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50光年先の地球型惑星? 62

ストーリー by yoosee
一つ見つけたら五十個はあるかも 部門より

astro-m曰く、"1995年の最初の太陽系外惑星発見から10年足らず、現在までに123個の系外惑星が見つかっていますが、それに加わる新たな惑星が発見されました(space.com の記事)。
ヨーロッパ南天天文台の観測所で発見されたこの惑星は、さいだん座μ星を回る二つ目の惑星ですが、その質量はこれまでに発見された惑星の内でもっとも軽く、地球の14倍(天王星程度)"しか"ありません。これまでに見つかった惑星はほとんどが木星(質量は地球の約300倍)サイズのガス惑星であったことを考えると、新たに発見された惑星は非常に軽い星であることがうかがえます。この程度の質量の場合は固体惑星である可能性もあるということで、初の地球型惑星の発見ということになる可能性もあります。
これまで太陽系とは似ても似つかない異形の惑星が多く発見されてきた太陽系外惑星ですが、観測技術の進歩によってより小さな惑星まで発見できるようになったようです。宇宙のお隣さんが見つかる日は、いつになるでしょうか。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 星間移動に相応しい人種 (スコア:4, おもしろおかしい)

    by hado (21151) on 2004年08月29日 0時04分 (#613330)
    数十光年に及ぶ距離を莫大な時間を掛けて移動するためには
    閉じた空間で正常な精神状態を保ったままである事が必要かと。

    それを満たす人種は「引き籠もり」がぴったりな気がしたりしなかったり。

    #その時点で既に正常でない?
  • えーとたしか (スコア:2, 参考になる)

    by gonta (11642) on 2004年08月29日 1時50分 (#613385) 日記
    >> 宇宙のお隣さんが見つかる日は、いつになるでしょうか。

    ワープ航法を発明すれば、向こうから勝手にやってくる、
    でしたっけ?(Startrek Next-Generation)
    --
    -- gonta --
    "May Macintosh be with you"
  • by virtual (15806) on 2004年08月28日 23時02分 (#613303)
    つーたら、自分が生まれるよりも前の光が見えているんですねぇ。
    今から光で返信しても向うに届く頃には自分は死んでいるかもなぁ。

    やっぱり遠いです。
    • Re:50光年 (スコア:1, おもしろおかしい)

      by Anonymous Coward on 2004年08月29日 0時42分 (#613356)
      >光で返信しても…

      メールで送信したとしたら相手もとっくに死んでますから
      550 5.1.1 ... User unknown ってメールが貴方が死んだ後に返信されて来ます…
      そして、またエラーが返信…
      ちょっとロングなキャッチボールが行われますので1光年以上の距離はメールを使わないように注意してください!
      親コメント
    • by youichi (329) on 2004年08月30日 11時52分 (#613918)
       きっとそのころには、ヤマト [wikipedia.org]みたいに、光の速さを超えて通信できるシステムが確立されているはずなので、大丈夫です。
      親コメント
  • by nakasee (15908) on 2004年08月28日 23時03分 (#613304)
    地球サイズの惑星の観測方法ってあるのでしょうか?
    あるいは、現在の技術だと、地球サイズの惑星はどのくらいの距離にあるものまで調べることができるのでしょう?

    ちょっと気になって来ました(^^;
    • Re:観測技術 (スコア:3, 参考になる)

      by March hare (11369) on 2004年08月29日 0時22分 (#613345)
       いままで発見されてきた太陽系外惑星のほとんどが木星サイズということからもわかるように、
      現在の技術で観測できるのは木星よりも質量の大きな惑星だったようです。

       太陽系外の惑星の発見は惑星が恒星に与える影響を観察することで行います。
      惑星を従えた恒星は、恒星と惑星の重心を中心として回転するので微妙に「揺れ」ているのです。
      この揺れの変位を直接観察したり、あるいは揺れる際に恒星からの光がドップラー効果で
      変移するのを観察するそうです。

       ですから、恒星を激しくぶんまわしてくれる重い惑星ほど大きな変動を示すので、発見しやすくなります。

       地球の十数倍程度でも発見できるようになったというのは、
      観測精度があがったんですかね。それとも新しい観測方法が発明されたのでしょうか。
      親コメント
      • 系外惑星発見の方法には以下の5つがあります。
        ・ドップラ-・シフト (惑星による恒星のふらつきの速度を測定する)
        ・アストロメトリ (惑星による恒星の位置の変化を測定する)
        ・トランジット (惑星が恒星の前を通過する際の光量変化を観測する)
        ・MACHO (惑星による重力レンズ効果を使う)
        ・直接観測

        アストロメトリは古くから伴星発見などにも用いられている方法ですが、探査の主流がこの方法であったときには、系外惑星は見つかりませんでした。惑星を見つけるには、ドップラー・シフトよりも難しいとはいえるでしょう。この方法には、恒星からの距離が遠いほど探しやすい、という特徴があります。

