エキサイトが音楽ダウンロード販売を開始 189
ストーリー by Oliver
売るつもりあるんですか 部門より
売るつもりあるんですか 部門より
KAMUI 曰く、 "ポータルサイトのエキサイトが音楽のダウンロード販売を始めた事をMSN-Mainichi INTERACTIVE の記事が伝えている。Excite Music Storeから,不正コピー対策として DRM を用いた WMA 形式で販売するもので,まずは東芝EMI,コロムビア,オレンジブルーなど 3レーベル・約 1,100曲でサービス開始。6月中に 4万曲,年内に 10万曲まで増やすという。料金は 1曲 150~270円。現時点ではエキサイトID とクレジットカードが必要だが,BIGLOBE,DION,ODN などとも提携する予定だという。
処で新曲は全て 1曲 270円で統一されている様なのだが,宇多田ヒカルのアルバム「Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1」を例に挙げると店で売ってる CD は 3,059円(税込)。このサイトでは 270円の曲が 15曲で 4,050円・・・"
だから、こういうDRMを付けちゃいけないんだってば (スコア:3, すばらしい洞察)
一か八かでDRMを付けずに売るという勇気が1‰でも音楽業界にあるのなら、音楽業界も今の悲惨な状況に陥ることもなかっただろうに……
Re:だから、こういうDRMを付けちゃいけないんだってば (スコア:4, 参考になる)
Re:だから、こういうDRMを付けちゃいけないんだってば (スコア:2, すばらしい洞察)
激しくなるので、こうした不便で使い勝手の悪いDRMにしてお
いて、「ほらCCCDでもやっぱりパッケージ販売の方がいいで
しょ?」と、再販制度で守られた販売方法を死守しようとし
ていたり?
音楽界の状況 (スコア:2, 興味深い)
DRMの弱点 (スコア:1)
Re:DRMの弱点 (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:DRMの弱点 (スコア:1)
Re:DRMの弱点 (スコア:2, 興味深い)
Virtual PCのゲストOS上で音楽を再生すると音飛びが発生しまくります。
多分タイマ割り込みのエミュレーションがアレなんだと思いますが。
# だから、ほっとくとゲストPC上の時間はどんどん狂います。
## 専用のプログラムで定期的に時間を同期させているのが現状です。
Virtual PC 2004でも確か音飛びは再現したのでtuneo。
Re:DRMの弱点 (スコア:1)
文字通りリアルタイム性が云々っていう世界にいっちゃうだろうから。
そりゃそうと時計合わせについては、やっぱり(専用じゃなく)NTPあたりで行けるんですよね、きっと?
#ゲイツがMicrosoftエミュレータ(藁)の性能を今後どのように上げてくるか、は気になるのでG7
Re:だから、こういうDRMを付けちゃいけないんだってば (スコア:1, 興味深い)
お金を出した曲は再ダウンロード可能としたかったと思われます。
そうであれば「円盤がうっとうしい」という人なら
少々の価格差を我慢して購入することもあったのでしょうが……
本当、目先のことしか見えてない某団体や某レコード会社はダメダメですな。
Re:だから、こういうDRMを付けちゃいけないんだってば (スコア:1, おもしろおかしい)
音楽を聴く人も不幸だし、合法的にサンプリングの材料にも出来ないしで、このサービスを利用する人は限られる(と言うか使った消費者から見限られる)可能性が高いように思います。
結局目先の儲けに目が眩んだ音楽利権集団の愚行なのでしょうけど、結果としては、著作権「保護」機能をクラックしてP2Pやアングラにばらまく「神」が複数現れて、音楽ユーザがそっちの方に移る
…まてよ、この高価格といい、強固な「保護」機能といい、消費者をわざとP2Pに向けさせて「それみろ、P2Pやネットでの不正コピーがあるから音楽が売れないんというのは間違っていないだろ」と利権集団が喚く為の口実づくりのような気がしてきましたぞ(苦笑)
