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9901 story

Apple社とブログ記者の争い、今後のブログへ影響か? 77

ストーリー by Acanthopanax
企業秘密と表現の自由 部門より

mjg33 曰く、 "Appleが、同社の企業秘密を公表したMacファンサイトを相手に情報源の開示を求めた訴訟で、Appleがまず一勝している。訴えられたのは次のサイト: AppleInsiderO'Grady's PowerPageThink Secret。一連の経緯は以下に詳しい。

一方、「アップルの対ブロガー裁判と言論の自由」「アップルの機密情報流出訴訟、米判事の判断に賛否両論」などの意見も出ている。各サイトの弁護士は、言論の自由を規定した合衆国憲法修正第一条に基づく情報源秘匿の権利をブログ記者へ適用することを求めている。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 報道の特権 (スコア:3, 興味深い)

    by maia (16220) on 2005年03月30日 23時56分 (#716664) 日記
    報道メディアは、ある種の法律的保護と、記者クラブなどの事実上の特権を享受しているらしい(民主主義にとって大事な第4の権力とも言いますしね)。報道とは、放送局、新聞、雑誌の3カテゴリーだそうで、オンラインジャーナリズムが、報道のカテゴリーとして認められるかどうかが、第一の分れ目。個人的bloggerが情報源秘匿の特権を認められるかどうかが、第二の分れ目。

    ただし、Appleの主張は、実際に行われたのは情報の窃盗であり、報道の自由の名の元に、保護を受けるに値しないというもの。要するに産業スパイと同じ扱い。

    #ニッポン放送も放送局だから、記者クラブ特権を持っており、これをライブドアが入手できるのはメリットだろうという観測があったが、実際のところそんな事をホリエモンは気にしてないようだ。記者クラブのメンバーなら、記者会見の全中継をネットで流す事は可能で、既に行われているらしい。つまり、もはや「差別化」はできないから、それほど重要な問題ではないようだ。
    • >#ニッポン放送も放送局だから、記者クラブ特権を持っており、これをライブドアが入手できるのはメリットだろうという観測があったが、実際のところそんな事をホリエモンは気にしてないようだ。記者クラブのメンバーなら、記者会見の全中継をネットで流す事は可能で、既に行われているらしい。つまり、もはや「差別化」はできないから、それほど重要な問題ではないようだ。

      アメリカの報道の自由は、放送局、新聞、雑誌のみに与えられた特権なのか?
      で、アメリカのことには俺はあまり興味ないけど、「記者クラブ特権を持っており」の「特権」って、日本でも報道の自由はそれらに与えられた特権と言う前提で述べているの?
      日本の週刊誌は、名誉毀損やプライバシーの侵害で訴えられた時に、事実の真実性の証明でソース元を晒さなかったことやプライバシーを侵害しても晒す必要性で何度も負けているのでは?
      報道の自由は、それらに与えられた特権ではなく、一般人も持っている物と思ってたよ。
      で、他人の権利を侵害しても晒す必要性とのバランスだと思ってた。

      それと、http://www.pref.nagano.jp/hisyo/press/kisya.htm とかを読むと、情報の入手の問題で、報道の自由とはちょっと違う気がする。
      著作権法10条2項では
      >事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道は、前項第1号に掲げる著作物に該当しない。
      と言うことになっているし、「政治上の演説等の利用」第40条1項に
      >公開して行なわれた政治上の演説又は陳述及び裁判手続(行政庁の行なう審判その他裁判に準ずる手続を含む。第42条において同じ。)における公開の陳述は、同一の著作者のものを編集して利用する場合を除き、いずれの方法によるかを問わず、利用することができる。
      となっている。
      「同一の著作者のものを編集して利用する場合」とは「○○氏の文集」みたいな奴の作成の話だから関係無いので、生中継に拘らなければ「記者クラブ特権は報道の自由とは直接は関係無い」気がする。特に、「ソース元の開示の必要性」と「記者クラブ特権」が関係あるようには全く感じないけど....
      報道機関の特権は、
      40条2項の
      >国若しくは地方公共団体の機関、独立行政法人又は地方独立行政法人において行われた公開の演説又は陳述は、前項の規定によるものを除き、報道の目的上正当と認められる場合には、新聞紙若しくは雑誌に掲載し、又は放送し、若しくは有線放送することができる。
      と、新聞紙、雑誌、放送、有線放送に限定している程度なんじゃ?

