Pentium4 も Hyper-Threading 対応 60
ストーリー by wakatono
是非マルチプロセッサ対応も… 部門より
是非マルチプロセッサ対応も… 部門より
SHNSK 曰く、 "IDF2002 Fall で Intel の発表したところによると3GHz 版から Pentium4 も 一つの CPU を複数の CPU に見せる Hyper Threading に対応するようです(ZDNNの記事)。
従来は Hyper Threading で Xeon と Pentium4 の差別化を計って来た Intel ですが、ここに来て Penitum4 にも Hyper Threading 対応にして来たということは cache の量やマルチプロセッサへの対応など、違う尺度でも Xeon と Pentium4 を差別化できる自信がついてきた見て良いでしょう。"
Hyper-Threading対応のPentium4対応ロゴは、ロゴの右上にHTと小さく入っている。このロゴが貼り付けられたPCが出てくる日も遠くなさそうだ…
久々に遊べそうなCPUかな? (スコア:2, 興味深い)
INTELの言う25%高速化というのもあながち嘘ではないでしょうね。もちろんHyper-Threadingにも得て不得手があると思いますが型にはまると60%も高速化すると。AMDのモデルナンバーもこうなってくるとこのまま使用していくのも難しくなりそうですね。
重たい処理を要求するようなソフトは大抵マルチプロセッサに対応していますし、"新規格"の割には即効戦力になるでしょうね。
今までにこれほど即効性、効力に優れた新規格があったでしょうか。毎度の事ながら相性問題もちょっと増えるかもしれませんが私は素直に楽しみですね。
#これだけH-Tを持ち上げておきながらとりあえず人柱の報告を待つであろう事は言わずもがな。
Re:久々に遊べそうなCPUかな? (スコア:1)
XWINⅡさん [arena.ne.jp]で評価してますのでご参考までに。
IDENTIFICATION DIVISION.
AUTHOR YUKI-KUN.
やっと来たかー。 (スコア:1)
ママン側で無効にされてるとかは結構有名な話ですな。
Alphaプロセッサの特許に抵触するとか何とか [impress.co.jp]。
本気を出したPentium4を早く見てみたいところです。
# やっぱNorthwoodになってもCeleronじゃ無効なのかなぁ。( ̄∇ ̄
「ママン側」とは一体何の事? (スコア:0)
# さっぱりわやなのでAC
Re:「ママン側」とは一体何の事? (スコア:1)
Re:これは失礼 (スコア:1)
マザーなのかCPUなのか何処でHTが無効にされてるのか
対応物が出たら試してみたいかも。
# 実は未だにSocket370使い。:-P
CPUでしょ (スコア:2, 興味深い)
あとEBXレジスタ内に仮想CPU数が入っているんだったと思います。
現行Pentium4もHT自体は有効になっていて
仮想CPU数が1に設定されているとか。
で、HT対応Linuxカーネルとかで現行Pentium4のHTが
動いたって聞いたことが無いので、CPU側で細工して
あると思ってます。
IDENTIFICATION DIVISION.
AUTHOR YUKI-KUN.
Re:CPUでしょ (スコア:1)
# うろ覚えで適当な事書いちゃだめですな。反省。(;´д⊂
Re:CPUでしょ (スコア:1)
そして、ユーザはその殺された機能ブロックのトランジスタに
対しても電気を送り続けていたということだと思います。
(CMOS構造でクロック止めても、高速なトランジスタは漏れ電流が結構ある)
実際ハイパースレッディング入れても、消費電力はあまり変わってないはず。
FPU殺した486SXみたいなもんだから、さっさとONにして出すべきでしたよね。
2ちゃん用語は控えめにね(T/O) (スコア:0)
なんでも2ch用語扱いするのも控えめにね。(T/O) (スコア:1)
フランス語にしただけじゃん。
\_ ____________
V
∧,,,,∧
彡,・ー・,ミ
(っ@c) ∫
乙__)__) 旦
2ちゃん用語だったのですか (スコア:0)
(許容されるかどうかは別問題だけど)
Re:2ちゃん用語だったのですか (スコア:0)
# 腹減ったのでAC
知ったかぶり、ではないだろう (スコア:2, すばらしい洞察)
つーか、この手のローカル用語の利用を否定する人は、
やっぱり jargon なんかも否定するんだろうな。
2ch 同様、あれも限られた範囲でしか通用しない言葉だし、
辞書がないと分からない。
しかし、/. がハッカー文化の担い手として存在しているんだったら、
言葉遊びを否定するのは間違いじゃないかな。
# mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
Re:知ったかぶり、ではないだろう (スコア:1)
そのセンスでは、確かに「ママン板」なんて面白くも感じないだろう。
ああ、もちろん、「センスは人それぞれなので安易に否定するのはどうよ?」
って言いたいだけ。
少なくとも俺が最初に「ママン板」って用語を見たときは笑った。
# mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
これって (スコア:1)
それとも3G以上はHTありのみなのかな?
