくれるツールであり、
    それがGUIだろうとCUIだろうと関係ないのではないでしょ
    うか?(そのようにインストールされたマシンがネットに
    接続されたら恐ろしい気がしますが。)

    慣れてしまったものは、初心者の敷居の高さを忘れるのか
    もしれませんが、僕には今のsysinstallはそのまま残して
    おいて欲しいと思います。別の簡便なインストーラは別扱
    いにして欲しいですね。
    • by brake-handle (5065) on 2002年06月28日 10時05分 (#115106)

      自由度を求めるといっても、何の自由度なのかを考えないと意味がないような...

      細かい組合せまでできるといってDebianのなんでもpackageを有りがたがる人がいる一方で、例えばnetboot向けに新しいroot filesystemを仕立て上げる時などはあの方法は背筋が凍りつきます(実際にはpackage-orientedなものならDebianに限らないけど)。というのは

      • 新しいroot filesystemのdirectoryをいちいち指定しなければならない
      • root filesystemを持つ計算機のpackage databaseを上書きしてはならない

      つまり、仕立て上げの際に既存のsystemを破壊しないよう注意を払わなければならないのが欠点です。その点、NetBSD/sparc64では単に.tar.gzをばらすだけで即netboot可能な状態に持ち込めます。bootの手段についていえばこちらの方が自由度が高いといえますし、それで便利になる場面もあるわけです。

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2002年06月28日 3時54分 (#115059)
      もう何年も前の fj での議論を思い出してしまった…

      探してみたら
      ここ [heart.ne.jp]の "Linux to FreeBSD" の Thread。

      もう丸 4 年も経つのね。

      親コメント
    • >慣れてしまったものは、初心者の敷居の高さを忘れるのか
      もしれませんが、

      つい忘れがち。

      今月のBSD Magazineでも取り上げていたが、
      そういう意味ではMac OS Xはインストーラーを含め、
      恐ろしいくらい敷居が低い。
      もちろん、その分余計なものまで詰め込んでくれますが、、
      親コメント
    • ずぶの初心者に本当に必要なのは、CDを入れたら、完全に 自動的に(適当に)インストールしてくれるツールであり、
      TurboLinuxだったかで、間違えてインストーラの入ったCDを入れたままWindowsを再起動して放置しておくと、インストーラが全て自動でLinuxインストールしてしまい問題になった、という事があったような。
      って結構古い話だけど...。
      親コメント
    • ずぶの初心者に本当に必要なのは、CDを入れたら、完全に 自動的に(適当に)インストールしてくれるツールであり、 それがGUIだろうとCUIだろうと関係ないのではないでしょ うか?

      それって欲しいなあ。10台くらいまとめてインストールする時ってあるからね。うまく造れば管理者も嬉しいと思う。今のsysinstallでも自動化は出来るらしいけどちょっと敷居が高い。

      正直、今のsysinstallはインストール後のツールとしてすごく便利だけど、初心者が初めて使うには癖があってきついと思う。自分が初めて使ったときは訳が分からない内にインストールが終わってて、果たして正しく入ったかどうか分からなかった。操作法を標準的なGUIに合わせることは良いことだと思う。

      親コメント
  • 使ってみました (スコア:3, 参考になる)

    by ksada (4435) on 2002年06月28日 12時36分 (#115165)
    i810 と Millennium G450 で動作しました。
    順番に聞いて来る通りにスライス作って、パーティション作って、ホスト名やら IP アドレスやら入力して終り。
    この単純さには好感が持てます。
    自分の場合、minimum インストールしてから cvsup ってパターンなので、こういう最低限のことを簡単にやってくれるものはありがたいです。
    思うに、これから FreeBSD を体験してみようという人が面食らうのは、sysinstall の設定可能項目の多さではないでしょうか。
    一本道でかつ入力項目の少ないこのインストーラは、需要があると思います。
    もう少し作り込んで、dhcp にも対応したら、私はこれでインストールすると思います。

    さて、RELENG_4 に cvsup だ。
  • by Anonymous Coward on 2002年06月28日 17時07分 (#115322)
    この手のって欲しがる人が作るしかない事がほとんどですね。GUI なインストーラーはあれば sysinstall に慣れてない人には嬉しいのかもしれませんが FreeBSD を既に使っている人は不満があるかないかはさておいても既に慣れてしまってますから。

    メーリングリストや 2ch やら読んでいて思うんですが、いつもこの手の「Linux 的な何か(Windows 的 Mac 的etc)」とか「初心者向けの何か」とか「GUI やらデスクトップやら」などなどって、「こういうのありませんか?」「こういうの欲しいです」という話が持ち上がっては「いえ、既にある hoge では駄目ですか?」とか「FreeBSD という OS はそういう OS じゃない」とかみたいな反応しかでてこないんですよね。(こういうのって FreeBSD に限らずですね。Linux 方面とかでも似たようなの度々見かけるし)

    まぁこれは作るスキルのある人は大抵現状にある物で満足していたりするか、自分の作りたい別の物があるか、サポートが面倒だからやる気がないとか、色々な事情があるわけですが。

