タレコめ!あなたが選ぶコンピュータ名著100選 274
ストーリー by wakatono
後進に伝えたい私の想い 部門より
後進に伝えたい私の想い 部門より
Formula 曰く、 "インプレスがコンピュータの名著・古典100冊なる書籍を出版するにあたり、その100選の推薦とコメントの募集をしています。
「これからコンピュータを学ぶ若者にぜひ読んでほしい」書籍とのことで、一家言を持っていそうな/.jの皆様からもどうでしょう?アツいコメントは実際に書籍に掲載され、出版されることもあるそうです。
言語解説書、環境入門書、読み物系から計算機科学の教科書にアレゲ辞典、既に定番どころはおおかたノミネートされており、どれにどんな思い出を語ろうか迷ってしまいます。"
思い当たる本はおおよそ出尽くしている。が、本にまつわる想いは人それぞれのはずだし、想いにランクはつけられない。後進に伝えたい想いがある人は、コメントしてみてはどうだろうか。
古い本ですが (スコア:3, 参考になる)
Brian W. Kernighan、P.J.Plauger著、木村泉訳、
共立出版、ISBN: 4320021428、1981-05
今でも一読する価値のある本です。
とくにWindows 95以降、計算機の速度が充分速くなってから初めて計算機に触れた人に読んで欲しい。
・「発明発見物語全集 1 数学 ピタゴラスから電子計算機まで」、
板倉聖宣編、国土社、-、1965
子ども向け全集の中の何故か1冊だけ手元にあります。
ゼロの発見から和算、ネイピア数、πの計算、メートル法の制定にまつわるエピソードなど、濃い内容です。今思えば私の人生を曲げた本の一冊です。
Re:古い本ですが (スコア:1)
この本、今でも持ってます。でも、絶版になったんじゃないかなぁ。続編みたいなのが出てるのは見たけど。あと、似たような本で、「プログラム書法」っつーのもありました。
ワタシ的には、「アルゴリズム+データ構造=プログラム」というのも外せません。N. Wirth著です。これも絶版になってるはず。続編に「アルゴリズムとデータ構造」ってのがあり、殆ど同じ内容を、例題プログラムがPascalからModula-2に変更しただけな本もありましたけど、こっちも多分絶版。
Re:古い本ですが (スコア:1)
2001年9月30日 初版35刷発行
あたりが一番最近かな。技術の淘汰激しい時代を20年以上に
わたってかいくぐってきたというだけでも、シーラカンス級の
値打ちありというところでしょう。
原書、まだ出てるし Pascal版もありますよね。ついでにC言語版が
出てればぁと思ってらっしゃる方も多いのでは?
ちなみに
カーニハンのページ [bell-labs.com]からは、本書の
Ratforコードが入手できるようになってます。
ついでにちなみに、
RatforからCへのトランスレータがDebian GNU/Linuxのパッケージには
あったような。
世界人類が平和ボケでありますように
Re:古い本ですが (スコア:1, 参考になる)
「Customers who bought titles by Robert Sedgewick also bought titles by these authors:」のリンクをたどればCLRS [amazon.com]もこのとおり。
ピープルウェア (スコア:2, 興味深い)
数社が共同で開発する大規模なプロジェクトに初めて関わることになったとき、
発注側の会社のプロジェクト・リーダーからこの本を読むように手渡されました。
この人は、仕事を楽しむことを教えてくれた、尊敬できる素晴らしい人物でした。
所々にマーカーで下線が引かれて随分と読み込まれた形跡のある本を読んでいくうちに、
「あぁ、このリーダーは我々の仕事の本質を理解しているんだ」と信頼することができ、
数々の苦境に耐える希望を与えてくれました。
その頃はまだ自分は管理する側ではありませんでしたが、それでも
プロジェクト管理体制に関するこのトム・デマルコの名著には大いに感銘を受けました。
追伸:J.Y様、お借りした本を返せずにいること、お許しください。
プログラマのお献立(偏食気味) (スコア:2, おもしろおかしい)
先付け 「Cマガ」
前菜 「C言語入門」
御造り 「プログラミング言語C」
お椀 「プログラミング言語C++」 煮物 「Effective C++」
焼物 「オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン」
揚物 「UMLによる統一ソフトウェア開発プロセス」
御食事 「ユーザビリティエンジニアリング原論」
デザート「オブジェクト指向スクリプト言語 Ruby」
さぁ~て、次は何を食べようか...
