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9928 story

豹頭王のサーガはまだまだ続く 103

ストーリー by GetSet
惰性で買い続ける私 部門より

KAMUI 曰く、 "栗本薫の小説 『グイン・サーガ』が この 4月8日に刊行される「豹頭王の試練」で 100巻に到達する。

豹頭の戦士グインと彼に関った人々を描く叙事詩で,1979年に第1巻が刊行されて始まり,初期の段階から「本編のみで全100巻になる」との構想を明かしていたが,ここ数年の展開から栗本自身が「100巻で終わらない」とその発言を修正している。現在,早川書房から本編 99巻・外伝 19巻が刊行されており,個人が書いた小説としては世界最長。

かなり早い時点で「グインが去って物語が終わる」事が示唆されていた様な記憶があるが,そこまで書いてたら200巻くらい行きそうだなぁ(^_^;"

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  • 最長の小説 (スコア:1, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2005年04月05日 8時41分 (#718908)
    馬琴の南総里見八犬伝が全106冊 [mekong.ne.jp]だけど
    時間の問題か?
  • 学生の頃を思い出します (スコア:1, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2005年04月05日 8時53分 (#718910)
    いまだに覚えているのですが
    誰ですか、図書室の27巻を借りたまま返さなかった人は!

    おかげで完読はあきらめました…
    • by Anonymous Coward on 2005年04月05日 9時02分 (#718914)
      ずいぶんあっさりあきらめましたね。
      それくらいなら、26巻まででやめておいて正解でしょう。(むしろ、もっと前の時点で?)

      読もうと思えば、
      ・本屋で買う
      ・古本屋で買う
      ・持っている人を探す
      ・図書館に行く
      といった代替策がいくらでもありますね。

      かく言う私も、ペリーローダンシリーズを145巻ぐらいまで読んだところで、とてつもなく人生の時間を無駄づかいしている気がして読むのを中断したことがあるのでAC。
      親コメント
      • by simon (1336) on 2005年04月05日 11時07分 (#718974)
        少し前の新聞の家庭欄の投稿で

        「ボケ防止のために、独立して家を出て行った息子が置いていった本棚の本を読んでいる。
         なかでもドイツの作家のSF小説シリーズが面白いのだが、息子が言うには
         本国では数百巻も出ているシリーズで、私が生きているうちに全部読めるかどうか心配だ。
         今ではとんでもない本を読み始めてしまったものだとすこし後悔している」

        というのがあった。
        その心配は無用です、お母さん。
        日本で読んでる奴は全員、生きてるうちに最後まで読めるだなんて思ってませんから。
        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2005年04月05日 9時02分 (#718915)
    最初の頃こそ、『作中にでてくる「ウマ」(カタカナ)は、我々の世界の「馬」と似た動物で呼び名が似ているのは奇妙な偶然』だとか、イシュトヴァーンが「南無三!」と言ってるのは仏教用語の「南無三宝」ではなく、当世界での対応する用語だとか注釈をいれて肉太な小説を装ってきたけど、日本語が次第に瓦解してゆく様は見事だった。

    60巻か70巻あたりからは、文章自体のマンガ化も著しくて、文章の60%以上が会話文。しかもその台詞に余計な現代語や同人誌趣味が混じる始末では、こちらも大人になっている以上、とても読む気がしない。
    • by lss (2577) on 2005年04月05日 10時10分 (#718939) ホームページ 日記
      特撮映画で糸が「見える」のがコドモ。

      人形浄瑠璃で黒子が「見えない」のがオトナ。
      親コメント
    • by Ryo.F (3896) on 2005年04月05日 11時01分 (#718968) 日記
      まあ、仕方ないんじゃないですかねぇ。
      栗本薫って、物語を緻密に設計してから書くようなタイプではありませんから。
      用語の問題はもちろんですが、ストーリー上もいろいろと矛盾を指摘されてますね。
      魔道そのものの位置づけなんかも、かなり揺らぎがあります。
      「ええー!そこまで魔道でできるんなら、あの時は一体…」みたいな。

      でも読んじゃうんだな。なんでだろう?愛?(笑)
      親コメント
    • by cartolina (21568) on 2005年04月05日 23時58分 (#719215) 日記
      途中でやおいになったとか、用語や表記の不統一とか、話のつじつまとか、ま、そんなことはどうでもいいんだけど、