    結局のところ、そういうソフトは
    • 企業パワーで作る
    • 欲する人がその気持ちを維持したままスキルを身につける
    くらいしかないかもしれません。企業の力に頼るって選択肢はほとんど期待できないか、期待すべきじゃないので、欲しいと思う人が作るという手しかないと思った方がいいです。英語の本来の意味での volunteer (自発的にやる) って奴ですし、元々オープンソースやフリーソフトウェアの世界はそういう世界なんでしょう。

    というわけで、/.-J にせよ、2ch にせよ ML にせよ、「何かが欲しいので誰か作ってくれませんか?」とか言うのはあまり効果を期待せず、欲しいと思ったら作ってみるってのがいいかもしれません。勿論、既に自分の望む物が存在しているかどうかの確認は必要ですけどね。もしそれに不満があってもソースコードやドキュメントや挙動は参考になるはずですから。

    自分にはどう頑張っても作るスキルなんて身につかないとか、今後頑張りたいけど今ほしい!って思っている人は、口をぽかーんと空けて待つか、諦めるか、自分の出来る事で何らかのプロジェクトに参加してみるかしかないでしょう。

    幸運にも自分の欲する物を作ろうとしている人がいるなら、そのプロジェクトに最大限の協力をするべきでしょう。文章を書く、テスターをする、利用者のサポートをするなど色々出来ることはあるはずです。作業をしている人(プログラムを作る以外も含めて) が効率よく気持ちよく作業を出来る方法を常に考えるべきです。そのプロジェクトについて最大限理解することも勿論重要です。出来る限りソースを読んでみる、挙動について自力で調べてみる、google で関係することを検索して勉強するとか。少なくとも邪魔になる事、やる気を失わせること、作業している人に不必要な負担となる事は避けるべきでしょう。

    個別のプロジェクトに限らず、支援という事自体をよく考えるのも有効でしょう。
    あなたの出来る事をしてみませんか?
    • by Anonymous Coward on 2002年06月28日 18時11分 (#115377)
      インストーラって、(富豪的GUIプログラムを作るのとは違って)プログラムサイズの制約がそれなりにあったり、そのくせナニゲに多岐に渡った作業をさせないといけなかったりしますから、けっこうメンドーそうですよね。しかも、そうやってメンドーなワリには、(本来は)インストールという一瞬の作業にしか出番が無いという儚い運命なので、なかなかモチベーションが上がらないような気がしなくもないような..
      親コメント
  • by 3danbara (8421) on 2002年06月28日 3時54分 (#115058) 日記
    /stand/sysinstallってかなり貧弱なマシンでも動くけど(・・・ってあたりまえか)
    これはどうなんだろ。
    古いマシンを再利用しようとしたらインストーラが起動できない、ってのは
    うれしくないよなぁ。
    # とか言ったら、来月リースアップするPCにPentiumII載ってるな・・

    個人的には今の/stand/sysinstallで十分なんだけど、初心者のとっつきやすさを
    考えるとやっぱりGUIって必要なんだろね。
    • by Anonymous Coward on 2002年06月28日 12時57分 (#115180)
      Solarisのインストーラ... Xで動いたり HotJava を
      立ち上げてくれたり、非力なSS5には辛うございました(;;)

          正直、ああはなって欲しくない...
      親コメント
      • by tada (5086) on 2002年06月29日 13時41分 (#115781)
        Webstartなんて一番贅沢な方法でインストールしようとするからでしょう。
        対話式インストールならHot Javaは立ち上がりませんし、
        シリアル経由でインストールすれば当然Xも立ち上がりません。
        親コメント
  • もちろん業界人は見たことあるとは思うんだけど、普通の人は見たことあるのかな。いや、私、最近プレインストールの新品PCを買ったことないのでわからないんですけど。

    と考えて思ったのは、

    だからsysinstallを改良するとか、別途グラフィカルなインストーラを作るとか、必要だと思うけど、やっぱり一番必要なのは*BSDのプレインストールされたPCを大々的に売り出すことだったりしないかなあ、なんて。つまり、「インストーラなんか使わなくてすむのが一番。」:-)
  • by f6_6m (6762) on 2002年06月28日 2時36分 (#115044)
    GUIが欲しいと言う以前に、
    バグ(…というか、ユーザの思わぬ挙動)
    の少ないインストーラが欲しいですよね。
    ま、いろいろな面で進化していくのは好ましい事です。

    しかし、日本語インストーラを使ってハマる初心者に対して、
    「そんなの使っちゃダメ」って言うのは辛い。

    まぁ、苦言を言い出したらキリが無いのですが(笑。
    ”とりあえず入れてみる”
    ”とりあえず使う”
    (しかも、なぜかexpress とか使おうとしない…笑)
    って人向けに、不自由でも簡単なインストーラがあって欲しいですよね。