# 「おもしろおかしい」モデか?
Re:だから、こういうDRMを付けちゃいけないんだってば (スコア:1, 興味深い)
WindowsUpdateの後が怖いよ。。。
FAQ [excite.co.jp]には明記してなかったし(多分できない)
# Winユーザのセキュリティ啓蒙がさらに困難に。
# M$が穴塞ぎをサボる口実も。
Re:だから、こういうDRMを付けちゃいけないんだってば (スコア:1)
> 2.ハードディスク、CPUを交換
> 3.リカバリー(初期化)
> 4.OSのアップグレード
5. Windows Update
は大丈夫なんでしょうか?
Re:だから、こういうDRMを付けちゃいけないんだってば (スコア:1)
マシンの個体を識別するようなコードが入ってたとして、それを無視するプレイヤーがあったら再生できてしまったりしないのかなと。
着うたのヒットと配信の不振 (スコア:3, 興味深い)
10代にとって音楽は、携帯ストラップやアクセサリと同列の価値しか認められてないんじゃないか?
Re:着うたのヒットと配信の不振 (スコア:1)
なにせ音楽業界からして、音楽性以外の部分で音楽を売ろうと躍起になっていますし。
Re:着うたのヒットと配信の不振 (スコア:1)
10代と言わず、ほとんどの人にとって音楽は「数ある娯楽の中のひとつ」に過ぎないでしょう。
自分の思い入れのある曲などの例外を除けば基本的にはアクセサリー程度のものかと。
別に今に始まったことでもないと思いますしね。
音楽を聴くという行為が特殊な趣味であった(とみなされていた)時代はとうに過ぎ去ってるわけですし。
Re:着うたのヒットと配信の不振 (スコア:1)
聴き手にとっての音楽に対する認識は、まぁ、よいのであります。そのように受け止められる方々がいても、それはそれで仕方が無いと思います。
しかし、流通する人間が、流行っている間だけ聴ければ十分満足なのだろうと思って商売しているのは、聴き手にとっても、作り手にとっても、非常に失礼なことだと思うのです。著作者人格権が法の下に保護されていながら、実際には著作者の人格など、普通にないがしろにされているんじゃないか、って思ってしまう。音楽好きにはやりきれない思いです。
むらちより/あい/をこめて。
Re:着うたのヒットと配信の不振 (スコア:1)
著作「すれば」人格権が認められます。
そこで有力者(笑)は何をするかってーと、
- 都合のよいものだけ著作させる
- 都合の悪いものは著作させない
というような圧力をかけるんですな(^^;…
#資本主義は本質的に失礼だ、と思うのでG7
#資本主義は技術者に対してもしばしば「いいものを作っても売れなきゃ駄目」とほざくが、それって失礼でしょ?
#ちなみに作曲は作曲という名の技術です(^^;
いずれにせよ、次の世代の連中がどうやって
自分の(自作の、という意味での)音楽を育てていくのか?という点が
なんか心配な昨今です。
そういやタクラビジョン1は、2台の(普通の)ビデオデッキで作られたそうだが、
今後コピー管理ががちがちに固くなったら、そういうことも出来なくなるわけで。
(タクラみたいなのを自作と呼ぶかどうかは微妙だが、広い意味での創作であるのは確かだ。)
売ってるのは音楽じゃなくて (スコア:2, すばらしい洞察)
ダウンロードしたPC以外では聞けない音楽なんてない方がマシ。
安ければ不良債権でも買い手はあるだろうが、
わざわざ高い金を出して不良債権を買う奴がいると思ってるのか?
