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アメリカ政府による世界的著作権保護構想 145

ストーリー by yoosee
著作権よ、永遠に 部門より

yukotan 曰く、 "CNET Japan の記事によると、アメリカ政府が世界的な著作権保護構想を発表したそうだ。案としては、アメリカから見て著作権侵害が懸念される地域に専門家を配置する、米特許商標局が監督するアカデミーにより米国外の裁判官・警察官を教育する、などを挙げている。

アメリカでは元々は死後14年間だった著作権が、ここ40年の間に11回も延長措置が行われて、いまは最長95年までいけるらしい。 なんだか都合のいいようにされそうなヨカンがしてるのは私だけ?"

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  • アメリカノキモチ (スコア:2, すばらしい洞察)

    by RowFill (28503) on 2005年09月23日 23時01分 (#803501) 日記
    > 世界的な著作権保護構想

    正確には「全世界的に『アメリカの』著作権を保護する機構」なんでしょうね。
    国府の使命は国益を守ることですから、ある程度仕方ないとは思うんですが...

    でも、ねぇ。
    • Re:アメリカノキモチ (スコア:2, すばらしい洞察)

      by jz (28595) on 2005年09月23日 23時28分 (#803512)
      アメリカ人の文章は世界をアメリカに置き換えると全て合点がいく。

      「アメリカ政府による世界的著作権保護構想」
       ↓
      「アメリカ政府によるアメリカ的著作権保護構想」
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2005年09月24日 1時32分 (#803610)
    ソフトウェアメーカーにも著作権の有効期限と同じだけサポートの義務を課すベキだと思います。市販のOSが5年かそこらでサポート(アップデート)打ち切られるのはたまんないですね。 保護を受けるには同程度の義務も果たすようにしなくてはいけないです。 モチ、特許を主張するソフトウェアも同じ。 製品寿命以下のサポート期限しか持たないOSが組み込まれていて、その上で動くアプリが人命をも司る機器をコントロールしているなんてのは勘弁して欲しいと思います。
    • PL法の話のときに想ったもんだったけど、
      俺としては、
      オープンソース(定義はまあOSIのOSD辺りでいいでしょう)は責任を負わなくてもいい、
      オープンソースじゃないなら責任を負わないとならない、
      というルールにしとくのが
      落としどころとしてイイんじゃないかなと想ったです。

      原作者以外の他人が自由に直せる状態になってるソフトは、
      原作者(だけ)に責任を負わせる必要が無いだろ、ということです。

      というわけで、こういうルールになってくれると、
      サポートだのなんだのが切れたら
      メーカーはソフトを慌ててオープンソース化するようになるわけです(^^;。
      逆にオープンにしないという選択を採るなら、サポートとかの義務を負い続ける、と。

      #なお、ソース非公開の個人趣味ベースの無償ソフトについては、俺はカウントしてません(わら)。
      #公開すりゃいいのにというか、公開しないことで何を得られるってんだ?というか。
      #無償でも非公開ならPL法とかの責任を負っちゃうってことにしとけ、と。
      #そーすりゃみんなタマラなくなってソース公開するべや(わら

      ちなみに俺が言ってるのはあくまで「オープンソース化」であって
      「著作権の放棄」とかではないです(^^;。
      べつに著作権くらい幾らでも持っててくれてもいいですよー。
      ただし、他人に改変権(と、分野によってはその実効性のためのソース公開)を認めてさえくれれば、ね(^^;。
      出銭に対しても同じかな。
      つまり、映画作るだけなら別にどうでもいい(それだけなら誰でもやってるんだから)んだけど、
      「幼稚園のプールの壁に描いたら突っ込み」とかいうのが理不尽なわけで。
      逆にいうと、そういう理不尽をやるからこそ、あんまり長く「権利」を持たせずに、
      そろそろ剥奪(わら)したほうがいいかなと思えてくるわけで。
      親コメント
  •  アメリカ主導ってのは最終的に問題にはなるでしょうが、将来的に加盟国を募ってきちんとした国際機関になればそれでいいわけで。
     流れとしては、各国が米国にならって似たような機関を作って、それを連合として組織化、国際標準を作るってストーリーはどうでしょう?

    #連合したはいいけど、国際標準を作る段階でもめてアメリカが途中で脱退しそうな気もするなw

    --
    しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
    • 確かに、著作権保護を進めようとする動きそのものは責められるべきことではないと思います。
      アメリカ嫌いが過ぎて、通常の行動までを批判するようになると、
      逆にこちらが不当な批判をしていると責められることになってしまいます。

      ミッキーマウス保護法 [wikipedia.org]など、納得いかないアメリカの行動は多々ありますが、
      それでもそれらと今回の行動は独立に議論すべきことではないでしょうか。
      親コメント
  • by KAMUI (3084) on 2005年09月24日 7時03分 (#803658) 日記
    フェアユースの概念を広めてくれ。
  • 保護期間 (スコア:2, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2005年09月24日 11時04分 (#803730)
    >アメリカでは元々は死後14年間だった著作権が、
    アメリカで死後14年だったことはありません。ただの14年間でした。14年経って、そのときまだ作者が生きていれば、更新手続きによってさらに14年で合計28年までのばせましたが、生前に平気で切れてました。
    この更新を行う人は極めて少なかった(統計にもよるけれど8割から9割以上は更新しなかった)ので、実質的には14+ちょっと年でした。

    >ここ40年の間に11回も延長措置が行われて、
    このフレーズから何年か経ったので不正確になってます。40年前はすでに14+14からなんどか延長されて60年近くになっていました。

    >いまは最長95年までいけるらしい。
    原則として個人死後75年、企業は(寿命が分からないので)発表から95年です。
  • by puyocura (28287) on 2005年09月23日 22時58分 (#803499)
    きっと三月鼠の著作権期間が、アメリカの著作権期間の基準なんでしょうな。

    (どんな映画でもタイトルに出銭と三月鼠と城門を見ると反吐がでそうになる)
  • by Anonymous Coward on 2005年09月23日 23時30分 (#803514)
  • by maia (16220) on 2005年09月23日 23時30分 (#803515) 日記
    >著作権侵害は米国企業に約2500億ドル相当の被害を与え、75万人の雇用に影響を与えているという。
    >「知的所有権を保護することは、米国の経済成長と国際競争力にとって極めて重大な意味があり、

    念頭においているのが、れっきとした(音楽や映画や偽ブランドとかの)海賊版対策なら、よくある見解だが... ああ、ソフトウェアの不正使用も含むんですね。これも海賊行為には違いない。

    #オープンソースというオプションがあるだけでも救いがある。
    #大学の講義もWebでオープン化してるのがあるから、その辺は凄いと思う(講義は本物で、ちゃんと登録して履修にも出来るが、勝手に勉強するのも自由というやつ)。

    一番気になるのは、アメリカ特許商標局が監督する「アカデミー」に留学生を呼ぶという発想。こういう発想も感心する。でも、アメリカのアカデミーを卒業したら、アメリカ流の考えに染まる気がする。講義のメインは、効果的な取締り方法の技術論だと思いたい。
  • by pinch (22469) on 2005年09月24日 0時04分 (#803545)
    以前のこの記事 [srad.jp]で話題になった、黄色いドラえもんも保護されるのかな?

    まだ使っている [fcc.gov]ようだけど…

    まさか、ブロードバンド君が本物で、ドラえもんが偽物扱いを受けるようになるなんで無いよね。
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