      話を戻して、
      「アップル社の情報漏洩訴訟、本当の争点は何か」 http://hotwired.goo.ne.jp/news/business/story/20050328105.html では、争点の話が書かれているね。

      企業秘密は日本ならば不正競争防止法かな? http://www.houko.com/00/01/H05/047.HTM に引っかかるか微妙だな。
      営業秘密であろうとも、不正利益を上げる目的か、損害を与える目的でなければ引っかからないよね。
      問題のアメリカでの話しでは
      >EFFは上訴し、こう主張している。「合衆国憲法修正第1条がこれほど安易に適用外とされることはあってはならない。喫煙の危険を暴露するというような、報道における重要な内部告発の多くも、情報の公開を阻もうとする企業によって企業秘密だと主張されかねない」
      >
      > だが、クラインバーグ裁判官が指摘したように、「すべての人に影響が及ぶ、健康や安全、福祉を脅かす危険を暴く内部告発者」と、「情報を求める一般大衆の飽くなき欲望を満たすだけの行為」に従事する人たちの間には、明確な違いがある。
      http://hotwired.goo.ne.jp/news/business/story/20050328105.html
      と裁判官は述べているよね。
      これって、「ブロガー(EFFの呼び方では「オンライン・ジャーナリスト」)」には「報道の特権はない」と言っているのではなく、報道の内容に関して「目的の不順さ」を持って「報道の特権はない」と言っているのでは?

      開発中の商品情報が営業秘密とされているのに、それを安易に晒す行為に何もなす術がなくて良いと思っている人って多いのだろうか?
      開示されなければ解雇などの強い処罰だけではなく、「なんでしたのよ。もう止めろよ」と注意することすら出来ないよな。
      親コメント
  • フライトアテンダントが解雇された [itmedia.co.jp]あたりから、「今後の影響」が気にされ始めたのでは?

    # スチュワーデスとは言わない、小心者なマカーのブログ書き
    --

    # I will work seriously this year!

  • by esumi (15966) on 2005年03月31日 0時22分 (#716679)
    情報源となってる人物がアップルとの守秘義務を果たさないとならない立場にあるか
    否か、はたまた情報を盗める可能性があったのか否かであってそれ以上でも以下でも
    ないと思うんですけど。
    守らなきゃならない立場の人ならリークするのは契約違反であり、そこに言論の自由を
    どうこう持ってくるのは筋違いな気が。
    サイトの管理者が、自分はリークされただけで守秘義務を果たさねばならない対象で
    無いから手に入れた情報をどう公表しようが勝手だというのは通るとしても、
    ならそのリークした相手が誰なのか教えろというアップルの主張すら断固拒否する
    というのはどうかと。
    アップルに対象人物を特定されてしまうとその人物が守秘義務を果たさなければ
    ならない個人であるか否かに関わらず、今後マークされ情報取得が困難になって
    しまうというなら、その人物を公表しないという守秘義務契約を交わした第三者
    機関に人物の情報を開示して(ややこしいなあ)その人物がアップルと守秘義務
    契約を交わしている立場の人物か否か、情報を盗める立場にいたのか等を判定
    して貰えばいいかと。
    • by Anonymous Coward
      ていうか、守秘義務契約をしてないけど偶然入手した。
      と、いっても世間的には「産業スパイ」とか言われてしまうかと。
      少なくとも、Appleに関わらず、何かの製品開発や企業秘密のある
      場所に出入りしているのは何らかの信用や契約があってだと思う。
      清掃の人(あるいはそのフリをした人)が、ショルダーハックで
      企業の基幹から抜き出したら、その情報を漏らす事は許される
      って訳でもあるまいし。

      注目企業のリアルな情報を公開して、世間の注目をあびる優れた
      ブロガー、ジャーナリストと認知されたいっていう動機は理解できるが、
      アンフェアなやり方で他の商業媒体を出し抜く行為を認め
  • by Anonymous Coward on 2005年03月31日 0時24分 (#716680)
    たぶん、言論弾圧だ!とか言い出す人がいると思うので、書いておきます。

    Appleの内部情報には公共の利益はありません。
    得したのは、ライバル企業と、漏らした本人と、広告収入の増えたAppleInsider etc.
    ぐらいでしょう。

    漏らした人間は、明らかに不正競争防止法(の米国版)に引っかかります。
    不正に得られた情報だと分かっていて、掲載したなら同罪でしょう。
    • そうとも言い切れないでしょう。
      たとえば、Macintoshに火災につながるような重大な欠陥があって、それをAppleが隠蔽しているのだとしたら、たとえ秘密保持契約をかわしていたとしても公共の利益になるはずです。
      --