クレジットカードがなければそもそも購入すらできない (スコア:2, 興味深い)
なども問題かなりありですが、ぼくとしてはクレジットカードが
なければそもそも購入すらできないというのが一番の問題じゃない
かなって考えてます。
そりゃあまあ、クレジットカードを持っている人はお手軽簡単で
いいのかもしれませんが、世の中にはクレジットカードを持たない
人たちも多いのだし、そもそも技術的には安全でも心理的に
クレジットカードを使いたがらない人たちも大勢います。
インターネットショッピングサイトなんかを見ても、クレジット
だけしか利用できないというケースはあまりありません。なんか
お客を選定されているようでいやなのは私だけでしょうか…。
クレジット(カード)ディバイド (スコア:1)
音楽マニアにしても貧乏でカード持てない人も結構います。
そもそも、フリーターの大半はカードの予審ではねられる。
振込の効くBIGLOBEのコンテンツサービスあたりと連携すればある程度はこういうカードの作れない層をすくいあげられますが、しかし、どうみてもこのサービス、価格やDRMも含めてですが、お金儲けに目が眩んで音楽と言う文化の普及に貢献すると言う側面を疎かにした自滅型の商売の一例にカウントした方がいいのではないでしょうかね?
Re:クレジットカードがなければそもそも購入すらでき (スコア:1, 参考になる)
>なければそもそも購入すらできないというのが一番の問題じゃない
>かなって考えてます。
さすがにそれは考えてるんじゃないですかね。
AV Watchの記事 [impress.co.jp]によれば、
タレコミの記事にあるクレジットやISPによる課金以外に
WebMoneyやビットキャッシュも予定しているそうですし。
可逆圧縮じゃないし、値段が高すぎる。 (スコア:2, 興味深い)
それは、今回のexcite.jpだけの話では無く、
AppleだろうがRealNetworksだろうが、
その他の先行他社だろうが、全て同じ。
以前にも書いたけれど、
DRM 付きの WMAフォーマットでも別にいいけど、それならば、
ロスレス圧縮のWMAファイルで配布して、一曲50円じゃなければ、
(私にとっては)適正価格とは言えない。
音楽楽曲のダウンロード販売が、それ以上高いのなら、CDを買うか、
CDを買うほどの価値を感じない程度の曲だったら、レンタルCDで借りるよ。
個人的には、別に、CCCDでも問題無いし。CCCDでも普通はリップでけるし。
(なぜ個人的にはCCCDで問題無いのか、その理由は、後で書くつもりだよ。)
利便性を考えると、一曲を50円で購入すると、
「ロスレス圧縮でファイルサウズが巨大なファイル」と、
「通常のWMAファイルやMP3ファイルで128Kbps~320Kbps程度のファイル」
の、2種類が、それぞれ1回ずつダウンロード出来る形が望ましい。
もちろん、当然、
そのアーティスト(もしくは楽曲)のファン/消費者からすれば、
DRMなんて無い方が良いに決まっているが。
さらに、もちろん、
単なる消費者という立場以外の、他の立場/他の観点からすれば、
この感覚/意見とは、全く違う意見/感覚になるのも当然だとは思うが。
_
# CheapGbE!GbE!!TheKLF!KLF!!TheRMS!RMS!! And a meme sparks...
Re:可逆圧縮じゃないし、値段が高すぎる。 (スコア:2, すばらしい洞察)
一泊二日でも120円です
レンタルしてきて、c/w込みでリッピングしてしまえば
一曲あたりの価格は60円程度
返しに行く手間、リッピング/エンコードの手間を考慮しても
一曲100円以上払う気はしません。
ましてDRMがついているのなら50円で適正価格だと思います。
デフレが行き過ぎた結果、日本人の感覚が
「いいものなら多少高くてもお金を出す。
その代わり、どうでもいい品質のものについては価格をシビアに見る」
という感覚になってきているというのに。
こんなアホな企画を通すとは、一体何を考えているのでしょうか。
人件費って高いんです (スコア:2, 興味深い)
アルバイトの時給で考えても、800円×2=1600円です。普通のサラリーマンの時給で考えたら、4000円×2=8000円ですよ。
ですから、オンラインサービスを利用して、ツタヤを利用している時間を集約してコンビニででもバイトをすれば、家計の収支はもう少しよくなるかもですね。
Re:人件費って高いんです (スコア:2, 興味深い)
サラリーマンが、その二時間、レンタル&エンコード以外のことを何もしていないわけじゃないでしょ。
Exact Audio Copyとかでエンコード手順を確立しておけば、
家に帰ったらCDを放り込んでボタンを押すだけだし、
ツタヤ行って好みのCDを探すのも息抜きのひとつ。
オンラインならば探す手間も劇的に省けるならともかく、
時給換算しても大して変わらないんじゃないですか?