Windows XP Homeは使えない? (スコア:1)
ホームユースPCであろうとも、最新のCPUを乗せていきたいPCメーカーは、XP Pro.(以上)を搭載しないといけなくなるのかな。
Re:Windows XP Homeは使えない? (スコア:2, 参考になる)
Re:Windows XP Homeは使えない? (スコア:1)
それはライセンスの問題であって、
立ち上がるときに表示されるCPU数は、2となりますので、
OSからは2個のCPUがあるかのように見えます。
なのでBIOSかマザーのスイッチでHTをOFFにするか、
XP Homeが2個見つけても1個しか使えないようになっているか、
のどちらかだと思いますね。
Re:Windows XP Homeは使えない? (スコア:0)
ライセンス以外に何の問題が…?
Re:Windows XP Homeは使えない? (スコア:2, 参考になる)
物理的なCPU (スコア:1)
XPはHTにはじめから対応しているので、HomeでもちゃんとHTの両方のプロセッサを使ってくれるはずです。
#たしかXeonで2000の場合とかをいろいろ実験してた人がいるはず・・・ちょっと失念。
Re:Windows XP Homeは使えない? (スコア:0)
Re:Windows XP Homeは使えない? (スコア:1)
参考 [arena.ne.jp]
Re:Windows XP Homeは使えない? (スコア:0)
ドライバサポートはどうなる? (スコア:1)
ソフトウェア側からはSMPシステムと同様に見えるんですよね>HT
HTだときちんとサポートされるのかしらん。
#個人的にはDVD-RAMのドライバを何とかして欲しい>松下。
Re:ドライバサポートはどうなる? (スコア:2, 参考になる)
正直ATアーキテクチャは割込処理がカナーリしょぼいので
SMP環境で、割込サービスルーチンをもうひとつのCPUに
やってもらうだけでかなりシステムパフォーマンスがよくなります。
そろそろ spinlockを知らないデバイスドライバには退場してもらう時期でしょう。
Re:ドライバサポートはどうなる? (スコア:2, 興味深い)
そう言う意味では、Dual G4のMacにはがんばって欲しいです。
OSはちがえど、ドライバ書きにSMP当たり前の環境を刷り込むために、ね(笑)
個人的にはSMP不可=ドライバ(とその書き手)の品質が悪いと自白 という印象が…
# rm -rf ./.
Re:ドライバサポートはどうなる? (スコア:2, 興味深い)
> 個人的にはSMP不可=ドライバ(とその書き手)の品質が悪いと自白 という印象が…
私もFreeBSDのSMP環境でサウンドドライバを書いていますが, 資源管理と排他制御をOSの流儀に従って実装すれば, そんなに難しい物ではないように思えます. とは言ってもENVY24の4枚ざし, 32チャンネル96kHz同時録音なんてことをやったらどうなるか分からないので大きなことは言えないのですが.
