赤マンモス本、発売日前に全ページPDF無料公開 65
ストーリー by koyhoge
ぱおーん 部門より
ぱおーん 部門より
通称「赤マンモス本」として知られる「PHP4徹底攻略」が、 古くなった記述を大幅改訂して「PHP4徹底攻略改訂版」として出版される。 今回画期的なことに、その全ページがPDFとして無料公開されることになった。しかも発売日前に。(pgsql-jp MLに流れた、著者の一人の石井達夫氏によるアナウンス文章)
改訂以前のものもPDF化されて公開されていたが、新たに発売するものを無償でPDF公開することなど前代未聞ではないだろうか。 聞くところによると、過去のPDF公開によっても売り上げは大して落ちなかったそうだ。新たなマーケティング手法の種が眠っているのかも。
アメリカでの成功例 (スコア:3, 興味深い)
技術書の新しい出版のスタイル?
Re:アメリカでの成功例 (スコア:1)
Re:アメリカでの成功例 (スコア:1)
成果物に適用出来るか、というのは今の
ところ著者や出版社個別の負担になって
いるのでしょうね。
初版から誤字脱字誤植なし (スコア:0)
師匠の訳本の校正と索引作成を任された
元人文科学系大学院生現プログラマ
結局良いものは売れる(ことが多い) (スコア:2, 興味深い)
コピーのせい」というたわけた言い訳が通用しなくなるための
証拠が、また一つ加わったことになるのかな。なるといいな。
いえ、別にどこかの会社を名指ししているわけではありません。
Re:結局良いものは売れる(ことが多い) (スコア:2, 興味深い)
こういうリファレンス的な用途の書籍(通して読む以外に、プログラミングの時点で必要な個所をその都度参照するような書籍)と、読み物として通して読むだけの書籍では、影響の度合いが違うかもしれないですね。
Re:結局良いものは売れる(ことが多い) (スコア:0)
何度も読み返す必要があるリファレンス的な書物は紙の方が便利だけど、
1回読むだけでOKな本は別に1回読んで放置だし。
と言うか、電子書籍とか使うと分かるけど、
小説とかは1回読んで本買おうとは全く思わない…。
Re:結局良いものは売れる(ことが多い) (スコア:0)
というよりは (スコア:2, 興味深い)
買う前に中身を確認できる、というメリットがある、という証拠かと。
その結果、良いものだけが売れていく訳で。
おそらくコメントのネタ元(?)である音楽CDの場合、
試聴が自由にできない、というのも大きいと思います。
その一方で、ファイル交換が試聴代わりとして利用されている一面もありますし。
先日の調査 [srad.jp]でもコピーで購買意欲が減るかどうかについて、
半数は変わらない、20%強が減った、20%弱が増えたと言う結果も出てますし。
#それだけヒット数曲入っただけの「ハズレ」アルバムが多いということの
#裏返しでもありますが。
そう言う意味では、コピーを販促目的と捉えられる今回の話は興味深いと思います。
コピーということで言えば、
かってCDの登場時に、現在のCD-Rの普及が予測できなかったように、
いつ自動製本機能が備わったプリンタとか、
本のページを自動でめくるスキャナが登場しないとも限らない訳で。
やっぱり紙 (スコア:1)
やっぱりよく読みたい本は本で持っておきたいところです。
PDFだと見たいときに見れない可能性もありますし。
#私は本が詰まった本棚に満足感を感じてしまいます。
Re:やっぱり紙 (スコア:1)
むむ、これはゲットせねば、仕事上。
私にとっては、特に技術文書は、両方あると助かります。俯瞰的にバラバラと読むには紙、検索したり会社で読む(紙は家にあるから)にはデジタルで、と。
そうですね (スコア:0)
検索性がものすごく低い本が増えてますから、いっそファイルそのものを提供してもらった方が
ありがたいですよね。
Re:そうですね (スコア:2, 興味深い)
アナログなテクニックが俎上に載るのはまだ先でしょうか?
「書籍版だとこれこれこういうレイアウトであるために
非常に解り易いのです。あなたの速度で楽しむ事が
できます」
「オンライン版だとムービーや音声で non-varbal behavior が
記述してあるのです。何度でもリプレイできます。
じっくり理解したい方にお勧めです」
#さあ夜はこれからだ!お楽しみはこれからだ!
