Acanthopanaxによる
2005年06月29日 5時45分の掲載
賽は投げられた部門より。
賽は投げられた部門より。
Anonymous Coward曰く、"日本AMDのプレスリリースによると、米AMDは独占禁止法違反でIntelを提訴した(本家記事)。訴状の要旨によると、Intelは大手PCベンダに対する独占的な契約の強要や、AMD製品の導入に対する報復のほのめかし、小売業者に対しノルマを課すなどして、違法な独占力を維持したとのこと。
Intelと言えば、3月に日本の公正取引委員会から排除勧告を受けたばかりであるが、今回の訴訟はこれに続くものだそうだ。
デュアルコアのAthlon64 X2、シングルコア最速のAthlon 64 FX-57をリリースし、性能面でのアドバンテージを着々と築きつつあるAMDが、ついに法廷でも巨人Intelに戦いを挑んだ。
訴状でIntelの圧力を受けたとされるPCベンダや小売業者が果たして証言をするのか等、興味は尽きない。"
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よくわかる独占禁止法(スコア:-1, オフトピ) (スコア:5, 参考になる)
なるほど弁護士さん頑張ったな、と感じますね。
ちなみに検索して [google.com]最初にヒットするページ [jftc.go.jp]
を華麗にスルーしたのは公然の秘密だ。
Re:よくわかる独占禁止法(スコア:-1, オフトピ) (スコア:2, おもしろおかしい)
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Re:よくわかる独占禁止法(スコア:-1, オフトピ) (スコア:2, すばらしい洞察)
「なぜ公正取引委員会はひとつしかないのかなぁ」
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これは (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:これは (スコア:2, おもしろおかしい)
//これ以上熱いCPUは勘弁してください
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Re:これは (スコア:2, 参考になる)
部門名の『賽は投げられた』は英語でthe die is cast、
CPUのダイと掛けてるんですな。
と無粋な解説をしてみる
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Re:これは (スコア:2, 参考になる)
シリコン基板にいろいろ加工して回路作って、それを1個分に切り離したものが“ダイ”です。
それに配線つないだりしてパッケージ化して、普通に売ってるいわゆるCPUができます。
要はCPU回路本体が載ってるシリコンチップのことね。
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提訴の前に… (スコア:2, すばらしい洞察)
# Intel コンパイラでビルドするとAthlonでもパフォーマンスアップするってのをどこかで見たなぁ
Re:提訴の前に… (スコア:2, 参考になる)
え、逆じゃないですか?
IntelコンパイラはAMDのCPUに不利に動くよう作られていていることが、
訴状全文の122~126あたり [amd.com]に書かれていますが。
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Re:提訴の前に… (スコア:2, 参考になる)
[AMD CPU+ICC(完全な最適化)]>[AMD CPU+ICC(不完全な最適化)]>[AMD CPU+ICC以外のコンパイラ]というような。
実際問題SPECベンチをOpteron+ICCで登録している例はあります。 [google.com]
gccでAMD64/64bit用にンパイルしたものよりiccで32bit用にコンパイルしたもののほうがSpecIntで高速だった [slashdot.org]なんて笑い話も存在するようですが。
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Re:提訴の前に… (スコア:2, すばらしい洞察)
それに依存するようになると魅力半減の予感
AMDのCPUはどのコンパイラでもそれなりに早いところがいいところだと思うし
最適化しないと遅くてダメなintelのcpuみたいになるのはちょっとねぇ
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Re:面倒な数値(ややおふとぴ) (スコア:3, 参考になる)
ICCはホストCPUによって生成コードが変わるのかしら? という疑問はさておき。
いわゆる非正規化浮動小数(denormalized number)ですね。指数部==0のとき、仮数部を正規化せずに(暗黙の1も含めて)表現することになっています。これは演算過程において例外的な処理となってしまいます。
# 実際には、ゼロ(±0.0)も演算規則的には例外扱い
なので、「面倒な数値」をゼロ扱いするだけで演算処理がずいぶん楽になる(そして高速化につながる)ワケです。FPUも、たいていの実装では非正規化数を扱うときだけマイクロコード回したりソフトウェアエミュレートしたりします。
# 私が若い頃に実装したときも、非正規化数はゼロ扱いしてました(遠い目)
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不当廉売については (スコア:1)
AMD 自身が Intel のシェアを切り崩す際に、売れば売るほど赤字になる、なんて売り方をしていたはずですが、それに関してはどうでもいいの?
