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4430 story

超高級CD-Rメディアの音質 155

ストーリー by Oliver
意外とアナログなもの 部門より

tada 曰く、 "ZDNetの記事に、RICOHの NY74+MA という、一枚8000円もするCD-Rメディアについて書かれています。これで音楽CDを作ると高音質になり、プロユーザからも高い評価を得ているそうです。信頼性や耐久性の面でメディアの良し悪しがあるのは分かるのですが、音質の方はデジタルで記録されている以上、メディアには影響され得ないだろうと思うんですけど。記事の方にも明快な理屈がなく、納得できません。それにもしメディアによって音質が変わるとするならば、最近CCCDとかで話題になっている音楽CDのコピーの問題も解決してしまう気が。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • になりつつあるかもですね。再生するプレーヤやデジタルアンプなどでかなり音質が変わるのは割と有名なお話です。

    原因はいろいろあるようですが、元記事にも書かれているように

    • ジッタ(時間軸の揺れ)
    • デジタル信号にのってきた様々なのノイズ(媒体そのものに入っているノイズ, プレーヤ回路内で発生したノイズなど)
    などが主な原因だと言われているようです。

    ジッタはもともと媒体の記録時で発生しますし、再生時にも発生します。水晶を使った同期を行うからジッタなんか発生しないというわけではなく、安物のプレーヤでは多量に存在しているようです。デジタルアンプや高級プレーヤではこれらを打ち消すための回路がついているようですが完全に取り去ることは不可能です。(割とこういうジッタによるノイズに人間は敏感なようです。)

    またデジタル信号そのものに載っているノイズは、媒体から得たデジタル信号を整形して最終的に D/A コンバータに入れてアナログ化するわけですが、整形時に媒体に含まれているノイズなどは完全に取り除けません。内部回路で発生するノイズも当然デジタル処理する段階で入ってくるわけで、それらのノイズが入ったデジタル信号を D/A コンバータに投入するわけですから当然アナログに変換された後もそのままのっちゃいますよね(光でアイソレートされていてもあまり変わらないような気がします)。所詮デジタル信号っていってもアナログ信号の一種ですからね。

    人間は、S/N 比が良ければいい音に聞こえると言うわけではなく、たとえば 20kHz 以上の高周波でも高調波としては聞こえたりするのでデジタル回路内で発生した高周波ノイズなどは心理的に聞こえている可能性があります。また、アナログに変換されたときの回路特有の非線形性や、低いサンプリング周波数(44.1KHz(藁)による高周波部分(10kHz~20kHz)のサンプリングノイズなんか敏感に察知しているに違いありません。

    さて、今回の CD-R 媒体では、これらの問題を少しでも解決しよう支援しようというコンセプトで作られているようです。

    たとえばジッタを少なくするように、媒体の重さを変えてみたり、ピッチの精度を上げてみたり、また、分解能を上げるための色素を選んでみたりというような事です。

    割と効くんじゃないでしょうかね。こういうのは。記録系で載ってきたジッタやノイズは最後まで付きまといますから、なおさらだと思います。

    でも個人的には、そんなに耳がこえているわけではないのでさすがに 8000円 の媒体で書き込みたいとは思いません。もちろん試してはみたいです。でも書き損じたら...(以下略(藁。(よくやっちゃううので(苦笑)

    • 追記(オフトピック含む(^^;)。

      ほかの方も指摘されていましたが、アナログ変換後の処理の過程(主に高周波成分のカット(LPF))でアナログ回路の非線形性などで音質劣化が生じるので、最近(というより定番化してるが)アナログ回路への負担を少なくするために、デジタルフィルタでオーバーサンプリングをしておいて、サンプリングノイズを高周波に追いやってやり LPF のカット次数を少なくするなどの手法を使っているようです。

      また CD-R 媒体については、ピッチ精度を上げたり、記録時のエラーを少なくするという目的でも色素を選んだりということも考えられているようです。

      いやはや、音に関しては手間とお金がかかりますね(^^;;

      親コメント
    • >でも個人的には、そんなに耳がこえているわけではないのでさすがに 8000円 の媒体で書き込みたいとは思いません。もちろん試してはみたいです。