ぶ厚いは、高いは、だけど (スコア:2, 参考になる)
翻訳にはものごつうな苦労があったらしい、理論から実践までをカバーした稀有な名著。
痛快! コンピュータ学 (スコア:2)
わかりやすく書いてあります。
コンピュータを使い始める人やその仕組みを知りたいという人には
ぜひ読んでほしい本です。
高校の情報の授業とかにぜひ使ってほしい。
なぜか、ゴルゴ13の絵がはいっているのが好きです
http://www.shueisha.co.jp/tsuukai/top.html
無難に (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:無難に (スコア:2, 参考になる)
漫画部分が大きく、その分、法解説部分が小さい字で載っています。
漫画が例をあげて判りやすく乗ってれば良いのですが、
漫画はあまり関係ない部分やあたり障りの無い事柄だったりして
理解するには小さい字で書いてある部分を読む以外無い。
私自身は大学の教科書だった、有斐閣「インターネットと法」高橋和之+松井茂記編を用いてます。
平成十三年四月一日から施行された消費者契約法は
ソフトウェアなどの規約等に大きな影響があるはずですが
あまり解説された本が無いですね。
http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/ref/law/shouhisha.html
不思議の国のアリス (スコア:1)
Re:不思議の国のアリス (スコア:1)
トリビアの泉(ネタコーナー) (スコア:1, おもしろおかしい)
コロコロフォーマットとか…
2度と使えぬムダ知識をあなたに
Re:トリビアの泉(ネタコーナー) (スコア:1)
Re:トリビアの泉(ネタコーナー) (スコア:2, おもしろおかしい)
しかし、タイトルが思い浮かばなかったんです。
インベーダーゲームが作れるようになると期待して読んで
謎の足し算ゲームができあがるお話に愕然とさせられたもんだ。
#当時は教育テレビでBASIC講座やってたなぁ。
Kiyotan
ウィットが効いた本 (スコア:1, 興味深い)
ISBN4-7561-1639-6
高度な技術書かと思ったら大間違い!
「New HAcker's Dictionary」的ノリの、
言語の規格書をおもちゃにしながらCの特徴を
浮き彫りにしてます<受け売り
C++にもちょっと触れています。言語の歴史も触れます。
翻訳もかなり秀逸です。ぜひ!
Re:ウィットが効いた本 (スコア:1)
ASCII の「256 倍シリーズ」ですねぇ(笑。
中でも、お奨めはAWKを256倍使うための本。 [ascii.co.jp]
現状AWK を実務に使う方は少ないでしょうが
初めてプログラムを学習する上で必要な
「ある程度の技術(?」
を、笑って学べる足がかりとして、エェ教科書ですよ(笑。
単純に役立つモノとしてはUNIX C SHELLフィールドガイド(画面左上) [personal-media.co.jp]でしょうか。
エェ本だけど、現状のPC-UNIX には純粋なcsh が入っていないので
今後の学習という点では、あまりお奨め出来ないのが難点(^-^;
# 両者、私自身が”man を読めなかった当時”お世話になった良書です。
Re:ウィットが効いた本 (スコア:2)
掲載されてるマクロソースを注意深く入力したにもかかわらず、ちゃんと動作しない。
印刷して見比べても間違いはない。
しかたないので所々トレースモードになるように変更して、バグつぶしにかなりの時間をかけました。
このおかげでそこそこマクロをかけるようになりましたが、著者の意図にハマった気がしてなりません。
Re:ウィットが効いた本 (スコア:1)
読み物的面白さと技術的内容のバランスが良い。
読み物として一番面白いのは「PC/AT互換機を256倍使うための本」。
…中身は完全に二昔前のものだけど、懐古癖がある人にぜひ読んで頂きたい。
256倍シリーズは、ギャグ・ジョークがちりばめられた
珍しい技術書(一部例外あり)なのでこれからも続刊希望。
ぜひ読んでみたいのは「TeX(LaTeXではない)を256倍使うための本」
…濃そうだなぁ。
Re:ウィットが効いた本 (スコア:1)
実は256倍シリーズの中では最も重刷されてるんじゃないですか?
