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6053 story

ソーラー・セイルは「物理学に反する」 169

ストーリー by Oliver
われわれ宇宙という大海の浜辺をさまよっている 部門より

yosuke 曰く、 "本家より。ソーラー・セイルは次世代推進システムの1つとして早くから注目されており、NASA JPLでも研究されています。また、惑星協会のコスモス1のことを知っている方も多いでしょう。
しかし、New Scientistの記事によると、コーネル大のThomas Goldは「ソーラー・セイルは熱力学の法則に反する」と主張しているそうです。"The solar sail and the mirror"と題する論文も出ています。
まだざっとしか見ていないので感覚的な意見となってしまいますが、個人的にはなんとなく、動力飛行に不朽の名を残すSimon Newcombの発言を思い出したりしています。/.Jの識者の方はどうでしょうか。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • ツッコミ (スコア:5, 参考になる)

    by oddmake (1445) on 2003年07月05日 20時31分 (#352771) 日記
    But what will be the performance of the mirror as a heat engine? If the mirror receives heat energy from the Sun and converts some of this into free energy, namely the kinetic energy of its motion
    オー、Thomas.
    熱エネルギを太陽から受け取って力学的エネルギに変換するだって?
    Solar sailが受け取るのは光エネルギだよ…いや、より正確に言えば光子の運動エネルギだよ?
    Solar sailを熱機関だと考えるのは違うんじゃないかい?
    --
    /.configure;oddmake;oddmake install
    • Re:ツッコミ (スコア:3, すばらしい洞察)

      by redbrick (4865) on 2003年07月05日 21時57分 (#352803) 日記
      同感。

      一応、論文をざっと読みましたが、あれが物理学者の書く論文ですか(汗)。
      あまりの理論展開の質の低さにクラクラしましたよ・・・。
      #数式すらなく、理論の説明や反論のための根拠すら明確に書いてない
      #モノなんて、タダの駄文、論文つーより自分の反論意見を反証なきまま
      #垂れ流しただけですな。

      光の反射による輻射圧などは物理現象だし、光の放射圧や音波の輻射圧が
      非常に広いジャンルで利用され、理論的に説明されているのに、今更なにを
      言っているのやら。
      #スケートボードの上に乗って、構えたバットに当たるボールの勢いで
      #身体が押されて動き出せるのは、熱力学の法則に反しているわけですか?
      #あるいは、無動力の帆船が動くのは熱力学の法則に反しているの
      #でしょうかね?

      光が粒子であるというなら、その運動エネルギーがあって当然、
      それを無視してもよいと説明できる理論を構築してから反論すべきなのに、
      自分の意見の説明すら一貫性が見えてないので、ダメダメですな。

      永久機関などの機械的な動力伝達機構なんてないのだから、永久機関を
      引き合いに出したりカルノーの法則を引き合いに出すモノじゃないでしょう。
      #エネルギーを支払ってるのは太陽なので、熱力学の法則がどうの、
      #なんて言うなら、まず太陽の放射してるエネルギーを、そして光の粒子の
      #運動エネルギーを無視してどうする。

      --
      ---- redbrick
      親コメント
      • Re:ツッコミ (スコア:3, 参考になる)

        by kaityo (16162) on 2003年07月05日 22時22分 (#352816)
        同意。簡単に言ってしまうと、作用反作用で動いているソーラー・セイルを
        熱機関だと勘違いしているのが主要因のようですね。
        熱機関だと思えば、(多分)彼の言うとおりカルノーサイクルを
        作ることはできない。

        >#運動エネルギーを無視してどうする。

        運動エネルギーというか、運動量ですね。
        いずれにせよ、カルノーサイクルなんて関係ないわけで。

        #ま、Simon Newcombみたいに歴史に残るほどのもんじゃ全然無いですね。
        親コメント
        • 熱機関でもOK (スコア:3, 参考になる)

          by Anonymous Coward on 2003年07月06日 0時55分 (#352917)
          熱機関として捉えるのは間違いじゃないですよ.
          実際の運動になるかどうかは,熱力の要請も満たさにゃなりませんから.