      同じく、試してはみたいのですが、再生環境や耳がついていけそうもありません。
      流石に1枚30円の CD-R では、ちょっと何だかなぁ…という気がしています。
      ジッタを少なくするために低速で書き込んだ方が良い、というのはどこかで聞きかじったことはあったのですが、メディア側の問題が大きいのですね。
      # もうちょっと高級なメディアを買おうかな。

      >でも書き損じたら...(以下略(藁。(よくやっちゃううので(苦笑)

      そんなときには、JustLink [ricoh.co.jp] 機能搭載ドライブをどうぞ(笑)
      親コメント
    • by katu256 (7538) on 2002年12月02日 9時23分 (#210379)
      安物のCD-Rでも、メーカーや書き込み条件(ドライブや書込速度)によって音が変わるみたいです。
      ただ「変わった」って事は判るんですが、良くなったか悪くなったかは良く判りませんでした。
      基本的に、気に入ったアルバムなんかは買う方なので、詳しく検証してないんですが。
      親コメント
  • by B3G (5453) on 2002年12月02日 7時18分 (#210328) 日記
    こちら [impress.co.jp]とかどうでしょ。
    それとCCCDの音質の場合は、意図的にエラーを生じるようにデータを作っているので、メディア以前の問題ですね。
    • by tada (5086) on 2002年12月02日 11時08分 (#210446)
      タレコみ人です。

      非常に参考になるリンク、ありがとうございます。また、下に丁寧で参考になるコメントをくださった方にも、ここでお礼をいたします。

      さて、くだんのリンク先、まだ全部は読んでいませんが、CD-DAとCD-ROMの違いを理解する事が出来ました。CD-DAにはアドレスデータが無く、つまり時間軸がメディアの方に完全に任されていると言うことですね。それならジッタと呼ばれる物が発生するのも納得できます。(ということは、テープみたいにスロー再生が可能!?)
      では何故今頃そんな、時間軸が適当なフォーマットを(少なくともCD-Rに8000円も払う程の音にこだわるプロが)使っているんでしょう?
      親コメント
      • >CD-DAにはアドレスデータが無く、
        >つまり時間軸がメディアの方に完全に任されていると言うことですね。

        いや、CD-DA規格のシステムは、登場した時点で既に相当に高度なデジタル機器だったので、
        一番最初に登場したCDプレイヤーの時点で、コントローラチップ内部に小さなバッファメモリを持っていて、
        (現在のポータブルCDプレーヤのような大容量のバッファメモリでは無いですが)
        レーザー光とピックアップを使ってCD盤面の微細な凹凸(ピット)から読み出したアナログ情報を、
        ADコンバータでAD変換した後のデジタルストリーム情報を、
        そのメモリバッファに蓄積して、そのメモリから読み出したデータを、オーディオ再生用のDAコンバータに受け渡して「音」として出力し、
        その「出力された音」は、CDプレーヤ内部のライン出力用のアンプで増幅されてから外部へ出力されます。(S/PDIF出力では無く、普通のアナログ音声出力の場合)

        つまり、「デジタルデータ」として見た場合には、
        バッファメモリを経由した時点で、
        CD盤面からピックアップが読み出したストリームのジッタは「遮断」されています。
        つまり、「デジタルデータ」は、CD盤面に傷が付いていたり、
        極端に酷いCDメディアのせいで、エラー訂正不能な致命的エラーが出ない限り、(原理的には)ジッタ的な(不安定な,不確定な)成分は含みません。

        では「何が」ジッタなのか、を考えると、
        http://www.tomoya.com/ [tomoya.com] さんが書かれたCDに関する記事に書かれている通り、
        「ピックアップを駆動しているモーターやアクチュエータが、激しく動けば動くほど、
        当然それによって、CDプレーヤの『電源ライン』の出力に変動が起こる。
        つまりパワーソースの電力の変動=ノイズ成分となる。」
        という事のようです。