私は門外漢だからAWKの、プロのみなさんの中での位置づけは
わかりませんが、素人がちょこちょこ、自分の必要に応じて
プログラムを書くのには都合のいい言語だと思います。
若い人向けじゃぁないんでしょうが
中年文系素人にとってはありがたい本でした。
世界人類が平和ボケでありますように
Re:ウィットが効いた本 (スコア:1)
で、私としてはSICPを挙げたいなあ、って挙がってますけどね。でも票が入ってないw 私自身はこの本の半分も理解できてないんですがそれでもすごい本だということは伝わってきます。ウィットには富んではいないけど登場人物が変だし。暇なときにこの本を開いてgauche相手に例題を解いたりしてます(そして自分の頭の悪さに打ちひしがれます)。
ただ、K&Rを推すだけでなく。 (スコア:1)
もっとも、初版が読めればの話ですが…
#最初に勤めてた職場には初版1刷があるんだよ。
#個人的にスキャナで取り込んで保存したいぐらいだ。
/* Kachou Utumi
I'm Not Rich... */
Re:ただ、K&Rを推すだけでなく。 (スコア:1)
さすがに15刷くらいしかもっていませんが、結構誤植ぼろぼろだったような(誤訳はまあおいといて)。
同じ共立出版のソフトウェア作法は電算写植なのでソースコードは信頼が置けました(が、ratforなんて使える環境じゃなかったから意味なしだったけど)。
DOS (スコア:1)
90年代のハンディーリファレンス系、技術本の解説
美味しゅうございました。
あの頃は、まだPCに夢がありました。
80MHDDで激闘した日、懐かしゅうございました。
そのころの本は、書き方のスタンスが柔軟で
まだ親切に書かれていた気がする。
当時1300円としては、いい本でした。(まだ持っているし)
それはさて置き、Linux 系の技術本の高さは如何なものかと思う
本屋では、それ系コーナーのリナやTCP/IP、ネットワーク本って
半年以上棚から動いてない事もあり。
……本屋での、フィールドワークを趣味としている
ウオッチャーとしての以下指摘。
敷居も高い為か、内容も複雑、でも枕にはBEST!
値段も高い、でも内容はそれなり。
これわ!と言う本もあるけど、ごく少数。
お客様の、お手に取らせるという点で、アレゲの人たちの
スタンスを勉強して欲しいな
Re:DOS (スコア:1)
実用書的なので、今、使えるのかってのは、疑問ですが、
「入門CP/M」「実用CP/M」「応用CP/M」村瀬康治 アスキー
ワープロ、文豪miniシリーズでCP/Mを走らせる時に、大変助かりました。
村瀬さんの中では一番熱くて好きです。
「入門MS-DOS」「実用MS-DOS」「応用MS-DOS」村瀬康治 アスキー
類似は、いっぱいあったけど、一番安心感がありました。
「はじめて読む」シリーズの村瀬康治、蒲池輝尚 アスキー
自分は全然内容を消化しきれてないけど、80系のCPUについては、これで、、、
それから、段々に訳本が多くなっていった様な、
木村泉訳とか、福崎俊博訳とか、山形浩生訳とかが印象に強いけど、、、他にも色々。
なんか、Rubyの作者は日本人なのに買った本は訳本だったりします。
もう古いと思うけど (スコア:1)
をお勧めしたい。単に自分がコンピュータ関係に興味を持つ理由に
なった本ななのだが。初めて読んだ時には結構わくわくさせられた
ものです。
There is no spoon.
Re:もう古いと思うけど (スコア:2, 興味深い)
ところどころ引用されてて興味深かったです。
「Windowsは世界を席巻した後、共通プラットホームとして公開される」とか
「そのとき、Microsoftは対価を求めない、公益のための機関となるだろう」
とかの言葉がありました。(今手元に無いので、ちょっと記憶頼りだけど)
そっち読んだあとは、
「それがぼくには楽しかったから」 [amazon.co.jp]読んでバランスを取ろう。
Knuth 本は (スコア:1)
ランキングに入ってないんですね。
「The Art of Computer Programing」(翻訳: 基本算法)
コンピュータの本というより数学の本だからかなぁ.........
TeXはこの本を書くために開発されたというのは有名な話だけど、肝心の本の方は完結してないんですよね。
Re:Knuth 本は (スコア:1)
邦訳の発行元のサイエンス社のWebサイト [saiensu.co.jp]によると、
俺的推薦書籍 (スコア:1)
Intel CPUについて学ぶために (スコア:1)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756102131/
これは読むべきです。
PCにECC Registeredメモリの利用を推奨します。
Effective Perlを敢えて挙げましょう (スコア:1)
ラクダ本(1 [amazon.co.jp])(2 [amazon.co.jp])も
「オブジェクト指向Perl [amazon.co.jp]」も名著ではあるのですが、
Perlじゃないとできないことをより簡潔に、しかも明確に表現できています。
しかし、同じPerlの開発者が書いた本なのに、ラクダ本とはこうも
違うものかと。
インターネット出身の書籍ということで、スティーブ・サミット
著・北野欽一訳「プログラミングC FAQ」も挙げます。
って絶版なんですね!
絶版な本は喜ばれないだろうか... (スコア:1)
#っていうか,コピーしか見たことがないのでが...
