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アレゲなニュースと雑談サイト

Oliverによる 2003年08月06日 14時49分の掲載
お金を捨てますか?部門より。

『Linux 2.4以降を商用利用するにはSCOの知的財産をライセンスする必要があると我々は考えている』(意訳)とはSCOのLinuxユーザ向けライセンスプログラムのアナウンスに添えられている文章だ。このアナウンスによると、ライセンスプログラムは即時に開始され、10月15日までに契約するとシングルCPUで699米ドルで、それ以降は1399米ドルになる。対象はどうやらディストリビューションが配布するバイナリのカーネルのみで、自分でコンパイルしたカーネルの為の免罪符にはならなさそうだ。
SCOが自らの主張をなんらかの形で裏付けられる日が来るとしたら、それは確実に10月15日よりもずっと先になるだろうから、必要ではない可能性が高い契約で己を縛るつもりなら、いまのうちに急げ。

Update: 08/06 15:40 JST by O: 日本SCOに電話で問い合わせたところ、現時点では日本で同様のライセンスプログラムを展開する具体的な予定はないそうだ。ただ、どうしても購入したい、という会社が現れる場合は本社と協議することになるとか。また、日本SCOとしては自らは知的所有権云々の主張は一切していない、あくまで本社のリリース等を紹介しているだけ、という話も聞けた。

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  • Anonymous Powered (12649) : 2003年08月06日 16時01分 (#373267) 日記
    (株)債権回収機構
    subject:【御請求通知】

    件名:【御請求通知】 回収整理番号:5963

      《大至急御連絡致します》

    この度は過去にあなた様が使用されたLinuxの利用料金について、コードの著作権を
    有するSCO様より、未納利用料金に関する債権譲渡を受け私共が未納利用料金の
    回収作業を代行させて頂く事になりましたので御連絡させて頂きます。
    ○ ご請求金額合計:699米ドル
    ○ 運営業者:株式会社債権回収機構
    =========
    なお、速やかに御入金して頂けない場合は、集金専門担当員が御自宅等を訪問、
    集金をさせて頂く事となります。
  • Futaro (2025) : 2003年08月06日 20時30分 (#373494) ホームページ 日記
    面白いことに、米国では既に「ビジネスモデル特許というのは間違いだった」という話しが出てきています。それも、それを推進していた人たちから。

    そして、製造などに関する特許も、これを特許として申請し、成立した時点で「公開」されることになるので、すぐに真似をされてしまい、なんのために特許を取ったのだからわからない、という事態も招いていることから、日本はじめ先進工業国のメーカーは、重要な知的財産と思われるものについては、特許を取らずに「徹底して隠す」という戦略に方向転換を始めています。

    そしてこの時期、この時点でのSCOのこの話は、私には「知的財産って結局なんだったの?」という、知的財産というものへの懐疑の時代がいよいよ本格的に始まったことを予感させます。

    なぜ知的財産、たとえば特許というものが「価値」を持つのか、と言えば、それが実際にモノの製造等に応用されて、従来にはなかった「利益」を産むからに他なりません。ということは、その特許が使われて、必ず製造が始まる、という前提なくして「特許」の価値はありえないことになります。

    つまり、製造なりなんなりの「実業」があってこそ、またその製品を買う消費者があってこそ、またその消費者がそれを買うお金を持っていてこそ、「知的財産」というものに価値が生まれる。でも、現状は「知的財産」だけが一人歩きし、かつ肥大化して、実際の価値以上の価値がそれにあるものとされてきたこともあります。

    まるで「土地バブル」や「金融バブル」のように、「特許バブル」があったようなものです。また、その構造も似ています。そして、「この特許バブル」はきっと「訴訟バブル」の衰退とともに終わる可能性があります。なぜなら、これらが「バブル」と言われる構造が似ているからです。もっとも「終わる」とは言ってもなくなるわけではなく、きっと一定のところまで衰退した後、どこかでバランスして、派手ではなくとも残ってはいくものと思いますが。

    SCOにいるホンモノのプロの法律家が、本当に真剣に考えて始めたこのギャンブルは、そのプロの法律家自身が、今を置いてこの訴訟が意味をなすタイミングはない、と考えてされたもののようにも思えるのですね。本当にそうだとしたら、なんと時代に対する嗅覚の鋭い人たちではありませんか!。

    ということで、個人的には周りの社会状況と考え合わせて、非常に面白い訴訟が起きたもんだなぁ、と思っています。そして、この訴訟が成功、あるいは失敗のどちらに転ぶにせよ、また良きにつけ、悪しきにつけ、時代の1つの指標として、歴史に残るものになるのは間違いないのではないでしょうか?
  • 次はC++? (スコア:4, 参考になる)

