OpenOffice.org 1.1 released 149
ストーリー by Oliver
ものすごくがんばってる 部門より
ものすごくがんばってる 部門より
yosshy 曰く、 "OpenOffice.org 1.1がリリースされています(記事1 記事2 記事3)。新機能一覧を見ると、
- PDF、Flash 形式のファイルエクスポート
- アラビア語などの右→左書き(ツールキット含む)、漢字圏の縦書きサポート
- デフォルトでマルチバイト圏の文字をサポート
- 大幅な性能改善
- MS Access 似のデータベースアプリケーション
(数式やHTMLのエディタも新しい?) - アクセシビリティ(主に障碍者向けの機能)
- Windows上での ActiveX 対応
- MS Office データインポート/エクスポートの改良
等が挙げられています。まずはデモを見ると良いでしょう。これで、完全フリーの日本語フォントさえあれば…(涙)"
日本語フォント (スコア:3, 参考になる)
ぺけろくオーナーとしては満開製作所の文字をみて懐かしく思いました。ストーリーの"完全日本語のフォント"にはちょっとずれているかもしれませんがどうでしょう?
Re:日本語フォント (スコア:1)
下の方のスレッドで議論になっていますが、Linux上でのOpenOfficeの普及にはフォントの問題の解決が不可欠であると思います。MSフォントが使えるWindowsや商用フォントが付属するStarSuiteと差がつくところです。
#参考になるかもしれないポインタを与えてくれているのに(-1)は気の毒です。
無償フォントって必要? (スコア:2, 興味深い)
フリーのフォントがなぜ必要か、を簡単に言ってしまえば、「各種アプリケーションで標準的に使えるデフォルトフォントが欲しい」ということだと思いますが、その程度の問題は「常に物理フォント名を直接利用する」以外の方法を用意してあげればいいだけだと思うんです。
例えば Java2 では、論理フォントと物理フォントを混在して利用できます。後者はまさに TTF ファイルに内蔵されたフォント名を使ってアクセスする、Windows や freetype などの世界で一般的に用いられている方法、前者は例えば XLFD のように物理的なフォントファイルをいったんシステムが認識可能な形に割り当て直して認識させる方法です。前者の方が概念的に分かりやすい反面、後者の方がさまざまな点で自由度が高い (例えば一つの名前を持つフォントとして文字集合毎に異なるグリフをマッピングするといったことなど) という利点があります。
もちろん後者には設定が難しい、という欠点があって、これは fonts.dir/fonts.alias や font.properties をホゲったことのある人ならよくお分かりだと思うのですが、とはいえ、この欠点はうまい UI によって回避可能ではないかと僕は思うわけです。TrueType フォントをインストールしたらそれをワンタッチで論理フォントにマッピング出来るようなことが出来れば嬉しいのに…。
むしろ、システムで標準的に用いられるフォントには本来この意味での「論理フォント」が用いられるべきであり、例えば KDE 等で xft を利用する際に、システムフォントとして物理フォントからしか選択出来なくなってしまっている (XLFD ベースの (論理) フォントも利用出来ますが antialias がかけられなかったりいろいろ制限があります) のは明らかな退化だと感じます。
# 最近の fontconfig 等では状況が変わっているのでしょうか?
日本語フォントの製作にはもともと非常にお金がかかることもありますし、なんとなく「無償フォント求む」という方向性よりも、「お好きなフォント使えます」という方向性に持っていった方が何かと嬉しい (フォント産業の発展や個人の嗜好/ディストロ毎の差別化要因としてのカスタマイズ可能性など) んじゃないかと思うんですがどうでしょうか?