#駅の傍にTSUTAYAがない場合は話が違ってくるかもしれませんが。
Re:可逆圧縮じゃないし、値段が高すぎる。 (スコア:2, 参考になる)
システムとしては面白いと思うのですが、現状ではJASRACを通した場合、
JASRACが管理している場合、使用料は情報量の7.7%もしくは7.7円の高い方 [jasrac.or.jp]
で、そのうち15%がJASRACの取り分(PDFです) [jasrac.or.jp]です。
となると、
一曲50円でも100円でも、アーティストの取り分は1曲あたり6.5円になります。一曲200円なら、アーティストには13円。
ここで、著作者に8割が行くようなシステムを立ち上げるためには、
・JASRACをツブす
・現状の流通主導(印税的)価格体系ではなく、シェアウェア送金代行のような作家主導(手数料的)価格体系の販売システムを立ち上げ、著作者はそういうシステムを通してのみ販売するという方針を貫く
という2段階を経る必要があります。
今のままだと、販売する側としては、JASRACを通せば安く上がるのに、わざわざ取り分が少なくなるような別の方法を取るとは思えません。
Re:可逆圧縮じゃないし、値段が高すぎる。 (スコア:2, 参考になる)
なぜかというと、そのファイルをCDなりDATなりに変換したときに必ず美味しい部分が崩れてしまうからです。
(各楽器の響きやヴォーカルのリアルさなどです。) PCから直接出力するにしても限界があります(デジタルもアナログも)。やはり、単品コンポーネントには勝てません。 それに、SACDなどの高い周波数まで出せるソフトもありますし。
Re:可逆圧縮じゃないし、値段が高すぎる。 (スコア:2, 参考になる)
ピュアSPDIF出力してAVアンプに突っ込んでやるだけで全然違いますよ。
SoundBlasterみたく、アナログソースをデジタル出力に載せちゃうようなサウンドカードじゃだめですが。
# CMI8738あたりが良い。
ノイズよりむしろ騒音が問題なんだよな~
ふーむ (スコア:2, 興味深い)
こんな手足を鎖でつながれたような環境で、どうやって
音を楽しめと言うのでしょうか。
いつ(環境の変化で)聴けなくなるかもしれないDRMなWMAを、
好き好んでダウンロードして自宅PCで聴く、そんな物好きな
ユーザが、せいぜい採算取れるほどいるといいですね。
#皮肉も言えない程勘違いしてるサービスだ
Re:ふーむ (スコア:2, 興味深い)
STBとかで提供するってのはアリなのかなあ?