Re:絶版な本は喜ばれないだろうか... (スコア:2, 参考になる)
竹内郁夫著、初めての人のためのLisp、サイエンス社、絶版
ちゃんとしたLisperに習わにゃ、Lispは身につかにゃい。
Lisp本なら (スコア:2, 参考になる)
・ブルックスの「Common Lispプログラミング」:当時の丸善は他にも結構いいのを出していた
以上ワシが竹内本より面白いと思ったやつでした。
私のすいせん (スコア:1)
SE編集部『PC-PAGE25 MS-DOS テキストデータ料理学』(翔泳社刊, 1992年3月)
これ読んで自分はsed→awk→perlと 興味をもって…使うようになり,
今もunixっぽい環境やRubyを愛用しているのは
(元はと言えば)この本のおかげだと思っているのでした.
今も「あまりプログラムっぽい分野に興味を持たずに なんとなく
パソコンを使っている人」に プログラム的な方面に目を向けさせる題材としては こういう(テキスト処理)本って いいんじゃないかなと思うわけです.
もちろん,今でもsedやawkに関する解説のある本は沢山あるけれど
この本は単に各種のツールの使い方を書いているだけじゃなくて, 処理することの便利さ、面白さ、コンピューターを使うことの意義みたいなものを(まだその良さを知らない人に向けて)伝えていると思う
さすがに古い本なので これの現代版みたいのが出ればいいのにと
ちょっと思うのでした.
べーしっ君 (スコア:1, おもしろおかしい)
私はコレでコンピュータの世界に足を踏み入れました。
全然役にたたないのでAC・・・
アレゲ辞典 (スコア:1)
#波動erなのでID
ケイブン社の大百科シリーズ (スコア:1)
私がコンピューターというものを初めて知った本です。
内容は小学生向けで、さほど詳しくないのですが、何かワクワクさせられ
ました。
古書店探しても、当時のが見つからないのよね・・・・
======= nandabe =======
MSX-FAN (スコア:1)
その当時のBASICの匠を垣間見ることができます。
#というかここの読者の中にも投稿者・掲載者も多いのではないかと。
Alan Cooper (スコア:1)
Re:なんかこのままいくと (スコア:2, 参考になる)
そういう批判を述べた上で、「そんな俺はこの本をお勧めしておく」
とあれば、非常に興味深いコメントだったんだが。
そんな俺は、抑えておくべき基本として、
『オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン』と
『アンチパターン-ソフトウェア危篤患者の救出』をお勧めしておく。
# mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
Re:なんかこのままいくと (スコア:1)
是非とも要求分析に役立つ本を推して下さい。
Re:なんかこのままいくと (スコア:1, すばらしい洞察)
普遍性を持ち、環境にとらわれず、それなりにアップトゥデートで、かつ広くコンピューティング、インフォメーションテクノロジーの分野での活用、成長を促すものが上位にきてほしいなぁ。
そういう意味ではk&rは50位以下とかそんな感じじゃないか。悪いとは言わんが適用範囲が限られるし。
やっぱここら辺は年寄りの投票が先行してるのか。
Re:なんかこのままいくと (スコア:1)
枯れ切ってない、アップトゥーデートな分野ほど、票が分散してしまうでしょうから、
結果として、k&rが上位に来ることになるのではないかと。
Re:では自分も (スコア:1)
#でも役に立つとかいうレベルはすでに超えているような気がしないでもない2冊ではある。
Re:では自分も (スコア:1)
そうなんですけど、個人的にSTLがそもそも役に立ってるのか分かりかねるので。
自分の役には立ってるんだけど、周りを見回すと使ってる人はやっぱりまだまだ少数というイメージです。そうすると、下手にSTL依存なプログラムを書くわけにも行かず…。
C++といえばARMとD&Eも良い本らしいんですけど、洋書なので手が出せず。
Re:思いつくままに (スコア:1)
ワインバーグさん、訳は木村泉で。
G.M.ワインバーグなら (スコア:1)
共立出版 ; ISBN: 4320023684 ; (1987/10)
価格: ¥2,000
も結構楽しい本でした。
もう15年以上も前で、かつ言語依存でないので
良いと思っています。
Re:100選の基準には沿わないもの (スコア:1)
僕はModern Operating Systems(邦題:OSの基礎と応用)しか読んでませんが、こちらもよい本です。
ただ、2版の翻訳が無いため、1版の邦訳で勉強してから、英語の2版を読むと一層効果が期待できます(なんの?)
# Tanenbaumは教科書で使った記憶しかないのでID