Re:日本語フォント (スコア:3, 参考になる)
これらはよく知られているように ricoh から OEM 供給受けていますが、単体発売の予定は当然ないそうです。MS 明朝/ゴシックの日本語部分については互換性のある HG 明朝Lプロポーショナル、Bゴシックプロポーショナルが販売されていますが、欧文部分については互換性がありません。RedHat linux/turbo linux/vine にも供給されており、これらとは互換性があり、OpenOffice.org では標準で置換されます。
さてこれらを他のプラットフォームで使おう(FreeBSD)と思って問い合わせてみましたが、RedHat に関しては「不可」と言われました。
また、Mac OS X にはヒラギノフォントが入っておりますが、これは、4.5万程度します。
欧文フォントも MS core フォント(http://corefonts.sourceforge.net/)を標準搭載など考えないと、文書はフォーマットは共通、だけれどもフォントの互換性のなさで苦しめられます。GPL なので、URW フォントなどは標準搭載されません。
僕の中では当座(でもないか)の解決法として TeX のような tfm, postscript のような afm を使いたいという欲求があります。できれば、コメントなどを書いて応援していただけませんか? virtual font substitution mechanism [openoffice.org]
1.0.3.1データとの非互換 (スコア:3, 参考になる)
Re:1.0.3.1データとの非互換 (スコア:2, 参考になる)
お手数ですが、スタイリストでフォントを変更していただくのがいいかと存じます。
Re:1.0.3.1データとの非互換 (スコア:2, 参考になる)
OOoでは、文字列に対して、「英数字」と「日本語」の2種類が設定できますが、1.0ではこの部分、機能していません。ですから、1.1でフォントを引き継げないわけです。
そこで互換性を保つ方法ですが、1.0側のファイルは、面倒ですが「英数字」と「日本語」を同じフォントに設定しておきましょう。これで、1.0と1.1で同じ体裁で表示できるようになると思います。
変更は、スタイルを使っていると、多少楽になります。
やっと… (スコア:2, 興味深い)
英語版を試したら、ちょっとおかしな所が無くもないけど(フォント名のプルダウンメニュー等が文字化けする)、おそらく改善されえるだろうから。
少なくとも、1.0x時代のWriterのあのおかしな禁則処理が消えただけでも大助かり。
PDFエクスポート機能もあるし、マクロとか使わない前提なら、お役所とかで使うのに良さそう。お役所は何かというとPDFで文書公開すること多いし。
経費節減のために、OSはLinuxでオフィススイートはOpenOffice…なんて、どこかでやりません?
Re:今openoffice 1.1で宿題をタイプしてます。 (スコア:2, 興味深い)
Wordをいつも使っているんですが、こんなに快適なら、open officeメインにしてしまってもいいかなあとも思ってます。Wordとの違和感が殆どありません。Wordと比べて『お節介機能』が、それ程邪魔では無い所を既に気に入ってます。
そういえば、Mac Expo ParisのX11 on Macのブースらしき所では、Open OfficeがMacでも動く事を全面に出していた様な気がします。
#今の所、open officeのプロセスが動いているMacOSX側からしか日本語を入力出来ないのでID
スクリプトの互換性 (スコア:2, 興味深い)
使えるかも (スコア:2, 参考になる)
ただ、段組にしたときの行数とか文字数とかが今一わかりづらいですね。実用として問題になるわけじゃあありませんが。
MSWord97を使ってますが、乗り換えるのに十分だと思います。
あまり機能を使っていない所為かも判りませんが。
Re:使えるかも (スコア:1)
大抵の人はそうなんじゃないかな。
Re:使えるかも (スコア:1)
> 大抵の人はそうなんじゃないかな。
機会があるたびに「Wordを使うならアウトライン編集を
使ってみてくれ。あれを使う前にWordの悪口を言うもん
じゃない」と言い続けてますが、なかなか…
-- Tig3r on the hedge
早く (スコア:2, 興味深い)
Re:PCメーカーで談合 標準添付ソフト (スコア:1, すばらしい洞察)
それはともかくメーカーがバンドルするならStarSuiteの方でしょう。
メーカがバンドルするということはすなわちサポートも提供することがほとんどです。
Re:PCメーカーで談合 標準添付ソフト (スコア:2, おもしろおかしい)
sync; sync; sync;
みたいなもんだよ。
--- show mpls ldp neighbor
Re:PCメーカーで談合 標準添付ソフト (スコア:1)
どっかにそれについて書いたWebページがあったのだが失念・・。
Re:PCメーカーで談合 標準添付ソフト (スコア:2, 参考になる)
#4.9Rまだぁ?(T-T)
@大阪なヒト
Re:PCメーカーで談合 標準添付ソフト (スコア:2, 興味深い)
1回目は非同期書込みなので安全が保証されない. 2回目を実行することにより1回目の書込みが終了していることが保証されるので物理的に安全. 3回目は心の安全のために...
ってことだったと思います.
