yh 曰く、 "本家発。DNS(Domain Name System)が生誕20周年を迎えた。南カリフォルニア大学情報科学研究所（ISI）において、Dr. Paul MockapetrisとDr. Jonathan Postelの2人の研究者によってDNSソフトNominumが開発、使用開始されたのが1983年6月23日のこと。今日では、DNSは、電子メールやウェブなどに一日数十億ものインターネットのリクエストに答えており、また最近では、IP電話やRFIDなどでますます利用範囲を広げている。"

「インターネットの奇跡」と言われたのも過去の話、今や完全に基本インフラとなったDNSだ。普通に動いていて当然とも言われる現状だが、その裏側は多くのネットワーク管理者の奮闘によって成り立っている。 また分散システムであるDNSは、各サイトの設定が適切にされていてこそきちんと動作するが、昨年からの調査によるとこれが意外と設定ミスが多いらしい。 JPNIC、 WIDEプロジェクト、 JPRSは 「DNS運用健全化タスクフォース」を立ち上げて正しい設定の啓蒙を図っているので、 DNSサーバを管理している方はひとつ誕生祝いに自分の設定を確認してみてはいかがだろうか。