        これまでに見つかった系外惑星は、主にドップラー・シフトで発見されています。
        この方法には、重くて恒星に近い惑星ほど見つかりやすい特徴があります。
        現在のドップラー・シフトの観測精度は、1m/sオーダの速度変化を捉えられる程度です。
        ちなみに、木星が太陽におこす速度変化は13m/s、地球で0.09m/sです。まだ足りませんね。

        トランジットには、観測者が惑星の公転面にいなければならない、という弱点があります。しかし、観測は比較的簡単なようです。
        例えば、木星は太陽に1%程度の光量変化を引き起こすはずですが、これはアマチュアの機材でも手に届く観測精度です。地球は0.01%程度の光量変化を起こします。2006年打ち上げ予定のNASAのKepler [nasa.gov]は、これを捉えることができる能力を持つことになります。

        直接観測についても、NASAのTPF [srad.jp]やESAのDarwin [esa.int]の打ち上げが予定されています。その前には、SIM [nasa.gov]やGaia [esa.int]によるアストロメトリも行なわれます。地球型系外惑星発見の報もそう遠くないように思われます。
        親コメント
        • by shiraga (14233) on 2004年08月29日 5時23分 (#613426)
          ちなみに、各測定方法の感度(の高低)ってどんなもんなんでしょうか?

          Keplerを使えば、トランジットで地球程度の惑星が検出出来るということのようなので、これが一番高感度という理解で良いでしょうか?

          次が1桁落ちでドップラーシフト?
          親コメント
          • うーむ。感度というのをどう考えたらいいのか…。

            トランジットの観測にそれほど高精度の機材を必要としないのは事実ではあるんですが。トランジットは公転面によっては観測できませんし、たとえ公転面が好都合でも、月食や日食を考えてみるとわかるように、そう頻繁に起きるわけではありません。それに、各望遠鏡には他の仕事もあります。
            だからこそ、アマチュアのネットワークに頼ろうとか、専属の宇宙望遠鏡を安く作ろう(Keplerは、"Faster, Better, Cheaper"をモットーに掲げたDiscovery計画の一環です)とかいう話が出るのでしょう。
            実際、今までに見つかっている系外惑星のほとんどがドップラー・シフトでの発見であるわけですし。

            #観測機器の精度でいうならば、直接観測をできる能力をもつTPFやDarwinのほうがが遥かに上になるはずですしね。
            親コメント
      • by kamakama (18535) on 2004年08月29日 0時33分 (#613353)
        > ですから、恒星を激しくぶんまわしてくれる重い惑星ほど大きな変動を示すので、発見しやすくなります。

        んで、木星と同じくらいの公転日数の巨大ガス惑星があれば、そこには地球型があるかもーてな話でしたよね。
        # NHKのうろ覚え(^^;

        そういう所を重点的に調べたのかしら?
        親コメント
        • Re:観測技術 (スコア:1, 参考になる)

          by Anonymous Coward on 2004年08月29日 1時03分 (#613366)
          大型惑星は内惑星に到達する前に彗星を引き込んでくれるので、知的生命体の存在率も上がります。
          親コメント
  • by tit (23686) on 2004年08月29日 0時08分 (#613331)
    その星に哺乳類のような生命があれば、筋肉の量も14倍なのかな?
    • by kiyotan (3912) on 2004年08月29日 0時26分 (#613349) 日記
      半径が地球と同じだったらそうかもしれないね。
      --
      Kiyotan
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      体重が増えると、支える足の筋肉とかはもっと多い割合で増やさないといけないはず。
      おそらく14倍ではすまないだろう。

      #そいつらが筋肉というものを使っているかは謎だけど
      • Re:んー。 (スコア:2, 興味深い)

        by Anonymous Coward on 2004年08月29日 1時55分 (#613388)
        大きくなればなるほど筋肉で支えるのはつらくなる。
        筋肉の量(重さ)が8倍になった場合、その筋肉が出せる力は高々4倍程度にしかならない。
        筋力は、筋肉の断面積で利いてくるから。

        自重に比べて大きな力を出す必要があるなら、小さい体でなくてはならない。
        だから地球より高重力の星では、(もし地球と同じような筋肉を持った生き物が住んでいたら)
        生き物は地球より小型のものが多くなるはず。
        親コメント
  • この惑星は恒星の本当にすぐ近くを回っているんですね。
    この惑星のような公転半径が非常に小さい惑星の発見例は他にもあるのでしょうか?