    # え?私自身は今のままで十分ですよ。
  • by genobash (7565) on 2002年06月28日 11時08分 (#115135) ホームページ
    ハードウェアの自動検出機能を強化した方がいいと思いますね。

    最近のLinuxディストリビューションだと、XF86Config とか自動生成してくれますが
    せっかくオープンソースなのだから、その手のツールは、(いい意味で)パクってくればいいのに。

    PC UNIX 初心者が「Xが上がりません」と質問するのに答えるのは飽きました。

    # 昔、FreeBSD-2.xを使っていたときはviでセコセコ書いたものでしたが、RedHatで初めてXconfigurator を実行したときは感動ものでした
    ----
    --
    gen+nob+ash
    • by IKEDA Kenji (4659) on 2002年06月28日 11時26分 (#115146)
      管理者魂をインストールする機能を追加した方がいいと思いますね。

      って、それじゃ洗脳か。

      親コメント
      • それ、OS 非依存で欲しいです。<管理者魂
        ¥100,000- くらいで売ってませんかね?

        #ifdef おふとぴ
        # ...&参照;を使って投稿できなくなってるなあ...
        # あんまり全角¥とか使いたくないんだけど...
        #endif /* おふとぴ */

        親コメント
      • > 管理者魂をインストール

        今の形態(とか、インストーラーがないこと、とか)が管理者魂を持つ者しか先へ進めないという関門になってるんじゃないの?

        ノートPC と一緒では先にすすめない、とかあるけど(それは話がきっと違う)
        親コメント
    • by brake-handle (5065) on 2002年06月28日 11時25分 (#115145)

      XFree86の問題は、XFree86側へfeedbackをしてくれないdistribution側にも問題があるような気がしますが...

      OSが頑張らないといけない問題としては、-currentに限っていえばacpiだけでdeviceを調べ上げることができています。ただ、この場合acpiの情報を信じきってしまうため、acpi tableがromに焼いてあるとSMPの計算機でAPを忘れてしまったりしますが(acpiを信じきる側も信じきる側だが、tableに書くべきdeviceが全く変わらないと思い込んでるhardware屋もhardware屋か...)。

      親コメント
  • by T.Fujiki (4934) on 2002年06月28日 12時12分 (#115158) 日記

     判りやすい解説。があれば特に文句無いです。 もちろんインストールする人の母国語で。 こんな風に別途配布 [freebsd.org] じゃなくて、 標準搭載でいってほしいな。と。

    • by ksada (4435) on 2002年06月28日 12時54分 (#115178)
      国内の雑誌付録 CD であれば最初から日本語インストーラになってますね。
      フロッピのイメージを落として来て、というのであれば、最初に FreeBSD ミラーサイトの代わりに日本語インストーラのページへ行くだけですね。
      別に標準配布物に含まれていないことは難点にはならないのではないでしょうか。

      ちなみに、日本語インストーラを使うと、/stand/sysinstall も日本語対応版になります。
      親コメント
      •  いや、何処で FreeBSD を落して来ても、その他の手段で入手しても、 インストーラが母国語に対応していて欲しいなって話しなのです。 んで、解りやすい解説と、適度な捕捉もあれば良いなと。

         う~ん。こおいう場合、標準搭載というより、標準実装と書いた方が良かったのかな…。

        親コメント
        • >標準搭載というより、標準実装と書いた方が良かったのかな…。

          (容易に)選択可能、ということにしといて欲しいです

          ・後で日本語環境を綿密に設定するわけだからして
          ・後で綿密にX設定をするわけだからして
          標準で日本語メニュー、標準でXでのGUI・・・
          つうのは勘弁して欲しいです
          --
          -- どう思いますか?
          親コメント
          •  ん?僕はインストール後、何でも設定されてて、
            何でも入ってて欲しい。って意味で書いたわけでは
            無いのですが。(アセ

             自分がインストールした物は何なのか、とか、
            どんな設定をした等が、容易に把握出来る様(為)にも、
            インストーラは標準で母国語化されてて欲しいな。

             って意味で言っていたつもりだったのですが…。
            親コメント
  • linuxのディストリで強く感じるんだけど、
    インストールが便利になっても、インストール後の設定が
    ・インストーラと全然違うインターフェイスの設定ツール
    ・etc以下直接編集
    しかないと、結局ある設定をする方法を複数覚える必要が出てくる。

    で、「なんか設定わかんなくなったから再インストール」なんて初心者も出てくるし、「etc以下の編集方法さえ知ってれば、覚えることが一つだけでむしろ楽」って考えも出てくる。

    顕著なのがパッケージのインストールで、RedHatベースのディストリのインストーラは、全てのパッケージの依存情報、簡易説明の和訳を抱えてるので、インストール時はパッケージの選択および依存パッケージの一括インストールが楽だけど、後で変更しようとするといきなり敷居が高くなる。

    その点、sysinstallは、(インストール後に使うとインストール用のメニューが冗長でウザイけど)同じインターフェイスでできるので便利。
    ビットマップグラフィックで見た目を派手にするのはかまわないけど、そーゆーところは残してほしい。
typodupeerror

吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人

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