      /K
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2005年03月31日 8時23分 (#716799)
        発表前製品情報のリークと、製品の欠陥の内部告発とは 全く違うので、r
        親コメント
      • 漏らす情報の質によって云々するなら
        今回間違いなくAppleの言い分は正しかったことになりますな。

        ブロガーも突込まれば自由だなんだと詭弁で逃げるんだから
        マスコミや文化人を笑えないなあ。
        こういうリークの仕方をおもしろがってたというなら
        書いたヒトの品性の問題だよ。
        自由とか権利とか話を大きくするまでもない。
      • 一つ聞いていい?

        明確な公共の利益に反する行為を出す場合はそうかも知れない。
        では、内容に一切公共の利益に反するものが無い場合は?

  • by iso999 (21485) on 2005年03月31日 1時19分 (#716716)
    どう考えても単なる企業秘密であってなんの公共性もない情報のリークをジャーナリズムと考えるのはどうなのかな?
    ただアップルには情報の扱い、管理をもう一度検討して欲しいね。
    企業秘密、もっとも厳重に管理してるはずの情報漏れ。
    個人情報なんかはもっと軽い扱いのはず。
    企業秘密が漏れてるのにそれが漏れてない、なんて考えられない‥。

    アップルが間違っていると思う人は情報を広めれば賛同者を増やせばイイ。
    アップルがこういう裁判を行っているのは紛れもない事実。
    それをブロクに書くのは自由。
    世論がアップル非難に傾けばアップルは自重するようになるでしょ。
    試合に勝っても勝負に負けた(売り上げに影響する)となると本末転倒だし。
    • >どう考えても単なる企業秘密であってなんの公共性もない情報のリークをジャーナリズムと考えるのはどうなのかな?

      裁判官はそれを指摘しているみたいだよ。

      >ただアップルには情報の扱い、管理をもう一度検討して欲しいね。
      >企業秘密、もっとも厳重に管理してるはずの情報漏れ。
      >個人情報なんかはもっと軽い扱いのはず。
      >企業秘密が漏れてるのにそれが漏れてない、なんて考えられない‥。

      開発情報だから、開発に携わった人間にはばれてしまうのでは?
      あたかも個人情報が漏れているみたいな話に繋げるのはどうかと思うよ。
      「厳重に管理してるはず」と言っても、晒した奴すら報道のソース元として保護されていて、それの開示請求裁判でしょ?
      口で言って分からない奴には、晒した奴を特定出来る様に行動し処罰する事が今後の漏洩を防ぐことにもつながるのでは?

      >アップルが間違っていると思う人は情報を広めれば賛同者を増やせばイイ。
      >アップルがこういう裁判を行っているのは紛れもない事実。
      >それをブロクに書くのは自由。
      >世論がアップル非難に傾けばアップルは自重するようになるでしょ。
      >試合に勝っても勝負に負けた(売り上げに影響する)となると本末転倒だし。

      個人情報は企業秘密でもあるんだよな。
      晒した奴を処罰する意思が無い企業は、個人情報が漏れたときに晒した奴を金や時間をかけて特定し処罰するのかな?
      確率的にはどう思う?
      個人情報だって、触れる人は複数いるだろうし、触れる人が金に目が眩むかも知れない。晒して悦に入ろうとするかもしれない。しかし、そのときにはリスクとリターンのどちらが上回っているか考えるよね。
      リスクの上昇は個人情報の安全性の確保につながるのでは?
      親コメント
      • by iso999 (21485) on 2005年03月31日 11時44分 (#716884)
        >あたかも個人情報が漏れているみたいな話に繋げるのはどうかと思うよ。

        言われる通り誤解を招く表現だな、迂闊だった。
        chanbaba氏の言う通り顧客の個人情報は企業秘密に等しい。
        ただ顧客情報を自分たちの情報、企業秘密と思ってない企業が多い。
        一般顧客とお得意様情報ってのは一般的な企業内では扱いは違う。
        商品情報、お得意様情報>一般顧客情報、という図式があるのは事実。
        そこから管理できないんじゃないか?と
        一般的企業の枠にはめて考えただけ。
        いまんところはアップルにそういう話はないけど将来的には‥?という顧客サイドからの意見。

        >漏洩を防ぐことにもつながるのでは?

