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カプセル内視鏡、治験開始 81

ストーリー by yoosee
カメラをごくり 部門より

Katuragi 曰く、 "日経BPの医療ページによると、オリンパス社がカプセル型の内視鏡を開発し、治験に入ると発表した。 同記事によると、同カプセルは外径11mm、長さ26mmで小腸向けタイプとのこと。体内を照明で照らし撮影する技術を備えているという。 この他にも同社では磁気を利用して体内を自在に移動できる「全方位誘導システム」の開発や「薬液放出機構」「体液採取機構」「自走機構」「無線給電システム」「超音波カプセル」も開発しているようだ。"

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  • ミクロの決死圏 (スコア:2, おもしろおかしい)

    by cudjo (2713) on 2004年12月01日 15時20分 (#660095)
    あとは乗員をどうやってミクロ化するかだけですね。
  • 実験 (スコア:2, おもしろおかしい)

    by masayang (13412) on 2004年12月01日 17時58分 (#660180) ホームページ 日記
    masayangはガムを加工して外径11mm、長さ26mmの模型を作ってみた。
    飲んでみた。
    飲み込めなかった。
    大きすぎた。

    (プロジェクトX風に読んでみてください)
    --
    ---- 末は社長か懲戒免職 なかむらまさよし
    • by kiyotan (3912) on 2004年12月01日 19時11分 (#660214) 日記
      その時、ヨーロッパに出張だった◯×が
      おみやげにチョコレートを持って現れた。
      一息つくつもりでチョコレートを食べた。
      何かにとりつかれたように食べたチョコレートは
      口の中のあちこちに残った。
      再挑戦の直後に衝撃が走った。
      「ゴディバの奇跡」
      のちにそう呼ばれる奇跡の瞬間であった。
      --
      Kiyotan
      親コメント
  • やっぱ使用後は... (スコア:2, おもしろおかしい)

    by SaySet (18192) on 2004年12月01日 19時02分 (#660207) 日記
    排泄なんですよね...

    とりあえず再利用には反対しときます。
  • 遠隔操作やレーザーメスが実装されたら
    ターゲットに飲ませて暗殺 とかできちゃうね
  • by kacchan6 (19477) on 2004年12月01日 16時38分 (#660134)
    クローン病の人って年に何回も小腸カメラを使いますよね。
    他の病院は知りませんが、
    身内のところは鼻から小腸カメラを挿入します。
    毎回苦痛らしいですが、飲むだけで済むなら結構有難いでしょうね。
    身内が潰瘍性大腸炎なので、大腸用がでるといいなー。
  • すみません、{科|化}学に疎いので変なことを言うかもしれませんが…。
    「無線給電システム」ってサラッと書かれてますけど、かなり画期的なことではないんでしょうか?

    PC周りでも唯一代替手段のないケーブルが電源ですから…。
    もし実現して、大容量まで応用ができるようになったら物凄いことだと思うのですが。

    小容量なら実現可能なメドが立っているんですか?
  • by lunatic_sparc (15416) on 2004年12月02日 1時42分 (#660362)
    NHKのニュースでもやってましたね。

    磁石の力で操縦できるってデモで、スポンジかなんかで作った腸(?)の模型の中を自走させていました。

    それを見て、つい「逆走も可能なんだろうか」とヤなことを思いついてしまいました。

    #お尻から入れて口から(以下自粛
    ##P.K.Dick の「逆まわりの世界」みたいな。
    • Re:磁力で遠隔操縦 (スコア:2, おもしろおかしい)

      by nekopon (1483) on 2004年12月02日 12時53分 (#660491) 日記

      ケツの穴からカプセル突っ込んで、奥歯ガタガタいわしたろかい!

      # .. 古いか?

      親コメント
    • by y_tambe (8218) on 2004年12月02日 20時07分 (#660678) ホームページ 日記
      すごくニッチな、研究目的の利用法なんですが、生きたヒトの腸内細菌のサンプリングには画期的な方法かも。

      腸内細菌ってのは、腸管の部位ごとに生息する菌の種類や比率が違ってて、しかも偏性嫌気性菌といって酸素があると死んでしまう菌が(特に消化管下部で)多いため、実際にどうなっているのか、というのは、まさにブラックボックスの中になってます。
      しかも腸内細菌叢は動物種によっても大きく異なるので、動物モデルもなかなかうまく使えない。
      この装置で採取したものが、嫌気的に外に取り出せるなら、特定の部位ごとのヒトの細菌叢を生きた状態でモニタできるかも。

      …ただし問題は、そうまでして調べても、一体どれほどの成果になるのかと……。
      親コメント
  • by udon64bit (20085) on 2004年12月02日 13時05分 (#660498) 日記
    話題にあるのは小腸向けのようですが、大腸向けはないのでしょうかね。
    潰瘍性大腸炎で来週直腸カメラです。

    #しかしあの下剤は見ただけでぞっとする量。
    #なんとかならんもんかね。
  • by Anonymous Coward on 2004年12月01日 15時21分 (#660096)
    飲酒運転(操縦)だけは勘弁願いたい。
  • by Anonymous Coward on 2004年12月01日 15時43分 (#660113)
    この間テレビでやってた [ntv.co.jp]「カプセルで億万」とは別物?

