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9325 story

NetBSD 2.0 のリリース 106

ストーリー by yoosee
1つのNetBSDは全てを動かす 部門より

BSD 曰く、 " NetBSDから NetBSD 2.0が 54種類のアーキテクチャに対してリリースされた。 NetBSD 2.0 は 1.6 系列に続く全く新しいリリースであり、ネイティブなスレッド のサポートや、メジャーな CPU に対する完全な SMP をサポートした強力な OS と なっている。また、64ビット化された新しいファイルシステムである UFS2、 カーネル内部事象の通知機構である kqueue、基本バイナリの動的リンク化、 スタックオーバーフローによる攻撃を困難にするメモリマッピング PROT_EXEC、 その他多くの新しい機能追加がなされている。 詳しくは、 リリースアナウンスページを参照してほしい。 長い -RC の期間が続いたが、とうとう 2.0 の公開となったことを喜びたいと思う。"

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  • by tag (10007) on 2004年12月11日 18時46分 (#664812) 日記
    48種類のアーキテクチャという記述もあったので、不思議に思って 調べてみました。バイナリで配布されているものが48種類で、残り 6種類はソースで配布されているようです。 ソースで配布されて いるのは、amigappc, bebox, hp700,pc532, playstation2, xenの ようです。

    今回、新しくサポートされたアーキテクチャは、 amd64, evbsh5, xenとのことです。

    1.6.2の時は全52種類、バイナリ 配布40種類だったので、着実に増えているようです。

  • by Anonymous Coward on 2004年12月10日 13時22分 (#664330)
    MacBSD68kで入門した者としては、やはりLinuxやFreeBSD並に
    とは言わないが、もうちょっとインストールが楽になったら
    色々な環境で動くNetBSDにもっと注目が集まるような気がします。

    知っている人にとってはなんてことないインストールも、知らない
    人に説明しようとすると、結構敷居が高いかなと、、。

    まあプロ好みのOSということであればそれでもいいのですが。

    #自分の技術力の無さを棚に上げているのでAC
    • by Anonymous Coward on 2004年12月10日 14時00分 (#664353)
      > インストールが最大の関門

      果たして本当にそうだろうか?
      私には「インストールが最初の関門」であるように思う。
      もし仮に、インストールが楽になったとしても
      インストール出来ただけ という人を大量に生むだけではないだろうか。
      親コメント
    • by ishit (5783) on 2004年12月10日 22時31分 (#664560)
      自分もNetBSD/mac68kで入門したクチです。
      最初はとっつきにくくて、入門書にくびったけでもよくわかんなくて、MLに参加したり、地域のBSDユーザグループに出たりして、アホな質問してみたりしていました。

      最近Gentoo Linuxをインストールして思ったのは、わかりやすいインストール手順文書があれば、じゅうぶんかな、ということです。「Gentoo Linux 2004.3 x86 ハンドブック」のインストールのところは、たいへんよくできていると思いました。

      GUIなインストーラがあれば、(あるいはGentoo Linuxとかみたいにコンソールベースでもかっこいいインストール環境であれば、)もちろん挑戦する人はふえると思いますが、比例する以上につまずくひとも増えるような気もします。

      Gentooのガイドブックに対応するのは、NetBSDではNetBSD Guideでしょうかね。さっきみてみたら、英語版は2.0対応版になっていたので、とりあえずこれのChapter 4. Example Installationをよんで、がんばってみてください。> NetBSDに初めてちょうせんするひと

      # 追伸:名古屋*BSDユーザグループ(nbug)は毎月例会をやっています。
      # 名古屋近辺にお住いの方は、困ったときは、ぜひどうぞ。
      # まずはMLへ -> http://www.nagoya.bug.gr.jp/
      --
      もうそういう時代でしょ。オール電波。
      親コメント
    • by tag (10007) on 2004年12月10日 13時40分 (#664343) 日記
      やはり難しいでしょうか? 僕みたいにFreeBSDに慣れている ものでも、たまにNetBSDをCD-ROMからインストールすると 勘違いすることがあるので、予備知識の少ない人には難しい だろうと思います。

      でもそれは、日本語化されていないからでしょうか? ヘルプ が充実していないからでしょうか? 1枚のFDに納まらないと 不都合な場合もあるでしょうが、それとは別に日本語化されて ヘルプがたくさん出るインストーラーがあれば、ある程度救われる ような気もします。

      LINUXにもいろいろあります。確か、SlackwareはFreeBSDっぽい インストーラーだったような気がします。Debianのインストーラー も以前は似たようなものだったと思います。Red Hat系は数年前から かなりGUI化されたようですが、逆にかゆい所に手が届かなく なった部分もあるように思います。