      「古代機械」にツールバーとファンクションキーがついた時にはぶっ飛びました。
      親コメント
    • 長い間書かれている物語は、著者の時間も経過しているのだから物語の始めと終わりで文体やなんやらの変化があって当然だと思う。FSS とか。特に全編に渡る改訂をいれないスタイルだしね。書き終わった後で、全編書き直し、とかやってみても面白いとは思うけど。
      # …肉太? 骨太じゃないの? 日本語が瓦解してるよ。タイトルは自分のコメントに対してのものなんだよね;-p
      親コメント
    • おまけにその60巻から70巻の頃ですが、文字が大きくなって1巻ごとの
      文字数が少なくなっちゃって。だったら刊行ペース早くなるの
      あたり前じゃーみたいな。

      #結局読んでる人なのでID
      親コメント
    • by tarobo (16662) on 2005年04月05日 22時26分 (#719167)
      栗本氏が劇団持ったあたりからセリフまわしが大仰になって、
      「ああ。わたしは○○を愛しているわ。ああ。この感情をどうすればいいの。ああ。ああ。」みたいなセリフが延々と続くようになって、
      ついてゆけなくなってその他もろもろとともにブックオフに叩き売った直後に友人がはまって、
      「1冊100円」を提示されて悔しい思いをしたのも今は昔。
      #3箱で5,000円だったかな。単価50円行かなかった記憶が
      親コメント
  • 最初はすごく面白かったけど、なんか途中から登場人物がみんな男同士で恋愛を始めて、いわゆる腐女子の同人ものみたいになってしまったねえ。俺は耐えきれなくて途中で読むのやめちゃったけど、そうか、もう100巻行くのか。現在の読者の人がいたら今どうなってるのか聞きたいところ。赤い獅子の人は帰ってきた?
    • by Ryo.F (3896) on 2005年04月05日 10時56分 (#718962) 日記
      > なんか途中から登場人物がみんな男同士で恋愛を始めて、

      本当に読んでます?
      確かにゲイな話はありますけど、「みんな」って書くとウソですよ。
      男女間で恋愛したり、結婚したり、子供を生したりもしてますし。
      グインサーガに関してはむしろ、そっちの方が多いでしょ。

      それに比べて、レズビアンな話は…

      > 赤い獅子の人は帰ってきた?

      それは読んでからのお楽しみと言うことで。
      つーか、書いちゃうとネタバレになっちゃうでしょ?
      書かないのがマナーってもんじゃないですかね。
      親コメント
      • by Four (25983) on 2005年04月05日 11時22分 (#718988)
        『みんな』と言い切ってしまうほどではないでしょうけど、
        中途からあさっての方向へ話がすっ飛んでいる気はしてました。
        そういう要素もあるという程度なら苦笑いしつつ読むんですけれど。
        香水が『匂い』でなく『臭い』と感じるようになった、という例え
        はわかり辛いでしょうか。
        最近は会話が無駄に膨らんで肝心のストーリーは一向に進まないし。

        新刊出たら買ってるし一読はしますけど読み返すことはしません。
        続きがどうなってるかたまに気になるシリーズで、早く次が読みたい、
        続きが気になるというシリーズじゃないです。
        私の中ではすでに優先度の下がった興味対象なのでしょう。
        --
        +深夜残業プラス1+
        親コメント
        • Re:どうなることやら (スコア:2, おもしろおかしい)

          by KAMUI (3084) on 2005年04月05日 11時35分 (#718994) 日記
          最近は会話が無駄に膨らんで肝心のストーリーは一向に進まないし。
          最近の冗長な台詞回しを「圧縮率が高そう」とのたまった方が居られました。
          タレコんだ私にしても書店で見掛けたら立ち読みするくらいになってしまったなぁ(^_^;
          親コメント
        • by Ryo.F (3896) on 2005年04月05日 11時33分 (#718993) 日記
          > 香水が『匂い』でなく『臭い』と感じるようになった、という例え
          > はわかり辛いでしょうか。

          いえ、良く解ります。

          > 最近は会話が無駄に膨らんで肝心のストーリーは一向に進まないし。

          会話もそうですけど、部屋や服装の描写もくどい(笑)。
          ま、高千穂遙の定番説明のコピペ(と言う言葉は当時無かったが)よりはくどくないと思います(笑)。

          > 新刊出たら買ってるし一読はしますけど読み返すことはしません。

          実は私も…。
          一度全部読み返してみたいと思ってるんですが、
          読み返すことで、気づかなかったことに気づいてしまうのがコワい(笑)。
          親コメント
    • by teltel (1423) on 2005年04月05日 11時20分 (#718987) 日記
      Ryo.F 氏 [srad.jp] のコメントに適切にあるけれど蛇足で。
      80 巻前後から怒涛のように物語が進行しています。楽しめると思うので、読み進めてみるといいのでは。
      親コメント
  • by Saitamanist (24995) on 2005年04月05日 11時36分 (#718995) ホームページ 日記
    1巻が発売されたの、私が生まれるより前だ!

