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知的財産検定実施のお知らせ 20

ストーリー by wakatono
実務者を増やす試み 部門より

37A曰く、"知的財産教育協会が知的財産検定の第1回試験を3月7日に実施する。場所は明治大学の駿河台校舎で、2級のWeb申し込みが1月19日の13:00から開始されている。検定の内容は、検定要綱に詳細が載っている。特許、商標、著作権等、最近各所で問題が起こっている分野のようだ。
認定は全部で1級、準1級、2級、準2級の4段階で、今年度は3回、来年度以降は年2回実施を予定していると、検定協会のFAQに書かれている。
実施の背景には、これらの法律的/実務的内容に精通した人材(具体的には弁理士等の資格を持った人)が日本の企業にはあまりにも少なすぎるという問題があると、今朝のJ-WAVEのインタビューで、協会の人が言っていた。検定協会のサイトでは、検定の目的として、それとは別の内容がかかれていて、その辺の詳細については述べられていない。私は、ラジオを寝起きの頭で聴いたので、そのインタビューで詳細に挙げられていた数字に関して、忘れてしまっているので、識者の方のフォローをお願いします。"

実際、いろんなところでこのテの話を聞いていても、その類の人材が少ないのは実感している。人材の数を増やす一助になることを期待。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by kakitaro (10664) on 2004年01月21日 10時30分 (#477825)

    新たなビジネスチャンスを嗅ぎつけて勝負に出た、という感じ?

    知的財産に関するエキスパートの資格は弁理士がありますが、結構難しく、昨今簡易化が進むとはいえ、まだまだ難関。各企業でお抱えできるようなレベルの資格ではありません。そこで、もっと簡単だけど知的財産のこと分かっているということを証明できる資格が必要と思われます。
    実際、既に特許管理士といった民間認定資格もありますが、これは通信教育の添削結果がOKなら取得でき、あまりにハードルが低すぎる。そこにビジネスチャンスを感じたのでしょう。
    HPを見ると、理事の人たちはそうそうたるメンバーです。ただ、名前貸しだけか実際絡むのかは不明。


    方向性としては今後ある程度の認知資格になるか、特許管理士のように有名無実化するか、現段階では判断できませんが、この団体が一儲けしそうなことだけは確実に思われます。
  • by 37A (12754) on 2004年01月20日 17時42分 (#477294) ホームページ 日記
    「今朝のJ-WAVEのインタビュー」という下りですが、
    1月19日朝のJ-WAVEの番組中でのインタビューです。
    番組は、ジョン・カビラが
    「Goooooooooooooood Morning!」
    と叫ぶあの番組です。(タイトル、なんだったっけ?)
    --

    ----------------------------------------
    You can't always get what you want...
  • セミナー受講料、検定受験料、資格認定手数料、そして次の級へ。
    あわれなカモは、いったいいくら巻き上げられることになるのか。
    …なんてコトを考えてしまう私は、ヒネクレてますか?
    • いや、きわめて真っ当ではないかと。
      ただ、/.民としては、やや、ひねりに欠けるっぽいです。
      • ひねりが足りませんか。それは申し訳ない。

        こういったものは「商売」のニオイがするのもあるんですけど、某パソコン検定みたいに「この資格を持っている」こと自体が「素人の証」になることも心配ですね。
        協会自身も「国家資格との誤認・混同を防止し」なんて言ってますし。
        「就職に有利」とか言われて受験する学生さんとか、出てくるかなぁ・・・

        親コメント
  • 最初の志は高くてもいつかは都合のいい天下り先にならないかしらね。これって特殊法人ていうやつでしょう。全てがダメなわけではないと思うけど、こうやってどんどん際限なく特殊法人が増えていって今に至っているわけだから、設立には広く意見を募って何らかの制限を設けないと。こういう法人の査察は誰がするの?
  • 特許,商標,著作権全部ひっくるめの2級が一番難しかったりして。
    --


    # ACなのでAC
  • 知的財産権、特に著作権については、かなり身近な問題だというのに、
    現場では、体系的に勉強するチャンスがないといってよかったから、
    こういうフォーカスを絞った資格試験の登場は非常にありがたい。

    ApacheとかLinuxでシステム作る機会が、こんなにも増えているのに、
    その基盤にある著作権について無知なままの人が大多数、
    っていうのはやっぱりおかしいと思う。

    こういう著作権関係の問題をこなせる人が、現場か、
    もしくはその近くに一人いるだけで、けっこう現場の悩み
    は解消されるんじゃないかと。
    知財セクションとか法務部への問い合わせが簡単にできるという
    現場は一般的では無いと思うし。

  • by Anonymous Coward on 2004年01月20日 18時37分 (#477355)
    >私は、ラジオを寝起きの頭で聴いたので、数字に関して、忘れてしまっているので、
    そんな放送はありませんでした。って自称識者が書いたら納得する?
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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚

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