基本的にはSTBにダウンロードするんだけど、
それを他のPCとかにチェックイン・アウトできるとか。
もちろんその先のNetworkWalkmanとかに入れることも出来たり。
んで、STBには固有IDが振られていて、
こいつがある限りはチェックイン・アウト回数が管理できるから、
PCを乗り換えてもOKとか。
となると、やっぱりハード屋しか参加できないか…。
ちと浅はかな考えかなこれ…。
一歩前進ではある (スコア:2, 興味深い)
さて、そういうものをどれだけサポートしてくれるのかな。
殿様のつもり商売 (スコア:1, 参考になる)
ダウンロードした楽曲のポータブルオーディオプレーヤーへの転送は3回まで可能
わぉ
さすがに誤報だと思いたいんだけど・・・。(「個体が異なる」プレーヤー三つまでコピー可能、ならまだギリギリ判るけど)
でも「PC変えたら聞けません」って平気で言ってるしねぇ・・・
Re:殿様のつもり商売 (スコア:2, おもしろおかしい)
3回も転送して聴きたくなるような曲は扱っておりません。
Re:殿様のつもり商売 (スコア:1)
CD焼き付けも不可みたいだし、転送3回したらもう今のPCで聞くしかないのか。
ですと。これで成功したら一般消費者の常識を疑うぞ。なんじゃそら。しかも
あ、いいのか、曲を聞き捨てで買うような人は。
Re:殿様のつもり商売 (スコア:1)
おそらくチェックイン・チェックアウトですね。
チェックアウトすると「チェックアウト回数」は 1 減ります。
チェックアウト・チェックインの概念があり、チェックインすれば「チェックアウト回数」は 1 回復します。
媒体を失うとチェックインできないのでまた、他の媒体に「チェックアウト回数」を使ってチェックアウトするしかありません。
なお、OpenMG では勝手がエラーを起こすと、媒体上のデータを消去して、チェックイン不可になることがあります。しかし、MAGIQLIP のバックアップ&リストアで、なぜか各曲のデフォルト値分だけ「チェックアウト回数」が増加します。無限に増加します。いつかオーバーフローしないか不安です。
Re:殿様のつもり商売 (スコア:1)
ちと話題は逸れますが、
やっぱりチェックイン/アウトっていう概念は、ソースファイルにだけ有るもんじゃなく、
他の色々なファイル形態にも有ってよいものなんだよね。
#まあ、個人的には、それをチョサッケン管理のために使われるのは気分が悪いが。
差分管理が出来るかどうかと、バージョン番号の管理が出来るかどうかと、ロック管理が出来るかどうかとは、
隣接した技術ではあるけど、根本的には別の概念です。
隣接してるというか、「いっぺんに使えるようになって」いると俄然便利だ、というのは言えてる。
ただ、バイナリファイルみたいに差分が無意味なモノについては、差分管理というモジュール(?)を無視すればいいわけで。
つーわけで、バイナリ平気な(更にファイルのrenameも平気な)Subversionとか、
(たしかリポジトリとローカルの関係を再帰的に持てるらしい)BitKeeperとか、
といった次世代管理ツールは頑張れ。
Re:殿様のつもり商売 (スコア:1, 参考になる)
「チェックイン/アウトの仕組みは備えていない」
#IMSどころか、ソニーにも劣るよ・・・
成功例から学んでくれってばよ~ (スコア:1, すばらしい洞察)
1. iPodとiTunes
ソフトをできる限り安くし、ハードを売る。
2. オンラインゲーム
初期投資はできるだけ安く、月額で課金。
3. TVゲーム
ハードウェアはできるだけ安く、ソフトウェアのロイヤリティで稼ぐ。
これらに比して、今回のサービスはソフトウェアはアホみたいに高く、
再生するハードウェアは(通常のPCですから)何も割引とかをしてくれないという
なめきったサービスな訳ですが…。
囲いこみたければソフトかハードかどっちかを安くしろよって。
Re:成功例から学んでくれってばよ~ (スコア:1, すばらしい洞察)
一般利用客からは金をとらない。で、衆目を集めている実績の元で、是が非でも
名前を出したい連中から金をとる。
# 軌道にのってるかはよく知らないが。
アルバムの一曲 (スコア:1)
でも、転送3回までとかOS再インストールでアウトとかきくと、さっくりCD買ったほうがよいかなぁという気しかしてこない...
