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3821 story

Leonard Zubkoff、事故死 67

ストーリー by kazekiri
黙祷 部門より

ramsy曰く、"Linux kernel 開発者の一人である、Leonard Zubkoff氏が ヘリコプター事故で死去されたそうです。
BusLogic、DAC960のドライバ等のメンテナーである氏ですが、 抜けた穴はイタイかもしれません。"

本家にも掲載されたようだが、 この件については、 LWN.netにVA Software corporation 前CEOのLarry Augustin自身が kernel-ml に投稿したメールが掲載されている。 Leonard Zubkoffは、 VA Linux Systems Inc.のCTOとしても一時代を築いた。 彼がいなくなったことは私にとっても非常に悲しいことだ。 冥福を祈る。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • BusLogic、DAC960 (スコア:1, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2002年09月05日 16時58分 (#160634)

    Mylexに吸収されたBuslogicと、そのMylex製品であるDAC960……つまりどちらもMylex。

    IBMの一部門になっていたMylexはLSI Logicに売却されましたが、そのLSI Logicは既にSymbios、さらにAMIからMegaRAIDを買い取っています。LSI Logicは、SCSIコントローラは旧Symbios、RAIDはMegaRAIDを続けるようで、Mylex製品の命脈は絶たれたも同然でしょう。

    そんな矢先のこの出来事。まことに不謹慎ながら、氏の心境はいったいどのようなものであっただろうかと思わずにはいられません。

  • by koshian (6999) on 2002年09月05日 18時34分 (#160678) ホームページ 日記
    間接的とは言え、一人のLinuxユーザとして本当にお世話になりました。
    慣習の違いがわかりませんので、とりあえず一分間、黙祷を捧げさせていただきます。
  • 亡くなったという記事が続くのは悲しいことですよね。
    Linuxを使っているという意味でLeonardさんにも間接的に
    お世話になったわけだし、内山安二さんについても
    「できる・できないのひみつ」持ってました。懐かしいですね。

    どうか安らかにお眠りください。
  • by Anonymous Coward on 2002年09月05日 16時20分 (#160612)
    オープンソース界には沢山著名なエンジニアの方々がおられますね。
    いろいろな場所で目にして自然に覚える名前ですから、会ったこと
    ない人でもなんとなく親しみを感じますね。
    逆に亡くなったときの喪失感は大きいですね。
    • by Anonymous Coward
      >オープンソース界には沢山著名なエンジニアの方々がおられますね。

      オープンソース等だから個人名がでるのではないでしょうか?
  • by Anonymous Coward on 2002年09月05日 18時40分 (#160684)
    例えばLinus氏が亡くなられたとして、Linuxは開発を継続できるでしょうか。
    求心力を失ったコミュニティは、急速に分裂と瓦解を繰り返すようになるのではないでしょうか。

    企業なんかでは、進捗管理やドキュメント化の徹底などで「組織」として開発を行うので、リーダーを失っても(痛いけど)開発中止という事態は防げますが、リーダーについていくぜ!っていう性格の強いオープンソース的開発手法は、イザってときに弱いのではないかと思ったり。
    • by cyber205 (4374) on 2002年09月05日 19時20分 (#160701) ホームページ 日記
      > リーダーについていくぜ!っていう性格の強いオープンソース的
      > 開発手法は、イザってときに弱いのではないかと思ったり。

      「それでもソースは残る。」ってのがオープンソースの良さでは。
      開発者が死なないまでも、ほったらかしにされた386BSDなどは
      ソースがあったからFreeBSDとして復活したのでは
      なかったでしょうか?

      私も、死ぬ前にlinuxとかのカーネルアーカイブに名を
      残せるなら、それを誇りに思いますよ、きっと。

      # 実際にはプラットフォームごと消えて亡くなるソフトウェアや
      # 人知れず放置されたり、陳腐化して消えるものも多いけどね。
      親コメント
    • by heno (10869) on 2002年09月05日 21時09分 (#160735) 日記
      > 企業なんかでは (略)

       基本的にダウトです。(「例えばLinus氏が~」「企業なんかでは~」)

       Linuxの開発者が死亡した際に開発が継続するかですが、
      コメント先で #160684 さんが挙げられました「開発中止を防げる」
      「イザという時に強い」 「死んでも遺せる」という点は、その体制を
      実現できたその企業の努力の結果でもありますが、オープンソース
      活動にとってはごく基本的な特徴であると認識しております。

       企業の方が強いかどうかですが、オープンソース活動は企業ほど
      経済活動に縛られず、ユーザーの「続ける意思」さえあれば継続でき
      ますので、先に挙げられた利点以上に:

       「企業が開発を中止した時にも開発中止を防げる」
       「企業がイザという時を迎えても開発を継続できる点で強い」
       「企業が潰れても残る」

      というより広範囲な利点をユーザーにもたらす事ができますので、
      上記コメントはとても疑わしく思います。
       
       いずれにせよ、未来は誰にも解らない事ではありますが:)
       