          ただ,元の文では,"1.完全反射なので当たる光と戻ってくる光の温度は同じ"
          とか"2.いずれ太陽光と同じ温度になるからだめ"とかのあたり間違ってます.
          セイルの一方は太陽で高温,他方は宇宙で低温なんで熱の流れがありますし,
          それを利用してソーラーセイルは動くわけですから.
          1に関しては,セイルが加速される条件下では完全反射だったとしても反射される
          光は元の光よりも低温になりますし(古典的なドップラー効果による長波長化,
          もしくは光子で言うなら運動量をセイルに渡して運動量が減少).
          2に関しては,加熱されたセイルから低温の宇宙への放熱があるんで低温化しますし.
          親コメント
        • by redbrick (4865) on 2003年07月05日 22時36分 (#352824) 日記
          >運動エネルギーというか、運動量ですね。

          ご指摘ありがとうございます。
          確かにそうですね。
          --
          ---- redbrick
          親コメント
      • Re:ツッコミ (スコア:2, 興味深い)

        by locate (5848) on 2003年07月06日 0時08分 (#352882) 日記
        > #数式すらなく、理論の説明や反論のための根拠すら明確に書いてない
        > #モノなんて、タダの駄文、論文つーより自分の反論意見を反証なきまま
        > #垂れ流しただけですな。

        数式は無いですが、理論の説明や反論のための根拠はきちんと書いてありますよ。
        それより、あの論文のどこが間違いなのか、正しくはどうなのかを
        議論した方が有意義でないっすか?

        > 光が粒子であるというなら、その運動エネルギーがあって当然、
        > それを無視してもよいと説明できる理論を構築してから反論すべきなのに、
        > 自分の意見の説明すら一貫性が見えてないので、ダメダメですな。

        光は確かに粒子的な性質も持っていますが、野球ボールのような粒子ではありませんね。
        みんなが普通の粒子と同じだと勘違いしているところに、間違いがあると
        Gold氏は指摘しているわけです。
        親コメント
        • by nq (16642) on 2003年07月06日 2時19分 (#352944) 日記
          すでに説明されているとは思うのですが、エネルギーには、電気とか、運動エネルギーのように質のよいものと、熱という質の悪いものがあるわけです。質の悪いエネルギーである熱を、質の良いエネルギー(Goldは、自由エネルギーと書いてあります)である方向のそろったマクロな運動エネルギーに転換するときには、かならず損失が生じる、というところ、ここまでは間違っていません。  Goldが間違っているのは、太陽光を熱エネルギーと考えていることです。太陽光帆走で帆が受ける太陽光は、すべて方向がそろっているので、とても質のよいエネルギーなのです。したがって、熱力学の法則を適用する必要はありません。  もう一つ、彼が間違っているのは、完全な鏡だったらまったく光がエネルギーを失わない、と言っている事です。当然ながら、エネルギー保存と運動量保存が同時に成り立つので、反射光はわずかにエネルギーが減っている、すなわち波長が長くなります。   こんな初歩的な誤りをしている人物がコーネルの学者とは信じがたいので、論文を検索 [nao.ac.jp]してみると、この人、Science やNatureも含めて、結構書いていて、相当の大物ですね。気になるのが単名の論文が多いこと。Googleで調べてみると、Fred Hoyleと一緒に Big Bang仮説に反対していた、ということも出てきて、偏屈な異端理論天文学者ではないかと思われます。 まあ、ある分野で大物とされている大先生が、ちょっと違う分野でトンデモ説を大真面目に唱えて、総スカンを食らう、というのは日本でもありましたが。
          親コメント
  • 論文の要約 (スコア:5, 参考になる)

    by locate (5848) on 2003年07月05日 23時55分 (#352865) 日記
    論文を要約してみました。意訳、誤訳があるかも知れませんが、大筋は以下
    の通りだと思います。