    # 6巻と7巻のあいだだな
    # つうか税抜きでも1冊500円で納まる巻が意外と少ないんですね
    --
    まぐろたべたい
  • by Anonymous Coward on 2005年04月05日 11時58分 (#719004)
    ガキの頃(高校生くらい)に大量に小説を読み散らかしたが、
    今になって読み返してみると、印象が随分変わりますね。

    当時OKだったけど、今NGな小説の代表が、
    グインと銀英伝だな。

    当時強烈にNGで今強烈にOKなのは
    夜間飛行くらいかな。
    • by Ryo.F (3896) on 2005年04月05日 13時52分 (#719043) 日記
      んー、当時OK今NGってのはないなぁ。
      まだソノラマ文庫読めるっつーか。

      でも当時NG今OKは確実に増えてる。
      『竜馬が行く」なんて、学生の頃「つまらん」としか思わなかったもんなぁ。

      というか、活字中毒なのかも。
      親コメント
  • 『豹頭王の花嫁』じゃなかったでしたっけ?

    #最近立ち読みオンリー
  • 腐ったトマト (スコア:1, 参考になる)

    by ZYT (14695) on 2005年04月05日 13時19分 (#719031) 日記
    最近は彼女の作品を読んでませんが、
    なかなか興味深いページがありました。
    温帯用語:基礎の基礎 [geocities.co.jp]
    (本家は解脱されたようですが、辞書はまだ残っている模様。)

    思えば、1巻改訂版(ライ病問題)の対応から酷いものだった。
    あれも彼女の人間性のなせる業なのかな。
    同性愛問題もしかり。単なる彼女の自分語りで終わってるし。

    文章も無駄な形容詞を重ねる書き方とか、
    雰囲気だけで読ます書き方は、さすがにもうお腹一杯です。

    ショタ趣味(いまはBLって言うのか)も極まったらしいので、
    そろそろ総集編でも出してくれないかな。
    4~5巻で収めちゃって良いから。

    あと、今岡氏は、彼女を優遇しすぎではないのかな。
    妻だからしょうがないかもしれないけど、
    今岡氏が編集長でなかったら、早川書房はあれほど彼女の本を出したか疑問。
  • デムパ作家 (スコア:1, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2005年04月05日 13時31分 (#719033)
    2000年9月からご自分でサイト [nifty.com]を開いています。
    2chにはウォッチスレがPart98まで立っていて、特にデムパ度の高い発言はまとめサイト [2ch.net]にまとめられています。
    これはこれで、愛されているのかも。
  • by sasa (2343) on 2005年04月05日 18時45分 (#719112) ホームページ
    中身は読もうという気が起こらないが(失礼)、ここ10年近く、新刊が出るごとにあとがきだけ立ち読みするのが習慣だったりする。

    # あとがきだけ文庫にしてくれたら買うかもしれない

  • by Anonymous Coward on 2005年04月05日 8時36分 (#718903)
    これも人としてのサガが・・・・
  • by Anonymous Coward on 2005年04月05日 8時37分 (#718904)
    未完で死なれるとたまりません
  • by Anonymous Coward on 2005年04月05日 8時41分 (#718907)
    「グイン」「僕ら」「魔界」各シリーズがそれぞれ、つながりを
    持っていることを示唆しているんだから、「グイン」シリーズ
    以外も早く書いて下さい。


    #早く魔界水滸伝の続きが読みたいのでAC
    • by Ryo.F (3896) on 2005年04月05日 11時24分 (#718989) 日記
      「魔界」は、宇宙に行っちゃってから面白いんだか面白くないんだか解らない話に感じてしまいます。

      「ぼくら」と「伊集院大介」も繋がってましたね。「ぼくら」の主人公は栗本薫(ただし♂)。
      猫目石 [amazon.co.jp]」は、当時すごく好きな作品でした。
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2005年04月05日 16時39分 (#719088)
        伊集院大介モノは今でも年に1、2冊出ています。
        昨年出た最新作では、物理法則を一切無視したトリックとも呼べない
        トリックが出てきました。
        今年は3月初旬に京都に取材旅行に行って、3月半ばには新作を書き上げました。
        実際に書いていたのは4日間か5日間です。書くのが速いのを非難しようとは
        思いませんが、内容がアレで速さを誇られても困ってしまいます。
        親コメント
typodupeerror

私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson

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