        つまり、CDやCD-Rディスクの品質が悪くて、読み取りミスが多かったり、
        ジッタ成分が多かったり、偏芯していて回転ムラが多かったりすると、
        それをリカバーする為にCDプレーヤ内部の駆動部が激しく酷使され、
        電源出力に微細な変動が続き(ノイズ成分が出続け)、
        その電源のノイズ成分が、『間接的に、』CDプレーヤ内部のアナログのプリアンプやポストアンプに混入して音が悪くなる。

        現在なら、SD-RAMメモリで1GBを搭載することも簡単なので、
        外国の超高級オーディオ機器メーカーが作ってるかもしれませんね。
        1枚のCDのデータを、再生前に全てCDプレーヤ内のRAMメモリに転送して、
        駆動部分を全て停止した後で、電力消費量の変動が少ないプロセッサーを使ってRAMから読み出して再生する方式のCDプレーヤを。
        親コメント
  • なんだかなぁ (スコア:3, 参考になる)

    by TxG (7966) on 2002年12月02日 9時29分 (#210383)
    いつも疑問に思うんですが、こういうのってどういう耳している人が聴いて差があるって言ってるんですか?

    決して自分の耳が腐ってるとは思わないし、それなりの再生環境(と言っても学生なのでその程度のものだし、結局本気で比較するときはヘッドホン)で聴いてるつもりなんですが、CD-Rのメディアの違いはおろか、CDとCD-Rの区別も付きません。もちろんwavの直再生も。

    MDとCDの差は比較すれば明確に分かるんですが。
    (これはプレイヤーの差かも知れないけど。同じDACで鳴らせない)
    MP3もソースに因りますが普通は256kbpsとオリジナルは聞き分けられます。
    256kbps以上は試したことがありません。

    違いがあると言う人はブラインドテストした上でそう言ってるんでしょうか。

    フレームのもととか言われるかもしれないけど、素で疑問なんです。誰か教えて下さい。
    • Re:なんだかなぁ (スコア:2, 参考になる)

      by ta98 (10561) on 2002年12月02日 11時02分 (#210440) ホームページ
      >どういう耳している人が聴いて差があるって言ってるんですか?

      機会があったら、録音スタジオに聴き慣れたお気に入りのCDもって、かけてもらうといいですよ。今まで聴こえなかった音に気がつきます。知り合いが小規模ながらスタジオ持っていて、遊びに行ったことがありますが、素人の私にもわかる音の違いがありました。安物のオーディオではただの無音だった部分に、演奏者の衣擦れの音、息を吸う音?が入っているのを発見し、ただの無音部分だったものがその場の緊張感を伝えるところだったりしました。そうなると微妙なノイズが気になるってのも納得します。こんなバカ高いCD-Rも存在価値はあるのだと思います。

      #こればっかりは「百文は一聴にしかず」なのだと思う…
      親コメント
      • by Ryo.F (3896) on 2002年12月02日 11時26分 (#210455) 日記
        > #こればっかりは「百文は一聴にしかず」なのだと思う…

        (誤)百文 → (正)百聞。
        親コメント
      • by TxG (7966) on 2002年12月02日 11時59分 (#210474)
        再生環境ですが、そういう点で言えばヘッドホン以上にシビアな条件は(普通の人が手にする範囲で)あまりないと思います。
        MDR-CD900ST [google.co.jp]が普通の人が手にする範囲かどうかはともかくとして…

        マスタリング用のモニターも聞き分けるにはよさそうですが、持ってません。
        普通にスタジオのモニターで聴いたことはあります。
        # 耳に痛いので普段使うものじゃないですよね
        親コメント
        • by Abendrot (8840) on 2002年12月02日 15時29分 (#210627) 日記
          ># 耳に痛いので普段使うものじゃないですよね

          まあ、目が痛くはなりませんが、業務用ビデオモニタ [shibasoku.co.jp]などは、
          一見「チューナーのないテレビ」ですが、実態は「画質を検査するための測定器」ですね。
          #最近買ってないので相場を知りませんがSDTV用で100万円以上のものも。

          このトピのメディアもそういう職場での道具の一つということで。
          親コメント
    • by aria (10025) on 2002年12月02日 9時47分 (#210392) 日記
      ブラインドテストはどうか知りませんが、
      波形の違いを調べる為に、
      オシロスコープ(違)は見ているのではないでしょうか。

