地球温暖化でスキーができなくなる? 83
ストーリー by yoosee
パウダースノーを探して 部門より
パウダースノーを探して 部門より
brake-handle曰く、" 日本では先月の気温が記録的な高さとなり、例年に比べてスキー場開きが遅れているが、世界ではさらに深刻な問題が生じている。共同通信の記事によると、地球温暖化がこのまま進めば、向こう30-50年の間に、標高1500m以下のスキー場では雪が積もらなくなるとの予測が国連環境計画(United Nations Envitonment Programme)およびチューリヒ大学から発表された(国連環境計画のプレスリリース)。スイスやイタリアなど、スキーリゾートを観光資源としている国では多くのスキー場が営業できなくなり、国の経済活動への影響が心配される。また、日経の記事によると、2070年にはオーストラリアのスキー場がすべて閉鎖に追い込まれる恐れもあるそうだ。"
夏場の避暑地 (スコア:2, 興味深い)
>多くのスキー場が営業できなくなり、国の経済活動への影響が心配される。
今まで冬場に雪が降っていた所に雪が降らなくなるほど温暖化が進むとすると、夏場はきっと凄く暑くなるんでしょうね。
そうなると今まで何とか我慢してきた平地の人々も我慢できなくって夏場は高原へ移動するようになるのではないでしょうか?
だから、冬場にお金を主に稼いでいたところが避暑地として人類にとって大切なところになって結局お金が儲かるような気がするんですけど。
そのまえに (スコア:2, 興味深い)
Re:そのまえに (スコア:4, 興味深い)
たとえば
「寒暖の差が激しくなりこの前まで暑かったのに急に寒くなってコートを出したと思えばまた温度が上がる」とか
「大型の台風が発生しやすくなって中緯度から高緯度付近でも台風による被害が出やすくなる」とか
日本などに限って言えば「梅雨の時期がずれるようになる」とか
たしかに「今年は例外です」なんて事もあるけれども数年にわたって気象変動が激しくなって、しかも局地的でなく地球規模で気象変動が激しくなり始めたら温暖化という線を考えないと結構危ないと思います。
で、これらの現象、なんか心当たりありません??
備えあれば憂いなしということで手を打つべきだと思います。
Re:そのまえに (スコア:2, 興味深い)
そういえば、昔読んだ本で、「いわゆる「氷河期」とは、あくまで、氷河に覆われてしまったヨーロッパからの視点での表現で、世界的に見れば。「草原期」であった」旨の主張をみたことがあります。
NHKブックスだったかなあ。
今の砂漠が皆草原であった云々、という内容も含んでましたが、確かに、温暖化とともに、砂漠化が進行している現状は、氷河期のような寒冷な時代とは逆行しているようです。
#半可通なので、その主張が現在でも通用するかは知りまへん。
生物方面でも (スコア:1)
そうなると、日本のような温帯地域でマラリアとか熱帯系の病気が蔓延しまくるということも聞いたことがあります。
あと、農業に適した地域が大移動しちゃうとか。
Re:生物方面でも (スコア:1)
ロシアが京都議定書の批准を渋っている、というのをそれに関連させた与太話がありました。
「温暖化すれば、シベリアの凍土平原が沃野になる!北極海側の港も不凍港になる!温暖化万歳!」
Re:そのまえに (スコア:3, すばらしい洞察)
ただ、それが数年ないしは数十年程度で元に戻るような揺らぎではなく、このまま上がり続けるという確証がないだけで。
だとするなら、とりあえず原因と考えられることをつぶして安全寄りに行動するのが合理的ってもんだと思います。
後で温暖化が事実ではないと判明した場合に上記の対策によって生じる損害と、放っておいて温暖化が進んでしまった場合の損害とを天秤にかけて考えなければいけないのは当たり前ですけど。
でも、温暖化が進んじゃったときの影響って破局的なものだから考えるまでもない、とは思っておりますが。
# 夜中だっていうのに電気使いまくっているお前は?といわれたら
# 返す言葉がないけどID
Re:そのまえに (スコア:2, 興味深い)
閉鎖されたスキー場もあるそうです。スキー場を中心に町の
産業が形成されていたので、昨今の不況とあいまって経済的
に相当深刻な打撃となっているとか。
And now for something completely different...