    #オブラートに包んだら飲めるかな
    • 別物です (スコア:5, 参考になる)

      by LOL3763 (14315) on 2004年12月01日 18時13分 (#660191)
      イスラエルのGIVEN Imagingのものとは別物です。こちらはすでに臨床の場で使用中。(主にヨーロッパ)日本では2-3の大学で治験中です。
      特許争いなどもほとんど無いようですし、カプセル内視鏡は構造的には非常に簡単で、技術的に注目すべきところはほとんどありません。全然医師にはインパクトの無いニュースです。5年前位にはインパクトがあったんですけど。

      ではなぜこれが一般的にはニュースになるのでしょうか。(以下あくまで憶測)
      1.カプセル内視鏡は一般の人たちに本当に切望されている。
        内視鏡検査はすでに楽にできるし、7時間もかかるカプセル内視鏡のほうがよほど苦痛だと思うけれども、未だにほとんどの病院では苦痛を伴う検査を行っているという事実があります。苦痛をあたえている医師は反省すべき。(でも自分では苦痛を与えていないと思い込んでいるから・・・苦しかったらちゃんと文句を言おう!)
      2.イスラエル製のカプセル内視鏡が日本で許可されないのは、実は国内産のカプセル内視鏡と、歩調を合わせるため?

      でも、マスコミと医師との温度差はすごい。

      現在はダブルバルーン式小腸内視鏡が完成してしまって、それが(技術的にも、コストでも、苦痛の面でも)実にすばらしいため、すでにカプセル内視鏡(画像悪い、コスト高い、時間かかる、苦痛は確かになさそう:でも詰まって手術になることあり)に対する日本の専門医の熱は冷めてしまっています。(ただし、医師が小腸内視鏡をしたいと思っても、病院としては確実に損をする検査なので、導入したくないのです。これが医師と病院との温度差:このように、やれば必ず赤字という検査は実は日本では多くて、超音波内視鏡、各種内視鏡治療がこれに当たります)
      親コメント
      • まとめ (スコア:4, 興味深い)

        by LOL3763 (14315) on 2004年12月02日 10時25分 (#660435)
        カプセル内視鏡と小腸内視鏡の比較

                ダブルバルーン小腸内視鏡 カプセル内視鏡 既存の小腸内視鏡
        設備投資    1000万円       1000万円?   1000万円
        消耗品      1-2万円       7万円       なし
        時間       1時間          7時間      2時間
        苦痛        小            なし        大
        医師の数     2-3人         0-1人      2-3人
        人件費      2-4万円        0-1万円    4-6万円
        画像        良好           中程度      良好
        成功率       高い           中程度      低い
        保険点数     3万円程度      8万円程度?  3万円程度
        利益率       赤字           少し赤字    赤字
        企業利益     小            大         小
        治療        可能           不可能     可能
        合併症       少ない          少ない     あり
        患者負担     1万円程度~       3-4万円?  1万円程度~
        普及率       普及せず         未知数     普及せず
        年間患者数     数十人         宣伝次第     数人~十数人?
        米国でのコスト   未導入          20万円?   40万円?

        <以下妄想>
        以上比較してみると、病院にとっては唯一儲かるかもしれない検査なので、案外普及するかもしれません。厚生労働省にとっては、医療費を圧迫するだけなのであまり認めたくないでしょうが。
        アメリカは単純にかかったコストを保険会社に請求するので、数十万円~100万円程度の検査だと思います。(そのうち何割払うかは保険会社次第ですが)日本では、基本で2-3万円、それにレントゲンの透視で1万円くらいだと思います。
        オリンパスにとっては、ダブルバルーン内視鏡でFTSに先を越されましたが、どうせ儲からない小腸内視鏡よりは、ずっと儲かりそうなカプセル内視鏡で起死回生を狙っているというところでしょうか。
        消耗品が高いので、利益のほとんどは医療機器メーカーにまわる訳ですから都合が良さそうです。一般的に内視鏡あるいはカテーテルなどの医療材料は利益率が高いと思われます。開発費も薬に比べると2桁以上安く済みますし。しかもこうした医療材料は「使い捨て」であることが重要です。(ペースメーカーも利益率が高いですが、点検などのコストもある程度かかります。「使い捨て」は後々のメンテナンスが不要になるという、医療機器、機材メーカーにとっては最高のビジネスモデルと思われます。「使い捨て」ならば、訴えられるリスクも少ないので、医療現場では今はすべて「使い捨て」へ向かおうとしています。どうしてそれでISO14001取得できるのか不思議です。)

        どんな理由であれ技術が進歩して、検査を受ける患者さんが楽であれば良いことです。でも、そうではない純粋な熱意で新しい技術が発展することを切に望みます。
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    • by boo (899) on 2004年12月01日 16時01分 (#660120) 日記
      というか、そもそもどうやって回収するんでしょう、これ。
      上から? 下から?

      # どっちもヤダ
      --
      あぁ、「ン」が消えてるんですよ。「ビーフン・カレー」ね。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      サイズやカメラ部の形状からは同じ物に見えました。
      ただ、そちらのはコントロール不可の使い捨てだったかと。
      一定間隔で無差別に撮りまくるだけで、排出された後の回収も考慮してなかったはず。

      そう考えると、単なる機能追加っぽい…
      • by Anonymous Coward
        大腸ファイバーだってひとのけつにつっこんだものを
        あらってまたほかのひとにつっこんでいるので、
        気にしない方向で。
        • by xeros (10510) on 2004年12月01日 17時09分 (#660156)
          尻から出たものを尻に入れるのは、
          まあ納得できるけど、一部マニアの方を
          のぞいて、いくら洗浄消毒してあったとしても
          尻から出たものを口に入れるのは
          相当嫌なのではないだろうか。
          親コメント
  • by Anonymous Coward on 2004年12月01日 16時02分 (#660121)
    http://www.rfsystemlab.com/ [rfsystemlab.com]のhttp://www.rfnorika.com/ [rfnorika.com]とは違うのかな?
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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs

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