Re:そうですね (スコア:1)
そういう出来の悪い本を出す出版社ほど公開を快諾するはずがないという罠。
データだけでなくツールのほうも… (スコア:1)
検索(というか表示)ツールのほうの問題も、時として感じます。
たとえば、Windowsではお馴染み(かな)のメーカー純正PDF表示ツールでは、
文書内文字列検索窓で、正規表現またはそれに類する曖昧検索(?)が
出来ない…ですよね。これ、かなり辛い。
#あと、WinのPDF表示ツールといえば、検索がそもそもかなり遅いのも、辛いところ。
Re:やっぱり紙 (スコア:1)
同意。
マシンパワーが心もとない私の環境では、PDF資料を引くたびにリソースを食いつぶす音が聞こえて落ち着きません。良く開く本なら、なおさら気になります。紙メディアの本を開くコストが(それなりに重たい)PDFファイルを開くコストより小さいという方々は、それだけで紙メディアに価値を感じるでしょう。
PDFを印刷しても良いのですが、数百ページの資料を印刷しようとすると、紙代とプリンタの印字コスト(今だと3~5円/枚程度?)だけで紙メディア本の値段(5~20円/頁程度?)の2割~10割くらいになってしまうんですよね。印刷待ちの間はイライラするし(300頁で20~60分程度?)、製本していない紙束はすぐ傷んでしまうので、繰り返し印刷するコストも馬鹿になりません(熱で糊を融かすタイプの家庭用製本機は、厚い本には使えない)。まだまだ紙メディアを手放せない感じです。
_.. ._._._ _... ._._._ ._. ._._._
物は試しだ。コメントのしきい値を2にしてごらん
Re:やっぱり紙 (スコア:0)
200枚を超えるPPC用紙を綴じられるステープラーなんて、
なかなか持ち合わせてない。
その点、本は綴じる必要が無い。
Re:やっぱり紙 (スコア:0)
「印刷すればいい」しかし。 (スコア:1)
Re:「印刷すればいい」しかし。 (スコア:1)
PDFの印刷プロテクトでしょか?
.::.:... .::....: .::...:: .::.:.:: .::..:.: .:::..:.
I 1 2 B H4[keR. :-)
Re:「印刷すればいい」しかし。 (スコア:1)
main(){printf("Hello World\n");}
... でも ... 印刷できちゃう (スコア:1, 興味深い)
Readerでは変更できないけど、Acrobatを持っていれば、文書のセキュリティを「セキュリティなし」に変更可能。そうすると、印刷もオッケー。
文書のプロパティを見ると、作成者は「SOFTBANK Publishing Corporation」となっているけど、折角セキュリティを設定しておきながら、パスワードを付けてないなんて、マ・ヌ・ケ。
</ヒ・ミ・ツ>
Re:... でも ... 印刷できちゃう (スコア:1, 参考になる)
Re:... でも ... 印刷できちゃう (スコア:1)
「PDFの印刷プロテクトでしょか?」の対策のため。
Masafumi Otsune [otsune.com]
Re:... でも ... 印刷できちゃう (スコア:1)
# まあ Windows 上なら Acrobat (Reader) の
# 方が install しやすいでしょうけど。
Re:... でも ... 印刷できちゃう (スコア:1)
(2002/09/24) 諸般の事情により、公開方法を変更させていただくことになりました。
※パスワードはあえて設定してなかったのに・・・。
って書かれてますね。
#セキュリティホール(しかも筆者さん意図的)を喜び勇んで公開しちゃって
みんなが不幸になった事例ということでしょうか
Re: 赤マンモス本、発売日前に全ページPDF無料公開 (スコア:1)
今後より具体的に *広く* 認知されると良いですね。
Re: 赤マンモス本、発売日前に全ページPDF無料公開 (スコア:1)
それはPDFだからでしょ (スコア:1, 興味深い)
だって、PDFって重いんだもん。
Re:それはPDFだからでしょ (スコア:1)
ある程度の量のあるものを読もうとすると、やはり紙ベースのものが疲れずに読みやすいと思います。