        もちろん繋がるんじゃない?
        でも他に取り得れる対応策もある。
        経営上のリスクと営業利益、企業イメージ、etc‥をそれぞれの今後の状態と天秤に掛けた時
        今回の策を「経営」という点から見た場合、最善だったとは個人的には思えないけどね‥。
        大企業の経営者にしかわからない皮算用があるんだろうな。

        >個人情報が漏れたときに晒した奴を金や時間をかけて特定し処罰するのかな?
        >リスクの上昇は個人情報の安全性の確保につながるのでは?

        リスク云々以前に顧客情報を握っている者にそういう発想が浮かぶ時点で管理出来ていないと考える。
        会社における情報管理ってのは握っている人間も管理して初めて「情報を管理してる」といえると思ってる。
        そういう『副業』を思いつける状況は当人、ひいては会社全体の営業力にも影響が出て収益が必ず鈍ってくる。

        上から下への責任意識を負わせる管理はリスクヘッジになるけど
        度が過ぎると脅迫管理になりそれ自身がリスクに化ける場合がある。
        下手を打つと営業力に影響しかねなくて負のスパイラルに陥る可能性もある。
        細かい単位での情報は互いに管理、監視する意識を持たせる横ラインの管理を織り交ぜないとね。
        たださじ加減には苦労する。
        けどうまくやれば入ってきて3年目ぐらい慣れが入ってきてる若手社員の気持ちを締め直させる事も出来る(笑

        データベースクラスでの安全性の向上ってのはシステムレベルでの向上を指すと私は考えてる。
        触れる人間の質ではなく
        どんな人間に触れられても大丈夫なようにしていく。
        誰がいつどんな目的で情報を取得したのか把握できる体制を作っておく。
        ログでもよし。
        上司と部下の関係で上司に把握させておくもよし。
        部署毎にそれぞれ責任もたせるもよし。
        とにかく情報の行き先をスタンドアロンにしないことが重要。

        これが個人情報管理の基本だと思う。
        これが整ってようやく扱う人間のモラル、質レベルに入る。
        重い罰則やリスクによる精神的枷よりまずは物理的セキュリティーの向上。
        落し物と一緒。
        拾い主のモラルに頼る前に落とさない努力をしないと。

        で、上のような管理を敷いていれば大金に化けるほどの大量の顧客情報の取得は難しいし漏れても特定はそう難しくない。
        顧客情報の管理には普段からお金と時間が十分に注ぎ込まれていて当然。
        事があるたびに金や時間をかけなければ特定できない状態にあることは論外。

        こういう考えで作っていないシステムによる何十、何百、何千単位での顧客情報漏れの話はもやは別問題、問題外でしょ。
        基本的な押さえる所をキチッと押さえていないからそうなる。
        キャップしてないペットボトルをひっくり返して「漏れた」って言ってるようなもんだ。
        親コメント
  • 誰も知りたいと思わなければいいんだ。

    知りたいと思う人がいるから書く人がいるんだし。
    一番知りたいと思うの書き手、本人かもしれないけど。
    情報を喜ぶ人がいなければ、書き手は知りたいと思わなくなるかもしれない。
    でも隠されているもの、それがワクワクする事であればあるほど、知りたくなるよ、ねぇ。

    # 敢えてIDで
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  • by Anonymous Coward on 2005年03月30日 22時56分 (#716633)
    アップルこそがビッグブラザーだな。
    1984の昔からそうだが。
    • by Anonymous Coward
      製品開発を行っている企業が内部情報をリークされたらとっても困るという事がわからないのでしょうか?
      クリエイティブな仕事をしている人間であれば理解できると思います.
      好奇心やらおもしろ半分やらでそ
      • by wildcard (416) on 2005年03月30日 23時38分 (#716655)
        >製品開発を行っている企業が内部情報をリークされたらとっても困るという事がわからないのでしょうか?