    # 表面温度600℃ ⇒ エイリアンは期待できそうにないのね
    --
    _.. ._._._ _... ._._._ ._. ._._._
    物は試しだ。コメントのしきい値を2にしてごらん
    • これまでの主流の観測方法であったドップラー・シフトでは、重くて恒星に近い惑星ほど見つかりやすくなっています。
      そのため、これまでに見つかった系外惑星は、ホット・ジュピターと呼ばれる木星クラスの質量で公転周期が短いものや、エキセントリック・プラネットと呼ばれる大離心率を持つものがかなりの割合を占めています。
      そもそも、最初に発見された系外惑星も、木星の半分の質量で公転周期4.2日ですし。
      親コメント
    • 木星サイズの惑星が公転周期4日で回っている(らしい)という
      恒星系も発見されています。
    • ># 表面温度600℃ ⇒ エイリアンは期待できそうにないのね

      そりゃぁ球上の生物では生存できないけど、
      その温度に適応し、進化した生物がいないとも限らないかと。
      むしろ、居てもおかしくないのでは。
      地球人なんてのは所詮ちっぽけな存在で、
      宇宙は限りなく広いのですから、ね。

      #なんて素人ながらに思っています(笑
    • 逆にエイリアン(珪素系生物)なら、生きられるかもよ。
  • by silphe (8657) on 2004年08月30日 19時30分 (#614244)
    よくあるのがおだてられて、世代交代型宇宙船、冷凍睡眠、光子帆とかにのっけられて数百年かけてたどり着いてみれば後世のFTL船で先に着いてた連中に化石扱いされる。
    次におだてられて、ラムスクープシップに乗っかったら止まれなくなって、目的地をすぎ宇宙の果てまで。ひどいのになるとビッグバンに遭遇して次世代の宇宙までいってしまう。
    最悪なのが系外にでたとたんに亀の背中に乗った象に話かけられる。
  • by Anonymous Coward on 2004年08月28日 22時57分 (#613299)
    やっぱ、この惑星一番乗りした人は「2 get」とか言うのかな。
  • by Anonymous Coward on 2004年08月28日 23時40分 (#613319)
    レティクル座ゼータ1&2に地球型惑星があって、そこから
    グレイタイプの宇宙人が地球にやって来ているんだよ
    そんなことも知らんのかw
    • by Artane. (1042) on 2004年08月29日 14時02分 (#613521) ホームページ 日記
       真面目な話、人類がダイダロス計画級の高速な宇宙船を手に入れたとしても、そこで行き先の観測のために従事するのはサイボーグかロボットでしょうね。

       UFOは99%が地球内の現象かFakeで、残り1%が良くわからない(=地球外生命の可能性がある)とどっかの文献で読みましたが、
       それと例のグレイ型宇宙生命体が本物であると言う仮定をあてはめると、彼らはどうみても長期の宇宙航海に特化された人工生命体(=生体ロボット)かサイボーグであり、相手の星の知的生命体そのものではないと思うのですが。

       SFなどで散々予言されているワームホールの四次元的歪みを使ったワープ航法を組み合わせたとしても、それに生の地上生物が耐えられるかどうか疑問に思ってるのですが…(;´Д`)

      親コメント
      • by koduckin (15749) on 2004年08月30日 10時29分 (#613871)
        > ワープ航法を組み合わせたとしても、それに生の地上生物が耐えられるかどうか
        聖十字架で復活すれば大天使級急使船でも大丈夫。 [amazon.co.jp]
        親コメント
      • by kona (6904) on 2004年08月30日 10時37分 (#613876) ホームページ
        SFで使われているアイデアだと, ラリイ・ニーブンの「ステイシスフィールド:時間停滞場」が実現するとしたら, 恒星間航宙を行う知的生命体も存在すると思います.
        親コメント
      • by Sinraptor (22797) on 2004年08月31日 17時04分 (#614717)
        > UFOは99%が地球内の現象かFakeで、残り1%が良くわからない(=地球外生命の可能性がある)とどっかの文献で読みましたが

        「良く分からない」ってのはあくまでも「分からない」のであって、地球外生命の可能性を示すものではありませんよ。

        例えば、実はカラスが飛んでいるのを見誤ったとしても、証言/証拠からそれが鳥であるという証明ができなかったら、それは「良く分からない」に分類されます。

        つまり「正体が特定できない」って事であって、「正体が未知のものである」という事ではないってわけですね。
        --
        //Sinraptor
        親コメント
    • >レティクル座ゼータ1&2に地球型惑星があって、そこから
      グレイタイプの宇宙人が地球にやって来ているんだよ

      グレイって何時からロカビリーなヘアスタイルになったんでしたっけ?
    • by Anonymous Coward
      M78星雲からもきてるぞ。知らんのか?
  • by Anonymous Coward on 2004年08月29日 0時17分 (#613341)
    やっぱ、ロスト衛星にハッキングかけたら、木星規模の公転周期の偵察衛星で、
    データ解析してみたらすでに見つかっていた。
    というのがいいな。。。(星のパイロット)
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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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