逆にちょっと立ち読みしたいだけとかなら、電子媒体がお手軽で便利かなぁと思ったりもします。
オンライン通販前提なら、公開しているほうが売れるのではとか思ったり。立ち読みして内容確認できないと普通は買わないですから。
Re:それはPDFだからでしょ (スコア:1)
Re:それはPDFだからでしょ (スコア:1)
どちらも結構手間がかかりました。
目次や索引、本文中の参照箇所にリンクを張ったり、
クリック可能な場所を青字にしたり(PDFの場合)、
「○○ページ参照」という部分を節タイトルなどにしたり(HTMLの場合)。
ツールを使ってある程度自動化したりもしましたが、
それなりに手間がかかりました。
もうちょっと楽な方法があるといいんですが。
cataloging (スコア:1)
WWW Contentsではあるけれども、欲を言えば図書目録データへのリンクも欲しいところ…
Re:cataloging (スコア:1)
「国会図書館が.jpなウェブを全部保存する計画 [srad.jp]」で、このpdfをどのように登録してくれるか、というところが関心の持ちどころだったのですが…
「国立国会図書館データベース・ナビゲーション・サービス(Dnavi) [ndl.go.jp]」と「国立国会図書館インターネット資源選択的蓄積実験事業(WARP) [ndl.go.jp]」が、いつの間にか頭の中で一緒くたになっておりました。
話題の種だった後者は単なるアーカイブなので、書誌作成作業はそもそも発生しないですね。
自発-1。
この先大丈夫か? (スコア:1)
Re:この先大丈夫か? (スコア:2, 参考になる)
> あまりのトラフィックの多さにこのページをホスティングして
> いるSRAの回線がパンクしてしまい,業務に支障が出てしまいま > した.その結果,このサーバでのPDF公開が中止せざるを得なく > なりました.申し訳ありませんが,代りのサーバが見つかるま > でPDFファイルの公開は中止させて頂きます. とのことです。
Re:この先大丈夫か? (スコア:1)
Re:この先大丈夫か? (スコア:1)
しばらくPDFファイルの公開は中止みたいですね。
あまりのトラフィックの多さにPDF公開中止 (スコア:1)
適当なサーバが提供されれば再び公開したい、という意味でしょう。
前代未聞? (スコア:0)
PDF に限らなければ GNU のマニュアルとか。
Re:前代未聞? (スコア:1)
GNU 本 [gnu.org]のことでしょうか。GDB [ascii24.com] は買いました。「info で読めばいいじゃん」と言われましたが、やはり紙も欲しい。
Re:前代未聞? (スコア:1)
# PDF じゃないけど。
Re:前代未聞? (スコア:1)
Re:前代未聞? (スコア:1)
まだあります。 (スコア:1)
Re:前代未聞? (スコア:1)
mhatta was here
Ruby 本 (スコア:1, 参考になる)
Re:藤原博文氏もweb上で (スコア:1)
視覚障害者向けのプレーンテキストの提供(購入者に限る)もバリアフリーの観点から評価できると思います.
最近流行りの・・・ (スコア:0)
あれって、記事検索とかにすげ―便利。
アレゲ方面の雑誌(Unix Magazine, Unix User, SoftWare
Designなど・・・勝手に決めた)はすぐにバックナンバー切れるか
ら、(すでにやってあるやつもあるけど)必ずPDF化してほしいな
あ。あと廃刊になった雑誌とかね(Trans Techは欲しい)。
今回のは雑誌じゃないけど、方向的にはあっていると思う。自宅で
読んで、職場でふと読み返したいときPDFとかの利用目的もあると
思う。大体必要となるときは「いけね自宅に置いてきた」「そんな
重い本毎日持ち歩けねぇ」というのがよくある。
Re:最近流行りの・・・ (スコア:1)
> Designなど・・・勝手に決めた)はすぐにバックナンバー切れるか
> ら、(すでにやってあるやつもあるけど)必ずPDF化してほしいな
同感。なんなら、多少のおぜぜを払ってもいいけど、
もちろん無償ならうれしいね。
雑誌全体バージョンのほかに、連載記事をまとめたり、
Linux、Javaといった特集別とかでPDFをまとめて
ほしいな。