      因みに私は元々無線をやっていたせいで、
      微妙な音を聞き分けることが出来るようになりました。

      色々な理由で実際に聞き分ける事の出来る人は、
      結構居ると思いますよ。
      (当然能力には先天的なものと後天的なものがあります)
      --
      米子-松江往復だと?そんなの自転車に決まっ(ry
      愛車(ロード)のフレームに「ありす」って名前つけちゃったze
      親コメント
      • by Abendrot (8840) on 2002年12月02日 10時28分 (#210418) 日記
        >(当然能力には先天的なものと後天的なものがあります)

        ですね。気にして聞き始めると結構細かい違いは分かるようにな
        ります。それをどのくらい気にするかは人それぞれでしょうし、
        わかる内容には埋まれつきの限界もあるでしょうね。

        私の場合、以前のことですが、CDマガジン(まだあるのかな)の
        添付CD(というか、本来はCDに雑誌が添付されている?)にある
        いろいろなチェック音源をオシロやスペアナで観測しつつ、耳で
        どう聞きわけられるかを調べているうちに、聴感と測定データの
        関係がある程度わかるようになりました。音場とかはそうもいか
        ないですが。
        #で、自分は19kHz以上は聞こえていないなあ、とか(当時)

        今だと、Wavespectra [www.ne.jp]あたりで観測しながらWAVを
        聴いてみることができるので便利になったものです。
        親コメント
      • 私もSWLやアマチュア無線やってたせいだと思うんですけれど、逆に多少ノイジーだったり劣化した音源でも気にせず楽しめる体質になったような気がします。
        ただ、ビットレートの低いRealPlayerの位相が狂った感じは受け付けません。
        親コメント
    • by tetsuya (11853) on 2002年12月02日 15時44分 (#210631) 日記
      CDを焼くドライブの違いなら、経験的に聴いて差があると言えます。

      手元にCD-Rを焼けるドライブが3台ありますが、それぞれ同じ音源から同じ手順(CD-Rドライブ→リッピングしてHDDに保存→リッピングしたドライブで焼く)と同じメディアで焼いた物を自分の環境(据え置きDVDデッキ+ヤマハのAVアンプとかカーオーディオのCDチェンジャー)で聴き比べると、確実に誰が聴いても違う音がします。

      聞き分けやすいのはエレキベースの響き方かな?音の芯がまるで違います。

      感覚的には、音楽CDと同じ音源を129kbpsのMP3にした物の差が判る人なら誰でも判るくらい違うと思う。

      音がいいからという理由で、Kodakの初期の金色低速メディアを買いあさってるという人も見たことあるし、メディア自体の精度と色素で音が違うッ手のは本当にありそうに思うんですけどねぇ

      親コメント
  • by paprika (5024) on 2002年12月02日 12時47分 (#210511) 日記
    何度も [srad.jp] 何度も [srad.jp]書いているのですが,懲りずにまた書きます。

    どんなにいいメディアに記録しようが,どんなにいい機材で再生しようが,コピーコントロールを施すか否かにかかわらず,マスターの段階で作為的に音質を落としている現状を何とかしてほしいです。

    製作サイド(ことによると営業サイド)の,よい製品を作ろうという物作りのこだわりやプロ意識こそが,音質に与える影響としてはもっとも大きいと思うので,まずその根底の部分を改善しないことには,すべての議論が本末転倒に聞こえてしまいます。忌まわしき音圧競争 [google.co.jp]をやめることが先決です。

    ハナから良質なものを作ろうという意識がなく,マスターの質が悪いのを棚に上げては,「○○は音が良い」という主張も「○○は音が悪い」も,どちらも説得力がありません。

    もちろん,技術革新を否定するつもりはありませんが,それを台無しにするような販売戦略には腹が立ちます。
    • by TxG (7966) on 2002年12月02日 14時43分 (#210594)
      初めてCCCDの音を聴いたときに「これやばくない?」と思ったのは某D◯Asなんとかのアルバムでした。