Re:アルバムの一曲 (スコア:1)
同意です。
ただ、どうやってその一曲を知ればよいのでしょうか?
mp3でデッドコピーが配られてた環境は、密かにその一曲を見つける機会を増やしていたと思います。
好きなアーティスト以外にも良い曲があるって気づきやすくなるとおもうのです。
最終的なビジネスの形としてどう落とすのかは難しいのですけど、
こういうニッチな需要を掘り起こしていくことが
音楽業界の今後の攻め何処じゃないかな?という気がしてます。
案外、CDの時代は永く続くと予想 (スコア:1, 興味深い)
他に選択肢がないですからね。早くiTunes Music Storeが日本で
展開して愚者の目を覚ましてくれないかな。
このトピックがベスト版のCDと個々の曲の総額を比較しているの
は良いですね。実際問題として、日本のアルバムは1、2曲のヒット
曲に、残りはどうでもいい作品を多数詰めこんでアルバム化
しているのが多いので、ベスト版ではじめてお買い得と感じる
(または購入意欲をそそられる)のは少なくない気がします。
前のトピックでも触れてましたけど、パソコンなんて3年程度で
買い替えるのが当り前です。それを完全に無視したDRMは、音楽を
一過性の消費とみなし、時代と一体化した文化と思っていない
という点で呆れを通り越して悲しくなりますね。
聞きたくなる度に金を払えということでしょうか。
私は新しい音に飢えてきたら、神田の某濃いCDレンタル屋
で一気に20枚くらい借りて、そこで曲やジャケット等が気に入ったら
Amazonで買ってます。貧乏な僕でもこれで十分に豊かな音楽生活を
満喫できてます。
(CD-R媒体も含めて、20枚を試す総コストは8000円程度。
普通のCD3枚より安い。)
最新の流行の曲を追いかけるのにはまったく興味がない、というか
Classic, Jazz, Tradを含めて、過去数百年に全世界で蓄積された
広大な音楽の原野を探検するので手一杯という感じです。個人的
には、革新性や新規性が何もない音楽なのに、新曲だ、話題だ、
というだけで派手に宣伝を売ったり、またはそれだけを見て購入
するというのはいま一つ理解しきれません(職場や友人との
話題作りが目的なら、もっとコストの安い方法もあるだろうに...)
CDという物理媒体には、それ特有の「所有する手間」と
「購入する手間」があるのは否定できませんが、
所有が「目に見える」こと、カーオーディオやポータブル
オーディオを含めた様々なメディアに
「自由に音楽を移すことができる」こと、
またCDDBのようなデータベースが整備されていて、
「音楽リストの管理が自由で簡単である」こと(私の場合は
Emacs & 独自tools & migemoに独自の音楽辞書を追加)
などの点ではある意味、最強だと最近思っています。
おそらくオンライン音楽やDVD-Audioがこの域に到達するのは
相当先になるのではないでしょうか。
CDを持っていれば、万が一ディスクがクラッシュしたり、マシン
を買い替えても、スムーズに移行できるのも大きなメリットで
す。(でも最近はエンコードしたデータが多すぎる
ので、iTunesはディスククラッシュのバックアップ対策として
crontabとrsyncで別ディスクに複製しています。)
そもそも、ここ3年でCDは100枚以上は購入しましたが、
中古とAmazon以外ではほとんど買ってないです。
特にCCCDは1枚も買ってません(騙されたのを除けば)。
最初にiTunes Music Store を見たときにはもうCDの時代は
終わったかな、と思ったけど、今回の件や最近のDVD Audio
騒動を見ていると、日本がDRMを正しい方向に修正できない限り、
実はかなり長い間にわたって、CD/CD-Rは音楽メディアとして
君臨するんじゃないかと思ったりしています。
最大の問題であるその容積も、TowerRecordなどで販売されている
ソフトケースを活用すれば、およそ1/3には圧縮できますし。
CCCD問題については、近頃だいぶ音質は改善されてきたし、