    「太陽光帆船と鏡」の要約

    熱力学にはカルノーの法則というのがある。カルノーの法則は、熱機関から
    得ることのできる最大のエネルギーを示している。例えば、温度T1の熱浴
    (訳注:温度が一定の物質)と温度T2の熱浴があるとする。T1はT2より高
    温だとする。温度T1の熱浴から、温度T2の熱浴にエネルギーが流れる時、
    その過程から自由エネルギーを取り出すことが出来る。その自由エネルギー
    は運動などに変えることが出来る。(訳注:例えば、蒸気機関やエンジンな
    どはその原理を用いている)この時、取り出すことのできる最大のエネル
    ギーは、熱浴間に流れるエネルギーの (T1-T2)/T1 倍である。つまり、熱浴
    間の温度差が大きいと取り出せる自由エネルギーは多くなる。また、2つの
    熱浴の温度が等しければ(T1=T2)、自由エネルギーを取り出すことは出来な
    い。これがカルノー遼∥Г任△襦

    さて、太陽光帆船を考えてみる。帆は薄いプラスチックシートか何かで出来
    ているとしよう。まず始めに、この帆が完全反射の鏡で出来ているとする。
    すると太陽光は帆で完全に反射される。太陽光の温度は測ることができる。
    そして、帆で反射された光の温度も測ることができる。今、帆は完全反射の
    鏡なので、入射光と反射光の温度は同じはずである。つまり、入射してから
    反射するまでエネルギーが流れる間、温度の変化は無いのであるから、カル
    ノーの法則より自由エネルギーは取り出せない。そのため帆船を動かす力は
    働かないことが分かる。

    次に、帆が完全吸収の黒体(訳注:全ての光を吸収するものを黒体という)
    であるとする。太陽光は黒体に吸収されるため、この吸収されたエネルギー
    が帆船の運動エネルギーになり帆船は少しだけ加速するが、その加速もすぐ
    に止む。なぜなら、太陽光の吸収で帆の温度が上がり、そのうち太陽光の温
    度と同じになってしまうからだ。帆の温度が上がると黒体放射を出すから、
    結局、太陽光を吸収したとしてもそれと同じ温度の光を黒体(帆)が放射し
    てしまい、カルノーの法則からこれまた自由エネルギーを得ることができな
    いことになる。

    光を物質のように思えば、帆にぶつかって反射したり、光の運動量を帆が吸
    収したりすれば、運動量保存の法則から、帆船が動くと思うかもしれない
    が、運動量保存則が導かれたニュートンの時代には、光の運動量などは考え
    られてもいなかったので、単純に光に対して運動量保存則を適用することは
    できない。第一、光のエネルギーを E だとすると、光の運動量は E/c で与え
    られる(cは光速)。それに対して、物質の運動量は mv である(vは速度、
    mは質量)。mv はベクトルであるが、E/c はスカラーである。つまり運動
    量保存則は光には適用できないのだ。

    これから何百万ドルもかけて宇宙に帆船を飛ばし、太陽光推進船の実験をし
    ようという計画があるが、以上のような考察により、帆船は動かないので無
    駄です。
    • by i-nak (13217) on 2003年07月06日 10時51分 (#353016) 日記
      質量 M の物体に、左右から E/2 のエネルギーを持つ光を当て、
      完全に吸収させる。

      これにより、物体のエネルギーは E だけ増えるはずである。
      また、E/2 のエネルギーの光の運動量は E/2c であるが、左右
      から光を当てるため、運動量の総和は 0 であり、物体の運動は
      変化しない。

      この過程を、物体に対して、速度 v で上に (つまり、光の当
      たる方向と垂直に) 運動する系から見ると、この系では、物体
      は速度 -v で動いている (下方向をマイナスとする)。したがっ
      て光が当たる前の物体の運動量は - Mv である (v は十分小さく、
      ニュートン力学の式がそのまま使えるものとする)。

      また、この系で見た光の運動方向は、「光行差」により、θ= - v/c
      だけ傾くことになる (- なので下向き)。その結果、上下方向の光
      の運動量は、E/2c * - v/c = - Ev/2c^2 となる。左右から当たる光
      は、どちらも下向きに傾くので、左右方向の運動量は相殺して 0 に
      なるが、上下方向の運動量は相殺せず、総和は - Ev/c^2 となる。