      # 一曲目とかすごいを通り越して笑えます。

      その後、別のCCCDなものを聴いてCCCDの音が悪い疑惑は(僕の中では)晴れたわけですが(笑)、最初は本当に焦りました。

      とは言っても、もし自分がマスタリングするならやっぱりコンプでパッツンパッツンにせざるを得ない曲とかもあるだろうから微妙…。

      音質だけが全てじゃないとは思いますが、言いたいことは非常によくわかります。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2002年12月02日 13時13分 (#210535)
    たしかに、CD-Rメディアによって音は変わる。私もちょっとはレコーディング現場を知っているからわかる。
    マスターを作る人とかには凄く重要なことなんだろう。
    でも、一般の人にとってはどうなんだろうか。
    こっちの音が悪い、こっちの音が良いと気にすることが音を楽しむことなのだろうか。

    なんていうか、「美味しんぼ」読んでいてまったく食を楽しんでいるようには見えない自分には、そのようなことを気にしているのが音楽を楽しんでいることにはあまり思えないのだが・・・
  • せめて (スコア:2, 興味深い)

    by MisakiTRA. (3129) <mmisa@tranet.org> on 2002年12月02日 10時59分 (#210437) ホームページ 日記
    そこまで高級でなくても、せめて、
    太陽誘電のマスター用や三井の金のメディア(どちらも400円くらいだったか?)くらいは
    手に入りやすくなってくれると良いのですが
    (誘電のは、それなりに大きな店では今でも普通に買えますが)。
    音質を追求したCD-Rだけでなく、
    長期保存性を追求したCD-Rや、耐環境性(熱・光)を追求したCD-Rなんかも出てくれると、
    有難いですね。
    • by aria (10025) on 2002年12月02日 12時52分 (#210518) 日記
      そういやリコーのCD-Rメディア [ricoh.co.jp]は、
      丸半年、ケースなし、直射日光で結露有り、
      窓の横に投げっぱなしにして傷つきまくりにしていましたが、
      汚れを拭いて使ってみると中のデータに欠損はありませんでした。
      (データは100MBのaviファイル2つと5MBのMP3が300MB程度)
      耐久性は意外と高いと思います。

      但し、塩分には弱い模様です。
      (醤油が付いた物は2ヶ月で記録層が剥離してしまった)

      #どういう環境で使ってるんだとお叱りを受けそう。
      #因みにこの結果は650MBメディアでの結果です。
      --
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      親コメント
  • CDと音質 (スコア:1, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2002年12月02日 7時35分 (#210335)
    このサイトも参考になりますよ。
    (過去の記事もたどって読むことをお勧めします。)
    http://www.bekkoame.ne.jp/~jh6bha/higa0203.html#020330
    • by petashin (7787) on 2002年12月02日 13時43分 (#210561)
      ZDNETの記事でこちらもありました。
      48倍速メディアの音は、なぜ悪いのか [zdnet.co.jp]

      最近の高速書き込みドライブはCAVで書いてたんですか^^;
      (プラス、高速対応メディアは外周の色素塗布が薄いそうで)
      データならともかくオーディオをCAVで焼くといかにも狂いそうな気はします…が
      私は実験環境がないので実験しようと思ってもナントモニントモ。
      (聞き分けられるかどうかも怪しいですが)

      低速対応メディアが売られなくなったら、うちでいまだに現役の倍速CD-Rドライブもお役御免…
      親コメント
  • by aria (10025) on 2002年12月02日 8時14分 (#210347) 日記
    ディジタルもある程度劣化しますよ。
    信号の読み取り不良によるデータ欠損は、
    絶対にありますからね。
    (エラー補正を掛けたとしても実際のデータと、
    僅かに食い違う可能性もある)

    #元々ディジタルは音を劣化させる記録方式。
    #連続的な信号ではなく時間単位の信号の為、
    #記録されなかった信号も出てくる。

    当然データ欠損が少なければ少ない程、音は原版に近くなります。
    まぁ、CDは読み取りにアナログデバイスを使っていますから、
    エラーが0になるわけじゃないですが。
    --
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    • Re:データ欠損=劣化 (スコア:1, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2002年12月02日 9時02分 (#210369)
      D/A A/D に伴うデータ損失ではなく、*記録メディア*の種類や個体差で音質が変わるか?、という話でしょ?
      親コメント
      • by KAMUI (3084) on 2002年12月02日 9時17分 (#210374) 日記
        逆に記録メディアで8000円のモノ使っても
        D/A A/D で音質が悲しい話になるというのは
        それなりに興味深い人も居るとは思いますけど?

