Adobe新製品はMac OS 9非対応 20
ストーリー by Acanthopanax
Windowsも2000以降 部門より
Windowsも2000以降 部門より
baka_gahaku曰く、"Adobe社の新製品(Photoshop CS、InDesign CS、Illustrator CS、GoLive CS)では、Mac OS 9が対応OSから外れました。Mac OS 9が大量に現役で活躍している印刷業界での、Mac OS Xへの民族大移動がそろそろ起きそうな予感が個人的にはするのですが……。
去年の年末は「Appleの今後発売するMacはMac OS 9では起動しませんショック(これはなし崩し的に守られていない)」があり、今年の年末は今回のこれ。年末年始のクソ忙しいときだからこそ、休憩時間にでも、楽しい(?)移行計画を考えてみてはどうでしょうか?"
うーんと… (スコア:2, 参考になる)
印刷業界にはすこし関係がある職種ですが、
まだまだQuarkXPress3.3が現役それも三冠王獲得レベル、
illustratorは5.5や8が標準、Photoshopもやっとカラープロファイルって
ものがあるのに気づいたという程度の会社多数。
大抵の会社はPhotoshop6とillustrator9あたりまでは持っており、
これらとQuarkXPress3.3・4.1を持っていますから、その環境で
1.4GhzのCPUカードを導入してあと3年以上はOS9で頑張る会社が
だいたい7割くらいだと思います。MDDのデュアルブートたたき売りで
マックを買い替えた会社も結構あると思います。
諸悪の根源は日本語フォントの乗り換え料金であることは言うまでも有りません。
いまだOCFを要求する印刷所、さらには編集側から要求されることも有ります。
OCF→CID→OpenTypeの乗り換え料金が、CDメディア料+@程度なら希望はあるのですが…
いっそダイナフォントで全部つくったるか、と自暴自棄になってしまいそうです。
ただし、G5が3Ghzを越えるころには、ちょっとどうしようかな…と迷う会社も
ほんのちょっとだけ出てくることもあるような気がするし無いような気もします。
さすがに3Ghz越えしてくれば、投資に見合った効率化が見えてくるでしょうし。
#泣きながらAC
Re:うーんと… (スコア:2, 参考になる)
印刷業界にどっぷりとつかっているものですが、今回のこれは、ニュースになり得ると思います。
おおむねご意見はおっしゃる通りですし、だからこそ、民族大移動がそろそろなのではないかと思うところで。
一番気になるところは、諸悪の根元が日本語フォントの乗り換え料金であるというのは、いまいち、納得しかねるところであります。
確かに、ちょっとびっくりするぐらいの値段ではあるのですが、たとえば過去にモリサワはOCF→CID(NewCID)の乗り換え料金をメディア代と手間賃ぐらい(2,500円だっけ?)で行ったこともありますが、現在OCFを使っているところは、そのときにも乗り換えなかったわけで。
(そして、NewCIDは10.2以降のOS上では問題なく使えるわけで)
OpenTypeは字形が増えるので、お値段が高くてもしょうがないでしょうし。
(もちろん、日本語フォントが高額である。と言う点には同意します)
たとえば、後3年、MacOS9起動のQX3.3でOCFを使ってがんばった会社が、いざ乗り換えようとしたときに、その代行手段は総乗り換えになるのでは、それはそれで大変だと思います。
確実に3年持たせるのであれば、その3年の間にできるだけスムーズに移行する必要があるのでは。
いや、こんな事はわかっているから泣きながらACなのだ、と言うのであれば、くどくて申し訳ありません。
#それにしても、今新規の仕事をQXではじめてしまう会社は、QUARK社が日本語対応しなかったらどうするつもりなのだろうか………
Re:うーんと… (スコア:1, 興味深い)
中古のマシンとQuarkExpress, Illustrator, Photoshop、それにMac OSの3年以上前バ-ジョン違法コピーオンパレードです。
そういう会社を知っているのでAC。
#プロテクト外してやる等犯罪行為と自覚してやってるという酷さなので、BSAとACCSにタレこんでやろうかな...
