光を使って胎児の健康状態を診断 11
ストーリー by Oliver
すくすく育て 部門より
すくすく育て 部門より
hanazukin曰く、" 今まで、超音波検診や危険を伴いかねない羊水検査等でしか判別できなかった、胎児の異常を光を使って診断することが可能になるかもしれない。その機械の名前は「SARA」。
今回、この光を使って判断できる内容は胎児の脳の健康状態で、従来の心拍に頼った診断よりも正確で、胎児が本当に危険な状態にあるとき迅速な対応ができるとのこと。SARAは、液体ヘリウムで冷却された超伝導体とピックアップ(磁場捕捉)コイルを使って、磁場の微妙な変化を検知するとWiredの記事に記載されている。
実際、妊婦の立場で出産間際腹に極板のようなものを貼り付けられて横になっているNST(ノンストレステスト)分娩監視装置は、胎児の心拍と胎動を調べることは出来るが、かなり私は苦痛だった。ただ、腕時計や金属部分などの微妙な動きで発生する磁場なども感知したり、反応に個人差が見られることなどから、実用にはまだ時間が掛かりそうだが、妊婦には嬉しい存在になるかもしれない。やはり、腹の中の子供の体調や健康までも親としては気になるものです。"
光を使ってということなんで (スコア:2, 興味深い)
光CT [aist.go.jp]
SQUID だとすると 元記事にも書いてありますが、周囲の擾乱に弱いので、
センサと脳の位置がある程度離れる胎児の場合精度が落ちそうな気がしています。
また、普通の頭を検出するやつでも、センサとの位置関係をしっかりするために
頭を固定するんですが胎児が動いても大丈夫なのかなぁ?
--
会社に両方共あるが開発停止項目なのでAC
光を使ってということですが (スコア:1)
光は測定に使うのではなくて外から胎児にも届くような光を腹部に当てて、それに胎児が反応するのを見る、ということみたいですけど。
Re:光を使ってということですが (スコア:2, 参考になる)
いえ,違います。
そのものずばり光をあてて,母親の体内を透過してきた 光に対する胎児の視覚反応を観測するってとこでしょか。 さすがに胎児に直接,電極を貼り付けるわけにはいかないので 脳の活動を生体磁気という間接的な手段で見るようですね。
#ニューロマンサーの世界にまた一歩近づきましたね。(違
Re:光を使ってということですが (スコア:2, 興味深い)
>胎児の視覚反応を観測するってとこでしょか。さすがに胎児に
>直接,電極を貼り付けるわけにはいかないので脳の活動を
>生体磁気という間接的な手段で見るようですね。
脳内の電磁場的分布の変化を見るのがSQUIDを応用した微小磁場検出可能な脳磁計ですね。
で、SQUID Array for Reproductive AssessmentでSARAですか。
光の刺激は胎児の反応を引き出すためのもので、実際の観測には
使わず、刺激を与えて脳磁計で胎児の脳の活動状態、もしくは
心臓の鼓動の変化を調べる、と言うものみたいですね。
#MRIは高周波の強い磁場で水素か炭素の存在分布を空間分布で調べるもので、
#磁気を使ってはいるものの、脳磁計みたいにデリケートなものじゃ
#ないですね・・・。
ただ、大元の記事で、「胎児が光の刺激を無視したり、光と
逆を向いていて反応しないことがある」そうで、その辺りは
改良の余地がある、とかなんとか・・・。
#でも、胎児段階での診断にとって、大きな武器の一つであることは確実。
---- redbrick
ああ (スコア:1, 余計なもの)
技術の進歩とはかくも残酷であることよ
Re:ああ (スコア:0)
Re:ああ (スコア:0)
ああ、発表はしないでいいよ。誰も読みたくないから。
いやぁ (スコア:0)
オレはやらんけどね(^^;
Re:ああ (スコア:0)
読んでみたいかも
届かなかったらどうする? (スコア:1, おもしろおかしい)
# 嫁さんの腹部に大量の脂肪が蓄えられてるのでAC
# 外見は妊婦のようだけど、実は妊婦じゃない