古いハードで新手OSを試してみる:PC-98用OSASK登場 34
ストーリー by Oliver
お手軽トライアル 部門より
お手軽トライアル 部門より
nisi 曰く、 "以前から多少話題になっていたOSASKですが、9/4の公開バージョン(2.8)でNEC PC-98版が公開となりました。 過去には国民機として絶大な人気を誇っていた98ですが、今は押し入れの中でしょうか・・・ついに埃を払う時が来ましたよ。"
nisi 曰く、 "以前から多少話題になっていたOSASKですが、9/4の公開バージョン(2.8)でNEC PC-98版が公開となりました。 過去には国民機として絶大な人気を誇っていた98ですが、今は押し入れの中でしょうか・・・ついに埃を払う時が来ましたよ。"
最初のバージョンは常に打ち捨てられる。
ディスクにアクセスはついになったらできるんでしょう (スコア:2, 興味深い)
それよりも、とりあえず特定のハードだけでいいので、
ハードディスクにアクセスできるようにしてほしいです。
OSASKの最大の特徴である、メモリの代わりにディスクを使うという
機能を実装してほしい。
by rti.
Re:ディスクにアクセスはついになったらできるんでし (スコア:0)
>> ハードディスクにアクセスできるようにしてほしいです。
オープンソースなんだから、自分で実装すれば?
っていう意見が(Linuxとかなら)出そうなもんだけど、OSASKじゃそう思わない人も多いんだろうなぁ... ;-)
あの・・・ (スコア:1)
Re:あの・・・ (スコア:1)
今更 PC98 を引っ張り出すのは... (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:今更 PC98 を引っ張り出すのは... (スコア:1)
おいおい、OSASK のエミュなら当然 V98 [imasy.org] に決まってるじゃないか。
ひとっ走りして、TOWNS買ってこ~い!
Re:今更 PC98 を引っ張り出すのは... (スコア:1)
しかし起動ディスクイメージを作るまで恐ろしく手間がかかることに気づきました。
とりあえず 98のブートイメージの入った1.2Mフロッピーイメージを作らないといけないのですが、マシンに1.2M 2HDに対応したFDがつながっていないと何もできません。さっきまで途方に暮れてました。
・3MODE FDDを買ってきてAT機に接続(明日買ってこよう)
・MS-DOS(98用)をフロッピーイメージ化
・T98-NextにMS-DOSをインストール
・T98-Next上で、MS-DOSを起動しフロッピーイメージをシステム入りでフォーマット
・DiskExplorer [vector.co.jp]などののツールで、作成したフロッピーイメージに、OSASKのファイルをコピー
・T98-Next上で起動!
どこか手順まちがってませんか?見落としや余計な作業があったらご指摘下さい。
とりあえず MS-DOSのシステム入りのディスクイメージさえあれば簡単なんですけどね~。
Re:今更 PC98 を引っ張り出すのは... (スコア:0)
#ライセンス持ってるソフトを落とすのは違法やったやろか……?
Re:今更 PC98 を引っ張り出すのは... (スコア:1)
# この記事はあくまでシミュレーションなのでAC
TownsMENU風の見て懐かしく思った (スコア:1)
Re:TownsMENU風の見て懐かしく思った (スコア:0)
GCCとか、最近は以前の著名コンパイラとかがフリーで手に入るみたいですけど
そういうのじゃ無理なのかなあ?
この手のもので (スコア:1, すばらしい洞察)
ているぜ」とかいうツワモノは誰もいないような気がしますが、
ほとんどの場合「インストールできた」で終わりなんだろうな。
百歩譲っても「たまに起動してみる」だけだったりして。
Re:この手のもので (スコア:1)
> 使っているぜ」とかいうツワモノは誰もいないような
> 気がしますが、ほとんどの場合「インストールできた」で
> 終わりなんだろうな
アプリケーションソフトが無い(ことが多い)からでしょう。
これだけ PC が長く使われていれば、必要と思えるソフトは
大抵誰かが作ってしまってますし。
# UN*X や Linux でも「インストールしてお終い」って、
# 結構自分も長かった(^^;
別にこの組合せでなくても (スコア:1)
だったら、NetBSD/sparcだって「古いハードで新手OS」というには全く不足ないのでは?
それにしても、なぜにみんなi386なのかねぇ、この手のものって。
Re:別にこの組合せでなくても (スコア:1, おもしろおかしい)
なぜ NetBSD/sun2 や NetBSD/vax や NetBSD/pdp10 でなくて NetBSD/sparc なんだろう。
中途半端な古さだ……。
Re:別にこの組合せでなくても (スコア:0)
実機が簡単・安価に入手できるから、って以外に理由は思いつかないですね。
Re:別にこの組合せでなくても (スコア:1)
SHあたりだったら手に入らないですかね? あの手の組み込み用プロセッサってDSPって書いてあるものもあるからCPUだと思ってくれてないとか? i386と違って本当にsimple is bestな仕様も含まれてるから、一度は扱ってみるべきだろうけど。
i386でいうところのpage tableがなくって、missの度に補充が必要なTLBしか持ってないプロセッサが存在するって、どれくらいの人が知ってるんだろう?
Re:別にこの組合せでなくても (スコア:1)
……どりきゃすは製造中止ですが?