        問題の本質ではなく表層だけを見た批判だと思う。
        「内部情報がリークされる」ような社内体制であることが本質的な問題なのではないか?
        機械的電脳的に防止するもよし、スタッフの高い士気によりモラルを向上させるもよし。
        親コメント
        • by locate (5848) on 2005年03月31日 0時01分 (#716668) 日記
          > 問題の本質ではなく表層だけを見た批判だと思う。
          > 「内部情報がリークされる」ような社内体制であることが本質的な問題なのではないか?
          > 機械的電脳的に防止するもよし、スタッフの高い士気によりモラルを向上させるもよし。

          モラルを向上させたぐらいで、100%漏れを防ぐのは無理でしょう。
          なので、「情報を漏らしても犯人を確実に見つけ出して損害賠償請求します」という
          姿勢を見せるのが重要でしょう。

          一部の不届き者のために社内の情報管理をガチガチにきつくするよりも、
          漏らした人間を特定してピンポイントで処罰する方が、善良な従業員にとっては
          働きやすいと思う。

          多くの企業では、就職時に「内部情報を漏らして損害が出たら、賠償します」とかいう
          契約書にサインさせるられます。そして情報が漏れた時には、
          企業が漏らした人間を特定して、契約書に従って損害賠償を請求します。

          情報を漏らした人間は、いくらかの小銭を手に出来たかもしれないけど、
          それによって他の多くの従業員に損害を与えている事を自覚すべき。
          企業は、多くの善良な従業員のためにも、あらゆる方法を使って
          情報を漏らした人間を特定すべきでしょう。
          親コメント
        • Re:ビッグブラザー (スコア:1, すばらしい洞察)

          by Anonymous Coward on 2005年03月30日 23時51分 (#716661)
          法律や国家権力を使うもよし。
          親コメント
          • by locate (5848) on 2005年03月31日 0時13分 (#716674) 日記
            > 法律や国家権力を使うもよし。

            同意です。
            日本には、企業秘密の漏洩に対して、民事的な損害賠償はもちろんの事、刑事罰もああります。
            アメリカはどうかは知りませんが。

            ブログに企業の内部情報を載せるのは、2chに爆破予告を書くのと同じだと思う。
            どちらにせよ、刑事犯を特定するためにIPアドレスを開示を請求されるわけだし。
            親コメント
        • >「内部情報がリークされる」ような社内体制であることが本質的な問題なのではないか?

          だとしたら、今回は改善の一歩だと思います。でも今回のリンク先以外のソースを見る限り、非開示契約内の情報をリークしてるだけのようなので、そもそも単なる契約違反なだけのようですが、、、実態はどうなんでしょう。
          親コメント
        • by watanabe_aki (10227) on 2005年03月31日 6時28分 (#716787)
          企業としてのアップルはすばらしく、従業員の士気は高く自分の会社に誇りを持った人物が多く集まっていますよ。何よりも「自分たちが今の状況を変えている」という自覚と自信を持っている、やりがいのある企業です。少々本社の方で関わったことがありますので一言。

          しかし母集団が大きいと変な人もたまに混ざりますから、すべての人間が道徳的だとは思いませんけど・・・。

          本題に戻れば、言論の自由を盾に使い個人的趣味の為に他人を犠牲にしている無責任な行為に見えます。企業は責任を持って従業員を食べさせなければなりませんから、こういった個人の暴走は適切に法を持って対処すべきでしょう。

          しかし一ファンとして、情報のリークによる新製品のあれこれには胸がトキメキますけど(笑)。

          親コメント
          • >企業は責任を持って従業員を食べさせなければなりませんから
            どこの国の話でしょうか?
            企業が負う責任は株主に利益をもたらすことであって、従業員を食べさせることではありません。
            もちろん労働の対価を労働者に適切に支払うことは、企業でなくとも個人でも国家でも自治体でも、誰であれ労使関係があるところに発生する一般的な義務ではあります。
            でも、企業に「従業員を食べ続けさせる」義務はまったくありません。労働力が必要がなくなれば解雇でもレイオフでもできます。その結果、元従業員が食えなくなったって企業に落ち度はありません。
            親コメント
            • >企業は責任を持って従業員を食べさせなければなりませんから
              どこの国の話でしょうか?
              企業が負う責任は株主に利益をもたらすことであって、従業員を食べさせることではありません。
              (中略)
              でも、企業に「従業員を食べ続けさせる」義務はまったくありません。労働力が必要がなくなれば解雇でもレイオフでもできます。その結果、元従業員が食えなくなったって企業に落ち度はありません。

              利益の追求は確かに企業の存在理由として優先されるべきものですが、法律で定め

      • by targz (14071) on 2005年03月30日 23時58分 (#716666) 日記
        >製品開発を行っている企業が内部情報をリークされたらとっても困るという事がわからないのでしょうか?