バックアップ技術も発達してきたようで、最近はそれほど
ヒステリックに騒ぐ必要はないみたいですね。個人的には絶対に
買いませんけど。(そこまでして買わなくても、まだ他に膨大
な音楽の世界が目の前に広がっているわけですし、CCCDを
容認するようなアーチストは、どんな偉そうな生き様を見せて
いようが、結局は自分の音楽を「自由に」聞いてもらうつもりは
ない、という意志を示してるんだろうと思っています。)
# iPodの80GB版の発売を切にキボンヌ
Re:販売店への考慮 (スコア:3, すばらしい洞察)
CDより使い勝手の悪いものを、CDより高い金出して買うことはないでしょう。amazonのほうがいいよ。
「パソコンが壊れてOSの再インストールをしたり、HDDやCPUを交換した時には、別のパソコンと認識され、再生できなくなります。あらかじめご了承の上、ダウンロードしてください。」(http://www.excite.co.jp/music/store/help/first/ [excite.co.jp]なんて言ってるしね。
はやくiTunes Music Storeが上陸しないかな。ジョブズがんばれ~
Re:販売店への考慮 (スコア:2, すばらしい洞察)
過去に同じ事をやっては失敗しています。
彼らは売ることは考えてません。
売るという行為を行って見せているだけです。
そして言うのです。
「こんなに努力しているのに何故売れないのだろう」と
#マーケットが狭いので値下すると自分の首をしまうからでしょうね。
#「定価」ってキーなんじゃないのかな?予算とか収益とか丼勘定しやすいしね。
#ISPがアイドル見つけてユーザに対してただで配信したらどうなのでしょうね。孫くん
Re:販売店への考慮 (スコア:2, すばらしい洞察)
まあ、上下一体で提供している孫くんやOCNはいいでしょうけど
単価の安いISP専業はつらいでしょうね。ISPに対して卸をする
企画屋が現れる?
ポイントによる間接値下げ (スコア:1)
とはいえ、小売店でもポイントカードの導入などで、間接的ながら値下げ競争をしているのも事実。案外、ネット経由の単価を下げても小売店には余裕があるのかも。
ところで、小売店で貯めたポイントを使用し、事実上CDを値切って購入する行為って、再販制度に抵触しないんでしょうかね? レーベルからの仕入価格が変わらなければ(=小売店が利益の減少によって泥をかぶれば)問題ないのかな?
Re:ポイントによる間接値下げ (スコア:1)
っつーことは、仕入れの時点でレーベルへの支払いもできてるってこと? だけど、そうなると小売店にしてみれば売上が出る前に支払わなければならないから、手形を切るハメになりますね。もし小売店が不渡りを出すと、レーベルもピンチに陥ってしまいます。
もしかしたら、レーベルにとってみれば「売れないと儲からない」以上の理由で小売店を保護しなければならないのかも知れません。だからエキサイト経由の販売でも単価の引下げは不可能だったと。
Re:ポイントによる間接値下げ (スコア:2, 興味深い)
んで、愉快なのは、レーベルが倒産しても、小売店は問屋に返品できません。つまりレーベルが倒産したら損をするのは、小売店だけ。
返品に関しても、入荷に対して何%と決められていて、自由に返品できるわけではありません。在庫が溜まってくると小売店は赤字確実です。ただ、絶版になると返品できるので、根性入れて在庫としてもっておくという手もある。
というわけで、悪名名高い書籍の再販制度より、さらにレーベル側に有利なシステムになってます。これで再販制度だといっているのは詐欺に近いでしょう。
そういえば、書籍の話ですが、倒産するのを知っていながら、小売に一切話さないで、倒産後返品不可に・・・なんてこともざらにあるんですよ。
書籍も、音楽業界も、こういった自分たちの利益しか考えていないので小売店関係者で、P2PやCD-Rが売り上げ減少に繋がっているなんてことを考える人は一人もいません。
物価の変動を無視した商品に競争力なんてものはありません。