Re:ドライバサポートはどうなる? (スコア:2, 興味深い)
SMPng(machine-independentな方)に関わっている身として。それはSMPもさることながら、応答時間を保証する努力もしないといけませんね(一応p4のbranchにはpreemptable kernelもあるけど)。
Giantがのさばっている現状では、preemptできる部分が長くなればこちらもある程度は解決できそうです。ただし、interrupt threadまでもがpreemptされる状況が生じると受信livelockに似た現象に陥る恐れがあるので、万能ではないでしょう。音声や動画向けに等時的なschedulingをするのが正しい姿なんでしょうね(どっかのOSでやってた、Uresh Vahaliaの本には書いてある)。
Re:ドライバサポートはどうなる? (スコア:2, 興味深い)
それには一つ条件があります。割込のcode pathが、ほかに実行されているthreadと衝突するようなlockを使わないことです。lock獲得待ちによる遅延の見積もりはなかなか難しく、realtimeを実現する上でやっかいな障害となっています。
決定打はまだ見つかっていませんが、例えばlock ceilingをやるとか、per-processor lockを使うなどの工夫である程度押さえこめることは分かっています。lockをバリバリにかけるんじゃなくて、必要最小限にさせるという注意も必要ですね。
ところで、例えばWindows用にドライバを書いてる人たちって、OSの知識はどれくらい持っているもんなんでしょう?
Re:ドライバサポートはどうなる? (スコア:0, 参考になる)
インテル曰く
「キャッシュ、実行ユニット、分岐予測器、コントロール・ロジック、バスなど、物理プロセッサ上のその他のリソースについては2つの論理プロセッサ間でほとんどすべてを共有します」
ってなってるし
参考文献 [intel.com]
ぁ やばっ (スコア:2, 参考になる)
「各論理プロセッサには専用の割り込みコントローラ (APIC) が用意されます。これに よって、各論理プロセッサは、自分に送られた割り込みのみを処理できるようになっています。」
って書いてあるよ 改善するじゃん…
#前のコメントマイナスモデレートしてやってください…
CPU内での競合による遅延の恐れ (スコア:2, 興味深い)
論理プロセッサ間でキャッシュを共有と読んで、i386が苦手としているmemory accessが気になったので調べてみたのですが...
予想通りの答でした。平均的に見てcacheは半減と見るべきでしょうね。さらに、page coloringをやった場合、狙ったcache lineを相方がことごとくつぶしていたという目に遭う可能性もあります。これはkernel memory allocatorの性能に影響するので、alloc-freeを繰り返す(I/O intensiveだとこうなることが多い)場合に足を引っ張る恐れがあります。
そして、何よりも恐いのが論理プロセッサ間でのリソース奪い合いですね。ものが1つしかない以上interlockでも使うしかないでしょう。となると、interlockをとれるまでの待ち時間が新たな遅延としてかかってきます。ただでさえcache miss(しかもi386ではまず制御不可能)で遅れがあるのにさらに遅れの要因を持ち込むとは... 一番きれいな答えはきちんとプロセッサ内のブロックを二重化することですが、そんなことをするんだったらRISCでmultiprocessorをやった方がずっと外乱が少なくて楽そうな。
素人考えだけど。 (スコア:1)
> Pentium4 を差別化できる自信がついてきた見て良いでしょう。"
動作クロックをあげることで性能向上を計る戦略に
限界が見えてきたからかも。
むしろ他社との差別化を計りたいんじゃないかなぁ??
Re:素人考えだけど。 (スコア:1)
Re:素人考えだけど。 (スコア:1)
はまーがあるし大丈夫なんじゃない?
あっちはCPUとメモリが近いからHTに十分対抗できると思う
問題はHTを有効にしたP4がクロック相当の速度が出るか否かにかかってると思う
出てたら…ピンチだね…
アプリケーション側が対応していなくても (スコア:1)
裏側で動いてるアプリケーションのおかげで、フォアグラウンドアプリケーションがモタついたりするのが少なくなれば、十分にありがたいですね。
メーカー製マシンの場合は初期出荷状態からウイルススキャン等のアプリケーションが大量に動いてる事が多いですから、それらに対して Hyper Threading が機能するだけでも十分に有用なのではないかと。
余談ですが、これからはスレッド化しないと「CPU能力フルにぶん回す」アプリケーションが本当に作れなくなるのですね。フリーソフトウェアなどでもスレッド対応が当たり前な時代がくるのでしょうか。 個人的には「いちいち小物アプリケーションでマルチスレッド化なんてやってられるかよ!」と思ってるのですが…(ょゎ
Takeshi HASEGAWA
Re:アプリケーション側が対応していなくても (スコア:1)
ってことはないかなぁ。アプリケーションが画面表示する時って、同じスレッドのまんまカーネルとかドライバとかまで行ってしまうのかな?