Re:そのまえに (スコア:1)
温暖化よりも、観光産業としてのスキー・スノーボードを真剣に考えていないから経済的な打撃を受けているように思いますよ。
nobuo * Who's gonna die first? *
往々にしてコメントアウトした所に反応してしまうもの (スコア:1)
># 返す言葉がないけどID
短期的に言えば、深夜電力は使ったところでそんなに変わらんかも、とか。
特に原発は、昼夜でそんなに劇的に発電量変えられないと思うし。
#そういってPCを使うのを正当化しようとしているがID
まあ使わなければ揚水型水力発電等で貯める方に回せるかもしれませんし、
塵も積もれば発電所の一つや二つ建てずにするのかもしれませんが。
文系素人につき突っ込み所望。
gy0
Re:往々にしてコメントアウトした所に反応してしまう (スコア:0)
懐具合が大幅に変わります。
# 貧乏なのでAC
Re:そのまえに (スコア:1, すばらしい洞察)
もともと、地球本来の変動であって、人間ごときがなにかをしたせいで
気温があがっているなんて思いあがりもはなはだしいのではないかと。
Re:そのまえに (スコア:1)
確かに、人が住んでいない土地もあるけれど、それでも増えすぎだとは思います。
やはり、スペースコロニーでも作らねば。
Re:そのまえに (スコア:0)
電気からCO2いっぱいつくってるの?
Re:そのまえに (スコア:1)
だから電気からCO2が出るのではなく電気を作るときにCO2がでる。
Re:そのまえに (スコア:0)
Re:そのまえに (スコア:0)
ちょっと前までは、逆に寒冷化するからどうしようとか話だったしなぁ。
とりあえず、温暖化の是非はさておき、この手の環境問題の対応って
非常に「政治的」になりやすいから、それに対する「対策」に関し
Re:そのまえに (スコア:0)
Re:そのまえに (スコア:1)
# 内燃機関だと作動流体ごと排熱してるから一番身近な熱力学機関が内燃機
# 関だと意識しにくいけどね。
Re:そのまえに (スコア:0)
Re:そのまえに (スコア:1)
# 温室効果はないけどね。
Re:そのまえに (スコア:1, 参考になる)
に対する反論 [u-tokyo.ac.jp]。
氷河期と間氷期 (スコア:1)
http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Mars/3820/hanasi/milankovitch/milankovitch.html
・現在はヴュルム氷河期と次の氷河期の間の間氷期にあたる
・間氷期は氷河期に比べて短い、つまりここ数百万年の地球は氷の惑星である
・現在の間氷期は1万年続いており、その間に人の文明が発展した
・いつ間氷期が終わって氷河期に入るかは全くわからない
・氷河期と間氷期の平均気温の差は5度と言われている
・このまま氷河期に入ると、色々な問題が生じる
と、推測(一部想像)されています。
人類は、あと1万年以内に温暖化・寒冷化つまり気象のコントロールの術を獲得しないと、次の氷河期が来た時に結構深刻な状況になるかもしれません。絶滅はしなくても、数万年に及ぶ停滞期を迎えるでしょう。なんといって、ヨーロッパや北米の大部分が氷で覆われるわけですから・・・
まあ、その頃は火星や太陽系外にも進出していることを祈ろう。
Re:そのまえに (スコア:0)
スキーが出来なくなるということは・・・ (スコア:1)
幸い、標高1500m以下なら、樹木は生育できるでしょうし。
#駄目でも、一年中バイシクル・ダウンヒルができるから、それはそれで良いかも。
Re:スキーが出来なくなるということは・・・ (スコア:1)
「禿げ山」をわざわざ作っているようなモンなわけで。
#植林されたら、「一周回ってもとの位置~ [google.com]」だなあとか。
そういう意味では「スキーが出来なくなるから自然破壊止めれ」っていうのは
なんか自己矛盾というか自分勝手というかの匂いがしなくはなく。
まあ、元々禿げ山だった所(スキーの発祥は多分そういう所からですよね?)でやれば良いんだろうけど。
gy0
Re:スキーが出来なくなるということは・・・ (スコア:0)
>「禿げ山」をわざわざ作っているようなモンなわけで。
ヨーロッパのスキー場はちょっと違うんじゃないかな。
もともと森林限界より上にありそうで、日本のスキー場ほどは木を伐ってない気がする。
Re:スキーが出来なくなるということは・・・ (スコア:1)
どうかなぁ。
実際に大量の二酸化炭素を吸収してくれてるのは、地上の植物ではなくて、
海洋にいる植物らしいからね。そっちに注力するほうが効くんでないの?
Re:スキーが出来なくなるということは・・・ (スコア:1)
同性愛義務付けとか(無理
---- 末は社長か懲戒免職 なかむらまさよし
Re:スキーが出来なくなるということは・・・ (スコア:2, おもしろおかしい)
とか思ったんだけど、夏の活動が活発化するからトータルはかわらないかな ;-)
Re:スキーが出来なくなるということは・・・ (スコア:1)
Re:スキーが出来なくなるということは・・・ (スコア:1)
日本だって少子化にむかってるし、毎日80人くらい自分で命を断つ人がいるんだそうですしね。
生物なんて増えすぎたら減るもんです。小学校くらいの理科で習った気がするんですがね。
どこだっけ、人間を減らさなきゃいけないっていってとりあえず母親殺しちゃった子供のニュースがあったの。同じ一人減らすだけしかできないなら自分が死ねば、とか思っちゃうのは心が腐ってるからですか、そうですか。
研究をした人たち (スコア:1, 参考になる)
文中に出てくるDr. BurkiとDr.Abeggはともに観光産業分野の
専門家のようですね。
また、
Prof. Elsasserのページ [unizh.ch]によれば
"My research interest is in economic geography and regional sciences, spatial planning and tourism."