    Anonymous Coward : 2003年08月06日 16時55分 (#373312)
    MozillaQuestによると、SCOはC++の権利も主張しはじめたようです。
    どうなることやら。

    http://mozillaquest.com/Linux03/ScoSource-02_Story03.html [mozillaquest.com]

    Blake Stowell: C++ is one of the properties that SCO owns
    today and we frequently are approached by customers who wish
    to license C++ from us and we do charge for that. Those
    arrangements are done on a case-by-case basis with each
    customer and are not disclosed publicly. C++ licensing is
    currently part of SCO's SCOsource licensing program.
    • Re:次はC++? (スコア:3, 興味深い)

      sync.neo (16796) : 2003年08月07日 1時26分 (#373718)
      リンク先をざっと読みましたけど、Blake Stowel 氏が「知的財産」
      をガソリンに例えるくだりがありますね。
      どれだけ使ってもなくならないという特徴がある「知的財産」を、
      使ったらなくなってしまうガソリンと比較するなんて、「知的財産」
      を知っている人は絶対にしないと思います。この人が「知的財産」
      について疎いとは考えられないですから、知っててわざとやってる
      ということでしょう。
      正直これほどまでにタチが悪いとは思いませんでした。
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    • ちょっと待て (スコア:2, すばらしい洞察)

      Wildcat (2067) : 2003年08月06日 16時45分 (#373299) 日記
      もし万が一IBMの作った部分がSCOに知的所有権がるということになったとしても、そのソースを作ったのも組み込んだのもIBMであってユーザーではない。にも関わらずユーザーが金を払うのはおかしいと思わんか? 前にも書いたが盗作の部分を含む映画や音楽があったとして、それを知らずに見たり買ったりした人が何故金を払う必要があるんだ? 払う必要があるのは盗作をした人だけだろ?
      --
      (´д`;)
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  • Linuxクラスタを潰すSCO (スコア:3, おもしろおかしい)

    yosshy (3545) : 2003年08月06日 21時54分 (#373554) 日記
  • meta-o (11572) : 2003年08月06日 17時49分 (#373370)
    良い悪い、好き嫌いは別として、SCOのこういうビジネスモデルも「あり」(合理的)かなという気がしてきた。ポーカーでブラフは当然の戦略であって、反則でも、卑怯でもない。相手が降りてくれればこっちの勝ちであって、自分のカードの弱い強いは関係ない。
    で、私の個人的な立場としては、SCOが強いカードをもっているはずはないと思っているから、降りるべきではないということになる。ホントに強いカードをもっているならばカードを曝してくるだろうけど、そうでなければ手の内を開かしてしまえばゲームは終わりだから、じりじりと引き延ばし戦略をとってくるだろう。
    でも、ライセンス・フィーを払ってしまえば、訴えられる心配はなくなる。払わない側が少数派になれば、訴えられるリスクは高くなる。リスク・マネジメントの観点からは払うという選択肢は十分ありうる。
    じり貧に陥っていたSCOとしては、4th down gambleというか、オンサイドキックというか、打つ手としては悪くない。会社として転けても、すでに経営陣はゴールデン・パラシュートを手にしているようだし。
    大物弁護士もついていることだし、連中を頭の悪いただのワルだと考えていると痛い目に会いかねない。かといって、怖れる必要もないと思うけど。
    • L.star (163) : 2003年08月06日 18時20分 (#373400) ホームページ
      良い悪い、好き嫌いは別として、SCOのこういうビジネスモデルも「あり」(合理的)かなという気がしてきた。ポーカーでブラフは当然の戦略であって、反則でも、卑怯でもない。
      ブラフという戦略は少なくとも合理的ではないでしょう。場合によっては詐欺すれすれであり、多用すると誰からも信頼されなくなる、極めてリスクの大きい奇策です。それだけに成功すれば評価もされるわけですが。

      しかし、これほど大規模にブラフをかける、と言う行為は恐るべきギャンブルだと思います。相手にする人数が多いほどブラフが露見する可能性も高いですから。

      # ま、実際に多人数を騙すことも可能ではありますが

      じり貧に陥っていたSCOとしては、4th down gambleというか、オンサイドキックというか、打つ手としては悪くない。
      どうせもうこれ以上は無い、最後の戦略としては正しいと思いますけど。成功しても失敗してもSCOは二度とこの業界で相手にされないでしょう。
      連中を頭の悪いただのワルだと考えていると痛い目に会いかねない。
      私はSCOは追いつめられた狂犬だと考えています。うまく追いつめないと実際に噛み付かれかねないとも考えています。
    • 2個のコメント が現在のしきい値以下です。
  • katchon (13265) : 2003年08月06日 14時34分 (#373204)
    ネタとして払ってみても良いかなと考えるには高い料金設定だな
  • ZDNetの記事 [zdnet.co.jp]によると、デスクトップPCでLinuxを利用する場合が199ドルのようですね。
    1ドル120円とすると、23880円。
    Windows XP Home Editionと同じ位の価格になりますねぇ・・・。
  • gonta (11642) : 2003年08月06日 18時51分 (#373423) 日記
    サブマリン特許のようなことをSCOはやりたいのでしょうか?
    みんな無料で使っているけど、実は著作権うちなのよね。
    さー、はらってもらいましょう・・・といったような。