一方で、InDesignに移行してしまったところも知ってますし、既に環境は整っているのだから、そちらの方が正常。
Re:うーんと… (スコア:0)
それなんですが、結局“乗り換える必然性が無かった”というほうが本当な気がします。
印刷屋、出力屋はあいかわらずOCF対応が出来るし、さらにはOCF歓迎ムードさえ
あるところがかなり多い。
そもそも問題なく使えるOCFを捨てる意味が分からなかったと思います。
それなのにDTP屋が無理してCIDに乗り換えるか、と言
Re:うーんと… (スコア:1, 参考になる)
PDFに埋め込んで、Windowsを使っているクライアントとデータを使った
校正などのコラボレーションワークができないOCF環境で「問題なく使える」
としている時点で業界として終わってません?
そもそも、OCFはIllustratorでアウトラインすらとることができません。
それだけでも意味はあったのではないでしょうか?
CIDとOCFの同時インストールは通常できないわけですから、OCFを
「問題なく使用」してる現場でちょっとしたロゴ加工や立体文字など
のデザイン処理を行うのに、どうやっているのか聞きたいものです。4択で
1.CIDの入っているMacOS9へ切り替えて使用
2.必ず手でトレース(商品ロゴならCID持ってても作字するのは当然ですが)
3.f-GETTER
4.アウトラインがとれてMacOS9にインストールできる不思議なOCFを運用
OCFの正規ユーザにCIDアップグレードパスがなくなっている現状ってのは
確かに辛いものかもしれませんが、いったい何年前の話ですか?
アップグレードパスがあった時点で、PDFへの埋め込みもアウトラインが抽出できる利点も、
最新のMacOS9へのインストールの必要も、そして将来さえも「要らない」と選択したユーザや業界が
今頃なにをガタガタ言ってるのでしょうかね。
モデレータのみなさま、これは(フレームのもと -1)ですのでよろしく。
Re:うーんと… (スコア:1)
>校正などのコラボレーションワーク
PDFの表示速度が実用的であればそういうフローももっと速いタイミングで広まったかも知れませんが、
CIDフォントが出た当時のマシンスペックでは、商用印刷向けに作られたファイルをPDF化したものを、
画面で開くだけでも相当な苦痛だったことを忘れてはいませんかね。
ギガヘルツマシンが当たり前の今になってはそんなに重く感じないかと思いますが…
CIDが出たばかりのころはまだまだ200Mhzとかその程度のマシンで仕事していた人も大量に居ましたよね。
また、今とは違ってADSLに代表される安価で高速な回線も普及していなくて、重いPDFをFTPやメールで送るのもかなり厳しかった。
CIDが出て、PDFに埋め込めるよ、といわれても、“重くてつかいもんにならんわボケ!”って時期だったわけですね。
文字のアウトラインに関しても、ロゴ等に使うのは森沢を避ければいいだけでしたし。
森沢だけが日本語フォントじゃないですよね。
どうしてもというときはプリンタで大きく出してトレースソフトで自動トレースなんてこともした覚えがあるなあ。
>今頃なにをガタガタ言ってる
ガタガタは言っていないような気がしますが…
OCFやOS9上のCIDで十分な仕事ができるんだから
そんなんじゃOpenTypeやOSXは普及などせんよ、という意見はたくさんあります。
Re:うーんと… (スコア:2, 参考になる)
#459925は、日本のDTP業界のもっとも深い闇のひとつを鋭くえぐり出したいいコメントだと個人的には思う。
その中で触れられている「PDFを絡めたワークフロー」というのは、単純に「PDF入稿」の事だけを取り上げているわけではないと思う。
たとえば、レイアウトのチェックだとか、流し込んだ文字の校正、使用素材の確認など、PDFをワークフローに絡めるととても便利な場面て言うのは多々あると思うし、その際には実用的な軽さになるまで画像解像度を下げたPDFでも充分有効だし。
少なくとも、Acrobatのバージョンが3とか4とかの頃には、充分実用的だった。
#個人的には、PDFがDTP関係で爆発的に広まってない理由は、できることが多すぎるため、だと思う。
#だからPDF入稿も広まらないんじゃないかな。
#回線なんて、バイク便という超ぶっとい通信手段が今以上に使われていたし。
>文字のアウトラインに関しても、ロゴ等に使うのは森沢を避ければいいだけでしたし。
これはちょっと、違うと思う。
あまりに昔のことすぎて忘れてしまったのかもしれないが、たとえば、illで(OCFの)モリサワを使って組まれた文章は、illから(PSDやEPSとかに)書き出すときに、アウトラインデータが保持されなかったように思う。