      熟練者用と初心者用の2つのインストーラーがサポートされると いいですね。

      親コメント
    • そんなに難しいかなぁ...x86とかだと、
      1.ドライブの設定
      2.インストールするセットの指定
      3.ネットワークの設定
      4.サイトとプロトコルの指定
      5.待つ
      みたいな感じじゃなかったっけ。
      起動してからの設定は他とそれほど違いはない気がするし。
      # 68kMacとかだと、たしかにちと面倒。
      親コメント
      • 僕も難しいとは思わないです。
        シンプルで使いやすいかな。

        # i386とsun2くらいしか入れたことないですが…

        RedHatとかのXベースのインストーラだと、入れるマシンはたいてい
        うまく表示されなくて、結局テキストベースでインストールするはめに
        なるのも理由かもしれませんが(^^;;
        親コメント
    • i386版2.0新規導入中です。
      インストーラがちょっと変わりました。
      ディスクパーティション設定がわかりやすくなっています。

      個人的にはインストーラはシンプルなもので良いです。
      インストール後の作業の方が多いので、ダラダラとしたインストーラはかえって邪魔なだけです。

      好みの問題だけれどね:p
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2004年12月10日 14時58分 (#664384)
    自分はVineLINUXとFedraがよかったですね。
    OSXとまではいかなくても、LINUXやBSDも簡単にインストールできるものを用意してほしいです。
    • > VineLINUXとFedraがよかったですね。

      両方とも anaconda だったような気が……。

      > LINUXやBSDも簡単にインストールできるものを用意してほしいです。

      インストールが簡単にできたところで何が変わるんでしょうか。
      取っつきやすさ?
      そういうのを求める人に限って、X の設定をミスってグラフィカルに立ち上がらなくなったら
      すぐに再インストールなんてするんじゃありませんか?

      インストールというのは単なる準備で、それが簡単になったからといって、その後の操作が変わる訳じゃない。
      それなら、インストールの段階からシェルを使わなければならない gentoo Linux などの方が、
      本気で勉強したりしたい人には向いてると思います。

      # ワタシは rpm より tar 玉派……
      親コメント
      • by staygold (23127) on 2004年12月10日 16時33分 (#664426)
        >本気で勉強したりしたい人には向いてると思います。

        何を勉強したいのかに依りますな。
        システムレベルのアプリケーションを書いたり、計算機管理を
        全て自分でやってのける人は極少数なわけです。
        エディタ、コンパイラとls,ps,rm,sed等の最低限のコマンドさえ
        使えれば仕事できるという人もいるわけで。

        そういう「ユーザー」さんにアピールするのに、分かりやすいインストーラ
        (XやWEBサーバーの設定ツールを含む)は大事だと思う。

        そういう、私も半人前のgentoo使い。
        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2004年12月10日 16時06分 (#664407)

        インストールというのは、大半のユーザにとっては、かなり特殊な作業で、
        その後の環境で必要な知識とは全く(言いすぎだけど)別だと思う。

        準備が楽になるのは、効率があがるという、すごいメリットがあると思う。

        インストールさえ完了すれば、プログラミングも始められるし、
        サーバも立てられるって言う人は多いと思う。
        Windowsインストールなんてできない(やろうとしたことない)けど、
        プログラムは書いてるよって人もいっぱいいるし。
        親コメント
        • by kogekoge (20427) on 2004年12月10日 16時31分 (#664421) 日記
          たいていの OpenBSD と NetBSD ユーザは、一度インストールしたら
          再インストール作業なんてしないから、どうしてもインストーラの
          開発は後回しになるという事情があると思う。
          来るものは拒まず、去る者は追わずという古き良き時代の空気が
          良くも悪くも残っている感じ。
          # あの空気、好きなんだけど。
          親コメント
          • by Anonymous Coward on 2004年12月10日 16時34分 (#664427)
            最近のインストーラはよくできてますよ。
            昔のシェルスクリプトのインストーラはさすがにちょっとアレでしたが。

            一度触ってから書いた方がいいと思います。
            親コメント
            • ごめんなさい。出直してきます orz
              # やっぱりこの世界は日進月歩か。
              親コメント
              • by Anonymous Coward on 2004年12月10日 22時41分 (#664566)
                先日はじめて OpenBSD を入れてみましたが、
                たぶん OpenBSD のインストーラは昔から変わっていないと思います。
                シェルまんま、って感じでした。

                インストールが終わると afterboot(8) を見るよう指示するあたりに、
                とても好感が持てました。
                知ってる人は飛ばすし、知らない人は読んで勉強になるし。