      したがって、「運動量保存則」により、光を吸収した後の物体の
      運動量は、

       - Mv - Ev/c^2 = - (M + E/c^2)・v

      となる、既に述べたように、物体の運動は光の吸収前後で変化しな
      いので、この系で見た物体の速度は、光を吸収する前も、後も、- v
      のままである。速度が変化しないのに運動量が増加した、というこ
      とは、物体の質量が E/c^2 だけ増えた、と考えられる。

      …というわけで

       「光の運動量が、方向が反対だと相殺される」
       「光行差で光の方向が変わると、光の運動量の方向も変わる」
       「光の運動量を、『水平方向』『上下方向』の成分にわけて考えられる」

      は、「光の運動量はベクトルである (E/c はその『大きさ』である)」事を
      前提としており

       「吸収後の物体の運動量は吸収前の物体の運動量と光の運動量の和である」



       「光と物体の系でも、運動量は保存する」

      を前提としています。

      このおっさんの説によると、E = mc^2 すら成り立たないのでした。

      つか、ポインティングベクトルとか聞いたこと無いのか、このおっさんは。
      親コメント
    • by locate (5848) on 2003年07月06日 0時16分 (#352893) 日記
      文字化けした部分の修正。

      > い。これがカルノー遼∥Г任△襦
      > い。これがカルノーの法則である。
      親コメント
    • by Umeboshi (15343) on 2003年07月06日 2時28分 (#352947)
      原文を全く読まずに要約を読みましたが、、
      そもそも、完全反射の鏡・完全吸収の黒体、という仮定があり得ないんでは?
      で、完全じゃないとどうなるかって?分かりません(汗
      親コメント
      • by kaityo (16162) on 2003年07月06日 9時38分 (#352999)
        >で、完全じゃないとどうなるかって?

        単に、その分ソーラー・セイルの速度が遅くなります。

        簡単な近似では、理論性能に反射率をかけたもんが
        だいたいの効率になるかと。
        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2003年07月06日 2時08分 (#352943)
    どっかで聞いたような名前だと思ったら、この人は石油は無限に採掘可能だという説 [amazon.com]で有名な人じゃないですか。
  • by Anonymous Coward on 2003年07月05日 23時07分 (#352839)
    あんなに長い英語の文章を書けるんだから、きっと凄く頭のいい人なんだと思いました。
  • 物理学は自然を「説明」しているだけなので、
    理論的に納得できない現象もあるかと思います。

    まあ、これまで様々な現象を説明することに
    成功した理論に基づいて考えた結果、納得が
    行かないという主張は至極真っ当なものでは
    あります。

    # 間違って無茶苦茶な論文を書いて発表しても
    # 白い目で見られて終わりです。それ以上には
    # 何もありません。
    # arXiv.orgに流れる論文は(たしか)レフリーが
    # 付かないので、内容や主張は何でもありです。;-P

    しかし、究極的には、何が正しいかは自然に聞か
    ないと分かりません。
    つまり、実験してみないと何が正しいかは分かり
    ません。

    JPLだって、新しい技術をいきなり大規模な実験に
    適用するとは思えませんし、仮に実戦投入を前提に
    していたとしても、今回の論文が発端で新技術に
    疑問が残るのだとしたら、検証実験を行うはずです。

    追記: やっぱり検証実験(Tech demo flight)はやる
    (もうやっている?)ようです。

    JPLのロードマップ
    [nasa.gov]参照

    • # arXiv.orgに流れる論文は(たしか)レフリーが
      # 付かないので、内容や主張は何でもありです。;-P

      arXiv はその名の通り単なる archive です。
      単に研究成果を登録するところです。
      結果として学術雑誌に掲載されているものが多数登録されています。
      最新のものはどこかに投稿して「審査中」なのが多いです。
      雑誌に投稿するほどのものではないコメントを登録してる人も居ます。
      そんな感じなので「レフリーが付かない」という表現はちょっと
      誤解を招くかもしれません。
      #確かに arXiv に登録するには何の審査もないので
      #そうなのですが、登録されているものの大半は
      #レフリー付きの雑誌に掲載された論文でして、当り前ですが、
      #それらはその雑誌のレフリーの審査は受けています。

      中には arXiv に登録されてから1年以上経過してから雑誌に
      accept されるケースもあります。まぁ、abst を見ると
      Journal-refって field がついてるかどうかで雑誌に掲載された
      論文かどうかはわかるのですが。

      明らかに盗用だったりするものは強く抗議すると登録抹消されるようです。
      --
      Kiyotan
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2003年07月05日 20時22分 (#352765)
    ソーラーセールって、太陽風 [nao.ac.jp]を利用するんじゃなかったっけ?
    太陽からの輻射光とは別じゃないのかな?