(ACの言葉を借りるならば、不思議なOCFだったら、書き出せた)
これは運用上とっても不便なことだと思っていた人も沢山いるんじゃないかな。
「何でこのフォントジャギってるの!」と言う魂の悲鳴は、CIDになってから、だいぶ聞かなくなってきたと思ったんだが。
>どうしてもというときはプリンタで大きく出してトレースソフトで自動トレースなんてこともした覚えがあるなあ。
確かに、実際にやってみると楽しそうな作業ではあるが、できれば、パソコンの中だけですませたい。
その作業を行う人件費は、アウトラインのとれるFontを買うのに比べて、破格に安くすむのかどうかも考えないといけないところだと思うし。
>OCFやOS9上のCIDで十分な仕事ができるんだから
別にそう思っている人は、今まで通りの仕事をしていていいじゃないかな。
活版印刷だって、電算写植だって、今でも受注しているところはあるし。
当然の事だけれど (スコア:2, 参考になる)
しかも印刷物の制作が短納期化、薄利化してしまって久しい訳で新たな機材(G5とかOSX)の大量導入にこのタイミングで踏み切れる体力のある企業はそれほど多くはないのでは?大手は別かも知れないですけれど。
OS Xへの民族大移動がそろそろ起きそうな予感は個人的には全くしませんね。
むしろ古い機材を大事に使っていく姿が目に浮かびます。
がんばれ、印刷業界!
PDF入稿が一般化すれば制作サイドは自由になれるかな (スコア:1)
Re:PDF入稿が一般化すれば制作サイドは自由になれるか (スコア:1, 参考になる)
ところがこのPDFがくせ者で、本来世界中のどこでも出力が可能になるべきはずなのに、RIPがちゃんと解析してくれなかったり、大変なんです。
AdobeもPDFXなるものを出してきて、印刷専用PDFの規格づくりをして、本当に標準になれるよう努力をしてますが、RIPとセッターはセットでなければ出力保証はしませんとか、他のメーカーのRIPが書き出したPDFを他の印刷会社のRIPからセッターに出力できなかったりして、メーカーに問い合わせるとうちのRIP以外で書き出されたものは出力できませんとか平気で言われます。
だったらPDF対応と名のるなよって思うのですけど。
独自フォーマットじゃん。
ところでMacOSX10.3.2でSCREEN社のRenatusにAFP接続するとFinderがおかしくなって、時には落ちてしまうんですけど対処方法しりませんか?
Win2000 、 XP、OS9、OSX10.3.2がある環境でメインサーバにLINUX、プロキシにマイクロソフト社のものを使ってるんですけど、まともにファイル共有ができません。
印刷関係のみなさん、どうされてます?
Re:PDF入稿が一般化すれば制作サイドは自由になれるか (スコア:0)
日本語ファイル名なんかが化けそうではありますが。
移動先 (スコア:1, 興味深い)
Windowsへの大移動になってしまってappleの終焉への序曲が始まってしまうの悪寒.
Re:移動先 (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:移動先 (スコア:0)
Re:移動先 (スコア:0)
i1とかEFI Color ProfilerとかEZColor/Monaco PROOF/Monaco PROFILERとか、有名どころはいずれもMac/Win両対応ですし。
Re:移動先 (スコア:0)
>ソフトを使うでしょう(金が無くて無理というのはひとまず置いといて)。
金がなくて無理、なんではなく不要な現場も多い。
「普通」とバッサリするのはいかがなもんか。
最終出力機やスキャナなどの入力機を持っていない、入稿データを作成する現場にこれらの機器は不要ではないですか。
参考までにショッピングサイトでの価格。
i1 Publish [yodobashi.com]
Re:移動先 (スコア:0)
CMSが必要ないワークフローで運用されているなら、確かにそれらの機器やソフトも要らないでしょうね。
ただ、
> 最終出力機やスキャナなどの入力機を持っていない、
か否かは基準としては不適当ですが……。
最終出力機の出すカラーが基準になっていて、それをよりどころにCMYK値を直接ハンドリングするようなワークフロー
Re:移動先 (スコア:0)
Re:移動先 (スコア:0)
いちいちプレビューしなくても「正常に」組めているか判断できるのなら
余計なフォントばかりインストールしないのなら
渋々考えてやる。
#安くても投資は投資、買い替えにはお金が要るのよん