                FreeBSD, NetBSD はもう少し親切というか冗長なインストーラ
                なのでしょうが、それでも文字ばかりで、anaconda (や OS/X?) には
                遠く及ばないでしょう。

                それが普及の妨げになっていると言われればそうなのかもしれませんが、
                あんまり気軽にインストールして開発を妨げるユーザが増えるよりは
                このまま行ってほしいと思います。

                ていうか、リリースするたびにインストーラの話ばっかり伸びるのは
                どうかと思います。
                親コメント
      • > インストールが簡単にできたところで何が変わるんでしょうか。

        とりあえず、HDDが逝きそうになってて(badblocks増殖中)早急に
        再インストールが必要なんだけど、システムの再構築を考えると
        ちょっと憂鬱になってる私には、インストールが手軽があること
        はアドバンテージの一つですねー。

        > # ワタシは rpm より tar 玉派……

        こーゆーときによく湧いて出るdeb厨でつ(ぉ
        親コメント
        • >HDDが逝きそうになってて(badblocks増殖中)早急に再インストールが必要

          早急に必要なのは再インストールじゃなくバックアップだったりしませんか?

          #ルーチンとデータは、物理的な所在という意味では、はっきり分けたいなぁと思うのでG7
          #論理的にはくっついてるように見えてもいい(例:OOP)のだけどね。
          親コメント
      • by Anonymous Coward on 2004年12月10日 16時43分 (#664431)
        > インストールが簡単にできたところで何が変わるんでしょうか。

        インストールが早く終わります。

        > そういうのを求める人に限って、X の設定をミスってグラフィカルに立ち上がらなくなったら
        > すぐに再インストールなんてするんじゃありませんか?

        再インストールすれば元に戻るんだから再インストールしますが。
        何か間違えてますか?

        > 本気で勉強したりしたい人

        何を勉強したいんですか?

        # 単にLinuxデスクトップで遊んでるのが楽しいだけなのでAC
        親コメント
        • by z_cubic (20952) on 2004年12月10日 17時02分 (#664440)
          トラブルが起きるたびに再インストールするよりは、
          初めてのインストールに時間を掛けて、トラブルへの適切な処置を身に着ける方が、
          長い目で見れば「早く終わる」ように思います。
          親コメント
          • 再インストールするのが面倒だから勉強するという可能性もあると
            いうことですかね。
            私の場合、あちこちのマシンに *BSD をインストールして慣れちゃい
            ましたけど (^^;;
            親コメント
          • by Anonymous Coward on 2004年12月10日 19時18分 (#664505)
            >トラブルが起きるたびに再インストールするよりは、
            >初めてのインストールに時間を掛けて、トラブルへの
            >適切な処置を身に着ける方が、
            >長い目で見れば「早く終わる」ように思います。

             『インストールはアプリケーションを利用する手段であって目的で無い』のが普通だと思うので、インストール時の経験値は無駄でしかないのですが……。
             特にUNIX系はタコ叩きの風潮が強いので、相談→玄人に叩かれる→トラウマのコンボが予見されます。

            #フレームの元なのでAC
            親コメント
            • 『インストールはアプリケーションを利用する手段であって目的で無い』、についてはその通りでしょう。
              ただ、アプリケーションを利用するためには、適切に管理されているシステムが必要で、そのために必要な知識の多少なりともはインストール時に得られるように思います。
              簡単なインストーラの有効性を否定するつもりはありませんが、そのようなインストーラが不可欠な人は、どのみち行き詰まるのではないでしょうか。
              親コメント
              • by ken-1 (4041) on 2004年12月11日 3時24分 (#664662)
                > ただ、アプリケーションを利用するためには、適切に管理されているシステムが必要で、そのために必要な知識の多少なりともはインストール時に得られるように思います。

                ものは言い様、といいますか。
                実際には、インストール時にインストールに必要な知識以外の
                知識「も」要求されているだけのような気がします。

                Linuxだろうが*BSDだろうが何でもいいから「とにかく使える環境
                が欲しい」人にとっては、簡単なインストーラは必須だと思う。
                使ってみて便利だと思ったら、行き詰まったとしても何とか解決
                するための努力をするでしょうけど、そもそも使ってみる段階まで
                到達していなければ、その先で行き詰まることもないわけで。

                こんな感じ。

                1)簡単インストーラなし
                1-1)インストールで行き詰まる→使わなくなる
                1-2)インストールで行き詰まる→知識を身につけて解決→利用時に行き詰まる→使わなくなる
                1-3)インストールで行き詰まる→知識を身につけて解決→利用時に行き詰まる→知識を身につけて解決

                2)簡単インストーラあり
                2-2)利用時に行き詰まる→使わなくなる
                2-3)利用時に行き詰まる→知識を身につけて解決

                確かに、インストール時に多少の知識をつけていれば、利用時に
                行き詰まったときに解決できる可能性が多少高くなるくらいの
                ことは期待できるかもしれないけど。
                親コメント
        • >> そういうのを求める人に限って、X の設定をミスってグラフィカルに立ち上がらなくなったら
          >再インストールすれば元に戻るんだから再インストールしますが。

          「元に戻る」ということは、また「同じミス」をする可能性が有ります。
          で、ここで問題(?)としてるのは、その可能性が高いような人たちの層なのでは?