      [osdn.co.jp] 総勢80名のカーネル開発者が一同に会するのでAC [osdn.co.jp]
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        経済的結びつきが無いぶん、ドサクサで一気に名を上げようとする者による分派や、そういうのが崩壊することによる混乱、急速に興味を失ったことによる離脱、企業による介入、スポンサーの撤退など、不安定要素はたくさ
        • by heno (10869) on 2002年09月06日 0時35分 (#160873) 日記
          こんにちは。先程と同じ方でしょうか( ´∀`)
           
           
           仰られている事の主題は、どの様な組織にもありうる事ですよね。
           「経済的結びつきが無いぶん」「急速に」という文言はそれと無関
          係と思われるのですが、いかがでしょうか。
           
           あるいは、こうも言えると思います。 「既出です」
           ドサクサで一気に (略) ディストリビューションは乱立しています
          し、長期的に見れば (略) 他所のOSから見ればさぞLinuxは混乱して
          いると見られていることでしょう。でもLinuxの開発者が死んだ時に
          いきなりそうなるわけでは無いと思うと、上のコメントはあまり特別
          な事を言われているようには感じないのです。
           
           折角の文章がFUDに見えてしまいませんか?( ; ´∀`)
           
           
           ところで私はオープンソースの流れに乗るためには、いくつ
          かの準備がいると思っています。
           
           ・オープンソースライセンスを適用する旨を宣言すること
           ・オープンソースライセンスを適用する旨を記述すること
           ・オープンな環境を用意し、維持すること
           
           こういった手順をきちんと踏んでおかないと、今まで人間の
          労力でなんとか回避してきたアクシデントを自動化することが
          できないと思うのです。
           
           誰でも努力をすれば似たようなことができるのは理解している
          つもりです。オープンソースという手法は、個人がより少ない労
          力でそれを達成にする事を可能にしている様に思っています。
           
           
          #私自身はあまりOSにこだわならないのでAG (*1)
           
           
          ---------------
          *1 Are-Ge
          親コメント
          • by Anonymous Coward
            他の人の文章を恣意的に編集して、それを根拠に反論するのはよくないと思うよ。
            • by heno (10869) on 2002年09月06日 1時44分 (#160909) 日記
              具体的に挙げられていないので少し時間がかかりましたが、

              > 折角の文章がFUDに見えてしまいませんか?( ; ´∀`)

              と言う下りを中心に、私の意図と違う取られ方をされているの
              でしょうね。

              今後とも精進いたします。
              親コメント
        • by Anonymous Coward
          たとえばDebianなどのように、システム的に後継者を決めて
          再出発が図れそうなプロジェクトは基本的に大丈夫でしょう。

          Linuxに関しては、現状ではAlan Coxがいるので、
          特に心配する必要は無いと思います。
          ですが、そういう状況の時に誰がまとめていくかというのは、
          ある程度考えておいた方が良いかもしれません。
    • by Fuyuki (221) on 2002年09月06日 2時12分 (#160929)
      たぶん、心理歴史学者のセルダン博士がファウンデーションを
      どこかに作っているいるから、暗黒の一千年ってほどには長い
      混乱は起こらないのではないでしょうか?
      --
      # 数学は科学の女王にして奴隷
      親コメント
    • by KENN (3839) on 2002年09月06日 8時03分 (#160987) 日記
      企業なんかでは、進捗管理やドキュメント化の徹底などで「組織」として開発を行うので、リーダーを失っても(痛いけど)開発中止という事態は防げますが、リーダーについていくぜ!っていう性格の強いオープンソース的開発手法は、イザってときに弱いのではないかと思ったり。

      Y2K問題華やかなりしときは、

      「ソースも仕様書も無いぞ!」
      「つーか、仕様書に無い機能が付いてるぞ、これ」
      「作ったヤツ呼んでこい! なにぃ、とうの昔に転職しただぁ?!」
      「こんなんでどうやって対策するんだ!!」
      …てな悲鳴があちこちで聞こえたような気がしたのは、空耳だったんでしょうか(w

      親コメント
    • by Anonymous Coward
      2002年前にリーダーを無くしたグループの一派は今でも健在です。
      • by G7 (3009) on 2002年09月06日 3時13分 (#160950)
        えっと?
        当時そのままのソースコードの直系の子孫が、今も現役で稼動してますか?
        もしそうでないなら、名目はともかく実質は、それは別のプロジェクトっすね。

        #とりあえず偶像もお墓もやめないとならんはずだが…

        こういう場合(?)は、分派は構わんがその際は名称は変更してくださいね、
        というライセンス(rubyがそれだっけ?)が、やっぱり無難かつ有益じゃないかな。
        親コメント
      • by zeissmania (3689) on 2002年09月08日 23時10分 (#162438)
        2002年 - 35(?)年の間違いでしょ?
        親コメント
      • by Anonymous Coward
        えっと、どこのグループですか [ocn.ne.jp]
      • by Anonymous Coward
        12使徒の時代とか開始直後の頃は非営利的な団体だった
        でしょうけど、ローマ国教になり、ヨーロッパ全土へ
        定着した後は、かなり営利企業的な部分もあったと
        思うのですが...

        #企業・OSCの対比という意味でこのグループをあげたのだと
        #したら、ちょっとふさわしくないかな、と思います。
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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人

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