    んなこといったら、0はインド人が発見した、ということが
    一般的に知られています。インドが0の特許(?著作権?)
    を言い始めたら・・・楽しそうだ。

    裁判の決着が、こまったちゃんSCO、となり業界から総スカン
    くらってほしいなぁ。
    --
    -- gonta --
    "May Macintosh be with you"
  • 自分とこで売ってるLinuxディストリビューション [sco.com]とライセンス料が大して変わらない、モノによってはカーネル単体のライセンス料より安いってのはどういうこと?

    カーネル以外の部分は、実質タダってことかね?

  • この暴走してるタスク(SCO)のプロセスをkill -HUPなり、kill -KILLしてやってくれませんか。
    --

    /* Kachou Utumi
    I'm Not Rich... */
  • Iasant (7579) : 2003年08月06日 23時49分 (#373637)
    むき出しのコードだけを
    片端に捨てたあの日
    SCO のやり方に
    今なら気づけていたのに

    凍えそうなベンチマーク
    寄り添う開発者たち
    いくつもの AIX のコードが生まれては消える

    答えなど何処にもない
    誰も教えてくれない
    でも君が使うとこの会社は
    何かを叫んでるそれだけが真実
  • タレこみのリンク先のアナウンスには、

    "Because the SCO license authorizes run-time use only,
    customers also comply with the General Public License,
    under which Linux is distributed."

    「この SCO ライセンスは実行時の利用のみを認可するものなので、
    顧客は Linux の配布に適用される GPL にも従っていることになる。」

    とあるのがおもしろいですね。"顧客" が GPL に従う必要があるのは
    ちゃんと認識しているみたいで。

    # まあ、SCO にライセンス料払っても GPL 違反にはならないでしょうね。
  • 次期リリースのLinuxから今回の騒動を避けられるような
    ライセンス条項を組み込めないかな.

    Linuxのカーネル自体でライセンスをするのを
    禁じます(ディストリビューションは可)みたいな。
  • とりあえず国民生活センターかなぁ。 架空請求のあれと大差ないので。 日本国内といわず、世界のどこでも無効な気がするにはするけど。
  • Anonymous Coward : 2003年08月06日 16時30分 (#373288)
    SCOが権利を侵害されている内容の詳細も公表せずに侵害している可能性に金を払えと言っている。
    その金額の妥当性を表す比較対象もない。ソフト全体に対するライセンスフィーでもない。
    はいそうですかと払うやつがいたら顔見てみたいわな。
  • NetBSDなら昔からありますね。
  • 契約?ナニソレ? (スコア:1, おもしろおかしい)

    Anonymous Coward : 2003年08月06日 18時16分 (#373396)
    魔法のキャビネットがありますので修正条項が後から発見されます。
    また、この契約によってMSが今後行うUNIX関連の開発成果の全てにSCOの権利が発生します。
    さらに言えば、UNIXと関連して動作する製品に関連するものに対してもSCOは権利を主張できる事になっています。
    今後MSが開発する全ての製品に対してSCOの権利が発生すると考えて下さい。
  • 4.4BSD-Liteは386BSDのに出たので、ひとつよろしく。

  • meta-o (11572) : 2003年08月06日 18時23分 (#373404)
    UCBのunix事業を買収して...
  • Technobose (6861) : 2003年08月06日 20時31分 (#373495)
     OS/400ってPOSIX準拠をうたってましたよね。
     UNIXのアイデアとかもSCOのものだ、と主張されたら危ないかも。
  • 同じ仕様のコードを0から書けばGPLものの機能を
    *BSDに取り込むことはできるでしょ。
    それができなきゃLinuxulatorなんてありえない。

    # まあ、SCOだったらそのコードも「派生技術」だから
    # 俺のものとか言い出すのかも知れんが:-)
  • sync.neo (16796) : 2003年08月07日 2時25分 (#373754)
    FAQ [sco.com] によると、洗脳(計画)があるみたいですよ。
    Why isn’t SCO making the IP License for Linux available thru their normal distribution channels?
    SCO plans to make the licenses available thru the channel as soon as the channel partners can be trained and educated.
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