FreeBSD: ネットワークスタックの複製仮想化パッチ 5
ストーリー by Oliver
独立共存 部門より
独立共存 部門より
BSD 曰く、 " Marko Zecが 関係者にあてたメールによると、 単一の FreeBSD カーネル内で、複数の完全独立なネットワークスタックが同時に 共存できるようなパッチを 4.8-RELEASE 用に公開したとのことだ。 このパッチで修正されたカーネルでは、ネットワーク処理用の作業バッファが 必要に応じて複製され、それぞれ独立に動作する仮想イメージを作成することができる。 そして、全てのプロセス、ソケット、ネットワークインタフェースは ただ1つの仮想イメージに所属することになる。 この仮想イメージはそれ以外に、IPアドレスや経路情報、 TCP、UDP用のプロトコル制御ブロック(PCB)、ネットワークトラフィック用カウンタや統計値、 ipfw等の制御リスト、カーネルメッセージバッファ等も個別に持つことができるとのことだ。 この機能を jail と組み合わせて使用すれば、親の環境と全く異なるネットワーク設定を持つ仮想マシン環境を 提供することができるわけである。 このパッチは、ユーザ空間からカーネルへアクセスするインタフェースを変更して いないので、ツール類はリコンパイルしなくても、この修正されたカーネル上で動くことが出来るようだ。 jail 環境は簡単に使えて便利だが、他の OS でサポートされている仮想マシン機能 とは異なり制約も多い。今回のパッチがそれをいくらかでも補ってくれるのではないかと思う。"
UML? (スコア:1)
カーネル環境を同時に動かすことができるって
解釈いいのかな?
やなぎ
字面じゃなく論旨を読もう。モデレートはそれからだ
default route (スコア:0)
正式採用されないかな。
Re:default route (スコア:1)
素人なのでいまいち利用法が想像出来ないのですが(よわ)、どんなことが出来そうでしょう?
同一のリモートホストに対して、違うネットワークを経由した場合のテスト用ツール、とかですかね
Re:default route (スコア:1, 興味深い)
アプリケーションごとに、回線の太さ等によりルーティングをかえたり
できるとか。
Re:default route (スコア:0)
って、できるんですよね?