=^..^=
Enjoy Computing, Skiing, as much as Horse Racing.
Re:アプリケーション側が対応していなくても (スコア:1)
シングルスレッドでもこれまでとほぼ同等の性能は出る
(これまでと比べて遊んでしまう部分が増えるわけではない)、
というのがポイントなんでしょうね。
より低いクロックのマルチプロセッサと比べた場合、ですが。
ウィルススキャンはどうかな… (スコア:1)
Hyper Threading は内部の実行ユニットの利用を並列化するものなので、キャッシュなどの I/O まわりは従来のままですね。
ということはウィルススキャンのように CPU 内部の処理よりは I/O アクセスの比重が大きい処理ではあまり恩恵が受けられないでしょう。
といっても、並列動作しているもうひとつのスレッドが比較的 I/O アクセスが少ないものであれば期待できますが。
うれしくない例:大量のファイルをコピー中にウィルススキャンとか。
それでも、HTなしよりも遅くなる可能性といえばlock関係とキャッシュのミスヒットぐらいですから、ある程度長い時間で見れば確実に効果があると考えてもいいでしょうね。
他にもHTなしよりも遅くなると考えられる状況があれば教えてください。
うじゃうじゃ
ユニット共有とpriority inversion (スコア:1)
CPU内部でもユニットの共有をしているとなると、OSが決めたpriorityをきちんと各ユニットのlock管理に反映させなければ結果としてpriority inversionが起きて不必要な遅延を生じる恐れはないでしょうか? どうもIntelの解説 [intel.com]を見ても、この問題に触れているところが見つかりません。
一体どうして、こうも外から状況が掴めないものを作りたがるんだか...
Re:ユニット共有とpriority inversion (スコア:1)
Re:ユニット共有とpriority inversion (スコア:1)
うーん、となるとrealtime threadのように相方を押しのけてでも実行させなければならないものは走らせづらいような。あくまでTSS的な使い方しか頭に入れていないんでしょうかね?
OS屋がそう考えるならともかく、CPU屋がそう考えるっていうのは危険に見えるんだけどなぁ...
ちなみにウイスルバスター2002は (スコア:1)
Re:ちなみにウイスルバスター2002は (スコア:1)
Re:ちなみにウイスルバスター2002は (スコア:1)
とりあえず動いてるからいいか...。
# 自分の金で買うなら他の製品にするとこなんですが、なかなかそうもいかず。
Banias (スコア:1)
これは今まで言われてたような、Crusoe対抗どころかCrusoeを無効化してしまうような気がする。
なんせIBMに「バッテリー・ライフに大きな差を認められるほどではなく [ibm.com]」と言わせた超低電圧版PentiumIII と同程度の消費電力で、現役のPentium4-Mと互角かそれ以上のパフォーマンスを出しちゃう(とIntelは言っている)わけですから。
ZDNETの記事 [zdnet.co.jp]
PC Watchの記事 [impress.co.jp]
# なんかすっとぼけたことを言ってるような気もする。
しかし (スコア:1)
液晶やバックライトや各種デバイスがかなり大きな割合を
占めつつありますから、そちらが削減されないと、バッテリーが
2倍長持ちとかはありえない訳で。
そんな訳でBanias程度だと、やっばり2時間しか使えないわけですね・・・
Intelも当初はブレード用途も考えていたのかも知れませんが、
こう景気が悪いとね・・・あんな高価なサーバ使うところは
少ないんだろうなぁ。
Linuxの派生物の話だが (スコア:0)
HTの恩恵にはあずかれないの?