Re:別にこの組合せでなくても (スコア:1)
SH系に限らず、組込みプロセッサで高度な機能を
実現しようと思う場合、自前のOSを作ってしまう
ことが多いです。ほとんどがI-TRONの一部準拠な
OSになってしまいますけどw
だれもがSH3やSH4などを使えるわけでもないので
(PCI積んだブレッドボードは非常に高いし)
SH1,SH2やH8で動かしたことを考えると
OSASKのようなOSを考える人は殆どいないですね。
Re:別にこの組合せでなくても (スコア:0)
・IOまわりの資料が豊富
・Linuxを始めとして、参考になるコードが多い
・使ってくれる人が多そう
・ゲームコンソールにOS乗せるのとかに比べてアングラ的な臭いがしない
といったところでしょうか。
いやおれは (スコア:0)
いや、私は (スコア:0)
せっかくだから (スコア:0)
Re:せっかくだから (スコア:1)
足下で踏み台になってる9821で試してみようとおもいます。電源はいるといいなあ。
Re:せっかくだから (スコア:1)
Re:せっかくだから (スコア:0)
OSASKの新規性について (スコア:0, 興味深い)
において述べられている 新規性は、残念ながら新規ではないです。
まず、「OSASKのタスク管理」についてですが、
これは、単なる最も簡単なリアルタイムスケジューリングです。
遅くとも1989年にはSystem V Release 4で実現されています。
また、現行のほとんどのいわゆる汎用カーネル
(SVR4系,BSD系,NT系,Linuxなどなどなど)で実現されています。
次に「OSASKの仮想記憶」についてですが、
ここで述べられているファイルキャッシュと仮想記憶機構の統合は、
遅くとも1988年にはSunOS 4.0で実現されています。
また、現行のほとんどのカーネル(SVR4系,BSD系,NT系?,Linux)は
既にこのように実装されています(実装が汚いものもありますが…) 。
唯一、タスクセーブの機能が
現行のよく使われているOSにはなさそうな機能と考えられますが、
既に1980年代から、 プロセスマイグレーションやモバイルエージェントの分野において、
多くの研究が行われています。
Re:OSASKの新規性について (スコア:1, すばらしい洞察)
僕としては目的に添って必用なものと不要なものをきちんと取捨選択する事により、無駄を省いたシンプルで軽いOSを目指して欲しいな。
この頃たまに思うのですが、うん百MB費やしたWindowsと、FDに収まるDOSのビジュアルシェル。ユーザーがプログラムを起動したりファイルを編集したりするにおいて、どれだけ本質的な違いがあるのだろうか、とか。
「その高性能は本当に必要か?」という事を考え直す契機のひとつとして、こういうハンドメイドOSもあっていいのでは無いかとも思います。
Re:OSASKの新規性について (スコア:0, フレームのもと)
Re:OSASKの新規性について (スコア:0)
#161637に対するコメントとして、話がずれている、という指摘なら同意できるのだけど。
CPUのためのOSにあらず、OSのためのCPU (スコア:1, 興味深い)
理由全体を読んでみると、作者がi386のことを知ったのは1992年前後でしょう。奇しくもこの年は、KhannaがSunOS 5.0におけるリアルタイムスケジューリングの論文 [nec.com]を発表した年です。その直後に作者も似たようなことを考えているわけですが、それを実現する能力の違いがアイデアの新規性を動くものの新規性に変えることができるか否かの分かれ目になっているという印象を受けます。実装の人手が足りないと、あっと言う間にアイデアは古くなってしまいますからね。
そうなると、OSを手作りする必要に迫られた場合、果たして自分が使いやすい材料を手にしているのかというのを真っ先に考えなければならなくなります。私はMIPSやSPARCの存在を知った上でi386のpagingを少し勉強したのですが、はっきりいってあのpaging architecureは使いたくありません。page table directoryのように機能が多過ぎて、それらを使うべきかどうかの判断を数多く迫られてしまうのです。これではムダな労力なしにOSを作るというのは難しいことです。
上述のpaging architectureなども含めて、i386を選んだことが本当に正しかったのか、OS作りを少しでも楽にしてくれるものだったのか、考え直しているのも手かも知れませんね。そもそもOSってのは自己完結した構造をきちんと持っているわけで、決してプロセッサのドライバとしてOSを書いているわけじゃないのですから。プロセッサのいいなりになるOS開発というのはきっかけにこそなっても、自分が作りたい、あるいは与えられた要求を満たすOSを作ることにはならないでしょう。
Re:OSASKの新規性について (スコア:0)
>遅くとも1988年にはSunOS 4.0で実現されています。
>また、現行のほとんどのカーネル(SVR4系,BSD系,NT系?,Linux)は
>既にこのように実装されています(実装が汚いものもありますが…) 。
OSASKにおいては多分
・空きメモリ用量は(接続されているHDDの総容量)-(既に確立したファイルが使用している容量)に等し
Re:OSASKの新規性について (スコア:0)
これだけだったら、普通のSWAP方式でもそうなんでは? いずれにせよ、高速に同時に利用できるメモリは、物理メモリ の容量に制限されると思う。
>malloc すると必ずHDD上の使用されていない領域にファイルとして割り当てられ、プロセス終了時に開放しなければ、以後も通常ファイルとして使用できる。
大規模なプログラムだと、free()する時間が馬鹿にならないので、 個別に解放せずに終了するテクニックがある。 もし、fre
使わないハードは使いこなしてる人に譲りましょう (スコア:0)
ほかのマシンでもできることはそっちに任せて98でしかできないことをやりましょうよ。