Intel とクロスライセンスを結んでいた頃の売り方ならまだ分かるのですが、Athlon を出した頃辺りからはどうにも……。
Intel はメーカにマージンを渡して安く売る。AMD はその分を最初から価格から抜いちゃう。大差ないでしょ。
商慣習どうこう言うなら、まず AMD が販売店側が嫌がるような事前告知なし (または事前と言っても数日程度) の価格改定とかを止めろってこった。
Re:不当廉売については (スコア:2, 参考になる)
CEO直々に脅迫に出向くようなマネはさすがにできませんよプ
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Re:不当廉売については (スコア:2, 参考になる)
結論から言うと問題ありません。
AMDが赤字で売った、という事実については、半導体業界ではしばしば「赤字でもラインを稼動させて売る」ことが行われます。
これは設備投資額が膨大なため、ラインを止めてしまうと稼動損が発生するためです。
DRAMなどがこの典型ですが、比較的売価を高く安定させやすいプロセッサ製品は、利益が出なくてもラインを埋められれば、設備の減価償却しやすいといえるでしょう。
こういった特殊な事情があるため、AMDがシェア奪取のために不当に廉売を行ったと認定するには、赤字稼動による損失を上回る額の赤字を出したことを証明しなければなりません。
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Re:不当廉売については (スコア:2, 参考になる)
いったん投資した設備の価値が、老化や劣化によって年々減少していく現象を帳簿上で捉えるためのしくみが減価償却であり、その設備が利益や売上に貢献しているかどうかに関係なく、価値の減少分を定額もしくは定率の費用として機械的に計上します(減価償却費)。
「ラインがすこしでも稼働している方が、たとえ赤字でも減価償却がすすむ」などというのはまるで嘘です。ラインの稼働状況に関係なく、また赤字かどうかにも関係なく、いったん設備を購入したら耐用年数が過ぎるまで減価償却費を計上し続けるのです。
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Re:不当廉売については (スコア:3, 参考になる)
まるでわかっていませんね。私は「減価償却がすすむ」とは書いていません。
ご指摘のとおり、赤字かどうかに関係なく「固定的に」計上し続けるのが減価償却の考え方です。
たとえば、ある半導体会社の製品Aの、利益を見込める販売価格が100円としましょう。
製品原価(材料費+生産にかかるコスト(ラインの人件費等))はその50~60%が一般的です。
もちろん、設備の減価償却費は固定なので、固定費として原価に含めて計上するのが一般的です。
残りの40円のうち、開発費、販売管理費、ライセンス費用(あれば)等の費用を回収し、残りが利益(大雑把ですが)となります。
たとえば上記の費用が20円だとすると、製品を売るごとに20円の利益が得られますが、もし、100円でなく70円で売ったとすれば、10円の赤字になり、開発費や販売管理費が回収できなくなります。
この場合、全く売らなかった場合に比べて、少なくとも製品原価の60円は超えていますので、全く製品が売れなかった場合に比べて、減価償却分の費用回収は可能ということになります。
とにかくラインを動かせばいいというのではなく、当然ながら赤字ながらも損失分岐点があるのです。
そのへんのコメントが不足していたのは失礼いたしましたが、少なくとも「赤字でも稼動」というのは、半導体事業(鉄鋼事業などもそうですね)の戦術の一つです。
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Re:不当廉売については (スコア:2, 参考になる)
それは減価償却とはいわないので,とりあえず用語は変えておいた
ほうがいいと思います.
減価償却といった場合は,指摘されていたように時間とともに価値
が減ったとみなして損金に入れることを一意に意味しますので.
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Re:不当廉売については (スコア:2, 参考になる)
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Re:そんな暇があったら (スコア:1, 参考になる)
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Re:さて (スコア:1, 興味深い)
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Re:以前の白箱しかなかったASUSのAthlマザーボードも (スコア:1, 興味深い)
440BXチップセットの供給を減らすと圧力をかけた、
というまことしやかな噂が流れていましたね。
何故か白箱やフリーウェイブランドで出回るASUSのK7M。
MicroStar, Gigabyte, BiostarのAthlonマザーは
製品が出回ってもウェブ上にリリース情報は一切なし。
唯一Athlonマザーの出荷を公式に認めていたFICは、Intel対VIAの訴訟で
VIAチップを採用したMBメーカーとして何故か一社だけIntelに提訴される。
FICが狙い撃ちされたのを見たASUSは、自社ブランドでのK7M出荷を急遽取り止め。
(結局ASUSブランドのK7Mが出回るようになったのは2000年に入ってから)
あのころに較べれば今のIntelは丸くなったような。
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