    ど素人なんでAC
  • by Average (3404) on 2003年07月05日 20時48分 (#352777) 日記
    動力飛行に不朽の名を残すSimon Newcombの発言を思い出したりしています。

    Simon Newcombさんてどういう発言をしたんでしょう?
    確か動力機関を発明する黎明期に「人間は時速30Km以上の速度では呼吸できない、自動車や機関車を作っても乗っている人は生存できないから無駄だ」と言った人がいると聞いてますが、その人ですか?
    --
    -----------------
    #そんなワタシはOS/2ユーザー:-)
    • by SteppingWind (2654) on 2003年07月05日 22時21分 (#352815)

      SImon Newcombさんは天体物理学者なんですが, 1901年に動力飛行は不可能とする文章 [msstate.edu]を発表しちゃったんです. ところがほとんど間を置かずライト兄弟が見事に成功. 赤っ恥をかいてしまったという話です.

      この失敗は計算の元となる数値を単なる変数ではなく, 原理的に定まる定数と取り違えてしまったことが原因です. 思い込みがいかに目を曇らせるかという典型的な例として技術者・科学者は知っておかなければならない話なのですが, 全く同じ間違いをしでかしている本が「科学的」というキャッチフレーズでベストセラーになっているんですから世も末です.

      親コメント
      • Re:Simon Newcombさんって? (スコア:2, おもしろおかしい)

        by zaucer (13280) on 2003年07月06日 0時11分 (#352888) 日記
        > 1901年に動力飛行は不可能とする文章を発表しちゃったんです. ところがほとんど間を置かずライト兄弟が見事に成功.

        と、いうことは、ソーラーセイルもまもなく実用化に成功しその後発展すること、が約束された、ということになるのでしょーか :-)
        # そのためのわざとの発言だったり?(←考えすぎな)
        親コメント
    • #結局、いいリンク先が見つからない…。

      「空中を長距離飛行する機械をつくることが実際に不可能であるということは、いかなる物理的真実の証明にも劣らず完全に証明された、と私には思われる」
      と発言した方です。
      なおその発言があった頃は、すでにグライダーはバンバン飛んでおり、Wright兄弟による人類初の動力飛行も1~2年後に迫っていました。
      親コメント
  • by swatylove (16455) on 2003年07月05日 21時52分 (#352801)
    光子 [zaq.ne.jp]についての内容を読んでみましたが、
    光子が電子と荷電粒子との相互作用を仲介する役割を持つと捉えるとすれば・・・
    アルミ箔の電子と光子と何が関係してくるのでしょうねぇ・・・
    ニュートン力学で考えること自体無理な話なのでは・・・?
  •  太陽光がターゲットを照らしてエネルギーを与えるとき、E=mc^2、E=hυから、概念上の光子一発あたり m=hυ/c^2だけの質量がターゲットに移動したことになります。当然、運動に際して反作用が生じますからターゲットは動きます。
     もし、ターゲットが動かない場合、それは1:光速が無限大である、2:プランク定数がゼロである、3:光の波長が無限に長い、4:アインシュタインはやっぱり間違っている! ……というような可能性があるでしょう。
    • E=mc^2は何も関係ないです。一番naiveには単に光子はエネルギーE=hν、運動量p=h/λの粒子として考えて2体問題を考えるだけ。

      mizukiさんは宇宙関係の技術者らしいですが、本当なのですか? 正直、こんな高校、もしくは大学初等レベルの物理が理解できていないのはやばい(国にとっても、また御本人にとっても)と思います。

      /* 本気で心配なのでID */
      親コメント
  • マジンガーZの立場が…
    # ネタだけどID

    実際に作って飛ばしてみるのが正答を見つける早道かも。
typodupeerror

開いた括弧は必ず閉じる -- あるプログラマー

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