早速機能が正常にはたらかず (スコア:1, 興味深い)
OOoの支持者ではあるのですが、もうあと2、3歩がんばって欲しいところです。
本格的に普及するとしたら、1.2、1.3くらいだと思っています。
Mozillaみたいに、StarOfficeがなくなってからだったりして。
Flash へのエクスポート (スコア:1)
記事見てもその辺りに言及してるのが全然無いんですが・・・
#理由は聞くな(泣)
Gentoo 1.4+OpenOffice 1.1rc4 (スコア:1)
Gentooらしくソースからコンパイルするのにあこがれたけど、すっごく時間がかかりそうなのでバイナリパッケージ(openoffice-bin-1.1_rc4.ebuild)でお茶をにごしています。
UIは英語版だけど、日本語文書もあつかえています。
これだけの物をつくりあげたコミュニティのみなさんに感謝。
#はやくrcのとれたebuildができないかなー...
---- 末は社長か懲戒免職 なかむらまさよし
Re:Gentoo 1.4+OpenOffice 1.1rc4 (スコア:2, 参考になる)
「険」の字がセルに表示されたりされなかったり。
ウィンドウ上部のエディタになってるフィールドは確実に「険」の字出ないし。
Re:Gentoo 1.4+OpenOffice 1.1rc4 (スコア:1)
---- 末は社長か懲戒免職 なかむらまさよし
Re:Gentoo 1.4+OpenOffice 1.1rc4 (スコア:1)
「保険」と入れると「険」がでませんね。
MSゴシックなどを指定すると表示されますので、フォントの問題でしょうかね。
Re:Gentoo 1.4+OpenOffice 1.1rc4 (スコア:2, 参考になる)
うちの環境では再現しないので、何も起きなかったらごめんなさい。
Re:Gentoo 1.4+OpenOffice 1.1rc4 (スコア:2, 参考になる)
寝てる間とかにコンパイルすればよいでしょう。
> #はやくrcのとれたebuildができないかなー...
問題は、gccのバージョンですね。1.1_rc3は、gcc 3.2.3でないと
ビルドできないようになっていた(ebuild側で弾いてた)ので、
既にgcc 3.3.1にしてしまっているとemergeできません。
gcc 3.3.1対応になってればいいのですが。。
StarSuiteも出ましたね (スコア:1)
周囲はWordユーザと一太郎ユーザが、ほぼ同数居ますので。
実習用のシステムはOpenOffice.orgに入れ替えましたけどね。
Re:StarSuiteも出ましたね (スコア:2, 興味深い)
プライオリティが低いので、付かないかも知れません。
普及させたいのであれば (スコア:1)
タダでオフィス相当がもらえるなら、とりあえずもらってみるんじゃない?
#誰がお金を・・
Re:普及させたいのであれば (スコア:1)
Re:普及させたいのであれば (スコア:2, すばらしい洞察)
中吊り広告からCD-ROMをはがして持っていくのは
なかなか勇気がいるのでは?
1.1から実用的になった (スコア:1)
現在、VinePPCやVine i386で使っていますが、快適すぎます。
VinePPCはどうしてもglibc2.3.x以上が必要となるため無理矢理Seedにして使っていますが、当然の如く開発版ですから問題も多く、早く安定版が出ないかと首を長くしている状態です。
起動は遅いですが、PowerBook2400でも結構使えますよ。
----------- 一生勉強を続けなきゃ!
Re:1.1から実用的になった (スコア:2, 参考になる)
たしかに X のコンパイルなどがんばれば出来ますが、さすがに時間もかかりますし、そこまでの情熱がないのです...
次回はフォントという宗教的理由により Yellow dog Linux 3.0 を使う予定です。それでも glibc 2.3.x です。
Re:がーっ!! (スコア:1)
だとするといい感じだね
ちょっと期待かも
Re:がーっ!! (スコア:1)
OOo 1.1 のFlash エクスポート機能は、現在のところボタンをクリックして次のページ、という機能をサポートしていないはずです(テストしていないので断言できません)。
この辺は2.0に期待ですね。
Re:Linux+OpenOfficeの時代はいつ来るか (スコア:1, すばらしい洞察)
Win95の発売以降、PCが爆発的に普及した時期に、
OSとの抱き合わせ販売で、加速度的に普及し、標準化の道を歩んだわけで、
何もなかったところに広まったOfficeと違い、
OOoの標準化には、すでにあるOfficeという障害があるわけです。
実際のところ、高い、という以外にOfficeの欠点は見当たらないわけで、
5年やそっとでそれをひっくり返すのは無理だと思いますけどね。
Re:Linux+OpenOfficeの時代はいつ来るか (スコア:1, 参考になる)
また、『プラットフォームに依存しない』のであれば移動体通信やPDA、ゲーム機に組み込み機器まで視野に入れて欲しい所だけど、そうなるとハードの違いが大きすぎるし。
WIN/MAC/IA32Linuxのみならできるだろうが、その程度でマルチプラットホームを謳われてもちょっとねぇ…。
Re:Linux+OpenOfficeの時代はいつ来るか (スコア:1)
> データフォーマットを解釈するアプリケーション側の問題もあるので無理と思われ。
ですよね. 取りあえずテキストとして読める. 変なデータ構造にはなっていないってあたりが保証されている程度で. 何か最近, XMLなら何でもOKみたいな風潮が蔓延しているみたいで, ちょっと気持ち悪いです.