ということで、こちらの先生も気候というよりは地域経済系が
専門のようです。研究業績を見てもそっち系のタイトルが多い
ようですし(しかも全部ドイツ語で国内発表のみ?)。
ということで、観光産業としてのウィンターリゾートへの警鐘
という趣旨は見えますが、温暖化に関する予測の部分がどれだけ
適切に求められたかについては、ちょっと心配な部分もあります。
Re:研究をした人たち (スコア:0)
>適切に求められたかについては、ちょっと心配な部分もあります。
についてですが,共同通信のニュースによれば,
>気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の予測を基に降雪量を推定したところ
だそうなので,一応,今ある温暖化予測の最大公約数的なものになってると思います。
Re:研究をした人たち (スコア:0)
最大公約数的。別名、言いたい放題。真理に近いかどうかは関係ない。
こういうことでしょうか。 (スコア:1, 参考になる)
意訳
えー、来年辺りにもですね、承認を問う為に、議会へ提出をしたいと考えているのですけども、ロシアの国益に沿うかどうか、十分確認した上で、前向きに善処する所存であります。我々と致しましては、多大なる努力をしているとは思っておりますが、まだ、批准する事を決定したと言っているわけでは、ございません。(ロシア経済開発貿易省TSIKANOV副大臣談)
この件に関する、最近のニュース記事
アメリカABC News, 元ネタはAP [go.com]
The Times [timesonline.co.uk]
Rushlimbaugh [rushlimbaugh.com]
以下日本語での参考ページ
NEDO (googleキャッシュ) [google.co.jp]
WWF [wwf.or.jp]
#この件と、あの件と、関係あるのでしょうか。
#
#この手の話題はアレなのと、現在勉強中なのでac
人工、人工、人工 (スコア:0)
無くなれば少なくとも人工と名のつく物に人気が集まる。
人の欲望とはそんなもの
#不謹慎かつ味気ないのでAC
Re:人工、人工、人工 (スコア:1)
もう半年待っていれば運営に手を挙げるところが現れたかも?
ザウスと言えば、松井秀喜! (スコア:1)
(^o^)
Super Souya
Re:人工、人工、人工 (スコア:0)
これも地球温暖化の成せる技なの「カカカ」?
スキーとスノボとか (スコア:0)
>では多くのスキー場が営業できなくなり、国の経済活動への影響
>が心配される。
冬季オリンピックで自分たちの有利になるようにルール変えたり
するような国のやつらができなくなるのなんか
別にいいんじゃねぇの?
Re:スキーとスノボとか (スコア:0)
ただ、その国のやつらだけじゃなくて、どの国のやつらも全部同じ目に会ってしまうんでまずいんでしょ?
温暖化? (スコア:0)
だってそのために戦術核の開発してんだし。
え?冷えすぎちゃった?じゃあCO2をもっと出して・・・
# という事を考えてそうな人がいる気がする
Re:温暖化? (スコア:0)
# 先を越される前にAC
Re:温暖化? (スコア:0)
適度な噴火をどうコントロールするかの問題と
そもそも火山を噴火させられるかの問題がある。
一つの対策に、温暖化に慣れるのも対応の一つの答えだ
過去をそのまま依存し続ける事が良しとするかの問題もある
過去は過ぎ去った時間現代ではない。気象以外のも自然の資源まで含めて
環境
所詮、地面の上でのことで、 (スコア:0)
生活できる領域が増えるだけの話で、べつにカタストロフでも何でもないのよね。
#まあ、多少は生態系は変わるかもしれんけどね。
Re:所詮、地面の上でのことで、 (スコア:1, 興味深い)
人間で言えば酸素濃度減少やCO2濃度増加や気温の増減気流の変化に当たります。
けっこーそれなりにカタストロフィだと思いますが…
Re:所詮、地面の上でのことで、 (スコア:1)
後者の研究成果をはじめてみたので解釈に不安がありますが、「ちゃら」という簡単な計算は気候では成り立たないです。
過去に起きた似たような例としてDansgaard-Oeschger振動やYounger Dryas があります。
どちらも、氷の融解と大西洋の塩分濃度の関係が地球規模の影響を与えたらしい気候変動です。
今回も同じ現象が起こるかどうかはわかりませんが、実物を使った実験をしてみるわけにはいかないですよね。
Re:所詮、地面の上でのことで、 (スコア:1)
使えると思います。
ただ、いま話題になっているのは氷の増減ですが、海氷の数値モデルは発展途上の段階にあると聞いたことがあるので「高精度なシミュレーション」は困難かもしれません。
Re:所詮、地面の上でのことで、 (スコア:0)