        これは正論ですが、Apple の社内情報を漏らす奴が悪いということになるだけですよね。漏らされた情報をウェブに掲載していいかどうかは、別の問題です。そして、今回は後者について議論されているのでは??
        親コメント
        • by Anonymous Coward
          >そして、今回は後者について議論されているのでは??

          どうにも良く解らないのが、なんで今回の話がブロガーとかの話や「漏らされた情報をウェブに掲載していいかどうか」とかの問題になっちゃっている
      • by muumatch (16737) on 2005年04月01日 0時02分 (#717153)
        一応、クリエイティブ?な様な仕事をしていますが、 なぜ自分達で漏洩者を特定できないのか、も問題と思います。 タレコミ記事のリンク先でウォーターゲート事件の件にも触れていますが、 企業のリークを保護するために法的措置・国家権力に頼るのもどーかと思います。
        親コメント
  • 短絡的に (スコア:0, 荒らし)

    by ssig (24308) <{ssig33} {at} {gmail.com}> on 2005年03月30日 23時10分 (#716637) ホームページ
    ジャーナリズムとかそういう問題を一切無視して、とにかくそういう訴訟を起こすことこそ正しいといってる人もいます。

    ITMediaの記事 [itmedia.co.jp]
  • by Anonymous Coward on 2005年03月30日 23時18分 (#716644)
    ブログ記者であろうが、市井の人であろうが、合法的に入手した情報について言論の自由を求めるのは当たり前であろうに。

    # そこで+モデしようとしてしまった人は騙されている。
    # 問題はAppleの売り上げが伸びるかどうかだ。
    • Re:修正第一条 (スコア:1, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2005年03月30日 23時50分 (#716660)
      非開示契約を破ってる時点で合法的ではない訳で、破ってるのを承知で
      掲載するのは犯罪行為に等しいという判断が出ても真っ当だと思います。
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        >破ってるのを承知で掲載するのは
        どうやって判断しろと?
        ま、Appleは“この情報は企業秘密です”とでも公表していたなら別でしょうが。
        • by Anonymous Coward
          >>破ってるのを承知で掲載するのは
          >どうやって判断しろと?

          Appleと交わした契約内容。漏らした本人なら承知してるでしょう。

          >Appleは“この情報は企業秘密です”とでも公表していたなら別でしょうが。

          非開示契約を結んだ後で得た情報は、企業秘密。
          #あんたバカ?
          • by Anonymous Coward
            問題を正しく理解してますか?

            情報の流れは

            Apple>情報漏洩者>ファンサイト管理人

            という形。
            Appleと情報漏洩者の間に結ばれた契約内容をファンサイト管理人は知ってるの?
            情報漏洩者が「これは契約
            • by Anonymous Coward
              > Appleと情報漏洩者の間に結ばれた契約内容をファンサイト
              > 管理人は知ってるの?

              サイト管理人は明らかに内部情報であると分かっていながら、
              知らなかった振りをしているだけでしょう。

              > 情報漏洩者が「これは契約上バラしちゃいけない内容なんだが」
              > と伝えてるの?

              そんなことをいちいち言う馬鹿はいない。

              > そ
              • by Anonymous Coward
                「そんなことをいちいち言う馬鹿はいない」のに「サイト管理人は明らかに内部情報であると分かって」るんだ。

                エスパー?
                他の人は超能力を持ってないので、ちゃんと説明してもらわないと困ります。

                >なんでいまさら書くのかな?

                分かってない子がいるから。
  • by Anonymous Coward on 2005年03月31日 2時12分 (#716743)
    確かに社内情報の漏洩だろう。それは間違いない。
    Appleとしちゃ嫌だろう。それも確かだ。

    でもさ、仮にも自分たちのサポーターを訴えるって、それはどうかと思うのさ。
    長い目で見たときに、大人の判断としてイメージ戦略としてどうなのか。
    世間的シェアが低いAppleが生き残ってきたのは、彼らのようなサポーターがいたからだろ?
    もう少しやり方があるんでは。
    それ自体を嫌っている、そういうコミュニティ自体を潰したい、
    そのための訴訟だ、ってんなら、もう何も言うことはない。

    そういう融通が利かない体質だってのは重々判っているんで、諦めてはいるけど。
  • by Anonymous Coward on 2005年03月31日 8時56分 (#716807)
    公の話し合いの場としての裁判と考えればとりあえず訴えておくのは妥当なんじゃないでしょうか。
    「うちの会社はこう思ってるんだけどどう?」ってことでしょ?
    裁判結果に対して文句があるのはわかるけどね。
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー

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