50年前の月面インパクトを確認 22
ストーリー by yourCat
目撃確率何%? 部門より
目撃確率何%? 部門より
kosmic曰く、"NASA JPLの発表によれば、50年前、オクラホマに住むアマチュア天文家Dr.Stuartが目撃し写真撮影に成功したという「月面に隕石が衝突した瞬間」が、その位置に月面観測衛星などの写真から1.5kmほどの新しいクレータを割りだし、正しかったと発表した。「Stuart's Event」と呼ばれるこの発見は長い間証明することができなかったが、Dr.Bonnie J.BurattiとLane Johnsonの2人はこの隕石の落下を残された写真の閃光からエネルギーを割りだして、直径20mの隕石が1~2kmのクレーターを作ったと推定、'60~70年代の月軌道船や'94年のClementine月探査機が撮った写真から探す作業を行った。すると青くてつい最近に衝突したと思われる直径1.5kmのクレータを発見し、Stuartの観測が正しかったことを証明した。この隕石のエネルギーは5メガトン (広島型原爆35個分に相当) だそうで、死の世界である月に落ちたものの中ではごく小さいものだがやはりすごい。あいにく発見者のStuartは'69年に亡くなっているが息子さんがコメントを残している (asahi.comの記事参照)。こんなダイナミックな瞬間を目撃できたなんて死後に証明されたとしても幸運だよねぇ。"
The original paper is (スコア:4, 参考になる)
リンクからたどれます。
また、編集もとのAmerican Astronomical Society の Division for Planetary Sciences Page [aas.org].
論文は誰でも読めるようです。
# 寡聞にして、このような雑誌があるとはしらんかったです。
# 惑星科学の雑誌なのですがタイトルからじゃ内容が全然解からないですね。
# ちなみに
# "この隕石のエネルギーは5メガトン"とあるけど、
# JPL の記事ではドットが見えにくいながらも"about .5 megatons" とあるので
# 衝突のエネルギーは0.5 megaton です。
衝突のエネルギーは、下限値なのでもうちょっと大きい可能性があります。
衝突モデルとか衝突角度とかに大きく依存するようなので、
5 ~10 倍くらいは誤差がありそうです。
意味分からん。 (スコア:2, 参考になる)
50年前、オクラホマに住むアマチュア天文家Dr. Stuartが「月面に隕石が衝突した瞬間」を目撃し、写真撮影に成功したと発表した。この真偽は長いこと明らかになっていなかったが、このたび、月面観測衛星などの写真から直径1.5kmほどの新しいクレーターが見つかり、氏の発見は正しかったとNASA JPLが発表 [nasa.gov]した。
記事の第一文はこういうことでしょうか。
Re:意味分からん。 (スコア:1, おもしろおかしい)
勝手に変な解釈しないでください!
「月面に隕石が衝突した瞬間」がぜ~んぶやったんですよ、割り出しと「正しかった」という発表を。
#で、何が正しかったんだ?
50年に1度程度の割合? (スコア:0)
半径20キロの木を焦がして円形になぎ倒すという事件がありました 。
月にぶつかったのが50年前なので、
地球と月あわせて50年に1回の割合で大きめの隕石の衝突があるとすると
そろそろ、また落ちてきてもおかしくない頃ですね。
Re:50年に1度程度の割合? (スコア:2, 参考になる)
# 南極に行くと拾えます(なかばうそ)。
いっぽう大きい方は6000万年前といわれる、
Chicxulub クレーターを作った隕石とかがあります。
この衝突が原因で、恐竜が絶滅したとされています。
この手の、地球環境に大きなインパクトを与えるような
隕石は1億年に一回とか"そのくらい"です。
# ただ、この手の議論では私達は限られた情報から推測しているので、
# もしかしたら10億年に一回かもしれません。
で、ここ [crl.go.jp] によると今解るクレーターは120個あるそうなので、
例えば10m 位の隕石の衝突の可能性が調べられそうなんですが、
地形の風化とか、環境とかいろいろ考慮する必要があります。
まあ、結論をいえば見積もるのはなかなかわたしのような素人には面倒そうです。
# だれか、隕石のmass function を知っていたら教えて下さい。
# たぶんpower law なんだけど、index とnormal がわからんとなあ。
# むむ、議論が散漫ですみません。
Re:50年に1度程度の割合? (スコア:0)
Re:50年に1度程度の割合? (スコア:2, 参考になる)
なんか荒れているみたいなので解説.
ってとこでしょうか. ただ, たかだか100年間に起きた2回の観測, しかも現代の様に全世界的な観測網も無い状態では, 50年に1度の割合なんて定量的なことはとても言えないと思います.
Re:50年に1度程度の割合? (スコア:0)
チカリと光るのはよくある事ですな。実際に、数回見ている
それを写真撮影して、しかもクレータが確認できたというのが
珍しいことなんでしょう
月面を見ているときに、望遠鏡の視野の中を、飛行機や鳥が横切る
なんてのは、結構ありますし
Re:50年に1度程度の割合? (スコア:0)
Re:50年に1度程度の割合? (スコア:0)
そのまま千鳥饅頭になるのは昔テレビでよく目撃しました。
ついでに地学と物理も勉強してクレー。 (スコア:1, 参考になる)
2.地球には大気があって、月には大気がない
3.地球の重力は月の重力の6倍
ってなことも知っててくれると
1’隕石が月に落ちるより地球に落ちるほうがありえやすい。
2’大気で守られているので20m隕石も地表に落ちる時にはもっと小さくなってるor突入角度によっては大気で跳ね返される
3’衝突するときのスピードは重力によって決まるし、質量x衝突時の速度が追突時のエネルギーとなる。
ってなこともわかって、月での出来事と地球での出来事を一緒くたにすることがどんなに愚かしく見えるかわかるかも。
#こんな初歩的なことは恥ずかしくてIDではいえないのでAC
Re:ついでに地学と物理も勉強してクレー。 (スコア:1)
> 3.地球の重力は月の重力の6倍
これって地表の重力加速度の話なんで, 隕石の落ちやすさ(引き込みやすさ)は単純に質量比(約80:1)で評価したほうが良いと思いますが, いかがでしょう?
Re:ついでに地学と物理も勉強してクレー。 (スコア:0)
正> 3.地球は月の約80倍の質量がある。
> これって地表の重力加速度の話なんで, 隕石の落ちやすさ(引き込みやすさ)は単純に質量比(約80:1)で評価したほうが良いと思いますが, いかがでしょう?
ごもっとも:汗
#ACでよかった...。
最近思うのだが (スコア:0)
#たしかもっと落ちないレベルだとは思ったけど。
#なお、もとACとは違うACです。
Re:最近思うのだが (スコア:0)
#やはりちがうAC
そして (スコア:0)
#もはや誰が誰だかわからない罠
つづきは2ちゃんでやってくれ (スコア:0)
#その程度の確率なら2ちゃんも十分学べはずだが
Re:最近思うのだが(オフトピ:-1 (スコア:0)
そんなもんでっか? (スコア:0)
1953年:月に衝突
1994年:木星のシューメーカ・レビー第9彗星 [tok2.com]
太陽系レベルで考えると終わってますが
>そろそろ、また落ちてきてもおかしくない頃ですね。
どうなんでしょうね? [nasda.go.jp]
Re:そんなもんでっか? (スコア:1)
そういえば、 (スコア:1)
イギリスで隕石が少女に直撃!? [astroarts.co.jp]なんて話がありましたな。/.-Jでも話題になりました [srad.jp]けど。
ところで (スコア:0)
持ってたらいいことありそうだし。