        つ~か,タレコミさんの
        「デジタル記録だからメディアによって云々」な部分には
        絡んでるし,「デジタル=劣化無し」という誤解を解くと
        言う点では良いのではないかと思います。

        #近所の解体工事の振動が凄いのでそろそろ逃げよう(笑)
        親コメント
    • CD-Rには、100%元と同じデータが書き込まれているとして、
      たとえば、CDをスローに回すとか、何回も再生するとかで、
      100%完璧にデータを読み取って、
      それをHDに保存して、再生すれば、
      完璧な音がえられるわけですね。

      と、考えると、CDという物理メディアを買うより、
      音データ自体(非可逆圧縮してないもの)をオンラインで買うほうが、
      「音がいい!」
      ってことですね。
      完全に元と一緒のデータが得られるわけだし。
      親コメント
      • by gram (10641) on 2002年12月02日 11時01分 (#210439)
        海外の高級オーディオメーカーには、CDからのデジタル情報を一度メモリに蓄えた後に高精度なクロックに基づいてD/A化するという製品があります。
        ただし、音質を左右する要因としては、それ以外にもD/Aコンバータの質であったり、アナログ化した後の回路の品質によるものがあるので、一概にこの手のことをしている製品が高音質かと言われるとそうではないようですが。
        親コメント
  • 装置よりまず環境 (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2002年12月02日 9時36分 (#210387)
    現住所の前が交通量の多い国道だし、実家の前は工場だし、防音工事する気持ちなんてさらさらないので、そんな微妙な音質にこだわっても意味があるはずがありません。

    という考え方は誤ってますか?

  • CD-Rに8000円もつぎ込むのはどうかと思うのですが・・・。
    オーディオ関係で家を改築しちゃうような人たちにとっては安い物なんでしょうか・・・。

    #5枚買ったら4万円。
     
    --
    ---Over, hri.---
    • > CD-Rに8000円もつぎ込む

      本件のCD-Rは個人用ではなく業務用。
      趣味の問題ではないような気がしますが。
      --
      米子-松江往復だと?そんなの自転車に決まっ(ry
      愛車(ロード)のフレームに「ありす」って名前つけちゃったze
      親コメント
      • ごめんなさい。見逃してました。
        プロユーザって書いてあるからてっきり個人用かと・・・。

        でも、買う人はいそう。
         
        --
        ---Over, hri.---
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2002年12月02日 10時14分 (#210406)
          そもそも、個人なら8000円出してCD-R媒体を買うより、オリジナル
          を飼うと思うんですが。バックアップを取るために買うとも思えない
          し(オリジナルが2,3枚買えちゃいます)。

          プロ(CDをリリースするためのマスターを作る側)にとってはそれなり
          の価格なんだろうと思います。
          親コメント
  • いっつも思うんだが、オーディオCDで音質の変化を気にするなら、データCDにPCMファイルを保存しておいて、光ファイバで高級なオーディオ機器とかと接続すればいいんじゃないの?

    # 私は気にしないほうなので、やってないけど

  • by SteppingWind (2654) on 2002年12月02日 12時07分 (#210480)

    このCD-Rがマスタ作成用なのは分かるのですが, 実際にCD作成のどの工程で使われるのでしょう?

    CD-Rを焼いても, それを直接プレスできるわけじゃありませんし, カッティングマシンにまわすにしても, 一旦HDDに蓄積したデジタル信号を外付けの精度の良いマスタクロックで同期させて送り込んだ方が良いでしょうし, マスタデータの保存という面でも実績に不安のある色素保存より磁気媒体の方が信頼できるように思えます.

    やっぱり従来のリファレンス設備との整合性維持のためでしょうか?

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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン

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