Re:MSOfficeには一太郎と1-2-3という障壁 (スコア:3, 興味深い)
デスクトップ用のLinuxが普及するという流れのほうがありえそうな気がします。
MS-Officeは最近アクティベーションの開始など
ライセンス関係の縛りが厳しくなっているようなので
今までコピって使ってたユーザーの受け皿になれば
結構OpenOffice.orgは健闘するかもしれません。
「PCなんてOfficeアプリさえ動けば良いや」
と思っているユーザーは結構いると思うので
いったんOpenOffice.orgが普及してしまえば、
「Linuxも良いかも。OpenOfficeも動くしねー」
とLinuxに乗り換える人もきっと増えるはず。
Re:MSOfficeには一太郎と1-2-3という障壁 (スコア:1)
お役所の指定様式が Word -> Word, Writer 併用 -> Writer 推奨になると、民間もあわせる(民間はむしろソフトにかかりすぎるコスト削減をしたい)でしょうし。
#もちろん前提には OOo と Linux Desktop の出来が条件なのですが
Re:MSOfficeには一太郎と1-2-3という障壁 (スコア:1)
とりあえず、うちはwordが指定様式です。部署によってはwordか一太郎。
フィルタが完全に動きさえすれば簡単に移行できるかもしれませんけど、
それは有りえないか・・・
Re:MSOfficeには一太郎と1-2-3という障壁 (スコア:1, 参考になる)
あまいですね。
そういうところに限って、妙に覇権権争いが厳しいのです。
一太郎でなきゃだめとか、Word以外はみとめないとか、紙出力ー>PDF出力とかの話は簡単ですが、一度慣れてしまったソフトはみんな手放しません。
現実、うちがそうですから...(^^;
どうでしょう (スコア:1)
最近の 1-2-3 (スコア:1, 参考になる)
ナヌ、 (スコア:2)
フルセットだとかなりお買い得ですね。(OpenOfficeってデスクトップDBはないんですよね、確か)
あ、いけね (スコア:1)
Re:そんな時代なんて来てほしくない (スコア:3, 興味深い)
full support for OpenOffice.org Calc document format [kde.org] という記事がある。ソフトウェアが標準となるのではなく、後々には、フォーマットが標準化されていくと私は予想しているのだがどうだろう?
ps
Gnome Office(OOo以外)/Kde Office がOOoの良いところを吸収し進化していったら素敵だと思う人より。
Re:そんな時代なんて来てほしくない (スコア:1, 興味深い)
囲い込みは無くならないだろうから、OOoが「標準」になって
その上でファイルフォーマットの仕様を本体から独立したものとして
明文化して他のソフトウェアが互換性を確保出来るようになると良いなぁ。
Re:Flash(オフトピック?) (スコア:2, 興味深い)
そして意味なく?Flashを使って重いサイトが多いのでFlashは嫌いです。
異論はあるかと思いますが、Web情報は参照出来てナンボな部分が多いと思いますから。
また、Macromediaが完全に独占していると思っていたのも、毛嫌いしてた理由です。
一方、FlashはPDFなどと比べて、読み出すシステム側にフォントなどのデータを
不要としないので、Flash Playerさえあれば、
どのシステムでも同じ画面を見せる事が出来ます。
その事がFlash人気の一端を担っているのは理解しているつもりです。
しかし今まで、まとまった文章をFlashで提供する可能性を考えた事が
ありませんでした。
今後、OOoなどでFlash文書が増えるのかは分かりませんが、
気にしてみたいと思ったので、ああいう質問をしたのです。