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3357 story

情報ネットワーク法学会設立 28

ストーリー by Oliver
ライセンスや著作権関連も是非 部門より

alp曰く、"Internet Watch の記事 より、情報ネットワーク法学会 が設立された、ということです。多少遅きに、という感はありますが、お馬鹿な民間/政府のこの分野への対応等を法の目でも評価する場として、期待します。"

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  • by Anonymous Coward on 2002年07月08日 7時03分 (#120695)
    ちゃんと物事の仕組みや意義を理解出来る人の常識に基づいて欲しい。 トップページ以外リンク禁止とか、日弁連のようなとんでもな主張するところに牛耳られたのではお先真っ暗。

    それはさておき、発起人リストを見るとメーカーや大学人が多く見られますが、こういういくつもの分野から人が出る場合はどういう人かわかるように部局や役職も含めて欲しいです。

    • メーカーや大学出身か。
      あまり期待できないな。
      消費者の論理ではなく、メーカーの論理で動きそう。
      あとは役所の論理かな。何事も規制しなければならん
      ってやつ。

      TOPページ以外リンク禁止は
      • by Fatalwedge (6623) <fatal@fuurai.org> on 2002年07月08日 9時18分 (#120723) 日記
        発起人のお名前に何名か知っている人が入っていますが、
        皆たたき上げから部長クラスになっていたり、
        いわゆる初期のインターネット構築に関わっていたりと
        現場にきちんと携わった経験をお持ちの方ばかりです。

        なので安易に目先の利益に走る事などはないであろうと、個人的には結構期待しております。
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        • by nekopon (1483) on 2002年07月08日 15時52分 (#120910) 日記
          「何か、忘れてる気がするんだよなあ・・・」

          第1パラグラフと第2パラグラフの論理的整合性に関する検証。

          # 関係ないじゃん

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        • なるほど、たしかに私も信頼できる方が何人か参加しているのは確認できました。

          しかしながら、個人的には少なくとも 発起人代表とインターネット協会の国分氏と 北海道大学の浜田氏は 信頼できません(あえて名指ししてます)。

          そういうわけで、どういうスタンスをとるか、 なかなか悩むところです。

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        • by Anonymous Coward
          TOPリンク以外は違法という訴訟はすでに米国で起きている
          そうです。主に中小相手におこされているようですが。
          でも、判決しだいでは日本でも法制化するよう求めるのは
          確実。
          なぜなら、2chが発端の最近の個人情報流出騒動、
          TOPリンク以外禁止を打ち出せば晒すこと自
  • by Futaro (2025) on 2002年07月08日 6時25分 (#120690) ホームページ 日記
    常識ができてから、法律ができる、というのが従来の順序ですよね。でも、この場合はそう悠長なこと言ってられないと思うのだが。。。
  • by dai75 (557) on 2002年07月08日 9時53分 (#120733) 日記
    何でこの時期にimpressの記事になったんだろう。

    プレスリリースはちょっと前だったみたいだし、設立総会はもうちょっと先だし。不思議だ。

    とりあえず期待しています。
    現状のインターネットでの法議論のような些事を法技術的に解釈するでなく、ちゃんと根本から情報ネットワーク法体系を整えてもらいたい。
    --
    -- wanna be the biggest dreamer
    • by alp (1425) on 2002年07月08日 18時09分 (#120988) ホームページ 日記
      >現状のインターネットでの法議論のような些事を法技術的に解釈するでなく、ちゃんと根本から情報ネットワーク法体系を整えてもらいたい。

      そうですよねぇ。問題なのに日本の法制度が追いついていない分野が山積みですからねぇ。 SPAMMING、一国に閉じない (他国発の違法行為とか、某大国のように自国権益のために著作権法を強化するなどをどう考えるかとか)、匿名性、プライバシィ、End-to-End の暗号と検閲・セキュリティポリシィ なんかは直ぐ思いつくし、といって拙速というと、特定電子メール送信適正化法のようなトンデモ法ができあがってしまいますしね。

      親コメント
    • by Anonymous Coward
      何でこの時期にimpressの記事になったんだろう。そりゃ3日に記者会見を開いたからでしょう。
  • 記事 [asahi.com]が出たようです。
  • 同学会の設立主旨 [in-law.jp]に下に引用しといた説明がある。読んでのとおり,とてもすばらしいものだと思う。では,その「表現の自由」を守るために,どのように戦うか。というところが,ポイントだと思う。もちろん欲しいのはEFFのような団体。だけれども,そのまま「日本EFF」なんていう組織ができたら,とってもいや~~な感じがする。

    私のばあい「電子フロンティアにおける自由ってなに?」とか,「自由って云うけど,リバティとフリーダムのどっち?」とか,「守るべきはフロンティアなのか? 社会なのか?」とか,そういう基本的なところが,よくわからないんだけども。自由とかフロンティアとかコミュニティというものに対する考え方は,日本と米国では,やはり微妙に違うんじゃないかと思うわけだ。

    個別の法律や,事件や判決では,どうしても細かな話しになってしまうのだけれど,その前提にあるはずの「ネットワーク社会とはどうあるのか?」というところの「深い洞察」てのを期待したい。この学会に。

    情報ネットワーク社会における「表現の自由」

     情報技術の発展は一方で,非常に多くの人々に対して,自己の表現行為を実現することのできる環境を用意した。このこと自体は,これまで既存の出版,新聞,テレビ等のマス・メディア,あるいは政府公報等のみに事実上独占されていた「表現の自由」が,個々の市民の手に取り戻されたという意味で大いに歓迎すべきことである。しかし同時に,このことによって,市民による表現行為をめぐる法的問題が多発する事態を招くこととなっている。今後,情報ネットワークにかかわるユーザの数がさらに増大すると,表現行為にかかわる紛争もさらに増加するかもしれない。しかし,人類にとっても最も重要な基本権である精神的自由権を維持するためには,安易・無思慮に法的規制を加えれば良いというものではない。表現行為にまつわる紛争は,社会の中で自律的に解決されるべきであり,法が介入すべきではない部分を多く含んでいる。このような法によるべきものとそうすべきでないものとの境界設定は,情報ネットワークの基本構造とその文化的背景に対する深い洞察なしになされてはならないはずである。(苗村憲司, 情報ネットワーク法学会,設立主旨より)
    --
    斜点是不是先進的先端的鉄道部長的…有信心
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell

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