          インストーラーみたいなソフトで「戻る」というと、
          いわゆるWizardっぽい形式のソフトを思い出すんだけど、
          ここで問題なのは、Wizard形式の中を進んだり戻ったりした結果として、
          自分が「今、インストール工程のどのへんに居る」かを
          理解し易いかどうかなんじゃないかと思う。

          習熟すれば脳内にマップが出来るだろうから、それはそれなんだけど、
          問題は慣れるより前の話。

          #世間ではこういうのをナビゲーションって呼ぶんだっけ。
          親コメント
  • by logico (18503) on 2004年12月10日 16時52分 (#664435)
    AthlonMPx2な環境だった場合
    1.6系...2個のCPUを効率良く使うことができない
    2.0系...2個のCPUをガッツリ使うことができる
    という認識でいいのでしょうか?

    いつか「もちろんNetBSDですよ」といってみたい...
    --
    TxT
    • by Ken73 (17560) on 2004年12月10日 17時21分 (#664453)
      恥をしのいで聞いていいですか?  最初にインストールに成功したのがFreeBSDだったので個人的に は好きなのですが、そのNetBSDに対する憧れって実際はどうなんで すか?ユーザーとしての意見なのですが、LinuxでもFreeBSDでもほ とんど同じように使えますよね、どこに差を皆さんは感じてるんで すか? 
      親コメント
    • by logico (18503) on 2004年12月11日 10時45分 (#664723)

      自分で調べるしかないかッ
      調べてみよう暇なとき。

      「カーネル内部事象の通知機構であるkqueue」っていうのは
      例えば、あるディレクトリに変更があったときにそれをカーネルが
      教えてくれるのだろうか?プログラムにそう書いておけば。
      それを捕まえたときに、処理を発動させることができるのかなぁ
      シグナルが発行されるのかッ
      --
      TxT
      親コメント
      • kqueue (スコア:2, 参考になる)

        by tag (10007) on 2004年12月11日 11時21分 (#664732) 日記
        使ったことがないので、僕もよく知らないのですが、資料には 以下のように書いてあります。
        Kernel events notification framework - kqueue. kqueue(2) provides a stateful and efficient event notification framework. Currently supported events include socket, file, directory, fifo, pipe, tty and device changes, and monitoring of processes and signals. kqueue is supported by all writable filesystems in the NetBSD tree (with the exception of Coda) and all device drivers supporting poll(2).
        今まで、socketでしか使えなかったテクニックが、他の機構でも 使えるようになった感じです。

        で、kqueueのマニュアルにはこう書いてあります。

        EVFILT_READ
        Takes a descriptor as the identifier, and returns whenever there is data available to read. The behavior of the filter is slightly different depending on the descriptor type.

        Sockets
        Sockets which have previously been passed to listen() return when there is an incoming connection pending. data contains the size of the listen backlog (i.e., the number of connections ready to be accepted with accept(2).)

        Vnodes
        Returns when the file pointer is not at the end of file. data contains the offset from current position to end of file, and may be negative.

        Fifos, Pipes
        Returns when the there is data to read; data contains the number of bytes available.

        ディレクトリの変更でイベントが発生するかはちょっと不明ですが、 ファイルに書きこみがあったことは通知してくれるように見えます。
        親コメント
  • by kingkoba (8334) on 2004年12月11日 9時12分 (#664700)
    for X680x0ってまだあるんでしょーかねえ?

    #あの頃はX68030と換装030なんて買う財力は全くなかったのでID
    • Re:ふと (スコア:2, 参考になる)

      by xinu (10575) on 2004年12月11日 14時10分 (#664760) ホームページ
      NetBSD 2.0/i386上のcross buildでリリース用のバイナリは素直に作れました。

                        build.sh started: Sat Dec 11 12:20:03 JST 2004
                        build.sh ended: Sat Dec 11 13:57:00 JST 2004

      AMD Athlon XP 2000+上でやってみました。
      親コメント
typodupeerror

「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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